波打ち際の考察

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波屋山人

間違えやすいカタカナ英語

2011-01-08 14:53:00 | Weblog
聞きなれた英語と誤解して記憶しがちな言葉は多い。

DJの誰々がボーカリストの誰々をfeatureして新曲を発表、とか
今月号の音楽雑誌でギタリストの誰々をfeatureして特集、と言う場合
「注目する」とか「特集する」などという意味の場合は
「フィーチャー」と言うのが適切だ。
フィーチュァでもフィーチャァでもいいかもしれないけど、「フューチャー」ではない。
フィとフュは違う。
ピロシキとフロシキくらい違う。

フューチャー(future)は将来とか未来といった意味の別の単語だ。
だが、featureという単語を知らない人は、フィーチャーという語を耳にしたとき
聞きなれた基本単語であるfutureと誤解して認識してしまうことがある。

同じように、
人気アイドルグループのライブのプレミアチケットを買うことができた、とか
この怪獣の人形はプレミア商品だ、と言う場合
「付加価値が付いている」とか「品質が良くて高級な」などという意味の場合は
「プレミアム」と言うのが適切だ。
(初日チケットの意味ならプレミエール=premiereとも言う)

割り増し価格の場合は、プルェミィアムでもプリミイェムでもいいかもしれないけど、
とにかく「プレミア」ではない。プレミアム価格。プレミアム商品。
最後に m が付く。

プレミア(premier)は第一のとか筆頭のといった意味の別の単語だ。
premiumという単語になじみのない人は、プレミアムという語を耳にしたとき
最後の子音を聞き取れず、premierと誤解して認識してしまうことがあるのかもしれない。

また、
グラマーな体形、とかグラマーな女性などと言う場合
grammarだと文法という意味になってしまう。
glamourは、RではなくLで発音したい。

さらに
食べるのがちょっとむずかしいmille-feuilleというケーキは、
ミルフィーユと発音するとフランス語で千の少女、というような意味に聞こえるらしい。
ミルファイユとかムィゥファイゥ、と発音すれば千の葉というような意味。
ファイユとかファイゥという二重母音の発音は日本語にあまりないので、
フィーユと発音してしまい、別の意味に聞こえてしまうのかもしれない。
パリのパティスリーでmille-feuilleを注文する際は、ミルファイユと言ったほうが通じやすいかも。
ただ、英語ではミーゥフゥィーで通じそう(ミルフィーユの発音に近い)。

それから、
グランドを走る、とかグランドでサッカーをする、などと話す人もいるけど、
正確にはグラウンド、だ。二重母音が入る。
GrandとGroundでは違った意味になる。
もっとも、グ・ラ・ウ・ン・ドといった5音節ではなく、Groundで1音節だ。グァゥンドゥ、のような。

ついでに、
fast food(ファストフード、すばやくできる食事)は first food(ファーストフード、最初の食事) ではない。


以上、ちょっと気まぐれにメモ。間違っているところがあるかもしれないけど。
英語は非常に不得手なので、初歩的なことにこだわりがち。


追記
ちょっとちがう話。
映画「ノルウェイの森」を撮ったベトナム人のTran監督を日本人はトラン監督と発音するけど、
どちらかと言えばチャンと発音したほうが近いと思う。
Trainだってベトナムではチョェィンのように発音する。
日本人のように、ト・レ・イ・ンなどのようには発音しない。
Tran監督のことをトラン監督と呼ぶのは、Trainのことをトラインと呼ぶようなものではないかと思う。



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