陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

民主党の介護政策集を眺めれば

2009-09-30 20:07:56 | Weblog
民主党政策集INDEX2009から

『良質な介護サービスの確保のため、事業者に対する介護報酬を7%加算し、
介護労働者の賃金を月4万円程度引き上げます。(中略)
ホームヘルパー・介護福祉士など介護スタッフの増員、専門性を高める施策を講じ、
介護支援専門員(ケアマネジャー)の介護報酬を引上げるとともに、
権限と裁量を増やし独立性を高めつつ、
最低限の事務量となるようデスクワークの軽減策を講じます。


と、言うこのとなので、
利用者に向き合うよりも書類に向き合って居ることが長い我ら介護支援専門員の仕事も
本来の姿に立ち返り雇用されているとこに左右されず
公正中立さが保たれて利用者本位の仕事が出来るようになるんだと大いに期待しよう。

『療養病床を削減する介護療養病床再編計画を中止し、介護の場から追い出されたり、
長い間入所待ちを余議なくされたりしないよう、将来にわたって必要な病床数を確保します。』

と、言うことで療養型がなくなる恐怖は消えたみたい。
入所が突如必要な時のアップアップも消えてゆくのだろう。

家族等介護者に対する実態調査をしっかりして、
真の介護の社会化を目指した介護保険制度の抜本改革に取り組むらしいから
楽しみにしとこう。

介護保険10年。
財源がないから使えない使わせない制度にどんどん改悪され
事業者の収入も減る一方。
ついつい不正に走った業者摘発からこっち書類ばかり増え続けている。
それからそれから…現場での密かな声…
思いたくないけど、どんどん介護職の質が落ちている。
介護職は集める事が主になっていて人材を選ぶ段階ではなくなってしまっているのだ。
ここらで何とかしないと!
政権交代、スパッと斬って大改革大いに結構。


だけどね~心配なのは財源をどうするか?ってこと。


僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 (新潮文庫)

2009-09-30 06:16:36 | 
僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 (新潮文庫)
泉 流星
新潮社

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これは『エイリアンの地球ライフ』の前に書かれた。
作者は実は妻。夫の目を通して語る形を取っている。
ひとの気持に気が読めないアスペルガーが
同居人の夫の目を通して自分を描くという設定には違和感を覚えた。
が、数々のエピソードは息子との生活に符合することが実に多い。

冷静に自分を見る、相手の立場になって考える試みで始められた設定なんだろうが、
自身の目で自身の立場で描いてほしかった。

『人から自分がどう見られているか?』
息子の永遠の謎。テーマだ。
そういう意味では著者的には書かねばならぬ視点だったのかもしれない。

息子はエイリアン妻と同じく
やること成すこと周りから浮く。
同じ職場に在籍すればするほど浮いてきて異端視される。
『自分のどこが間違っているのか?』
冷静に分析すればするほど分からない迷路に迷い込む。
理屈で理論でわかろうとするアスペルガーに
人小さな現れた表情や雰囲気の中に正解があることは理解不能なはず。
そこのところも夫の目を通して『書いてある』んでなんだかしらける。
それは誰かに教えてもらった事柄であって生の声ではないという気がしていまう。

息子はわが子だから別れよう捨てようという事態にはならないが、
夫婦は他人。別れるという選択肢がある。
生の夫の声でなぜ異星人とまで表現する妻との暮らしを続けられるのか?
核心を聞きたい。

他の夫は仕事だけしていればいいが、エイリアン妻との暮らしには
家計を任されるところから、掃除から、他の人との軋轢クッション剤や
うつ病の妻の支えや家庭内には安寧がない。
と、当事者妻が夫に言わせた形で書いてある。

仕事に行って居る方が楽では?
私がそうだから、そう思う。
職場で数数抑えていることの何百倍を息子との生活では抑えている。
かつ、不調な時にはどう対処してよいか年中途方にくれる。
今がそう。
息子は昨夜、帰宅。
ものすごい落ち込みで自らが気持ち悪いという精神状態を一夜越したまま今、出勤して行った。

エイリアン妻は運転は危険と自ら察知。免許取得をしない。
地方おいて車が運転できないと仕事にすら就けない。
息子は今、会社について飲むように言って渡したリーゼを服用して1時間弱の道を運転中。
車に乗ることが働く上で必須。
交通事故不安から精神状態の悪さが巻き起こす職場でのトラブルから
ありとあらゆる不安が家に居ると起こる。職場に居る間は仕事をしているから忘れていられる。

エイリアン妻は外で働くことをしない。
数々の失敗がそれを就労選択肢から外した。
翻訳業を家で行ったり、特殊な業界通訳をしているとあるが、
生計は夫に頼ったものであろう。

母ではいつか経済的に支えたれない時期が来る。
夫に問いたいなぜエイリアン妻と暮らせるのですか?
妻の目で見た夫の気持ちでない地球人の気持ちで私は純粋に知りたい。

私は息子であるから、一生支えになるつもりでいる。
体力、気力の続くかぎり。
いつか息子の負担になる自分は想像すらしない。
そういう家庭を目の当たりにする職種にいて、考えることが決して明るい方向でないと知っている。
先の事は先として、来るか来ないか分からない将来不安は捨て置いて
今の今、息子の安定、心の平穏を願っている。

息子不安で胸が掻き毟られるような今だから、余計、
『あなたはエイリアン妻との暮らしの何が結婚生活を続けさせて居るのですか?』
と、問いたい。
息子は結婚したがっている。
息子の中に相手を恋しく思う気持ちがあるようには見えない。
一度でも『この人』と恋い焦がれた経験が息子にはないように思う。
肉体的に成人男子として求めても、継続して暮らす結婚生活に向いているとも思えない。
人として普通になりたい思いが普通に結婚しなければ負けだと自分を追い込んでいる。
母との暮らしままならぬ息子がどんな人とどう暮らしてゆくのか?想像すらできない。

何年もエイリアン妻と暮らす努力は夫の生の声で知りたかった。
夫の目を通して自分を描くと言うのはどう考えても詰めが甘い。嘘が交じっている。

納得いかないのは
より当事者の本当の思いや一緒に暮らす人の本心が知りたい欲求が
私には強くある所為だろう。
書店に「高機能自閉症」と銘打った本が文庫本として並んでいたのが嬉しくて買い求めた。
もし『独身男の「高機能自閉症」ライフ』だったら何十冊も買って友人知人に配っているところだ。


介護の限界

2009-09-28 06:07:26 | Weblog
「介護疲れた」母の首絞める 容疑の次男を逮捕(朝日新聞) - goo ニュース

妹が母の認知症を診てもらっている心療内科医に言われたと言う。

 『自分が子供にここまでして欲しくないと思ったら、施設入所を考える時』

「自分の言うことも理解してくれない。」と介護疲れの息子の弁。
「あなたはおかぁさんの言うことを理解しましたか?」
逆に聞いてみたい。

妹から昨夜、『母が壊れた』メールが来た。
逆らうな。一緒に興奮するな。何か壊れる前に原因があるはず。冷静に。
疎外感を感じるようなことはなかなっただろうか?
ゆっくり考えれば、思い当たる節があるらしかった。
実の母が鬼のような形相になるのを見るのも辛いだろうと思う。

パニックは息子で慣れているから妹よりは落ち着いていられる。
出来の良い息子育てしか知らなかった妹に思うようにならないガンが出来た。
ガンに罹ってから
『斯くあらねばならぬ』と言う決めつけが多かった妹が変わってきた。
思うようにならない母への接し方がゆるく優しく変わってきた。
それでも緩やかに母に認知症は進行している。
その内、限界がくるのか?
限界が来てから施設探しでは遅すぎる。簡単にすぐ入所先が見つからない。
また、親なればこそ、
なんとか慣れ親しんだ我が家で最後まで過ごさせてたいと躊躇する。
私の家に引き取ることは母が望まない。
妹のガン摘出手術の時に我が家へ預かった時に感じた。
自分の物に囲まれた自分の空間が一番安らぐのだ。

出勤前に母と妹の様子を見てこよう。
今日は母にデイサービスがない。妹にはまだ放射線通院が毎日続いている。

体模型の夜   中島 らも

2009-09-27 19:16:58 | 
人体模型の夜 (集英社文庫)
中島 らも
集英社

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息子が貸してくれた。らものホラー小説。
自分は人の本、CDを永遠と借り続け仕舞には自分の物化してしまうか、
よれんよれんの状態にしてものすご~~く時間が経って返してくれる。
しかし、自分が貸した物にはシビア。
先日帰って来た時に『読んだか?』攻撃にあった。
早く読んで返さねば。
ちゃんと読んでどこが面白かったか感想も用意しておかないといけない。
返す時には『どうだったか?』と必ず聞いてくるのだ。
自分がこんな本を読んでいるとバカにされていないかチェックをしないと安心できないらしい。

12のホラー短編はどれも最後のどんでん返しで唸らされる。
まったく関連のない12編がプロローグとエピローグでちゃんと繋がって、
続きがまだまだありそうなこれもまた不気味などんでん返しが用意されていた。
おどろおどろしい場面のつなぎ合わせではなく、日常が淡々と流れていく中でのホラー。
ちょっとした狂気の切れ間がどこにでも存在しそうな気すらする。
しかも全部、幽霊の亡霊の妖怪のという聞いたことのあるものとは全然ちゃう恐ろしさ。
らもさんのユーモアしか知らなかった。

息子に目からウロコだったと言っておこう。
中島らもの奇才ぶりが良く分かる小説だった。
酒飲んで転んで死んじゃって残念な人だったと。

最後に私の好きな田辺聖子の解説が付いていた。
たい焼きのあんこが尻尾まで入っていたような嬉しさ。
源氏物語など引用されていた。そういえばホラー部分が確かに源氏物語にあるある~あなおそろしや~

息子の本読んだからね!と言う安堵感に包まれて今宵は安眠

熊野古道~大雲取越 (3)

2009-09-26 06:44:19 | Weblog
体よれよれ~意識もうろう~
後4キロのナンバー8の道標を通過した頃、
斜めに夕陽が杉木立の間を赤く照らし出した。
ときどき覗く山の端の夕焼け。ここまで歩いたから見られる。この瞬間に立ち会えている。

 →    →   → 
もう惰性で足が前に出ているだけなのに、夕陽に神経は興奮している。
陽は除々に輝きとトーンを落とし、そして山道を闇に落とした。

こうなったら列の中をおりこうさんで黙々と付いて行くしかない。
語り部さんのお尻にぴったり張り付く。離れたら何にも見えない闇の山で迷子。
懐中電灯をリュックから出そうしたら語り部さんが止めた。正直、リュックを降ろす元気もなかった。
先頭の語り部さんが高く灯りを掲げて私の足元を照らして下さった。
「もう少しだから」と励まされ、後ろからの光にも助けられ道標0に辿り着いた。
熊野古道は終わった。
本当はこっちから登って最後の道標28まであるくのだろう。たぶん。
そこには階段があった。登れば阿弥陀寺。その上をもっと登れば黄泉の国とか。
亡夫が居るのなら登ってみたい衝動にかられた。

古道は終わってもバスの待つ駐車場は遥か下らしい。まだ歩く。
闇には弱い怖れんぼADHD。おとなしく列の二番手で降りていった。 
 
熊野那智大社と那智山青岸渡寺と神仏があっちとこっちとと説明が始まっていたけど、空には一番星、二番星。
一時も早く里へ降りたい。バスに乗りたい。歴史講釈が脳を素通りする。
最後の最後の参道階段を降りる。踊り場に夕涼みのおっちゃん二人とわんこ。
かわいい~おっちゃんでなく犬が。

 

「写真を撮っていいですか?」と言えばおっちゃんがシャッターを押してくれた。
わんこはビーグルと柴犬のミックスで名前はビーちゃん。
わんこと遊んでいて、ハッと気が付いたらまた周りに誰もまたいない
急ぎたいけど急ぐことができない足を引きずって、みなさんのところへ追いついたら
クールダウンストレッチの真っ最中
わ~ごめんなさい。19:30。宿は?夕食は?8時には無理か
熊野古道の最初と最後にわんこたん。ちゃんと帳尻があっている


朝の明るさで見ればこういうところで、もうビーちゃんは見つからなかった。
参道を上がるだけでもかなりなもの。誰がその奥の奥の古道を歩いたの!?
だれも昨日降りたこの参道階段は上がりたくないので、横の那智の大滝だけ見た。
この水を飲んだり飛沫浴びると延命できるとか?
ワタシ?絶対飲まず飛沫を避けておりましたとさ。
熊野古道~大雲取越のおはなし。おしまい。おしまい。あぁ~疲れた、疲れた。2度と歩けましぇん



疲れが出た?

2009-09-25 21:27:53 | Weblog
喉に痛みと頭痛。熱はない感じ。
朝から訪問やら担当者会議やらケアプランやら新規契約やら…
なんやかやが束になって襲ってきた感じ。

職場の人間どもにはムカッムカすることばっかり。
結局、譲らない某嬢に引っかき回されて、訪問予定していた2軒をパスしたまま終業。
頭痛がマックス。もう残業の元気もなく来週、来週ということにして、かかりつけ医院に急いだ。

  「職場はインフルエンザに過敏反応してますが、大丈夫?」

この時節、聞かないワケにはいかない。
ものすごい発熱、食欲不振、激しい咳、筋肉痛が起こったら連絡してほしいとのこと。
4日分の風邪薬といつもの頭痛薬と喘息の薬と…ついでに血圧の薬ちょうだいと
かわいく言ったけどダメ。
「またおいで」と言われてしまった。「ケチ!」

こんな時、胸さわぎ。
息子の薬取りはいつだったっけ?
もう薬が無くなっているような気がしてBLOGで確かめたけど分からず。
結局、嫌われそうだけど息子に電話で確かめた。

  「頼む。ごめん。ありがとう。」

えらく素直な返事が返った。

折も折、訃報が入った。
明日が告別式。息子の病院と葬式の方向が真反対。
運転が上手でないワタシ。ああでもないこうでもないと悩んでいたら、電話。

親が退院するんだけど介護保険はどう使ったらいいか?
『出来たらケアマネを頼みたい』と友人からだった。
要支援者はもう持ち人数いっぱいいっぱい。
要介護者はまだ若干のゆとりがあるけど…ここ1週間内退院の相談は今、ちょっときつい。
結局、認定結果が出ていないし、要支援っぽいということで他業者か包括支援センターを勧める。
退院準備の介護保険でのガイドラインを説明。
おない年はみんな介護親を抱えているからOFFの時も介護相談に乗ってしまうことになる。
向こうも切羽詰まって相談してきてるのが分かるからムゲに出来ないが…今夜は勘弁して欲しかった。

明日、こんな体調であっちへこっちへ運転していたら事故のモト。
生きている息子の薬は待てないからこっちを優先。
弔電を打って、後日私の体調がシャキッとしてから弔問することにした。

週末の姑の週1回買い物同行をどこにセッティングするか?なんかダルい。
妹と母の様子見舞いも週末にするのだ。
姑は先週、ものすごく元気だと言っていたけど、
なぜ一人でバスが無理でもタクシーに乗っていかないんだろう?


長時間バスで行って戻っての上で、ハード山歩きは私には無理だったらしい
熊野古道のつづきアップはまたにしよう。早寝、回復、回復っと

熊野古道~大雲取越 (2)

2009-09-25 06:15:04 | Weblog
一気に胴切り坂を越えれば後はなだらかな尾根だと思っていたら大間違い。
ずっと石段々のアップダウンが続いた。
説明も写真も気力ゼロ。
後でマップでチェックしたところによると越前峠・石倉峠・地蔵茶屋跡。
標高8~700メートルをアップダウンしている。
平安貴族が輿に乗って荒れた海をゆくみたいだと詠った碑の前で
誰かがシャッターを押してくれた1枚あるのみ。

 

一旦、舗装された林道に出て、もう終わりかと思いきや再び山道に入り
ぜいぜいはぁーはぁー
色川辻に出た。水の流れにホッとする。
道番号が20台にやっとなったと記憶する。
 
火山の噴火でできたらしい真ん円な石が苔むしてあちこちにあった。
一部分苔をむしったハゲが見られるものが多かった。
熊野古道が世界遺産に登録されて、苔を持ち帰る人が出たという。
持って帰っても自然状況が違うところでは絶対に付かないと語り部から聞く。

 
ときどき見える眺望にう~~ん高い。コレ自力で降りないといかんのね
すでに体力カラータイマーが赤く点滅をはじめていたが、途中でやめるわけにいかないのが山道。

  
太陽が低くなってきた。16:00頃 海が見えた。勝浦。本日のお宿はあそこ。歩かねば。
同行メンバーの姿をあえて避けて撮った訳でなく、私ひとり遅れて前にも後ろにも誰もいなかったの。
この後、ついに語り部さん前を歩けと指示が出た…やっぱり難所でぐずっていると誰かが抜いて行き語り部さんもあきらめた。
実際、写真を撮っている場合でないんだけどムズムズ。このあたり団体行動向きでない私の多動性注意欠損症が疑われる。

つづきはまた~仕事から帰ってね。
月末までにやらねばならぬ仕事が山・団子状態休んだツケだわ


熊野古道~大雲取越 (1)

2009-09-24 22:38:57 | Weblog
仕事をしていたら足の痛いのをすっかり忘れた。
あのきつかった行程の記憶もだんだん薄れてゆく。
ここらで思い出してアップしておこう。

  

高野山宿坊を後にして小口バス停へ。
途中のトイレを借りた土産物屋で熊野古道のウォーキングマップをゲット。
じっくり読んでいたら『大雲取越』は上級とある。大丈夫か?
11:00
さぁいよいよバスを降りて歩き。
川縁には彼岸花。向こうの山中腹の家では犬がよく吠えていた。
 
しばらく民家の間を抜けてゆく。ここでも犬がよく吠える。
最近の犬は吠えないが語り部の人によるとイノシシ除けに吠えるような犬が飼われていると言う。
28の石が道端にあって、 いよいよ古道に入る。
500mごとに数字が減って熊野那智大社へ抜けたところで0になると説明を受けた。
28×500m。 14キロ 歩くのねん~♪ あの向こうの尾根まで歩くのよん~♪
  

昭和30年頃までは家があった痕跡が道のサイドに残る。
電気が引けないので田畑を置いて里に下りることになったそうだ。
石の段々がちと歩きにくい。段々のところどころにかわいい黄色い花を見つけては和む。
語り部さんからチャボホトトギスと名前を教えてもらった。

円座石(わろうざいし)
語り部の説明を聞いたけど右から左のおそれありと説明も写しておいた。正解だった^^;

 
ここから除々に勾配がきつくなった。

楠久保の地蔵を過ぎてから、
胴切り坂と言う、しんどさのあまり首と胴を切り離してくれと言いたくなる坂が待っていた。
一気に標高700mくらい登る。距離にして2.4Km。
もう写真を撮るゆとりなし。汗だく。
 
とか言いながら、かわいい花をみつけるとふと立ち止まり、
大幅にメンバーに遅れ、歌碑やなんたら旅籠跡での語り部さんのお話は聞き取れない私でした
きつい登りでは
   六根清浄~~♪~懺悔、懺悔~♪
   ろっこんしょうじょう~さんげ、さんげ~♪
語り部さんと掛け合いで声を出してリズムを取ると不思議とちょっと足が前に出た。
大したことないという風評で杖を持っていなかったら、
バテバテの私に語り部さんが自分のリュックから杖を取りだして貸して下さった。
ヤバそうな人様に用意がしてあったらしい。
史実に詳しく、山歩きに詳しく、気遣いもあって、飽きさせない話術の語り部さんに大いに感謝、感謝。
肝心な史実はホント聞いてなかった。スミマセン
と、言うところでつづきはまた明日。

ブログがあってよかった5年間=^_^=

2009-09-23 08:03:14 | Weblog
開設2004.9.24
明日で丸5年になる。
PCのデータが全部なくなってもブログに赤ちゃんモコが居た。
かわいいのはブログにアップしておいてよかった。
全部で109枚もあった。
猫バカだねぇ~
しっかりフラッシュメモリーに入れた。ほっ

ところでどのくらい古いのまでブログは大丈夫なんだろうか?
だんだん不安になってきて今、バックアップ中。
PCど素人でも簡単に使えるように
この5年間でどんどんブログは進化し続けている。
最初は苦労したこともいとも簡単にUPできてしまう。ありがたいこと。

築24年の我が家に猫が絶えたことがない。
ユキ・スズ・チョビ・ふぃんふぃん・ちゅんちゅん・モコ
考えたら最初はもらい猫で後は全部拾い猫。
ひとつの命が消えそうになったら次の新しい命が向こうからやってきた。
なにか不思議な縁を感じる。
星の数ほどあるブログから私のブログを訪ねてくださった方々も
お会いしたこともないのに人柄が伝わってくるコメントを下さる方々もまた何かの縁。
知らず知らずアクセス数が上がってきている。

         陽だまりのねごと
       ブログの開設から 1825 日

  9月22日のアクセス数 閲覧数:1620PV 訪問者数:507IP
       順位: 1149位 / 1,297,479ブログ中

↑こんなことまで編集画面には出るようになってきた。

訪問してくださる方があると思うと、アップしないと悪い気がして
訪問のみなさまに背を押されるようにして、日々のよしなしごとを綴ってしまう。

私には家に語る人が居ない。
ココはたぶん、ひとりごと。
泣き言だったり愚痴だったり、うれしい事だったり。
誰かに話したい思いがキーをたたかせているような気がする。

ひとりごとを読んでくださる方があって、継続してきてくださる方があって
きっとひとりぼっちでない気がしているんだと思う。

開設5年。
  お越しのみなさま      
     ありがとうございます

ただいま

2009-09-22 07:30:39 | Weblog
一番にモコが腕に飛び込んでお顔なめなめ。
じっと向こうでちゅんちゅんが見てるから交代だっこ。

う~ん(><;)
猫トイレにウンチの山。
猫水空っぽ。

カサコソ。
モコがポリ袋ゴミで遊んでいる音で目が覚めた。

留守明けの家中、お菓子の食べた空っぽ袋散乱。
息子はコレで2泊3日しのいでいたのか!?

風呂でさっぱりして、なにもかもそれから…
あちゃ~
洗濯機には息子の作業服やら汚れ物の山。

不安になってパソコンを開けると、苦心して復帰させた画面が…ない!

何をどう触ってくれたの?
まさか、初期化してくれた?
データがパー?
泣きだい気分。

猫たちがものすごくさびしかったよって雰囲気だけはないから、
息子の猫の手並みのお留守番はヨシとしよう。
2度とお出かけはタブーだと肝に銘じる。

だはぁ~
後2日、休日で良かった(^-^)/

今夜には帰る息子の洗濯物だけは先になんとかしなくっちゃ。
あれ?雨が落ちだした?

那智勝浦温泉の朝

2009-09-21 05:58:59 | Weblog
那智大社によれよれで降りて、もうガイドさんの話もほとんど聞いてなかった。

いろんな登山をしたけどガイドが付いたのは初めて。
中高年遭難の話があってガイドの資質がとわれているが、
熊野古山を知り尽くし
大学のセンセから歴史の講義を受け
ユーモアと気配りの精神を持ち、
暗くなってもちっとも不安を感じなかった。

みなさん健脚でひとりの落伍者もなくの最後に
『2、3大丈夫かな?と思われる方もありましたが』

それにわたし該当。
登りダメ、下りダメ。最後は惰性で足を前に前に繰り出しふらふらゾンビ。

『ここを上がると阿弥陀寺。その先は黄泉の国。』

との別れ道。もうまっくらけのだった。
夫が亡霊でいいから降りてこないかな?と闇を見上げた。

バスが待つところまで土産物屋通りの階段を足が降りたくないと言う。

途中にわんこ発見。
ビーグルと柴犬のミックス。ビーちゃん。
なでなでして
『ただいま』をいったら疲れが軽くなった。

ここは紀伊勝浦ホテル中島。
ゾンビ状態で船で運ばれた。
お決まりの宴会。ひたすら温泉に入りたかった。
湯はちょっとしょっぱい。
露天から潮騒が聞こえた。天には星☆

満天の星でサマーピクニックは終わったのかしらん?
総集編をテレビで見よう。

薬を飲んで部屋で倒れた。7人部屋。
みんな温泉でわたしひとり。一番離れた布団ゲット。
疲れてるけど睡眠薬をのんで、座布団の足枕して寝た。

誰かが揺り起こした。

『いびきがうるさくて寝れないんですけど』

どうせいちゅうねん?
薬で頭も体もぼぉ~
熟睡人間を起こす?
むかつきながら 布団を海辺の椅子セットまで引きずって、
障子をぴしゃりと締めた。
わっはっは(^O^)/
朝日独り占め。
向こうで起きた音といびきが聞こえる。
自分だけ自分のいびきは聞こえないのよ。
きれいな朝日に免じて、さらっと流そう。

そうそう、朝湯いってこっとo(^-^)o

歩いた歩いた8時間

2009-09-20 19:25:24 | Weblog
11時小口。28の番号からスタート。
1番500メートル。総距離14キロメートル?
那智大社に降りたのが19時。
まっくらけのけ。
最後は懐中電灯で照らして降りた。
お迎えは一番星☆

南こうせつのサマーピクニックも終了の頃。

ひとりぼっちの君に降るのは満天の星~♪

わたしよれよれです~脳みそパー♪(*^ ・^)ノ⌒☆

高野山ってなに?

2009-09-20 07:47:59 | Weblog
なんの下調べもしないでやってきたら、
あらステキ。宿坊にドラえもんの人物日本の歴史が置いてあった。

ふむむ
高野山を開いた空海と弘法大師は同じ人なのね。
って、くらいもの知らず(^_^;)

熊野古道はガイドさんが総勢33人の前後についつて説明つき。

出発点の小口へバスで向かっている。
本日は晴天なり\(^_^)/

宿坊ってなんだ?

2009-09-20 05:31:00 | Weblog
修行僧の真似事をさせられるのかしらん?
ずらっと大広間で寝るのかしらん?
パジャマがわりのジャージが合宿みたくいるのかな?

不安と疑問といっぱいだったけど、
アミニティーが不備な旅館とそんなに違わない。
トイレが各階にあるけど、エアタオル、紙タオルなし。
ハンカチを握りしめてゆく。

お風呂にタオルあり。
ただし、一人1枚。最初に入った私はチラッと枚数を数えた。
若い人は湯あがりバスタオル用に使いそう。
やっぱり最後の人は前の人の使用スミを洗って使ったとか。
部屋は4人個室。古い旅館って感じ。

でもお寺内に泊めてもらってるから
自由参加で朝のお勤めあり。
食事の給仕はくるくる坊主の若い雲水さん。
気いたら高野山大学1年。お寺の跡取りさんだった。

さぁ~着替え。歩く支度。
メンバーは中高年。朝が早い。私の早さが目立たない(^-^)/

話の種にお勤めにも参加してみようっと~♪