陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

介護業界のモラルって? うんもう!

2008-12-31 07:17:16 | Weblog
今年は2つも介護支援事業所を辞め、
最後の最後にその業界人への怒りでしめくくる。
最低

うっかり声をかけてもらった嬉しさにもう一度懲りもせず
業界復帰へと気持ちが動いてしまい、再就職面接を受けてしまった。
採用、不採用の結果は来年1月半ば。
働きはじめの時期はおそらく20日以降とはっきり聞いてもいない。

母にはその事を内緒にしておいた。
就職の話が来た時には
息子の仕事場が変わることも妹のガンも見つかってはいなかった。
我が家にしては凪いでいる時期でいささか無職ライフが退屈にも思えていた。
面接を受ける頃にはすっか事態は変化。
本当に働き出して大丈夫か?状態とも言える。

母が通うデイサービスは一番最初に私が勤めた時に居たケアマネがパートナースとして最近、復帰した。
借りにA嬢とする。
この人は実に顔が広い。
この度私が受けたところのケアマネにもツーツー仲の同期B子が居る。
私が面接を受けた事は
その事務所内ケアマネ全員の耳に入っているらしいことは
何度かの連絡電話の受け答えで薄々分かってはいた。
いたけれど内内のことで外部に漏らす人が居るとは想像もつかなかった。

ナアナアのA嬢とB子のホッとラインで共通項の私の噂話が流れた。
ここまでは大きな気持ちでヨシとしよう。

A嬢はよりにもよってデイサービス利用の母に
利用者も職員もいるデイサービスのフロアーで

『娘さんは○○事務所に1月20日からお勤めなんですってね。』

いささか耳の遠い母にあのバカでかいA嬢の声が鳴り響き
館内に知らない人はないだろうとおそろしい想像までしてしまう。

母はその時期、私の家で生活していることになっている。
妹が乳がん手術後で入院中。しかも自分の白内障手術受けた後になる。
世話を引き受けた娘が働きに出る気でいるなど青天の霹靂。

採用と決まったワケでなし、妹の術後がどうなるかも分からない今、
母に動揺は与えたくなかった。
その時はその時でどうするか母の担当ケアマネと膝を交えるつもりでいた。

一番知られたくない人の耳にコトが伝わった。
母は自分の夫も娘の夫も同じ中年期にガンで亡くしたことがショックで、
あの時から要介護状態になった様な人だ。

同じ業界人として、秘密保持が必須の職業人として激しい怒りを感じる。
情報源はB子ではないかもしれないけど、誰かの口であることは間違いなく
こういう業界だったと、まだ採用も決まらない内からゲンナリ。
私は勤め人が向かないらしい。
今さらねぇ~なんで復帰面接受けてしまったんだろう?
資格試験まで受けたあの粉骨努力がつい惜しまれて欲が出た。


復帰コールをずっと送ってくれる同期から
平成21年度介護報酬改正答申が添付されたメールがきた。
改正、改正の介護保険にも付いていけるんだろうか?
人をエラそうに糾弾できる自分でもなかった
すべての針は復帰しない方を向いているみたい。


朝霜の昼間はあったかい

2008-12-28 07:47:37 | Weblog
ミントに霜いっぱい。

姑に月曜日には息子が車を使うからいつもの買い物は出来ない。
どうしようか?電話をしたら、
「今日の昼、12時過ぎにしてほしい。」
散髪屋できっちり昼休みを取る所はめずらしいが姑はこの流儀で通している。
店の閉められる時間に買い物へ行ってくれってことらしい。
明けて1月には89歳になる。
私の方の空腹とかの都合は関係なし。
お元気はこの周りを気にせずマイペースのおかげか?

  貴女のくれた悪徳霊感商法印鑑。
  万札がいくら積まれたんでしょうか?
  息子に要らないというのに買ってくれて
  当人はポンと認め印として会社に渡しっちまいましたよ。
  あの子には100円の印で良いんです。
  無くなったら補充と届けの変更がついてまわるのだから。

こう言いそうな意地悪嫁がむくむく。買い物で言いそう
明日帰る娘の部屋に空気を入れて、布団干し。
絶好のお日和になるわ。
忘年会から2時間かけて歩いて帰って、
落ち着かないと薬も飲んだ息子は
良いお天気関係なしで夕方まで寝てるかな?
宣言してあるから、寝てても隣の妹の部屋にガーっと大っキライな掃除機かけるよ

軽やかにお手玉しましょ重い石

2008-12-27 06:41:55 | Weblog
82歳の母の白内障の手術日が連絡されてきた。
執刀する眼科医の都合で待たされていたのだ。
来年明けての日を暦うるさい母は調べ
仏滅に当たっているのを見て
『こんな日の手術はイヤだ』と突然怒り出したと
同居の妹からメールが来た。

そういう妹はその数時間前に
乳癌が分かり、
即日、入院と手術日が決められてしまっている。
子宮摘出1ヶ月目の検診前日に胸にしこりを感じ検査してもらっていた。
母の手術日の次の日が妹の手術となる。
妹は自分の病気を母に言えないでいる。

母はこの前の妹の子宮筋腫入院の時利用したショートステイを嫌っている。
出来たら家で今まで通りデイサービスへ行ける生活を続けて妹の帰りを待たせたい。
私は全面バックアップ体制でいるつもりではあるけれど
一緒に住んでいない立場であれやこれや言えない。
もう母の意向を聞きもせずショートステイを頼んだもよう。

妹は妹でマンモグラフィーを受けた普通の外科でそのまま手術を受ける気でいる。
なぜ乳腺専門医を選ばないのか、もっと慎重に考えないのか理解に苦しむ。
余計な口を嫌がられても挟んでいるけど、決定権は当人にしかない。

私と妹は同じ親から生まれたはずだけど、何から何まで考え方も行動も違う。
妹は生まれてこの方自分の家から出て生活したことがない。
結婚生活も育った家で名前もそのままでそこで始めた。
したがって母から離れたこともない。

思考回路が広がってもせいぜい半径5キロまで。
とことんマイナス思考。
石橋を叩いて渡らぬ慎重派。

瀕死の夫を前に病院に噛みついてでも対応改善を迫ったり
動けなくなった状態でかっさらうように
一番良いと思われる病院への転院など考えもしないだろう。

私は息子のことも黙ってじっと運命に身を任せてはこなかった。
常に良さそうな方法がないかアンテナを張って探っている。
良かれと思うことは実行する。
それは成人した今も変わらない。
昨日も長く受けれなかったカウンセリングを今がチャンスと、粘って無理に頼み込んだところ。

考えたらストレスで全身ハゲになった時も家にこもりもせず
おもしろそうな所には帽子やスカーフやカツラで出かけていた。
お泊りもした。
皮膚病に良いと聞いた温泉には
発毛に良さそうな気がして、つるっぱげで堂々と入った。
治してくれそうな病院を求めて梯子もした。
ハゲた事は悲しいけれど、青菜に塩菜ではいなかった。

妹を見ているとイライラする。
じれったい。
こういうのに病気がとりつくと病気に負ける。

おまけに要介護の母の事が絡む。

妹の家は母の家でもあり、婿という他人の家でもあり
私は外野席でしかない。

我が家では我が家で
環境がガラっ変わるこれからが不安でナーバスな
回りから浮遊している息子が居る。

なんとも落ち着かない。
世の中が年末年始なだけに事に拍車がかかる。
ケセラセラと~柳に風で~♪なんとかなる。なるようにしかならないっと


クリスマスにうるうる話

2008-12-25 22:44:10 | Weblog
毎日新聞ニュースより

<こもれび>息子の心遣い
2008年12月25日(木)13:00
 長野県松本市の精神障害者自立支援センター「てくてく」に通う渡辺清子さん(48)は毎月、11日になると涙もろくなってしまう。北海道に住む大学生の次男(23)が、アルバイトの稼ぎを送ってくれるからだ。「毎月の電気、ガス、水道代や食費を振り込んでくれるの。通帳を見るたびに涙腺が緩んで……」。底冷えする信州の冬を前に、灯油代も入っていた。

 15年前、友人とのトラブルをきっかけに摂食障害とうつ病を患った。離婚も経験した。大学進学を目指す次男の学費を賄うため、飲食店などを転々とした。米が買えず、三食ともリンゴで済ませたこともあった。

 母親思いの次男は、愛犬を誤診で失った経験から、獣医師を志した。学業の傍ら、搾乳やジャガイモの収穫といったアルバイトで、学費と清子さんあての仕送り分を稼ぐ。「お母さんはたくさん苦労をしてきた。もう何もしないでいいよ」。優しい言葉とともに、とれたての野菜を送ってくれる。「アルバイトに注ぐ力を勉強に向けてほしい。心遣いはとてもうれしいけど、私への心配が、息子の夢を閉ざしてしまうのではないかと思うとつらくて……」

 わが子の将来を案じる親心よ、北の大地で頑張る次男に届け。【渡辺諒】



うちの話になるけれど、
これから始まる通勤50キロの道のりを思うにつけ
息子は、アパートひとり暮らしも考えている。

 「母さん もし俺が家を出ても仕送りしなくて大丈夫か?」

一瞬我が耳を疑った。
あのぅ~今も君の生活を支えているのは母なんですが?
息子はささやかな稼ぎからくれる数万円で
我が家に家計を支えているつもりでいたらしい。
車買うにしても『母から借りて』と言うのが大前提。
貯金ゼロでしょう?

通勤に使う車を買うべく出かけた先で立ち寄ったうどん屋を出る時、
むんずと伝票は息子が掴んだ。
おごってくれるらしいから、恥をかかせないように出口へむかった。
息子が近寄って小声で
 「足らない」
鍋焼きうどんとうどん定食。2000円でおつり来ない?
いったい幾ら財布に入っていたの?
よく自分から払うつもりになったね。
やれやれ生活能力に金銭感覚ゼロ

ニュースの話と『仕送り』以外どこも被るところがないが、
世にもユニークな息子を持って疲れもするが、おかしくもあり。
いつまでも母親業を卒業させてもらえないワタシもしあわせな母かも


無職の同士の長立ち話

2008-12-24 00:01:58 | Weblog
昨日は良いおしめりで家から1歩もでなかった。
今日は車を息子に取られた。
猫並みに連続2日ごろごろ。
昼下がり、急に足が退化しそうな気分に襲われた。
寒いけど散歩に出る。

電動自転車が私を追いぬいてから止まった。
お互いもこもこダウンやら帽子やら防寒が過ぎて人相が分からない。
近所のおばちゃんだった。
「ひさしぶりねぇ~」

確か児童館におつとめだったはず。
保育士資格があると知られてからはしつこく人員の空きが出る度にお声がかかる。
今日もどうかと言う。
週1回から募集していると誘われる。
当のご本人は4月からフリーなんだと言う。
『女の園はむつかしくて』
などとうそぶく。
時々まだピンチヒッターを頼まれるらしく、私が暇と知って押し付けたい様子。

お互い無職の無聊を披露し合う。
散歩は移動に時間がかかるから電動自転車を買ったと言う。
私はこの高台に住むようになって、坂が怖くて自転車に乗れなくなった。

 「散歩でもしないと」
 「自転車にでも乗らないと」

 一緒に

 「太るよね」

働くとストレスだし働かないと暇すぎると言い合う。
同世代でなまけ具合も一緒らしい。
彼女は日本画のサークルに入ったと言う。

 「無職なのにお金がかかるのよね」
 「それそれ、暇つぶしって結構お金がかかる」

彼女のダンナさまは早期退職で現在自宅に常駐。
家で顔合わせているとだんだんムードが険悪とか。
居ないと険悪になりようがない。風通しが良すぎる。
どっちが良いのかな?

時間にゆとりが有りすぎなふたりの立ち話はこの寒空に都合1時間。
どっちがおしゃべりなんだ?
どっちもどっちか?



帰りついたらMYクリスマスプレゼントがAmazonから届いたとこだった。
セーフ。もうちょっとしゃべっていると不在票だった。
時間はあるのよ。ゆっくり読もうっと。

二枚舌のノーベル平和賞

2008-12-23 03:35:35 | Weblog
「日中戦争なら核報復を」 佐藤首相、65年訪米時に(朝日新聞) - goo ニュース

佐藤元首相発言 「国民だまし続けた」 被爆者、平和団体が批判(西日本新聞) - goo ニュース

ずっとこの人がノーベル平和賞は疑い深かった。
どこから見ても平和の使者の雰囲気がない。
脂ぎった海千山千の政治屋さん。
案の定、死んでしまってこういうことがバレバレ。

日本を守るためならアメリカが核を使って良いって
当時だって今だって、そんなことを願うのが国民の総意?

あっちにもこっちにも
腹芸やら根回しやら玉虫色発言やらで煙に巻くのが政治家?
そういうのが血筋とともに脈々と流れて
いつも国民不在で国の根幹が回っている気がする。

この年の背に職も住居も失った人への対応は
その地方自治体が国より先に動いた。
人の痛みの伝わり具合も相当鈍い人たちが政治をやっている気がどうもする。

先日も障害者バンドのチャリティコンサートに
地元選出の某大臣夫人が保守党女性県会議員を伴って現れた。
いかにものの金のかかった庶民と一線を隔すファッションで固めて浮いており、
どう見ても票集めに現れた異物だった。
妻にこんなことさせて、県会議員も腰ぎんちゃくみたいにくっついて
人の痛みを分かち合う前に票集め保身がみえみえで
あの時、吐きそうな気分になったのは私だけだろうか?

政治家ってみんな胡散臭い。

佐藤栄作くんはその原型か?
ノーベル平和賞受賞しちゃって恥ずかしくなかった?

myクリスマスプレゼント

2008-12-22 06:12:54 | Weblog
瀬戸内寂聴さんの源氏物語 巻一 (講談社文庫)↓をブックオフで100円で見つけた。
源氏物語 巻一 (講談社文庫)
瀬戸内 寂聴
講談社

このアイテムの詳細を見る


残りは図書館で借りて読もうとがんばったけど
いつも誰かが借りていて全巻揃っていない。
源氏物語千年とか?ちょっとしたブームなのかもしれない。

読みたい巻二が特にない。
きっと①読んで②読んで挫折って多いんだ。
後半の宇治十帖 巻9と巻10を先に借りたけど落ち付かない。
持っている田辺聖子訳の新源氏物語1~5より54帖に沿って書かれている分、原作に近い気がする。
巻末の解説と登場人物相関図が物語をより分かりやすくしてくれる。
同じ登場人物の呼び名が何種類もあるがちゃんと整理されている。
これ、手に持っておきたい。思いがだんだん膨らんだ。
まとめて買うとちょっと金額が張る。
文庫でない方が老眼対応で字がデカイ。
本屋に箱入りで目を惹くところに全10巻がディスプレイしてある。
ハイハイ。源氏千年ね。
素通り。
一万ななにがしの金額ラベルから
働かない身ゆえに贅沢な買ってはいけないオーラが漂っている。
文庫本コーナーではすっぽり源氏物語が抜けていた。
誰か買っていったのね。
文庫で揃えても1冊700円前後×9。

源氏物語 巻一だけ100円で買って持ってるというのが中途半端。
え~~い買う!
myクリスマスプレゼント
良い言い訳が浮かんだんで
Amazonでちょっこちょこ巻2~巻10をチョイスして、
同じの2つ頼んでないか?漏れてないか?何度も確かめ確かめ。
エイ!送信。ふ~~~ぅ。頼んじゃった。支払い義務が生じてしまった

ヘルパーを辞めて次のケアマネの仕事に就こうとした時、
ご苦労さん記念として、指輪を買った。
あの時の店員さんが『myプレゼント 素敵ですね』と言ってくれた。
伴侶なし。
もうプレゼントねだりする人も居ないとちょっとブルーだった気持ちに灯が点った気がした。
買ってくれる人がいなければ自分に自分がプレゼントすればいい。
自分が一番気に行ったモノが選べる。

次に働く意欲がある時は中休みとして、
今まで働いてきた慰労やせっかくの貴重な自由時間と言う気がして旅行にも出れた。

今回限りは働かずしてどう生活を守るか?
時間があってもお金が使えない。
これはかなり辛い。
ちょっこっと娯楽へ生活に不必要なものへと走るとチクン。胸が痛む。

来年から働こうか?

働くとババさま方のお守りやらリスクはデカイ。
散歩で体力を発散してるって無駄エネルギーにも思える。
安定してくるとストレスの生じそうな方向へ移りたくなる。
働くって時間を売ることになるんだよ。
ワタシ、おバカ人間の典型?

今年も落ち着きを欠いて1年過ぎそう。来年もどたばた?
取りあえずあと数日の今年。
息子の言う『良い雨』が続く。
外出する気にも片づけをする気にもならない。
あわてないで源氏物語でもこたつで読んでなさいと言う天の啓示?




辞めた介護支援事業所の愚痴聞き

2008-12-21 05:24:11 | Weblog
あっちこっちつまみ食い状態で現在プーな私。

前の前の前の上司に農協の野菜市でばったり。
現在、求められてケアマネとしてではなく併設デイサービスのパート看護師で復帰したと聞かされた。
続けて開設から関わった居宅がぼろぼろとの嘆き。
貴女がお辞めになると言ってから、
貴方より先に一人辞め、貴女に遅れること9ヶ月で私が辞め、私の後3ヶ月でまた一人辞め…
あの時のメンバーでたった一人残った人が貴女のやっていた責任者になるしかなかった。
あれから入った新任3人は1年を待たずに全員退職したらしいね。
なんだかんだ言っても貴女は盾になって部下を庇う人だった。
最終責任は自分だとアツい人だった。方向はちょっとアブナイ気もしたけど。

今の責任者が最悪な人だって分かっていたでしょう?
心にない美辞麗句ばっかりで、事務処理も行動もとろく知識なく、
貴女が辞めた後、新人の私に向いて
何度『教えて下さい』と仕事を聞いていたことか。
一応、資格は介護保険初期に取ってる人だから経験は長いはず。
まったく立場が逆だった。
自分の仕事すら舞えないのに、事務所管理や新任育ては無理でしょう?
また一人61歳の元グループホーム責任者でペーパーケアマネが入ったと聞かされた。
うまくいくとも思えない。
もう儲かりもしない居宅介護支援事業所は畳んだ方がいいんじゃない?
儲け儲け儲けのためのプラン作りに客集めの尻たたきをされ
モラルがボロボロになってまで働ける人、
いや、この仕事で給与さえもらえればと思う人は
利用者にために会社のためにも粉骨努力しなことに平気でないと。
残った彼女はいかにも人ですわ。

あれだけ会社思いの貴女に続く人はおそらくないでしょう?
残った彼女がお気に召さないのは在職中からでしょう?
これだけ人が辞める居付かないってどこか会社の方に問題ないですか?
なんでパートで復帰したの?
いくら部署が違っても自分が開設当初から育てたところが気にならないワケがない。
あれだけイヤといっていた経営者忘れて、会社が懐かしく思えたのかしらん?
辞めた時が定年65歳に達していなかったけど、彼女は今、65歳?
芯から仕事が好きな人らしい。
ダンナ様と野菜作って市に出すくらいじゃ物足らないのかな?
煩悩、おつかれさまです。


同日、午後。ひなたぼっこで読書中。
最後の会社の後任から電話が入った。
『監査があるんだけど書類がない…』
はっはっは。私の前からないの。
知らんがな。
ちょっと会ってもらえるかと言うので彼女は勤務中だけど喫茶店に落ちあう。
出る、出る。
まったく介護ド素人のワンマンオーナーのめちゃくちゃ。
私が居た時から何にも変わっていない。
私の前任は特養ヘルパー退職後に資格持っているというだけで
連れて来られた人。
しかもパートで最低限度のことすらしていない気配。
何にもわかっちゃいない人だった。
書類を揃えようにもやっていることがオーナーの独断で制度からはみ出した事ばかり。
嘘ででも固めてでっち上げないと監査は通りませんわ。
オーナーにそこんとこ指摘をしては
『黙りなさい!』『黙ってハイと言え!』ってワタシ、やられていたでしょうが?
まともな神経していたら続かないとこなのよ。
前前任も短期だったらしいよ。
書類もPC内にも気配も残っていないよね。
開設当初のケアマネはごっそり自分の勤めていたところから利用者もスタッフも引き連れてきて、あっさり3ヶ月でオーナーと決別。
またスタッフ事連れ去り、居宅は一度潰れてるでしょ?
まともに運営されていた期間はゼロ。
オーナーはケアマネが居ると介護施設としてカッコいい程度にしか思っていない人。
新人で若い彼女に
『ケアマネとして長く勤めたいならどこかでちゃんと仕事をした方がいいんじゃない?』
と余計なお世話。
胃に穴が空きそうだと言い、年内結婚の予定が年度内結婚に伸びたと話す。
私的なことの準備にまで気持ちがゆかない生真面目な、ほんとに生真面目な娘。
同じ努力ならもっとマシな努力のしようがあろうと言うもの。
しかしねぇ~
利用者数はまだ10人足らず?
なんでオーナーはケアマネ2人も正社員で雇ったんだろう?
彼女が一刀両断
 『オーナーがアホだからです!』

気持ちが弱いから辞めると言いだしにくくズルズル行くタイプ。
回りの評価を気にするから途中で投げ出したと言われることが怖いタイプ。
私に遅れること3週間で入社。
ずっとデイサービス手伝いをさせられていたよね。
かわいそうに思って仕事探ししてあげてた私が3ヶ月で辞めて晴れてケアマネ業務。
私より担当期間が長くなったね。
どこかで折り合わないと自分が壊れるかもよ?
「結婚まで逃さないでね」の言葉は呑み込んだ。

そこのケアマネはババ札みたいなもの。
関わっていると資格はく奪ものかもよ?
内部告発したらまちがいなくお取潰し。従業員が路頭に迷う。言えない…

なんかスゴイ業界に身を置いていたらしい。
あの私の方から断った
面接であくびした品格卑しげな不動産屋経営者が作った有料老人ホームに
釣られた新人さんも12月退職とか。

資格取るのに努力したもんね。
なんか使いたくなるし、せっかくのあの努力が虚しい気分は私だけじゃない。
公正中立であるべき仕事だけど使い様によっちゃ会社の儲けに簡単に関われる。
制度自体がおかしい。

最後のとこは制度逸脱して
オーナーの「私は良い人である」ってステイタスシンボル?
それだけ介護保険が現状に合わないってことでもある。

まともに介護支援専門員が出来るとこありませんか?
そういうトコは簡単に空きがないってか。

本当のうそ   石田 衣良 他

2008-12-20 07:08:54 | 
本当のうそ
石田 衣良 他
講談社

このアイテムの詳細を見る


佐野洋子のエッセイに出てきた
「清濁飲み合わせて嘘も方便」と子供に教える母の存在に目からうろこ。
あれからの文字に思わず目が釘付けになる。

本書は12人のほぼ1960年代生まれの作家のショートショート。

一番初めの石田 衣良「アイスドール」に
なんだか息子ぽいかんじの絶世の美女が登場。
「近寄るな。アイツは地雷だ。」
などと忠告をうけつつ惹かれていく。
美女が自ら人の感情が読めないアスペルガーだと明かすあたりで
なぁ~~んだ。やっぱりね。
こういう小説に出てくるほどメジャーに近づいているのかと喜ばしい。
女は美しいだけで男性と関係が持てる。
世のアスペルガーの大半は男。
あの手の男とつきあう気になる女性となると、
私も一応女なんで、むつかしかろうと想像はかたくない。
『思っていることを口に出す』ことが関係上手く保つコツではある。
恋の燃え盛ってぼぉ~としてる脳内麻薬状態が切れた時、
感情の分からないアイスドールと関係はどうなるんだろう?
アスペルガーと暮らすのは血を分けた母でも至難の業ですじゃ

最後の嘘話は甘糟りり子の「赤と透明」
ネイルサロンやワインと道具立てがおしゃれで月並みで優しい嘘だった。

12篇の嘘の大半は男と女の間でつかれていた。
言わないことが最大の嘘ってことがおうおうにしてあるワケで嘘は奥深い。

この本はネット配信‘timebook town‘で掲載された作品の単行本化された物だそう。

センチメンタル・サバイバル   平 安寿子

2008-12-18 06:44:30 | 
センチメンタル・サバイバル
平 安寿子
マガジンハウス

このアイテムの詳細を見る


この本を図書館で借りたのは2度目。
ひょっとするともっとかも?  おおこわ
平 安寿子の本は図書館にある分、全部読んでしまったらしい。
読み始めから”お母さんが夫婦ケンカで東京へ出てくる“シーンが思い浮かんで
あれれ???のレレレのレぇ~っと赤塚富士夫センセ風になりつつ
途中から『読んだ』は確信になったけど
おもしろいんでしっかりふたたび完読。

娘が「かぁさん世代はやたらアツい。私たち世代はもっと醒めている」
みたいな事を言っていたのを思い出した。
『がんばらない』を実行しようと思ったら力んでそれを行おうとするのが
戦争を知らない子どもたちを歌い高度成長期時代を過ぎた我ら世代から上らしい。
団塊の世代はアツいというかアツ苦しいと
ちょっと後を追いかけ、職場では頭の上を塞がれてきた私はずっと思ってきたけれど、
確かにすぐに無我夢中傾向は私にもある。
平さんは自分世代のこの辺りを斜め45度でじっと観察してる感じ。
力が抜けた若い世代と叔母さんと母親とのジェネレーションギャップがきっちり書き分けてあるのが痛快。
主人公が好きになるガテン系の男の子のバイバリ広島弁なのがいい。
巻末の作者プロフィール見ると広島生まれとなっている。
どうりで広島弁が正確。
登場人物全員が裁かれていないと言うか、欠点すら愛すべき風貌として描かれているあたり
いつも思うけれど
     平 安寿子は肩こりに効きます

同世代の同姓の作者モノは自分の気持ちにぴったりくる気がして
ついつい手が伸びるけれど
この人の作品には今までハズレがない。

ちゃんとココに記憶落ちしても大丈夫な様に『読んだ』しるしを置いておこう。
仕事を辞めてから記憶中枢のクルミ化が進んでいるような気がする。
気のせいだと思っておこう



ブランケット・キャッツ  重松 清

2008-12-15 07:01:09 | 
ブランケット・キャッツ
重松 清
朝日新聞社

このアイテムの詳細を見る


レンタル猫の話。
キャリーに生まれた時からの匂いのしみついたブランケットを入れて
寝る時はここで眠らせる約束で2泊3日で貸し出される。

実の親を施設入所させる前夜だったり、
リストラにあいローンが払えなくなって家を出る前夜だったり
飼えないけどちょっとだけ猫に来てもらう理由はいろいろ。
事情、事情の2泊3日ショートショートで構成されている小説。
家族だとか人生だとかちょっと猫がらみで胸をチクンとする。

でもねぇ~
猫って一番レンタルに向かないと思う。
猫は人に付かず家に付くと言う。
確かに飼っていれば飼い主になついてくれはするけれど
気がむかなければ、抱っこも拒否。
人懐っこいしつけのいき届いた猫だけがレンタル猫になれるとあったけれど
まぁ~虚構ってことで。

中に寺山修司の詩の一節があった。

   ふしあわせという名の猫
   がいる
   いつもわたしのそばに
   ぴったりと寄りそっている

「さようならという名の猫」の詩は持っていた詩集にあった。
ふしあわせの詩のつづきが気になる。




ゆびあみ

2008-12-15 06:25:40 | Weblog
実母が同居の妹入院でショートステイに行ってデイサービスの方を休んだ間に、
デイサービスで教えてもらうのを楽しみにしていたマフラー作りが終わっていたと、
完全にスネスネモードになっていた。
完全に子供かえり。もともとわがままな人ではあったけどブレーキがもう壊れたまま。
「80年も生きてきた。もうガマンしない。」
確かに正論です。(周りはね、たいへんなんスよ)

もう5年以上前、
手芸屋さん高齢者向けゆびあみ教室を手伝ったことがある。
ちゃん編み方を覚えて、人に教える側に回っていたのだ。
あれならリウマチの母でも編めそう。
が、しかし…
その時に編んだマフラーはちゃんと残っているが、
その時ばっちりだった編み方が頭には全然残っていない。
おそろしい~

指を使ってカギ編みの鎖編みやこま編みをするのだったのはどうにか思い出した。
指にひっかけてリリアンの手法で編むのはどうしても思い出せない。
図書館でゆびあみの本借りてきて、
まずは私が編んでみた。

結構はまる。
篤姫最終回を見ながら始めて11時には完成していたから
試行錯誤の編んでほどいて編んでほどいてを入れて4時間。
帽子と糸の都合でミニミニマフラーにはなった。

母に教えてやろう。
デイサービスでは紙の道具を使ってリリアン編みのマフラーを作るのだったと言っていた。
道具はいらない。
もともと編み物大好きで家族の毛糸物は全部手作りだった母だ。
ゆびあみの本にも
指の曲げ伸ばしをすることで
血行がよくなったり脳の活性化を促したりすると書かれている。
脳の活性化はワタシにも必要かもかも

帽子はくさり編み。ミニミニマフラーはリリアン編み。
本にはアフガン編みも長編みまで載っていた。指で何でもいけるってこと。
ここまでいくと私はジャンボ編み針が使いたくなる。
ゆびあみの王道はくさり編みとリリアンかな?

真珠夫人   中島 丈博,菊池 寛

2008-12-14 05:26:45 | 
真珠夫人 上
中島 丈博,菊池 寛
扶桑社

このアイテムの詳細を見る

真珠夫人 下
中島 丈博,菊池 寛
扶桑社

このアイテムの詳細を見る


図書館から菊池 寛の原作だと思って借りてしまった。
中島たえ子と並びに菊池 寛はヘンだと気付くべきだった。
昔懐かし昼メロの復刻版みたいなののシナリオライターの手によるものだった。
テレビがヒットしたのでこの本が出て、この後文庫原作出版が決まったらしい。

どんなストーリーなのか?ミーハー気分で読んでゆく。
ふむふむ。
まるでケイタイ小説『恋空』とおんなじ素材。
結ばれない不幸な出来事が次から次で最後に不治の病で別れがやってくる。
物見高いので『恋花』も映画でしっかり若い方々に混じって観てる。

お茶の間テレビ昼メロ世代は今、高齢者となって韓流にハマっている。

絶対に処女を恋した人のために守り抜くというのと
レイプが出てるケイタイ小説と同列と言うの奇妙だし
ケイタイ小説世代にはまったく理解できない気持ちの在り方だろうと思うが
やけに近い。

貞操感の処女の純愛のと言う言葉が逆にものすごく淫靡。
そう言う言葉に反発感じて青春を過ごした世代が
子の性生活に立ち入らないケイタイ小説世代の親となった。
世相はこうやって作られていくらしい。
簡単に子供を作って結婚して簡単に離婚するお手軽セックス時代の親たちの子世代は
またどんな世相を作るのだろう?

原作はどんな書き方がしてあるのかな?
処女の肉体の危機のきわどいシーンを
決して自分の手を汚さない殺人まで有りで切り抜ける元華族令嬢って
なに様?と言う感じ。
また、高貴な血筋の美女が金でどうにかなると
群がる男たちがまたものすごいアホに見える。
ストーリー展開がわかった時点で胸やけゲップが出て原作に手が伸びない。無念。

冬のソナタもそうだったけど、話題になるとなんとなく見ていない知らないが気になる。
私はまぎれもなくミーハーらしい。真珠夫人は相当遅れている。
この本は平成14年の初版版。もうすぐ21年が来る。
6~7年前がちょっと前みたいに感じる…ヤバい兆候かも。

垣根のない共生コンサート

2008-12-13 23:28:40 | Weblog
障害者バンドのチャリティコンサート。
お付き合いでチケット購入。
正直なところ上手くないバンド演奏を長時間聞くのはシンドイなぁ~と
購入だけにして行くのはよそうかと思った。

楽団 みかんの花

ものすごく下手だけどむちゃくちゃ明るい、楽しそう。
特にパーカッションくんは終始笑顔。みんなノリノリ。
思わず手拍子で、一緒に知っている曲は歌ってしまった。

障害者に健常者も混じって分け隔てない雰囲気。
共生と言う言葉がぴったりきた。

バンドボーカルの人のおかぁさんが作詞、ベースの人が作曲した
バンドのオリジナル曲は去年のわたぼうし音楽祭で大賞もらったとか。
歌詞の母親の思いがイカン、イカン、
ど真中の目立つ席で滂沱の涙、鼻水。かっこわる

特に2番がいけない。

  二十歳を過ぎた頃
  笑顔も絶え 沈んだキミ
  職場と家との往復
  それだけのキミの日々
  友もなく 満たされぬ心
  静かに耐え ガンバってたね
  そばにいた母だけど
  何もできず 切なさつのる    
  だけど今 キミはここにいる
  ステージの上で歌っている
  輝く瞳は自信にあふれ
  確かに今 君は生きている
  みかんの花で居場所をみつけたね
  もう弱い独りのキミじゃない
  みんなとともに分かち合う喜び
  いつまでもいつまでも続きますように

今年の音楽祭の没歌、過去の没歌もおんなじように大事にしていると披露された。
めちゃくちゃ下手くそなこのバンドが会場全体ひとつにして
聞いている私がバンドにありがとうを言いたくなった。
良い時間をありがとう。楽しい時間をありがとう。
自信と誇り満ち満ちた障害者の集団って普通にそこらにあって良い。
良いのに見ない。

この中に自閉くんが居ないのが残念だった。
人と分かち合う部分に障害があっても
人を恋うパーツは持ってて、孤独でいる自閉くんも仲間に入れるだろうか?


今夜、息子に何があったのか?
帰宅してから瞑想し、一心不乱に杖を振って気を鎮めていた。
傍にいる母は間抜けにも、どう言う声かけも出来ない。
息子にもオフの時の仲間が欲しい。オフの時の居場所が欲しい。
明日は今月に入って、はじめての休日。
眠る薬を飲んで眠りにつく息子に
「おやすみ。ゆっくりね。」以外の言葉がない。





お暇なうちにもう春が…

2008-12-13 12:24:43 | Weblog
少しあたたかいのでご近所を散歩した。
春の七草、ホトケノザめっけ。
高校の通学路添いに小さな雑貨屋さんが出来きてた。
定休日も適当で開いていたり閉まっていたり。なかなか覗けなかった。
やっているのは主婦だろうと思ったら、案の定。
友達とおぼしき相手とオーナーっぽいおばさんが永遠としゃべくってる。
初めての客の私にいらっしゃいませもない。

勝手に商品をいじって回った。
ちいさなチープな小物たちと手作りらしい帽子、バック、マフラー、ショール。

編み物は好きだから、素材から編み目までじっくり見た。
耳はしっかりおばさん話を聞くもなしに聞いてしまった。
子供のおおよその年齢から
やってるクラブ活動から成績順位まで分かりたくないけど分かってしまった。

高校野球部の監督と
幼稚園並みの協力を保護者に求める体質に二人は怒っていた。

いいけどね。
お家でやれば?
ここお店だよね?

誰かかご本人の手芸品並べて
ついでに可愛い小物なんか売りたいお店が玩具みたいに欲しかったんでしょ?
親か夫におねだりして、
私の生きがいとかなんとか言ってお金出して貰ってオープン?

無職になって主婦と付き合う時間が増えたけど、
なんかつまらない。
どこか詰めが甘い。

黙って買わずに出たけど、ついに接客言葉は聞かなかった。

洋服屋さんのコーヒーの香りに満たされて
おばさんの集団がオーナー囲んでざわめいてるってのにも遭遇したっけ。
店の私物化?
自分の物だからどうなってもいいんだろうけど、どこか節度がない。
サロンのみなみなさんがお客なんで、それはそれでまわってゆくのかも?ね。

ごちゃごちゃの雑貨店から出て
野花に出会ったらなんだか胸がすうぅとしてきた。
何しなくても季節は春を用意してるらしい。
私もおんなじたいくつしのぎの散歩してる。
人のことは言えないわねぇ~