Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

死ぬのは癌に限る-4

2012-07-29 14:38:46 | Weblog
大往生したけりゃ医療とかか
わるな     2012-7-29

著者は医師の中村仁一氏
幻冬社刊です。

半分程読み進むと、医者に
かからずに死ぬと「不審死に
なる」という項目が出てきま
す。そうなんです。そうなる
と警察の検視を受けることに
なり、厄介です。死亡診断書
を書いてくれる医師が必要で
す。私も前々回の日記で中村
先生の自然死の選択に共鳴
しますと書いた時点でこのこ
とは知っていました。先生も
当然知っていて、このように
アドバイスしています。

先生は京都で「自分の死を
考える集い」という会を主催
されているそうです。

京都府外に住むAさんが、79
歳で肺がんと診断され手術を
薦められたが、この会の事を
知りメンバーとなり、いっさ
いの医療との関係を絶ち、幸
い痛みも出ず、呼吸困難にも
ならず好きな卓球をしながら
4年以上も過ごし、ついに死
期に近づく。中村先生が往診
医を探すように助言する。京
都府外なので地元の医師会
に相談に行く。だが何もしない
医師が居る訳も無く取り合って
もらえない。

仕方なく、1回だけ点滴と血液
検査を受けることでなんとか、
医師を見つけることが出来、
死亡診断書を貰うことができ
たそうです。

ですが、これが極端に難しい
でしょう。医師は人の命を救う
ために居ます。そこへ行って
私に何もしないで死なせて下
さい。そして死んだら脂肪診
断書を書いて下さい、と頼む
訳ですから。

私もこれから地元で医師探し
ですかね。この本の趣旨に賛成
の往診医師、在宅医療診療所が
有れば良いんですが。

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