陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

川柳の町 久米南町

2010-10-31 23:40:44 | 川柳


久米南町の玄関、弓削駅を降りたとたん踊りに歓迎された。
ゆっくり観る間もなく、
本日投句時間締め切りが迫っているからお急ぎ下さいと係の人に急かされた。

駅から家々から川柳が至るところに展示されている。
会場に着くまでに目が釘付け。
投句を終えてから、披講まで会場近くに川柳公園を探索。
丘ほどの小山にずっと石の句碑が並ぶ。
ひとつひとつ味わって登る。

        

弓削という町長さんが田畑で働くばっかりの町民に川柳を広められてから根付いた歴史があると聞いた。

大会の方は全没。
ここのとこ続いている。
選ばれて読みあげられる句を目を閉じて聞いた。
しみじみ、川柳は短詩だと思った。
たったわずかの五七五に物語が見える。心情が見える。

一緒に行った仲間の一人から一句選に入った。
いっぱい拍手でおめでとう。
私はまだまだ修行が足らない。
全没は妥当な気がし、残念より川柳づくしの一日がえらく楽しかった。

  余韻中 明日の準備が顔を出す

明日になれば、お土産の川柳せんべいなど持ってお仕事ちゃんに行くのです~寝ます

*おまけ

   

  町にある法念の生まれた誕生寺にいたわんこ。
  わんわん吠えるから怖いのかと思ったら遊んでもらいたかったらし。
  体をすりつけて来たので、我が家にまでわんこの匂いお持ち帰り。
  我が家の猫があやしんでおりましたとさ

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旅でも朝散歩

2010-10-31 09:10:12 | Weblog
朝食のウェイトレスさんが
『ご注文はあれとこれとそれですね?』

はぁ?
4人目はなんて言うんだろう?
3人で大爆笑(^-^)/

朝メイクの皆様残して
朝散歩に津山城を目指した。
時間が早くて閉門。
うろうろしているうちに、地図は持ってても方向を見失う。

地図の読めない女(;_;)
途中でこんなメールうちうちがいけなかったのね。
完全に迷子。
ガソリンスタンドで道を尋ねたら反対方向に歩いたもよう。
タクシーを呼んでもらって、無事ホテル。
930円也。
思えば遠くへ歩いたもんだ。

集合時間にはセーフ\(^_^)/
結果オーライ。
さて、本日投句を練りますか?

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国民文化祭・おかやま

2010-10-31 00:08:15 | 川柳
一年前から約束のあった3人とやってきた。
明日、川柳大会へ参加する。
会場近くの津山市までやってきて、今宵はビジネスホテル。

居酒屋で盛り上がって、
部屋に集合して盛り上がって、
川柳気分より修学旅行状態。
川柳会以外で何の接点もない3人。
素直に飾りのない語らいは、この歳になって何年ぶりの事だろう。
熱く人生を人間を語ることなど、
若くもない今、耐えてない。
アルコールが口を滑らかにする。
浮き世のしがらみを離れた開放感だろうか?

明日の川柳大会は入選のどうのがどっちでも良くなった。
明朝は朝ご飯前に津山城まで歩いてみようか?

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六条御息所 源氏がたり 一、光の章     林 真理子

2010-10-30 07:02:56 | 
六条御息所 源氏がたり 一、光の章
林 真理子
小学館


三部作の予定となっている。その第一部作。
ついにルンルンの林真理子も
源氏に手を染めたと言う感慨と怖いもの読みたさで図書館で借りて来た。
題名とおり嫉妬の生霊となって、
光源氏にに寵愛を受ける女性に取り憑いて殺してしまう六条御息所が
閨の中までつぶさに見て、嫉妬スパイスで語る源氏物語。

美と高い地位を尊いとする分かりやすい林真理子価値観がばっちりここにもある。
高学歴、高収入、高貴な家柄、美男、美女がトップに位置した人ランク付けがここにも歴然。
そういう視点からは、美しく身分の高い光源氏にあらがえる女はいない。
17歳の性欲から年齢を重ねて手だれとなる描写。
相手の女性もまた年齢相応、身分相応で閨への想像が働いている。

こういう人が描く末摘花は源典侍は、まことに意地悪く書かれて分かりやすい。
六条御息所が伊勢へ下ってしまい、
都の源氏を悪い運気から守れなくなったと言う解釈で第一巻は終わっている。
物語る人は自分が一番の視点で語る。
生霊となる人にそういう力を与えても不思議はない。
次は須磨に流される話へと続くもよう。
三部作だから宇治十帖まではいかなさそう。

読みやすい源氏物語としては価値があるかも?
林真理子の価値観自体が分かりやすいから、納得する人は納得し、
反発を感じる人は私みたいにエェ~!と思いつつ三部まで完読するんだろう。きっと。

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日常のカーブあたりに出る素面

2010-10-29 21:11:11 | Weblog
思わぬ出来事が起こるとその人となりが良く分かる。
同僚が自転車に車をぶつけた。
あるいは向こうから当ってきたのかもしれないが、前方不注意には違いなかった。
乗っていた人が高齢だったので、
救急車騒ぎにはなったが、打撲だけで自転車にも動かないほどの破損はなかった。

朝から事故をした当人が暗い。

回りがものすごく気を使わざるを得ない。
気の使い方もざまざまで、胸が悪くなるような同情型も居た。
悪いが職場は通常モードで流れる。
いい加減に頭を切り替えて欲しかった。
こういう淀み方は、また事故を呼びそうで不安にもなった。

日頃、ひょうきんで明るい半面、
仕事では妙に細かいのが多少、気になっていた。
大事故でもなし、免停になるでもなし、
そこまで落ち込んだり、悩んだりする事だろうか?
被害者の自転車をバンで運ぶと大騒ぎをしていたら、
当人が取りに来て乗って帰る元気さなのだ。
事故は時の運もある。ほんの瞬間のこと。
ハンドルを握っていればハッとするような事に誰も合っている。
事故にならなかったのは運が良かっただけだと誰も経験がある。
気は引き締めなければいけないが、起こってしまった事はどうしようもない。
真っ暗ケッケで人に気を使わせている事にも気が回らないでいる。
元気出してもらおうと自分の事故歴など披露し、道化をせねばならかった私の方まで腐る。

あの仕事上の細かさは、気の小ささから来るものだったのだと、納得。
そう苦労のない人生でここまで来たのかな?と余計な事まで思った。


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胃瘻の人

2010-10-29 06:16:12 | Weblog
去年までは自宅で
デイサービスには行きたくない、家が良いと言われていた。
ヘルパーは家族がノーだった。
家族介護が至れり尽くせり。他人の世話では痒いところに手が届かない。
入退院を繰り返し、帰って来られると私にお声がかかった。
1ヶ月も経たない内にまた入院。
最後は誤嚥性肺炎だった。
何度か出た胃瘻造設が本決まりとなり、
その後、医療的処置は終わったと告げられ、
今後の介護について家族内で意見が真っ二つに割れた。
病棟から家族の要請があったとケアマネの私が呼ばれた。
お帰りになってから事は私と相談で、決まらない事へ口出しはできない。

ついに医療療養型病院へ入所が決まった。
あれだけ好きだった家に帰れない。

ご家族がポツンと言われた。
「胃瘻にしたらもう歩けないの?」
出来たら最後まで看たかった人の言葉だ。
私の少ない経験では、しっかり歩いておられる方を知らない。
「さぁ?どうなんでしょう?」
と答えるのみ。
ご家族も、もう分からない状態になられた。
私の事などまったく記憶されてはいない。
栄養を胃に直に取り込んで、元気になってもらおうとした結果の今なのだ。

あの日から立つこともなく、
記憶もだんだん薄れ、家族すら判別出来なくなるのに時間はかからなかった。
毎日病院付き添いに通われたご家族にも疲労の色は濃かった。
移る病院は人里離れた所に位置する。
今度はたまに顔を見に行くとの話だった。
おそらく命尽きる日までお帰りはない。

食べられなくなったら、飲み込みが難しくなったら胃瘻の話が普通に出てくる。
現在国内で30万人(日本尊厳死協会パンフより)とも言われる。
家でごく自然に逝くという選択がなかなかむつかしい。

    草朽ちるように
    木朽ちるように
    土に還り
    風に浚われ
    痕跡もなきように
    
私の願望です。

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昭和は遠くなりにけり

2010-10-28 19:13:20 | Weblog
刈り取った藁が
家の形に組まれているのを久しく見ない。

懐かしくてパチリ。

レンガのお家、木のお家、わらのお家の
3匹の子ぶたの話を思い出す。
NHKの人形劇ブーフーウーを思い出す。
ビスケットでなんでも言うことを聞くおおかみさんを思い出す。
ポケットをたたくとビスケットがふえる~♪
ポケットの歌のあのポケットが欲しかった。
おやつにビスケットがなかったわけじゃない。
母のくれるおやつは
パン屋でタダでもらったパンの耳を揚げて砂糖をまぶしたの、
ふかし芋、
砂糖と米を持っていってポ~ン!と大きな音で作ってもらう
大きな缶いっぱいのポン菓子。

ちょっぴりあか抜けないものばかり。
たぶん、ビスケットの登場は少なかったのかな?
回顧に浸るのは老いの兆候か?

34歳の新人さんにブーフーウーを知っているかと聞いてみた。
首をひねっていた。
思い起こせばブーフーウーは白黒テレビだったのだ(*^_^*)


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平成も不況デフレの枯れススキ

2010-10-28 06:48:02 | Weblog
寒い!
毛糸帽で耳まで覆う。
手は紫のカラー軍手。
パーカーは裏起毛のトレッキング用の赤。
帽子は黒にスモークピンクの混じり糸のバザーで買った手編み。
あるもの手当たり次第で身につけた。
すごいカラーコーディネートだ。

散歩は犬ばかり。

      立ち話 散歩の紐がもつれ合う

もうケータイ投稿しいしいの散歩は
手がかじかむ。

ハイ、紫軍手は片っぽう外してマス('-^*)/

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かわいいね ごろんごろんで猫返事

2010-10-28 06:08:08 | Weblog
訪問宅から出たところで猫に遭遇。
目があったので、
  「かわいいねぇ~」
  「お名前ミーちゃん?」
  「タマちゃん?」
  「にゃんちゃん?」
声をかける度にお返事のにゃ~んをして、
陽だまりでごろんごろんと甘えポーズ。

新人さんと福祉用具のおにいさんとしばし三人で和んだ。

  「かわいいに反応していますね」

かわいいの連発に、その都度にゃ~と返事して転んでみせる。
猫たんの職業は『かわいい』ですか?
かわいいだけで生きていける猫にはちゃんと鈴付き首輪が付いていた。

   仕事中に付き写真取れず、ウチのモコで代用しています。

こんな戯れ五七五より国民文化祭in岡山の当日投句川柳を作らねば…
次の日曜日なんだわ。
お題は「晴れる」「誕生」「桃」
なんか乗らないお題

モコたんや~
膝からどいてよね。人の膝でうずまきになって寝ないの
母は散歩に行く決心が鈍るでしょ。
今朝も寒い
猫の体温はあったかいねぇ~モコ懐炉

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老猫に急かされて出す古ごたつ

2010-10-27 06:19:43 | Weblog
いきなり寒い。
朝二匹の猫にサンドイッチ状態で目覚めた。
寒さ基準は猫で分かる。
暑い時は寄りもしない。
最近、にじにじと枕周りや布団の上に乗って私の安眠を妨げていたが、
ついに布団にもぐりこんできた。
寒さがMax。
週末は用事があったし、11/3の文化の日まで待つのもちょっと厳しいか?
しゃ~ないなぁ~
重たい腰をあげてこたつ作りに取りかかった。
大体、どこに仕舞ったか?
朝早くて暗い。記憶も暗いが回りも暗い。
うんとこしょ、どっこいしょと押入れからひっぱりだし、本当は陽に干したいところ。
もう老猫が待てない。
毎年の記憶がよみがえってそわそわ。
期待に満ち満ちてうろうろしている。
ハイハイちゅんちゅんの期待にお応えいたしました



モコは電気コードなど噛みそうになり、危ない。
人間も猫も若いと勢いが違う。
今日は新人さん連れて担当者会議がふたつ。
老飼い主は、猫飼いするのもしんどいのよにゃんころりん

冬が一気に来た感じ。
散歩…コレからちょこっとだけ行っこっとブルブル~

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わたしのワンピース   にしまきかやこ

2010-10-26 21:16:57 | 
わたしのワンピース
にしまき かやこ
こぐま社


   ラララン ロロロン~♪
   わたしのワンピース 

   にあうかしら?

雨の中を歩いたら雨水玉もよう。
お花畑を歩いたらお花のもよう。
小鳥いっぱいのところを歩いたら鳥になって空を飛んで
お空もようになって、夕焼けもようになって、星もようになって、
ずっとずっと「にあうかしら?」のフレーズが続いていたような記憶がある。
二階にあがれば絵本棚に手垢にまみれてまだそのままあると思う。
思うが、確かめに階段を上がる元気がない。

雨上がりを歩いたら
この絵本を思い出した。
雨の水玉模様のワンピースのページが浮かんだ。
子供たちがうんと小さい時、眠りにおちるまで
ふたりのまんなかに寝そべって毎晩何冊かの絵本を読んでやった。
絵本を読んでやれば、うんと良い子に育つような気がしていた。
母も愚かに若かった。
今もこうして絵本をしっかり思い出すところを見ると
絵本タイムを一番喜んでいたのは、この母だったのかもしれない。
娘にはその気になってこのワンピースを作ってやってまでいる。
絵本は白だけど無地のピンクの木綿布で
小さなお花の刺繍を散らしてお花もようのワンピース。
娘はうまく言えなくて

   わたしのヤンピース

と言っていた。
最近、時々この頃の事を思い出して独り笑いをする。
あぶないなぁ~
認知症になって過去に記憶が戻ってしまう時、
どうやら一番幸せな時に留まるっぽい。
私の脳内はいつか、この子育て時期に帰ってしまうかもしれない。
いや、ほぼ確信する。

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雨上がり朝散歩

2010-10-26 06:48:58 | Weblog
このまま
散歩断念になりそうな雨の朝が続いた。
今日から一気に冬が来るなど
天気予報が脅していたが
薄いパーカーを羽織っただけで散歩。
体がほくほく。
ほっぺが少しひんやり。

11月後半に宮崎県の韓国岳。
メンバーの足手まといに成らぬよう、
それまでは歩くの続ける~てくてく~♪

    話す人なくてブログに ただ独語

まさやんさん 取りあえず朝の一句。
わっ=^_^= さびしい奴ですね^^;

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川柳マガジンまたも全没

2010-10-25 19:16:22 | 川柳
11月号が届いた。
10月号に続き全没。一句も選に入らず。
メゲル。
特選には近郊川柳大会で出会ったあの方の句が燦然と輝く。
余計メゲル。
  切磋琢磨もしないで結果だけで、
  どよ~~~んとなるのは…
  あんたまったくいったい どうなのよ!
と、自らに突っ込みを入れる。
思えばこれまでが運よく選されていただけかも?

最近発刊された第一線川柳作家100名の全集の特集が載っていた。
句集のあとがきの一部抜粋に、頭をぶったたかれた気がした。


   川柳人は せっせと川柳を作る
   川柳人は 川柳の終身刑なのである
   歩かないと手が落ちる
   鼻が落ちる 顔が落ちる
   だから川柳を書きながら歩く
   ボクは川柳人形だ

     (近江あきら氏「あとがき」一部より)


締め切りぎりぎりまで句の存在をまったく頭から消去していて、
わぁ~締め切り!と焦って作っているようではイカンのですわ。
書きながら歩く終身刑と作家さんはおっしゃる。
とんでもないものに手を染めてしまったか?
川柳マガジン年鑑2010に
川柳作家として名前を入れて頂いてしまった事がとても恥ずかしい。

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オカンの嫁入り

2010-10-25 06:36:58 | 映画(DVD)
『オカンの嫁入り』 予告編


日本ラブストーリー大賞のニフティ/ココログ賞を受賞した、咲乃月音の人気小説『さくら色~オカンの嫁入り』の映画化。

さくら色 オカンの嫁入り (宝島社文庫)
咲乃 月音
宝島社


大竹しのぶと宮崎あおいの母娘にも興味があった。
成人した娘との方が近い男との結婚話はそうとう無理があるし
金髪にダサイ赤ジャンパーの元板前男をひきなり「おみやげ」を深夜に酔って連れて来るくだりも
大阪弁が効いている。

パニック障害、末期がん、母子家庭、天涯孤独の身の上と道具立てがややそろい過ぎ。
母娘の名も月子に陽子と漫画チックに過ぎる。
ケータイ小説の大人版なイメージか?
舞台が大阪の下町の人情味あふれる場所なのがストーリーに深みを持たせて成功している。
ガラガラと木枠の戸を開け、ねじ込みの鍵が懐かしい。
余所の家も自分の家も区別なく、人が出リしたりおかずのやり取りがあったり古き良き時代にタイムスリップ。
家族の枠が曖昧で今のプライバシー保護や個人情報守秘の行きすぎの息苦しさがない。
ドアロックの個室閉鎖でなく、掃き出し窓やら勝手口やら出入り可能な家の作りも懐かしかった。

愛に年齢は関係ないは良しとしるが、
大竹しのぶの白塗り白無垢は無理があった。
やっぱり花嫁衣装は若い張りのある肌にこそ似合う。
同世代の目から見て、大阪ジョークでセリフにもあった仮装大会?の雰囲気?
桐谷健太、國村隼の男役が勢いある女性陣にくらべて、ほっこりあったかだった。
笑って泣いて、泣いて笑って、ラブストーリと言うり人情話として楽しめた。

ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後 (宝島社文庫)
咲乃 月音
宝島社


小説にはその続きがあるらしい。
ハッピーエンドで完結したが良いか?続きを知ったが良いか?

原作者咲乃月音さんのブログお月さんを探してを見つけた。ちょっと覗いてこよっと~♪

そうそう、大事な脇役を書き落とした。
黒いフレンチブル?のハチ。すごく可愛かった。                   
                     


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おもしろきこともなき世をおもしろく

2010-10-24 08:23:51 | Weblog
いつもの土曜日で、実家の母、姑巡りの予定で家を出た。
実家でケータイが鳴った。
職場の電話当番ではない。
直で利用さんだった。
ここだけは致し方ないという人にだけ私用ケータイを教えている。
致し方ない事態であるから馳せ参じた。
老々介護、独居は最終的にほったらかしに出来ない…と思う。
妹と出かける予定だった。
時間保留で処理に走った。

   「もう死にたい」

よく利用者からこの言葉を聞く。
ケアマネの研修会ではこれは「生きたい」のサインだと
知ったらしい解釈をされる。
そうかな?
老いも若きもそう思う瞬間は共有。
長ずるに従って、しんどい事が次から次。
50代の私もそう思う時がある。
もっともっと体が動かなくなって人の世話にならなくては日常が遅れなくなり
そう先に長い時間が残されてないと思う時、紛れもない本音だと私は思う。

平成22年度介護支援専門員実務研修受講試験は今日。
毎年、10月の第4日曜日だ。
先日、cafeでテキストを広げた試験勉強中の若い人を見かけた。
思わず「そんなに良い仕事ではないよ」と声に出さずにつぶやいた。
私は18年度合格。時が経つのは早い。あの時は楽しかったのかもしれない。合格へ向かって一生懸命。

   

   おもしろきこともなき世をおもしろく

高杉晋作の辞世の句らしい。死は竜馬伝で前回だったか?
むかし蛸壺を焼いていた窯のある地域で毎年春秋に催される壺まつりのDMにこれか書いてあった。
この言葉に誘われて妹を誘っていたのだ。
ぶらぶらと瀬戸に臨む場所で陶器やガラス細工、骨董、海産物、農産物等の出店を見ながら歩く。
季節柄、外が心地よい。
妹はすすきを生けようかと蛸壺を買った。
ふたつ買うのを逡巡していた。持って駐車場までゆくのは無理だと言う。
ふたり居るからひとつづつ抱えれば大丈夫。仲良く抱え歩く。
病気だったから、歩く速度も遅い。疲れたか?と問えばやはり疲れたと言う。
妹が年中携帯している万歩計は祭会場についてから0にし、5000歩近くを示していた。
去年はまだ来れなかったと言う。
母がデイサービスの間、ちょっと家を抜けてのリフレッシュ。

   私は籠の鳥

否定出来ない。母は共に住む妹をすっかり頼りにしている。居ないと不安を訴える。
私が妹にしてやれることはこんなところに連れて来てやることくらい。

   元気でないとどこにも行けないね

いちいち妹の言葉が沁みる。
10月末にしては暑かった。これから一気に寒くなるのか?

    

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