「十角館の殺人」(綾辻行人著)読了。綾辻行人の作品読むのは「殺人鬼」に続き2つめ。感想★★ネタバレ注意★★…①コテコテの推理小説で、島という「密室」で連続殺人が起こり島にいる仲間のうちのだれかが犯人、いったいだれ?と読者に考えさせ、かつあついは島の外に犯人がいるのかもという可能性も否定できない状態で読み進めていくわけですが。いかんせん読者としてはみんなが到着する前から一人だけ先に来ていたヴァンがまず怪しいと思うはずだし(カーもそう言ってたし)、けど実は他のだれかなの?かと思いきややっぱりヴァン犯人だしね。なんかこれといってびっくりはなかったです。②優秀といえど医学部4年生ごとき(笑)があんな医者でも知らんような診療・検死能力はありえないからね。③いかなる状況でもコーヒーを淹れたりするのも含め料理関係は一切すべて女性陣がやるのがごくごく当たり前といった空気、これ時代背景かな。④物語の最大のキーである「森須=ヴァン」の叙述トリックはびっくり要因ではありこのせいで映像化不可能なわけです。しかしヴァンが島ツアーに参加することを参加者が他言しないことなんてあるのかな。口止めしてるわけでもないし。なんかそこが一番無理があるような。⑤せめて最後に島田がエピローグでヴァンが犯人であることを指摘し決着が着く?のかと思いきやそれもなんか曖昧。⑥大分別府が舞台のひとつになっててイメージしやすかった。
某病院の病院食。カレー!(;・∀・)(入院したわけじゃないけど)コーヒーゼリーつき。美味しかった。
某病院の病院食。カレー!(;・∀・)(入院したわけじゃないけど)コーヒーゼリーつき。美味しかった。