朗らかな蜥蜴と16の世界 3rd space

カレー、ラーメン、その他グルメ、車etc. 主な行動範囲…福岡~筑後地区周辺。遠征もあり。

ルノースポールのオリジナルタンブラー

2020年06月22日 | 雑記
小説「四月になれば彼女は」読了。感想…①数ヶ月後に結婚をひかえた主人公を取り巻く。複数の登場人物との関わり。②遠くで花火のあがる場所での告白のシーン、雰囲気が理想的すぎて三回くらい読み返した。②「そもそも口直しがおいしかったためしがない」…たしかに。③主人公・藤代は自分と共通点が多く似ている気がしてつい重ね合わせてしまいます(いやもしかしたらだれしもそういう面があるのかもしれないんだけど)④6月妹登場でなんかおもしろそーな方向へ。…と思いきや、期待してたようなどろどろ展開にはなからなった。⑤ふたりが話をしているとき、必ず映画が流れていたり、または周囲の情景が同時進行で描かれている。主人公目線だからか。でもそれらの情報は無駄ではなく、前に読んだ「罪の声」の無駄な風景描写とはまったく異なり読みやすいし頭に入ってきやすいしそのときの様子を読者にわかりやすく示してくれます。⑥著者はいろんな映画をたくさんみてるんだろーなー。小説のなかで出てくる映画に16が観たことある映画もちらほら。主人公が姿のないAI(人工知能)に恋する映画とか。⑦心に残ったセリフ、「愛を終わらせない方法はひとつしかない、それは手に入れないことだ。決して自分のものなならないものしか、永遠に愛することはできない」、「あの人もこの人もみんなが同じくらい好きだった。ついに分けられない愛を見つけた。きっとこの子がわたしの運命の人になってくれる。」、「誰かの気を引こうとするときには、一晩中どこまでも優しく魅力的になれるんです。でもそれは一時的なものでしかない。」、そして最後の「生きている限り、愛は離れていく。避けがたくそのときは訪れる。けれどもその愛の瞬間が今ある生に輪郭を与えてくれる。」、、、、婚約者のことば、妹の言葉、奈々のことば、そして、ハルのことば。あと、男だけど、タスクのことば。どれも的を得ていて響く。⑧ゴリラの血液型はすべてB型。

 
ルノーのディーラーでもらった(たしかクルマ購入したときにオマケでもろた)RENAULT SPORTステンレスタンブラー。小さすぎていままで使ってなかったけど。最近職場で使うようになりました。ホットコーヒー入れとして。1本でマグカップ1杯分の容量も無いので、半日ですぐ空になりますが。
コメント
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