波打ち際の考察

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波屋山人

ワイン5本セット

2010-02-28 15:28:46 | Weblog
この土日、世田谷の大型酒店はポイント10倍の日なので、ついワインをまとめて買った。
5本で5700円。赤4本とスパークリング1本。
1本あたり1140円のお手頃価格。

蒸留酒のストックは全然減らないけど、醸造酒はいくらあってもすぐ減っていく。
彼女はあまり日本酒を飲まないので、夕食にはワインかビールを飲むことが多い。
料理に合うワインを選んでサーブするのはぼくの役目だ。
彼女はワインのことなんて知らないけど、一人前に酸味がどのこうのとか、これはおいしいとか少ない語彙で評価する。意外に舌はわるくない。

Chateau LARRAT 2005 Côtes de Bourg (フランス・ボルドー)
MONTESSU Isola dei Nuraghi 2005 (イタリア・サルデーニャ島)
KIWI CUVÉE 2007 ponot noir (フランス・ロワール)
Château Tertre de Cibelle 2005 Côtes de Bourg (フランス・ボルドー)
LES LARME VIN MOUSSEUX (フランス・ボルドー)

LARRATは1000円少々の安いお手頃ワインだ。飲んだことがある。
KIWIも見たことがある。これも安い。スクリューキャップだし。
スパークリングのBRUT(辛口)も、1200~13000円程度。

ラベルを見た限りでは Château Tertre de Cibelle が一番高そうだけど、どうだろう。
ちょっと検索。
お、1300~1400円?
では MONTESSU Isola dei Nuraghi は?
4170円?
なになに。サルデーニャ島産のモンテッス 2005 IGT イゾーラ・デイ・ヌラーギは、イタリアワイン界の巨匠ジャコモ・タキスとサルデーニャ島のトップクラスのワイナリー「サンタディ」が手を組んだアグリコーラ・プニカのセカンドで、2005が初ヴィンテージ?
ブドウは、カリニャーノ60%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、カベルネ・フラン10%、メルロー10%、シラー10%。
カリニャーノは地元ブドウかな。興味あるなぁ。

実売1200~1300円×3本、1000円前後1本、4000円1本で、8000~9000円相当。
でも4000円のワインのコンディションにもよる。
以前、ネットでワインをまとめ買いしたときはコンディションの悪い劣化したワインが混じっていて残念な思いをした。それからは店頭で買うことが多い。

学生の頃には友人と毎週のようにワインを飲んでいたけど、どうもぼくはワインの味や産地を覚えるのが苦手だ。細かい差がわからない。
むかしから高価なワインを飲んでいた友人はワイン・エキスパートの資格を取り、数年前には全国大会にも出場するようになっていたけど、ぼくは安いワインを飲むばかり。
相変わらず、酸味に負けない濃厚さがある、ちょっとハチミツの香りがあるような南欧のミネラル豊富なワインが好きだ。
学生の頃は、友人とサントリーニ島の白ワインを飲みながら雑談し、車窓の海を眺めることもあった。
静岡の由比あたりで尿意をもよおして途中下車したことも懐かしい。

そういえば、時々ワインイベントに誘ってくれていた美人編集者は自宅にワインセラーを持っている。
ワイン好きのやり手記者の自宅にも大きなワインセラーがある。
みんないい暮らしをしている。
「庶民の暮らしが」とか「節約が」などと書いている人が、けっこうセレブな暮らしをしている。
ぼくもいつかはきれいなリビングでゆっくりいいワインを飲みたいものだ。

とりあえず、今、豚のカシラ肉と玉ねぎをごま油などで炒めたので、さっそくKIWI CUVÉEをいただく。

色は比較的濃いガーネットだが、さらっとした印象。おそらく、軽めの味わいだろう。エキス分は濃くなさそうだ。

香りはわるくなく、味もわるくないけど、まあ、安いワイン。ちゃんと果実味もちょっとした樽の香りも渋みもあるんだけど、アルコール分が強く感じられる。
いいワインは、あんまりアルコールの刺激を強く感じない。もっと深みや丸みなどの広がりがあってバランスがいい。
あんまりおいしくないから、あとで日本酒で口直しをしようと思う。


コメント (1)
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