陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

コストダウンばかり追求する郵便業務

2007-08-30 07:00:55 | Weblog
郵便物7167通隠す=非常勤職員を懲戒免職-広島 (時事通信) - goo ニュース

職員は

「勤務時間内に配達を終えられず、
 局に持ち帰ると上司に怒られると思い、自宅に隠した」

と話しているという。

息子がクビになった理由に事故が多いと言うのがあった。
時間内に配達し終えて帰らないと『上司に怒られる』ので
猛スピードで配達をしていたと言うのだ。

しかも誤配通報があれば激しく叱責。
息子は同地域配達の人にうまく誤魔化され
人の2~1.5倍の郵便物をあてがわれていたと言う。

 人間関係が付かない。
 班のみんなが嫌っている。

直属の上司がそう言い放って
アスペルガーの特徴を記したプリントも用意して
親である私が障害枠雇用切り替えにしてもらってもと
話を切り出したが、
プリントに手も触れなかった。

息子はたびたび壊すミラー部品を自分でいくつも買って
報告せずに取り換えるようになっていた。

直接、私が郵便局に出向く事になった
住宅地の曲がり角に違法駐車の乗用車にぶつかった事故は
最初、隠匿して帰ってきた。
様子のおかしいのに気付いて、聞き出し説得して
局まで報告に連れて行った。

配達用バイクは普通のバイクよりも乗りにくいんだそうだ。
危険なバイクで追いたてられる配達員の
正規の職員配達員の占める割合は
今、1割にも満たないのではなかろうか?

民営化に向けてコストダウンしか考えていない。

上司の日常的叱責は部下の隠ぺい工作を誘発する。
自分の保身第一となり、モラル低下を招く。

猛スピードの赤いバイクを見る度に
軍隊のようだったと息子の言葉を思い出す。

配達は好きだったと息子は言う。
主治医もバイクでひとりで行う仕事は向いていると言っていた。
職場体質には向いていなかったのだ。

配達されない郵便物が7167通になるまで知らず
彼を隠ぺい工作に追いつめた直属の上司も
一緒に懲戒免職になるべきではなかろうか。

郵便局の体質はどこも同じらしい。
脱線事故で多くの犠牲が出た
先に民営化したJRと郵便局となぜか酷似している。


母に襁褓をあてるとき―介護 闘いの日々の著者大臣に期待

2007-08-29 06:45:39 | Weblog

舛添要一厚生労働相の著書には
母に襁褓をあてるとき―介護 闘いの日々
痴呆の母を看取って
がある。

そういう経験から国会議員になったと語っておられ
今回も党の重要ポストから外れない
『アルツハイマーの人でもわかる』発言の人にも怒りをぶつけておられた。

著書はかなり古いというか、
介護保険がめまぐるしく変わりすぎというか
現介護状況にはもう合っていない。

良い方向に変革するのなら良いが
表向き
自立支援だの予防介護だのと
能書きは美しいが 
『いかに介護保険を使わない介護するか』と言う方向へ向いている。
つづまるところ
年金だけでなく介護保険も破たん寸前なのだ。

介護職の悲惨な報酬については
最近特集番組が組まれて広く広まってきた。

比較的報酬の高い介護支援専門員で年収300万前後。
公務員の知人から
「資格採って、しんどい仕事でお金にならないんだって」
などと言われたけれどその通りで
わが社は
入社から辞めるまで昇給なし、退職金なし。
ガソリンのすさまじい高騰にもかかわらず
車通勤の通勤費に変化なし。

現介護保険は
利用者を自立に向けて額面通り支援をして
介護状態でなくなられたら我ら介護支援専門員には
報酬が途絶えるしくみになっている。
介護サービス外の支援のお手伝いをしても
例えば住宅改修や配食サービスの役所との交渉、書類制作等
一切無報酬なのだ。
さらにこの世にないけれど必要と思われるサービスがあれば
市民運動をして要求することまでが介護支援専門員の仕事と謳ってある。

介護支援専門員は
利用者に介護サービスを使ってもらって初めて
介護保険から報酬がいただけるしくみになっている。

我らの仕事は半分はボランティアとして働く事を国は要求している。
かすみではお腹が空くのよ。おわかりでしょうか?

そして民間の会社としては
独立居宅支援事業所よりも併設事業所の数が多いが
併設の訪問介護も通所介護も福祉用具も
改正がある度にどんどん使わせない方向へ向かっているので
思いっきり減収。

 『不正受給のコムスンではないけれど』

が通所併設の我が社では合同の5分間社長訓話の中で5度も出た。
ついにデイサービスは元職カーセールスマン等が
介護職と営業を兼ねる事になった。
その分、通所利用者への介護は手薄にならざるを得ない。

 『もうからなければ会社の存続なし。』
 『みなさんのご協力を』

つづまるとこと
利用者本位を謳い、公正中立を謳い、利用者本位を謳った
介護支援計画は表向きで
しっかり会社のための営業活動に加担しないと
明日の給与はないと会社が言っているのだ。

最近、とみに仕事にヤル気が湧かない。
利用者本位は会社のためならず。
何度も私は会社から叱られる利用者本位を貫いたが
正義を語るに疲れ果てた。

コムスン一歩手前で処罰されるギリギリでないと
生き残れないような介護制度の刷新を

 母に襁褓をあてるとき―介護 闘いの日々
 痴呆の母を看取って

の著者舛添要一厚生労働相に期待したい。

介護される人にも介護をする人にも
快適なやさしい介護保険改革を望みます。

ただ、費用は消費税10%でも15%でもOKと言うのは困る。
国防だアメリカの支援だと巨額予算を使う
この国の
我々の生活自体が
中から壊れている方へお金が回らないんだろうか?

いずれにしても
いつまで内閣が持つのかな?と言うのはあるけどね。


不祥事を糊塗できそううな人組閣?

2007-08-28 07:35:47 | Weblog
説明不十分な閣僚は去ってもらう…内閣改造で首相会見(読売新聞) - goo ニュース

最初の最初のお言葉にこんな事を言うってのは
不祥事はもともと誰も持っているぞって
周知の事実があるのかな?

高村正彦防衛相の起用は
おひざ元で
米軍基地の移籍に反対して
すでに国から日干しにされている
岩国市長の公約死守の意地が
これからも持つかどうか心配。

舛添要一の厚生労働大臣は
ちゃんと選挙のご批判は真摯に受け止めてますよって
外向けアピールのにおいがするぞ~
くんくん~

来春1月の介護福祉士や社会福祉士を目指してるみなさ~ん
外添要一厚生労働大臣の印が入った
資格証がとどきますよ~♪
来3月末まで持てばの話だけどね。

辞めろと言われている選挙結果も読めない人が
誰選んだって同じでしょう?

お派手にちゃらちゃら出てきて
なんの理由かわからない理由で
自分からもうしない
ひょっとすると選ばれないのはカッコ悪いから先に断ったと
風評の小池さんを
お選びになったのも安部のシンちゃんだっだのよね。

8月最後の日曜日

2007-08-27 06:39:33 | Weblog
どこへ行っても暑いこの時期に
遠来のお客様をどこへ案内しようかと
迷い迷って
結局、最後は観光地へ降り立った。
やはり暑かった。

ちゃんとご案内と思えば思うほど迷い道。
私の脳内方向感覚は危なくて
いったいどこを走っているのか
その内ついにわからなくなり
もっとましな店でゆっくり食事をするともりだったけれど
昼をすぎて
迷い込んだ鄙びた食堂というネーミングがふさわしい場所で
昼食を取った。

そこには
トイプードルと聞いたけどわすれた小さな犬種のミックスわんこがいた。
おいおい飲食店内に居ていいのか?
とも思ったけど
半端でない、
注文をしてから食事が出てくるまでの時間は
相手をしてたいくつしなかった。
幸いな事に客も犬きらいでなかった。

しかし食事が運ばれても逃げず
じっとのおねだり目線。
ついには膝に前足を置く。
しつけが悪い。

常日頃、猫と魚を半分コしているから
私は慣れているけど
犬にも分け与えてゆっくり食事が出来ない。

食べ終わった頃
厨房の片づけも済んだのか
店の人が
ぬいぐるみみたいなわんこを叱りつけに出て来る。
しつけはタイミング。
その時、ダメっと教えなくては
後から怒鳴っても、犬は混乱する。

私は犬でも叱られるのを見るのは苦手だ。
猫は芸を教え込まれることもなく自由人なところが好き。
叱られながらも人に尾を振る犬は
我が身のようで辛い。
犬も好きだけど飼うことのない理由かもしれない。

綿シフォンのハイネックTシャツに
日よけの麻シャツ
黒い帽子に手袋
息子が車のドアを怒りにまかせて閉めた時
被害を受けた柄に包帯ハンカチを巻いた日傘と
見た目はさておき
事前の日焼け対策だけはばっちりで出かけたけれど、
やはり顔がほてっている。
朝になって遅いがローションパック中。

8月最後の遠来の客は、
50にして無職。傍系なし。
小説を書いて過ごしていると言う。
猫よりも自由人。

夏の終わりの日に
朱夏を過ぎて白秋に居るらしい今の自分と
自由な客人と、つい比較している。

不思議とその人と何の関係もない
過去の思い出が浮かんできた。
たぶんそこは私の人生の岐路。
あっちに行かずに今の自分がここに居る。

後悔とかそんな気持ちではないけれど
人生は旅なんて
陳腐な言葉が浮かんで消えて
ローションパックは乾いた。

さて、働くおばさんに戻りましょ。
本日の仕事スケジュールが浮かんできた。
よろろ~~~






バラバラな精神科医の診断考

2007-08-25 07:40:47 | Weblog
帰国後の治療環境調査へ=北の湖理事長が指示-大相撲・朝青龍問題 (時事通信) - goo ニュース

うつ病の1歩手前・解離性障害・急性ストレス障害…

ショックがあってなんらかの精神的な動揺不安はだれにでも起こる。
これは病気の本当に域なのか?
彼の性格上の問題なのか?

そしてサッカーが出来てしまう
元々の腰痛ってなんだったんだろう?

医師の診断はいろいろなシーンで絶対的な信頼を得る。
さて?はてな?
今回はどの医師の診断が正しいのだろう?

相撲のことにはまったく興味がないし
朝青龍が横綱ってことすら知らなかったけど
精神科医のてんでバラバラな診断には興味がある。

精神病患者があちらこちらの医師を渡り歩くのを
‘ショッピング‘などと言い
あまり良い意味にとらえられていないけれど
これだけ違う診断が出る精神科医の誰を信じたら良いのか?

余談ながら
息子を伴って幾人もの精神科医に診てもらった経験から
医師としての資質に問題ありの方にも遭遇した。

横綱でない世間一般では
一応とりあえず、
このセンセと信頼申し上げる方を決めたら

下された診断名と処方された薬やカウンセラーを頼りに
病気を慰撫しながら
帰るべきモンゴルもなく
生きる糧を得る労働をも
なるべく休むことなく続けて生活してゆくのだ。

親だから親バカを言う。
息子はどんなパニックな夜を過ごしても
翌早朝、待つ仕事へと出かけてゆく。
『スーパー律儀といわれるアスペルガー症候群だから』
と言われればそれまでだけどね。

今回のことは
横綱朝青龍のことにとどまらず
多くの精神科受診患者に不安を与えてしまったような。
このセンセでいいのかな?っと。

健全な高校野球の姿

2007-08-24 08:28:05 | Weblog
広陵監督「判定ひどすぎ」/夏の甲子園(日刊スポーツ) - goo ニュース

佐賀北凱旋 県民栄誉賞も決定(スポーツニッポン) - goo ニュース

特待生で成る広陵と
普通のクラブ活動の域をでない佐賀北高の優勝戦は
実に高野連でもめた後だけに小気味良かった。

普通に受験して入学。
別に野球をするために学校を選んだのではなく
そこに野球部があったから
地元の中学出身の野球好きが集まった選手たち。

試験の前には勉強のための1週間クラブ活動停止も
他のクラブとおんなじ扱いだ。
選手は特別待遇で合宿生活で鍛える
甲子園の好成績チームとの練習量の差ははっきりしている。

優勝を決めた満塁ホームランを打つ選手が
こういう普通の練習から生まれた。

広陵の監督の批判を浴びる試合後の発言との対比が
勝つためで選手を人として育てる視点を欠いている
加熱気味高校野球の姿を如実に物語ったとも言える。

勝利の女神は正しい判断を下した。

こっそり言う。
1回戦で退敗したが、
同じく普通高校である私の出身高校も甲子園の土を踏んだ。
特待生ばかりの高校相手に負けたとは言え
恥ずかしい試合ぶりではなかった。
負けた時流した涙の後、
彼らは今、
佐賀北の選手たちときっとおんなじ
次の進路目標に向かっている事だろう。




飲み明かし供養

2007-08-21 21:08:13 | Weblog
夫はのんべぇだった。
飲めば世界はみんなお友達。
元を正せば、私や子供から派生した家族ぐるみの輪が
酒を伴って深まっていた。

七回忌がもう一か月でやってくる。
我が家で飲み明かし供養の申し出メールが来た。

最初の2回目までは三々五々酒や肴を持参して
自然発生的供養に名を借りた宴会が仏壇前で繰り広げられた。

夫の死の前後
この友達の輪にものすごく援助の手を頂いた。
その事は今も忘れてはいない。感謝をしている。

命日であると訪れる人も年々減って
去年はもう飲み仲間は誰も来なかった。
さみしくもあり、ほっともした。

飲み会の座の中心人物の不在は、
私にとっては
相当でかい穴ぼこ。

昔から息子は宴席は苦手。
2階に閉じこもって終わるまで出てこなかった。
夫の死後のどんちゃん騒ぎには
姑の家へと避難してしまっていた。

申し訳ないと思いながらも
7回忌の飲み明かし会を
ウチでしてもらうのはお断りした。

私の体力も落ちた。
結構、目一杯で生きている。
亡夫を思い出してくださる方々に
もう昔みたいに良い妻の顔が出来ない。
して喜んでくれる人がいないのに
無理が効かない。

わがままになったのかなぁ~

停電がどうしたの?って家族たち

2007-08-17 22:26:02 | Weblog
どっと疲れて自宅へたどり着いて、
猫の薬を取りに寄って帰るんだったと思い出した。

お盆の間、口から血を流し餌も食べなくなっていた。
娘が帰る日、
やっと痛み止めが効いてちょっぴり食べ始めた。

その薬を飲みつくしてしまっていたのだ。
自分のペコペコお腹は置いといて、
動物病院の閉まる前に滑り込んだ。

薬をgetして、やっとこさこんどこそ
安住の我が家と、
ほっとしてトイレに座りこんだとたん、電気が切れた。

夜の帳が近づいて、
我が家一帯10軒ほどに灯りが点らない。
ろうそくや懐中電灯を探し、電力会社の電話番号を調べる。

突然、息子の『怒っているのか』が始まる。

 『烏賊を焼くと言ってたじゃないか』

我が家はIHなのに、どうやって焼くだ!
そう言えば烏賊のバター焼き構想を口にしてから、
猫の薬を思い出したんだった。
何があっても予定変更不可はかんべんして欲しい。
息子の機嫌より停電の連絡。
原因を調べてもらって復旧が先だ。

朝から楽しみにしていた
BSのつま恋が始まってしまう8時も迫る。

修理の電力会社の人を暑い家から出て
外で待つことしばし。
いつもはろくに口もきかない近所の人も外に集まってきていて、
なんとなし連帯感がうまれる。

やってきた電力会社の人の説明では
電柱のヒューズが飛んだらしい。
この暑さで電気の使いすぎらしかった。

やがてパッと電気が点いたら、
近所の連帯もバッと解散。
つま恋は始まって拓郎が歌っていた。

何にもできなくなって、不安だったのは私だけで、
息子は
平然といつものごとく
暗闇でも
ウォークマンを聞いていた。

猫も停電関係なしで、
やっと満腹するほど食べられたらしい。
灯りの下で
ひさびさの満足ごろんごろんをしていた。


暑い日々に戻る

2007-08-16 18:12:30 | Weblog
こんな炎天下の中をちっこい社用車で
走り回っていたのだろうか?
盆休+最後の有給消化の日々が終わった。

帰省してた娘を乗せた上り新幹線も
そろそろ終着駅に滑り込んだことだろう。

あまやかな残り香がしそうな洗濯済みのシーツ類を
お日様の下から取り込んだ。息子とふたりの生活が戻った。
なんとなく家の中がスースーする。

兄として息子は
気分の落ち着かない自分をぐっと押さえて過ごしている風だった。
妹が居ることを喜びつつ、
いつもとは違う雰囲気がイヤでもあった様だ。

普通の女同士の会話が出来る娘が
もう少し近くに住んでいてくれたらと
ちょっぴり思わないでもない。

娘の借り物のマニキュアを施した指先は
休暇のエンドマークみたいにハゲている。
さてっと~♪



問題があるから育つ親

2007-08-16 00:58:51 | Weblog
息子の障害をオープンにしているから
構えて子供の事で良い恰好をしようと言う姿勢を
私の前でとる人は少ない。
むしろ
「実は…」と打ち明け話を聞くことが多い。
どの家だって
何人か兄弟姉妹がいればの一人くらいは
順風満帆とはいかないもの。

3年ぶりに出会った人から
子供さんの精神病罹患の話が飛び出した。
「精神病はちっともめずらしくない
 胃潰瘍とおんなじくらいスタンダードな病気だ」
と言ったら
信じていない顔だったけれど。

いけないと思っていた
「ぼちぼち」
「いい加減」
が大事なことだと分かったとか
四角四面なマジメ一筋だった彼女がちょっと変革していた。

 『この世に要らない人はひとりもないよね』

と、おおいに盛り上がった。

一家にひとり精神の病の人が居れば
「○○せねばならぬ」
と、人を裁いたり
ちゃんと出来ない人を白眼視する事が少なくなると思うんだけど。

子供を持ってのすったもんだが
あれこれと親の固定観念を崩してくれる。
親自身が育てられてゆく。





やっとこさPC買い替え

2007-08-14 17:45:40 | Weblog
なんといっても
2000年バージョンのPCではさすがに
今のネット環境に適合しなくって
起動にものすんごい時間がかかっていた。
電源も素直にきれなくなて
3回に1回はブチッと強制終了。
いつか
ぶっ壊れるとハラハラドキドキで使っていた。

我が家のネット環境に便利な娘の帰省を
首をなが~~くしてひたすら待っていた。
その娘のご機嫌と
故郷での友人との交歓の空き時間をねらって
揉み手でPC購入の同行を願い出た。

新しいPCの機種選びから組み立て、設定、
データの移動ぜ~~んぶ
私なら悪戦苦闘で数日かかりそうな面倒は娘にお任せ。

娘は残業続きで外食、コンビニ食の日々らしいから
私は手料理に専念してご機嫌とりとり。
無事、
こうやって私でも使えるようにセッティング終了

ビスタとやら前のWindowsNEより便利って話だけど
いったん覚えた事の修正がむつかしいお年頃のワタシ
ぼちぼち慣れてゆきましょう。

なごり惜しかった前のPCはデターを移して
すっからかんにしてもらって
買った店が下取り100円と言うことで処分してくださる事に。
なんとなく手あかだらけのそれと
別れがたい思いがした。機械なのにね。
はじめてのPCだったから
特別の思い入れがあったんだろうね

道頓堀の雨に別れて以来なり  田辺聖子

2007-08-14 17:45:12 | 
田辺聖子さんの小説ならスイスイ読めると思ったら
行きつ戻りつ
じっくりたくさん出てくる川柳に止まったり
期間限定の図書館で借リて読む本ではなかった。

副題に『川柳作家・岸本水府とその時代』とあるが
水府の川柳生活を語ることが日本の現代川柳の歴史物語となっていた。

川柳と言うと
俳句、短歌より1段低く見られる傾向は今でもある。
純粋なこっけいやおふざけ、駄洒落、下品な笑いを排除して
ちゃんと人が詠める物だと言う理解をずっと求めて来た中のひとりが
今でも全国にたくさんある『番傘』の水府だった。

とかく口やかましく感じた句会の人たちの口吻は
こういう歴史の流れの中で培われたものだったようだ。

広まって行けば、大きくなって行けばゆくほど
理解や見解の不一致から
反発や反目、離反が生まれ分裂が起こっている課程は
ここ10年足らずで少しづつ愛好家が増え、
組織が大きくなりつつある途上で
考えの不一致から分裂してきた五行歌にも似ていた。

川柳では『穿ち』と言うが
物事をどことなく斜に構えてユーモアで料理してしまうところが
私は気に入っている。
人の持っている哀しみや可笑し味のある物語を
たった17文字で伝えることができる。

駄洒落や下ネタも一緒くたで川柳と思われているところは
この本が書かれて10年経過しているけど
変わっていない気がする。

私の詠む駄川柳を文学とは言い難い訳で
末席汚しはデカイことは言えないけれど
お聖さんの川柳への愛情と
現代川柳への憤懣は充分に伝わってきた。

形式が自由であるもの程
短詩型の文学形式は正統な理解が得にくいものらしい。

ちょっと川柳に衿を正して
また好きになった。

みごとな薮

2007-08-11 06:46:27 | Weblog
お休みの毎朝
涼しい間に
ちょっこっとづつ
刈ろう

ヒオオギの花済んで
ミントが乱れ育ち
管理が悪すぎ


朝の一句

『あったかき血潮は蚊にも好かれます』

職場の冷血女は
蚊が刺さないと自慢してた。
あっ!
ダメダメ!
頭からシッシッシ!


広島の日・長崎の日

2007-08-11 00:38:57 | Weblog
去年まで毎年、長崎に原爆投下の日の夜は
長崎からのさだまさしの野外平和コンサートの生中継を楽しみにしていた。
今年はなかった。
そう言えば去年、
最後とかおしまいとかの言葉を聞いたようなと思っていたら
なんと広島球場でほんとに20年の区切りで最後とする
平和コンサートが長崎投下8月9日に行われていた。
今夜NHK総合で短く編集放送されていて知った。

続けて民放ではだしのゲンの前編を観た。
民放なんでまぁ~しゃないけれど
コマーシャルがやたらウザかった。
それでも
30年前に原作の漫画を読んだ記憶がまだらに思い起こされた。
とことん悲惨なあの時代に物語は明るいのが良い。
明日の後編も観ようっと。

今年は特に
集団的自衛権だの九条の存続の危うさだの
まだ辞めない安陪政権の戦後改革の不気味さが漂っていたから
余計にこの手の番組にホッとする。

日本はよくあちこちに戦争責任を謝っていて
まだ足らないと叱責を受けているけれども
アメリカ大統領の口から原爆への陳謝って
聞いた事ないような気がするけど?

そんなアメリカへ飛んでいくミサイルを
日本が打ち落とすの落とさないの
余所の国へ戦争の加勢にいく
アメリカの軍艦へ給油を手伝うの手伝わないのって
議論があること自体なんだかヘン?

民意はただただひとつだと思う。
どこの国のことであれ
この地球上で

  戦争も原爆もイヤだ