Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

天津132

2005-02-14 11:01:33 | Weblog
天津132                            5214

烏鎮・紹興・杭州4日游 -2-


           ●杭州
http://www.gotohz.com/inter/jo/showarticles.jsp?board=fwxx&id=48&zlmid=23
3日目杭州の雨は上がって曇り、風は冷たい。杭州は浙江省の省都で
人口600万、年間平均気温16度Cで豊かな穀倉地帯である。車窓
から見える農民の家は近代的な3階建てのコンクリート造り、300万元戸
はざらだそうだ。ガイドさんの話では杭州ではいま、車が毎月10,000台
売れるとのこと。西湖と絹織物で有名だが工業都市への変貌も見られる。
成田、関空との直行便もできて、日本との交流がますます便利になった。
ここは日本人には既に著名な観光地となり案内記も多いことから、私が
見て、何か感じたことだけを記す。         

西湖:杭州政府が汚染防止に大きな努力をしている。水をポンプで吸い
上げ浄化して湖に戻す。観光船はバッテリー駆動、オイルによる汚染を
極力防いでいる。私達の乗った船も実に静かに動いていた。

霊穏寺:この寺はインドの僧により326年に開山したとあり、その後も
多くの修行僧が寺の外にある岩穴(鍾乳洞)で起居し、多くの仏像を
彫った。その仏の顔面の幾つかが打ち壊されており、訳を聞くと、文化
大革命の時であったとのこと。異民族の侵入でやられたのなら兎も角、
同じ民族が旧守体制の打破とか言って、石仏の顔面を壊すとは、なんと
愚かなことか。幸い釈迦牟尼、阿弥陀如来等は無事であった。それに
してもここの人出は、なんともすさまじい。正月3日で初詣だからか?
と聞けば、いや違ういつもこのように参詣客で溢れているとのこと。

真珠養殖場:陰暦8月15日は当然満月になるが、月の引力で引き
http://www.xitong.net/tourzj/course06.html
起こされる大逆流で有名な銭塘江、そのほとりに淡水真珠の養殖場が
ある。真珠はアクセサリーとして有名だが、薬品に使われ、化粧品も作ら
れる。ここの展示販売場の値札を信じてはいけない。真珠をビーズの
ようにして作った置物985元が450元になり、美肌クリーム120元が
25元になる。敵もやるな。

絲綢博物館:西湖と銭塘江の中間にあるこの博物館は、絹の展示・
販売とファッション・ショーもやっている。ここは国の運営だとかで、値段は
一切引かない。絹の布団を熱心に勧めてくれた。皮も絹だし、綿も絹で
軽くて暖かい、素晴らしいものである。ただ羊毛布団も買いました、
羽布団も買いました、もう絹布団のしまう場所が有りません。

みやげものセンター:ここは真剣に見なかったので、正式な名前を忘れた。
西湖の西岸の一番北の地点から西に入った、軍の施設の中にある。
龍井茶(緑茶の部類である)の栽培を軍がやっているらしく、最初に
そのお茶を振舞われ、飲み方を教えてくれ、販売となる。とても日本語
が上手な女性職員が居て、販売対象は日本人が中心のようだ。
お茶の後は、店内に招き入れられ、見ると中国のみやげもの全般が、
高めの値段で販売されている。

河坊街:http://www.xitong.net/hztour/shop03.html
西湖の東岸中程を東へ行ったところにある商店街で、街全体で
各種商品を売っている。上記のみやげものセンターが、代表的で正統派の
みやげものを売っているのに対し、ここはちょっと変わったものが並んでいる。
アクセサリー、服飾も少数民族風あり、横笛、二胡、絵で姓名を書いて
くれる等々、夜のそぞろ歩きに絶好。

楼外楼:http://www.louwailou.com.cn/chick.asp
1957年、周恩来総理が外国要人をここで接待したことで、一躍勇名を
馳せた。料理は叫化童鶏(日本名乞食鶏)を外してはいけない。
部屋の予約は正月6日まで満タン。部屋以外は予約を取らず、先着順。
16時半から19時半頃までは待ち行列ができる。