船で天津へ-7- 2007年6月7日
今日はちょっと遠出をして見たい所として選んだ都江堰へ出かけ
ます。要は堰(せき)なんですが、紀元前270年代からの工事で、
完成までに数百年を要した。その結果岷江と言う暴れ川が治水さ
れ、水は水路を通って成都の農地を潤し、天府と呼ばれる沃野が
生まれた。しかもそれが営営と現代に引き継がれ、今の農民も
その恩恵に浴しているとのこと。
判り易い写真の豊富なweb:
http://wing.zero.ad.jp/temasek/tokoen
都江堰建設のことに詳しいweb:
http://www.tf-travel.com/guanguang/dj-yan.html
都江堰へ行くにはガイドブックによれば、茶店子バスターミナル
から直行バスが出てると書かれている。ホテルの前からtaxiを
拾い、行き先を書いたメモを見せる。成都の地理は、東西と南北
の幹線道路が交わったところが市政府の建物でそこが中心となり
同心円の環状道路が3本有る。内側から環状1号線、2号線、3号線
となり、3号線の外側は、市の中心からは8~10km外側になる。
そしてこの茶店子ターミナルは3号線の西の外側なのだ。
私が乗ったtaxiの運転手君、走り出してすぐに、あのー、済みま
せんが他のtaxiに替わってもらえないですか?と言う。私そこへ
行くと不便なんです、とのこと。しょうがないので、良いよと言
うと、空車のtaxiの脇に着けて、運転手に茶店子に行くか?と
聞いている。先方が行くと答えたので、私は移動した。バスター
ミナルは公交站と呼ばれたり客運站と呼ばれたりする。道路標識
にも両方が出てくる。私が買った地図には公交站と書かれている。
公共交通自動車が略されて公交になる訳だ。初めてやってきた
旅人にとっては、両方の呼び名が有ると言うのは、実は、不安な
のだ。同じ所のことだろうとは思うが、行ってみて、もし違って
いたら?と言う不安が常に付き纏う。
茶店子公交站に着いて、都江堰の切符を買う。行き先を書いたメモ
を見せる。15元だ。都江堰・高と書いてあったが、それが高速道路
経由だと後で知った。バスは満席に近く、私が乗ると程なく出発
した。公交站を出ると間もなく高速道路に乗る。都江堰まで48km
の標識が見えた。途中も停車無しで、1時間かからずに到着した。
岷江の流れは、水量も多く、水流の激しさに驚かされる。これを
治めた紀元前の技術に敬服する。今のように鉄筋も無ければセメ
ントも無かった時に、たいしたもんだ。都江堰の先端(魚嘴)で
水を6:4に分け、4を灌漑に回すとのことだ。2000年の技術も凄いが
行く先々でお金はしっかり徴収された。
帰りは、成都駅行きのバスにした。12元で安いなと思ったらオンボロ
バスでおまけに各駅停車。各駅停車と言うことは高速に乗らずに下の
道をとことこ行く。2時間かかったが、田舎町を見れて、結構楽し
かった。着いた所は、火車北站公交站。つまり列車の成都北駅のバス
の駅と言うことになる。そこで降りて、周りを歩く。今朝、昨日まで
宿泊していたホテルをcheckoutしてきたので、今日のホテルを探す。
すぐ目の前に北斗星Top Starと言う名の真新しいホテルがある。開業
特別価格で97元と看板が出てる。
有没有空房?有と言うことで200元前払いして部屋に入る。何もかも
新しい。ADSLの線も来てる。この97元(1500円)は言う事無しである。
一休みしてから、空港行きのバス探し。さっき到着した火車北站公交
站には無いことは確かめてきた。ホテルの受付で聞いてみた。駅の
東側に別の公交站があり、そこから出てると言う。
こういう見知らぬ土地でのバスの出発場所は、絶対に、バスが客を乗
せて、動き出すところを確認しておくと言うのが私の鉄則だ。どうせ
時間はある。駅前探索を兼ねて出発。東広場公交站と言うのがあり、
そこから空港行きのバスが出ていた。
その近くを歩いて、本格的四川料理の店に入る。辛い辛い火鍋を汗を
流しながら食べる。90元。実を言うと、時間的にはもう一箇所くらい
見学できるのだが、もういいやと辞めてしまった。見学するとすれば、
青羊宮、杜甫草堂、永陵博物館、望江楼公園のどれかと言うことに
なろう。
今日はちょっと遠出をして見たい所として選んだ都江堰へ出かけ
ます。要は堰(せき)なんですが、紀元前270年代からの工事で、
完成までに数百年を要した。その結果岷江と言う暴れ川が治水さ
れ、水は水路を通って成都の農地を潤し、天府と呼ばれる沃野が
生まれた。しかもそれが営営と現代に引き継がれ、今の農民も
その恩恵に浴しているとのこと。
判り易い写真の豊富なweb:
http://wing.zero.ad.jp/temasek/tokoen
都江堰建設のことに詳しいweb:
http://www.tf-travel.com/guanguang/dj-yan.html
都江堰へ行くにはガイドブックによれば、茶店子バスターミナル
から直行バスが出てると書かれている。ホテルの前からtaxiを
拾い、行き先を書いたメモを見せる。成都の地理は、東西と南北
の幹線道路が交わったところが市政府の建物でそこが中心となり
同心円の環状道路が3本有る。内側から環状1号線、2号線、3号線
となり、3号線の外側は、市の中心からは8~10km外側になる。
そしてこの茶店子ターミナルは3号線の西の外側なのだ。
私が乗ったtaxiの運転手君、走り出してすぐに、あのー、済みま
せんが他のtaxiに替わってもらえないですか?と言う。私そこへ
行くと不便なんです、とのこと。しょうがないので、良いよと言
うと、空車のtaxiの脇に着けて、運転手に茶店子に行くか?と
聞いている。先方が行くと答えたので、私は移動した。バスター
ミナルは公交站と呼ばれたり客運站と呼ばれたりする。道路標識
にも両方が出てくる。私が買った地図には公交站と書かれている。
公共交通自動車が略されて公交になる訳だ。初めてやってきた
旅人にとっては、両方の呼び名が有ると言うのは、実は、不安な
のだ。同じ所のことだろうとは思うが、行ってみて、もし違って
いたら?と言う不安が常に付き纏う。
茶店子公交站に着いて、都江堰の切符を買う。行き先を書いたメモ
を見せる。15元だ。都江堰・高と書いてあったが、それが高速道路
経由だと後で知った。バスは満席に近く、私が乗ると程なく出発
した。公交站を出ると間もなく高速道路に乗る。都江堰まで48km
の標識が見えた。途中も停車無しで、1時間かからずに到着した。
岷江の流れは、水量も多く、水流の激しさに驚かされる。これを
治めた紀元前の技術に敬服する。今のように鉄筋も無ければセメ
ントも無かった時に、たいしたもんだ。都江堰の先端(魚嘴)で
水を6:4に分け、4を灌漑に回すとのことだ。2000年の技術も凄いが
行く先々でお金はしっかり徴収された。
帰りは、成都駅行きのバスにした。12元で安いなと思ったらオンボロ
バスでおまけに各駅停車。各駅停車と言うことは高速に乗らずに下の
道をとことこ行く。2時間かかったが、田舎町を見れて、結構楽し
かった。着いた所は、火車北站公交站。つまり列車の成都北駅のバス
の駅と言うことになる。そこで降りて、周りを歩く。今朝、昨日まで
宿泊していたホテルをcheckoutしてきたので、今日のホテルを探す。
すぐ目の前に北斗星Top Starと言う名の真新しいホテルがある。開業
特別価格で97元と看板が出てる。
有没有空房?有と言うことで200元前払いして部屋に入る。何もかも
新しい。ADSLの線も来てる。この97元(1500円)は言う事無しである。
一休みしてから、空港行きのバス探し。さっき到着した火車北站公交
站には無いことは確かめてきた。ホテルの受付で聞いてみた。駅の
東側に別の公交站があり、そこから出てると言う。
こういう見知らぬ土地でのバスの出発場所は、絶対に、バスが客を乗
せて、動き出すところを確認しておくと言うのが私の鉄則だ。どうせ
時間はある。駅前探索を兼ねて出発。東広場公交站と言うのがあり、
そこから空港行きのバスが出ていた。
その近くを歩いて、本格的四川料理の店に入る。辛い辛い火鍋を汗を
流しながら食べる。90元。実を言うと、時間的にはもう一箇所くらい
見学できるのだが、もういいやと辞めてしまった。見学するとすれば、
青羊宮、杜甫草堂、永陵博物館、望江楼公園のどれかと言うことに
なろう。
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