Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

死ぬのは癌に限る-2

2012-07-27 20:29:09 | Weblog
大往生したけりゃ医療とかか
わるな-2    2012-7-27

著者の中村先生曰く。有名な
医師でTVでいろいろ言う人や
書物を出す人は多い。でも、そ
う言う人達は、病気を治すこと
や手術で人を治すことで有名な
人が多い。ところが中村先生は
特別養護老人ホームの常勤の
配置医師だそうで、辞めたくて
も後任の希望者が居ない医師
だそうです。そして死なせた患
者の数では人後に落ちない先
生だそうです。だから、どうす
れば人は楽に死ねるかの治験
が豊富なのです。先生曰く。

殆どの医師は自然死を知りま
せん。何故なら病院は、何とか
処置をしなければいけない所
だからです。つまり、病院では
普通、自然死は起こり得ない
訳です。

だが、このことに深入りする前に、
生きる話で私が感銘を受け、自
分もそう生きようと思った言葉。
医療を受けるための基本的な心
構えを記します。

病気や怪我を治す力の中心を
なすものは本人の「自然治癒
力」である。それは、医者や薬
が力ずくで治せるものではない。

先生は判り易く、本人が治せな
いものを他人である医師に治せ
る筈がないと言います。例として
呼吸器疾患で人工呼吸器が必
要だとしても、人工呼吸器が病
気を治すわけではない。衰えた
呼吸機能を人工呼吸器が補って
くれるだけ。その間に本人の治
癒力が働いて呼吸機能が回復
すれば治ったことになり、そう
ならなければ、死ぬ。それだけ
の事だ・・・そうです。確かに
そう思います。ま、私の心臓機
能の回復は、あの手術のお蔭
であり、あれ無には私は回復
出来なかったのですが、本人の
治癒力、大切ですね。肝に銘じ
ます。

死ぬのは癌に限るのか-1

2012-07-27 07:13:46 | Weblog
大往生したけりゃ医療とかか
わるな     2012-7-27

凄いタイトルですね。25日から
読み始めました。著者は医師
の中村仁一氏幻冬社刊です。
続けて、自然死のすすめ、死ぬ
のは「がん」に限る。ただし、
治療はせずに。とあります。

日本人は言霊信仰にどっぷり
つかっています。yahooで検索
したら:
「アメリカとの戦争を始める前に、
この戦争では勝ち目はないと
いう判断を持っていた国家指
導者は一人や二人にとどまり
ません。いや、ほとんどの人々
は「日本は負ける」と思ってい
ました。しかし、「日本はこの
戦争に負けるかもしれない」と
いう言葉を公然と口にすること
はタブーだった。そんな不吉な
ことを言うこと自体が、敗戦と
いう現実を招き寄せると考えら
れたからです。いや、敗戦を望
んでいる者、とまでとられかね
ませんでした。」

人の死を口にすると、すぐ「そん
な縁起でもない」とたしなめられ
ます。でも今生きている人が、や
がて死ぬのは、厳然たる事実で
これは、例外の無い道理です。

ところが、言霊信仰に災いされて
死について語る書物は少ないで
す。だから先生曰く、私達は死に
ついて、考えていない。

因みに、最近話題のending note
も遺言相続家族葬散骨と言った
死んでからのことについてが主
で,死に方についての書物は殆ど
無いと思います。how to dieを 
考えたいです。

重いテーマなので、長く、何回も
回を重ねるかもしれません。