Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

天津130

2005-02-03 23:37:42 | Weblog
天津130                         5203

旧正月で辞める人が出てきました

2005年は2月9日が旧暦の元日になります。わが社も2月6日から
14日まで、年末年始休暇になります。夜のカラオケに行っても、
お姐さん方は、殆ど帰省しており、客もがらがらでした。そんな時期、
会社を辞める人が出ました。いままでも辞める人はポツポツ居ましたが、
今回は、私の通訳をと翻訳をしてくれるマリーさんと、生産現場の
有望若手2名が辞めるので、ショックです。

マリーさんの場合は、ご主人が上海に転勤で、しかも当分そこに
定着するので同行したいとのことで、私も諦めざるを得ませんでした。
ご主人は既に上海に赴任して住むところも決まったので、彼女は
早く行きたいところでしょうが、後任が決まるまで、こちらが無理に
お願いして居て貰ってるところです。

現場の若手2人の場合は、新聞の求人広告で、同じ開発区内の
アメリカの会社に応募したとのこと。同業者ではないものの、生産
ラインの中心機種が同じ押出機を使う会社なので、こちらとしては、
引き抜かれたのと同じことです。でもこれは、私にはどうにも出来ません。
彼らの中国人の上司が止め切れなければ、それまでのこと。そして
彼らが辞める理由は、向こうの会社の給料が4割も良いのだそうです。
私の心配は、春節明けに、更に続いて当社を辞める人達が出て
くることです。

さて、マリーさんの後任選びですが、インターネットを通じて募集し、
ネットで応募があります。今までに4人面接しました。もっとも私の
面接は、日本語能力を調べる面だけですが、これが難しい。
応募してくるのは、殆ど外語学院で日本語の勉強をしてきた人
たちです。大学の日本語科卒業真近の人もいます。まだ学生の
身分で卒業は6月と言う人も来ます。問題は、どなたも日本語
はまだ使い物になりません。在学生や卒業1年生とマリーさんを
比較するのは可哀想ですが、私としては、社長への私の報告書を
ちゃんと訳して貰わないと困るので切実です。それと、住まいです。
地元開発区あるいは塘沽の人が一人で、他は天津市内です。
これだと、通勤が大変になります。

面接してみて気が着いたんですが、応募者の日本語能力は、
日本人の英語と逆で、話すのは結構できるのですが、和文中訳、
中分和訳が出来ないのです。採用してから上手くなって貰うより
仕方が無いかなと思っています。春節明けに、応募があるでしょう
から、それを見た上で、マリーさんの意見も聞いて(和文中訳は、
彼女が判定してくれる)決めることになりそうです。

現場の2人が辞めるに際して、仲間達とどういうふうに別れるのか
興味を持って見ていました。彼らの新会社への採用が決まった
時点で、当社へ辞めたいと申し出がありました、当然ですが。
当社側の説得がありましたが、だからと言って給料を急に上げる
ことも出来ないので、功を奏しませんでした。正式に辞職が決まった
日に、彼らから送別会の招待がありました。私も招待されました。
翌日、生産部の副部長が彼らの送別会を主催しました。それに
私も招待されました。その翌日、辞める2人の直接上司の課長が、
送別会を主催し、また私も招待されました。殆ど同じ顔ぶれの
送別会が、3日連続でありました。仲良く笑ってさようならです。