波打ち際の考察

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波屋山人

2016年のオリンピックはどこでもいい

2009-10-02 22:44:45 | Weblog
2016年のオリンピックがどこになってもいい。
リオデジャネイロでもシカゴでもマドリードでも東京でも。
選手がひたむきにがんばっている姿には感動がある。

今日深夜には2016年オリンピックの開催地が決定するらしい。
東京は一次投票で脱落するかもしれないけど、最後のプレゼンテーションは実に周到に準備されていたと思う。

東京生まれシンガポール育ち横浜在住の15歳、三科怜咲さんやスタンフォードの大学院修了の鳩山首相が流暢な英語で主張するのはもちろん、77歳の石原慎太郎知事だってわるくない英語で堂々と主張した。

しかも、雰囲気とか印象をアピールしたオバマ大統領夫妻と異なり、具体的に環境重視のオリンピックであることをアピールしていた。
抽象的でぐずぐずした日本が、具体的ではきはきした日本に脱皮したのではないかと感じた。
そのくらい、今まで見たことのない風景に思えた。

基本コンセプトは猪瀬直樹副知事の考えだろうけど、アピールすることについては広告会社が介在したのだろうか。

プレゼンテーションはおそらく各候補都市の中でトップクラスだった。全都市のプレゼンテーションを見てはいないけど、あのレベルならなかなか他の都市には負けない。

あれだけアピールすれば、あとは第一次投票で脱落したとしても、後悔することはない。
十分がんばった。すばらしいパフォーマンスを見せた。
あれで負けるなら仕方ない。
他の都市で行われることに決まったとしても、拍手で迎えればいい。
きっと東京にも明るい未来が待っている。

三科怜咲さん、鳩山由紀夫首相、石原慎太郎知事、その他のスタッフの人々を称えたい。
十分合格点の、すばらしいプレゼンテーションだった。
環境、次世代、というコンセプトは印象的だった。IOC委員にも伝わったことだろう。

それにしても、日本にもずいぶん英語が流暢な人が増えてきた。
私のような怠け者も、さすがに英語をブラッシュアップしようかなという気になる。
今月は2週間ばかり一人旅をすることだし、ちょっと英会話の勉強を集中的にやってみよう。

かつて欧米人から「日本人は中国や韓国から来たの?」とか「味噌汁って何?」とか「キリストを信じないと地獄に落ちるよ」などと言われたことがあるけど、ある程度意見や説明を行えるようにしておきたいと思う、


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