波打ち際の考察

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波屋山人

外山恒一、アメリカ大統領選に立候補!

2008-09-04 22:57:17 | Weblog
都知事選の中指立て政見放送で一世を風靡した外山恒一が、こんどはアメリカ大統領選に立候補するらしい。

livedoorニュースでも取り上げられている。
http://news.livedoor.com/article/detail/3805558/

外山恒一のブログ「我々少数派」でも詳細が述べられている。
バックの音楽はドヴォルザークの交響曲「新世界より」(第4楽章)だという。
http://ameblo.jp/toyamakoichi/

それにしても芸達者ですね。
ギターの弾き語りで鍛えてあるのかな。

なかなか面白かったので、ちょっと音声をテキストにしてみた。
文字だけ見るとまた印象が違うかも。

外山恒一は、1970年生まれ。10数年前、週刊SPA!で存在感を示していた。
極左活動家のスタイルをとってはいたけれど、底の浅い自己満足な言葉を吐くわけではなく、1人の考える人間として特別な魅力を放っていた。

声だけ大きい左翼活動家や右翼活動家の中身のなさにはうんざりするものを感じるけど、外山恒一はそんな人たちと同レベルではない。

だから、バカみたいなことをやっていても毛嫌いしないでほしいな。
テキストをちょっと書き起こしてみた。
けっこう意味の深いことを言っていると思いませんか。
あ、ギャグもところどころ入っているけどちょっとシュールでわかりにくいかも。

そうそう。むかし、自分の卒論の中に、外山恒一さんの名前と一文を引用させていただいた記憶があります。
外山さん、今後も軽やかで、柔軟で、頭よくて、おもしろい活動を楽しみにしています。

■外山恒一、アメリカ大統領選にまた立候補!
2008 United States Presidential Candidate from Japan
http://jp.youtube.com/watch?v=uGZqOkeYbB0&eurl=http://ameblo.jp/toyamakoichi/


■外山恒一、アメリカ大統領選にまた立候補!
2008 United States Presidential Candidate from Japan

全世界全市民に告ぐ。
私の名前は外山恒一(とやまこういち)。
アメリカ51番目の州、日本の革命家だ。

諸君、私には納得できないことがある。

私は今回、アメリカ大統領選に立候補するべくいろいろ調べてみた。
しかしどうやら、私にはアメリカ大統領選に関して被選挙権はおろか選挙権すらないようなのだ。

これは一体どういうことだ。

諸君も知っているはずだ。
今や全世界がアメリカであるということを。

アメリカは、世界中あらゆるところに生じている問題に口を出し、手を出し、場合によっては自らずかずかと乗り込んで解決を図ろうとしていた。

そんなことは、世界がすべてアメリカであるという認識に立たなければ到底理解も容認もできないことだ。

そう、実際もはや世界はすべてアメリカなのだ。

なんとすばらしい。
私はアメリカが大好きだ。

私はかつて2年間政治犯として投獄されたことがあるが、
釈放されるやいなやマクドナルドに駆け込み、
ビッグマックとポテトとコーラを注文したほどだ。

とてもおいしかった。

好きな映画はたいていハリウッド製だし、ビートルズもすばらしい。

うるさい!
イギリスだってアメリカじゃないか!

とにかく、私はアメリカが大好きだし、自分がアメリカ人であることを誇りに思っている
いや、思っていた。
私に参政権がないことを知らされた今日までは、だ。

私は祖国に裏切られた思いだ。
諸君は知っていたのか。
アメリカの人口はもはや60億を超えているというのに、
そのうち参政権が認められているのはわずか2億人にも満たないことを。

わがアメリカは、民主主義の国ではなかったのか。
全人口のわずか30分の1の人間ですべてを決めることの
いったいどこが民主主義なのだ。

絶望する。

わずか30分の1以下の民主主義に絶望した。

私はもう頭にきた。
こうなったら私は私なりのやりかたでアメリカ大統領選に勝手に立候補することにした。

私はアメリカ人だ。

当然、本質的に被選挙権を持っている。
全世界全人民に告ぐ。

諸君もまた皆アメリカ人だ。
当然、本質的に選挙権を有している。

その上で、私は諸君に抗議の棄権運動を呼びかける。
今回の大統領選において投票しなかったものは、全員私を支持したとみなす。
白票や無効票を投じた者についても同様だ。
これで私がもう勝ったも同然だ。

マケイン
オバマ
どうせたかだか取って数千万票だ。

私は、このまま何もしなくても60数億票。
どうだ、参ったか。

わずか30分の1以下の支配者達に告ぐ。

私のアメリカ大統領就任を阻止したければ、
今すぐ残り60数億人の参政権を認めろ。

さもなくば、もう世界の問題に首をつっこむのはやめろ。

イラクのことはイラク人に
イランのことはイラン人に
朝鮮のことは朝鮮人に
日本のことはわれわれ日本人に。
すべてのことは、その地に生活する人に自由に決めさせろ。

そもそも、世界すべてをアメリカ色に染めようというのが間違いだったのだ。

私がアメリカ大統領に当選したあかつきにはそのことを心から反省し、
今後、アメリカは北アメリカ大陸の一部のみとし、
その他の地域はとりあえず約200の独立国として分割する!



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