陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

今夜のETVワイド

2005-10-29 23:35:27 | Weblog
7時から10時までNHK教育TVで介護者と介護者の卵さんたちと言う組み合わせで『こんな介護者が欲しい』と生の声が語られた。

重度障害者の草の根運動の創始者『青い芝の会』の元会長さんから衝撃的な言葉が飛び出した。私は情けない事に『青い芝の会』の存在を知らなかった。

『愛も正義も入らない』

『介護者は手足であればいい』

愛とは親の愛。介護に疲れての子殺し、かわいそうと無理心中を図る親のエゴ。正義とは殺された子の思いを無視して親の罪を軽くして欲しいと嘆願する正義。30年前には多かったそうだ。どちらも障害者の気持をまったく考えていない。障害者の尊厳が踏みにじられていると言う。

介護者は手足であって、押し付けはNO。

言葉だけ聞くとショックだけれど、それだけ置かれた状況が厳しいと言う事だと思った。『手足で口を出すな』と言われると介護者としては『じゃぁ~ロボットなの?』と問いかけたくなるけれど、『主体は利用者』と言う真意に大きく頷けた。

『介護を受ける人も介護者も対等な立場で』

もう一度その言葉を胸に刻もう。発達障害の息子に対しては、自分の考え押し付けは絶対にダメで、息子の思いに耳を傾けている。そんな日々の暮らしが、利用者主体の介護の姿勢に大いに役立っている。時々、利用者さんへの押し付けをさも良い事をしたかのように堂々と語るウチの事務所のヘルパーはこの番組を観たかしらん?3時間が長くなかった。久々に良い番組を観た。

一点、不安は自立支援法案の可決。7月施行の話。当事者の不安がビンビン伝わった。介護保険と同じ利用料1割負担が経済的に無理な人には免除もあると言う話も出たが、具体的にどのくらいの減免があって、どのくらい負担になるのか?まだはっきしない。介護保険も利用料負担が厳しくて、サービスを控えている人を現場では見かける。老後も障害もお金次第か。現にヘルパー室では『老後は金次第』と良く話題になる。障害もこれに続くようになる。自立支援法は世帯単位でとか?親の負担、子の負担で賄おうと言うのだろうか?軍事と福祉と、どっちのニュースも腹立たしいことばかりだ。

郵政民営化で票集めして

2005-10-29 07:15:46 | Weblog
自衛軍を明記、戦争放棄は条項維持 自民が新憲法草案 (朝日新聞) - goo ニュース

とうとう鷹の爪が現れた。公務員嫌いの人心を上手く操作して、大量議席を確保。本性が現れてきた。司法で違憲判決も、近隣諸国の憎悪も、またクリスチャン他自分の意思を無視して靖国に祀られてしまった人の御霊を無視して、国家の長は堂々の靖国参拝。なぜあそこまで靖国に拘るのか?

憲法改案は過半数で決定する項目までそっと忍ばせている。造反議員の処分など、独裁臭がプンプンしている。圧倒的多数の自民党内で、物言わせない、反対する者は粛清。やりたい放題の自民党政権は、軍に誰も物言えず、太平洋戦争へまっしぐらの昭和初期の不気味さを感じる。

国内の土地を浸食している悠々と広々としたアメリカ軍基地の移転問題。戦後くさいものは沖縄へ押し付けていた普天間だけではない。首都周辺の厚木は瀬戸内海へ移転の話が持ち上がっている。やがて、原爆ドームの上をアメリカ軍用機の爆音が響き渡る。世界遺産の厳島神社のそばを瀬戸の小島の間を原子力空母艦が通る。自衛軍は好戦ブッシュのアメリカさまが戦う時は銃後をお守りに馳せ参ずるのだろうか?

軍靴の足音はほんとうに国民の総意なのだろうか?自衛軍賛成で、集団的自衛権大賛成で自民党に投票した人は、いったい国民の何パーセント?

この先、ニートのみなさんや不登校のみなさんは、『徴兵』でまず根性を叩きなおそうなんて不気味なが話が浮上してきたりしない事を祈ろう。

どっちが正しいの?

2005-10-25 07:26:49 | Weblog
む・む・む???

『高齢者が一日に必要な水分補給量』

ケアマネのテキストには1000~1500mLとあった。

介護福祉士のテキストには2500mLとある。

500mLのペットボトル2本分の差は大きい。

要するに、『高齢者は水分不足になりがちだから、いっぱい飲ませてあげてね。気を付けてよね。』って事を知っておけば良いのだろうけど、ケド、ケド、ケドなのだ。

重箱の隅をつっついた様な問題が試験に出る。「老人介護福祉施設」を「老人介護施設」などと記して、受験生の不注意を突く『ひっかけ』問題もばっちり数問ある。(ケアマネ試験でしっかり私、ひっかかりました)

水分量はテキストを作った人の見解の相違なんだろうけど…

サクサク頭をチェンジ。前のは捨てて、介護福祉士試験官さまのご意向に添う事だけ覚えよう。

昨日まで、ケアマネ。今日から介護福祉士と言う逆コース受験生は少ないから、こんな矛盾に気がつかれないできたのかもね。

しかしなぁ~
しょっぱなからむなしい。こんな試験受からないと資格が貰えず、ないとアカン、ないとホームヘルパー資格では介護現場で使いモノにならなくなる時代の流れがある。

ケアマネ試験終わった~やれやれ

2005-10-23 23:06:55 | Weblog
会場は辺鄙な場所の某大学。車の乗り入れ禁止。学校付近での車の乗り降り禁止。公共交通機関で来いとのお達し。バスの時刻を見たけれど、待つより歩いた方が早く着きそうだった。朝から楽しいお散歩気分でやっと大学の門まで来たら、試験の会場はさらに敷地の奥の奥。

大体、大半の人は免除科目があって、早く終了する。早く終わった人が最後まで全問解く人間にこっそり教えたりしないようにの余計な配慮か?どこだどこだとずずずっと進んだらあった。ボロい講義室だった。

私の席は一番後ろの出入り口前。おまけにそこだけパイプが置かれていた。木の備え付けがそこだけ壊れたらしい。木よりあったかで柔らかい椅子。腰痛持ちには絶好椅子。運が良い、ラッキー、ラッキーと自分に言い聞かせて、超ボロいスペシャル席に座った。

試験開始一時間前。30分前には座っておけと言うお達し。受験票良し。鉛筆良し。消しゴム良し。時計良し。時計は亡夫の愛用品。要点をまとめた豆本を出して時間まで睨んでいた。見れば見るほど、どれもこれも記憶があやしい。急に不安になった。

試験開始。時折、えっ!こんなのあった?と言う問題にぶつかりながら、何とか解答を埋めた。近年の傾向だけれど、意地悪い問題がちらりほらり。ケアマネはひにくれた性格の人が成るのかしらん?

『肥満の高齢者によくみられる病態はどれか?』と言う問題があった。2型糖尿病、高血圧、変形性関節症が正解らしい。どれもこれも太ってる人だけではないと思うけど…私、やせてはいないけれど、変形性関節症のハシリ。寒くなって痛みが出て来た。肥満とは心外。失礼な!と思いながら書きたくないけど、変形性関節症の③を選びました(涙)

すんだら、なんとなく虚脱感。祭りの後のさびしさは~♪と吉田拓郎が歌っていたっけなぁ~などと思いながら帰り道。猫のえさが安い量販店に寄った。猫トイレの新製品が目に付いた。消臭シートと猫砂の二重構造。砂も新しいのを使うらしい。開発されて家中猫砂嵐状態が改善されるらしい。相当良さそう。カートにしっかと一揃い積んだ。息子の部屋の衣類も階下の我が部屋に移動させたい。とりあえず、ブティックハンガーが良いかもしれない。なんだかやたら買ってしまいたい。中村うさぎの『ショッピングの女王』の気分。しかし、デパートでなく量販店ってとこがみみっちい。帰りの車の中はモノで溢れかえって、いったい私は受験に行ったのかな?

受験前に『解答速報1000円でどうや?』と言う某大手介護屋さんのチラシをもらった。1000円を惜しんで、12月3日の合格発表を待とうと思ったけれど、もしやと思いどんたくアカデミーを開けるとあった!早々と解答速報が出ていた。ドキドキチェック。前半の25問中22問正解。後半分の35問中32問正解。たぶん…。そそっかしいから記入ミスがないとも言えないけど、70%正解率辺りが合格ラインと問題集のはじめに書いてあったような?期待して、後がっくりって事もあるカモカモ…やっぱり大人しく合格発表を待とう。

ついでながら、一夜でも私が空けて、息子と猫とで過ごした我家はしっちゃかめっちゃか。さっきまで片付けに追われた。息子の機嫌が良いのが救い。珍しくよくしゃべっていた。たまに居ないのも良いのかも。目の上のたんこぶが。

次は介護福祉士が1月29日。ケアマネの4倍位範囲が広い。こっちは今年はお試し受験くらいの気持で挑もう。

少年時代

2005-10-22 11:24:51 | Weblog
今夜BS2で0:40から映画『少年時代』がある。朝、息子が「今日は寒いよ見て。」と新聞の天気予報を持ってきて、どれどれと見た横のテレビ欄で見つけた。夫が懐かしいと言った映画だ。


もう病床に居て、自宅で最後の時間を過ごしている時、二人でテレビの放映を観た。戦後間もないS21年生まれの夫のまさに少年時代のシーンだったようだ。井上陽水のテーマ曲も郷愁を誘った。

ホスピスでのいよいよお別れの時間が近づいた時、主治医から何か夫の好きな曲はないか、病棟に流しましょうと言われ、この曲をリクエストした。

夜遅くにテレビで映画を観ると、決まって途中で寝てしまう自分が居る。

「最後まで観れるかなぁ~」

と言ったら、

「かぁさん、今夜はホテルじゃん。」

と息子に言われて、現実に戻った。明日、ケアマネ試験。試験会場近くにビジネスが取ってあった。映画、観てる場合か!アホやなぁ~

息子からも「アホと言っても良いかもしれない。」と、ありがたいお言葉。老化と認知症の境目がとても不安な今日この頃。


無謀な受験だったかな?やっと不安になってきた。感度も鈍ってきたような?とりあえず…いってきまっしょ!

老猫の口内炎

2005-10-20 21:06:13 | ねこ
猫キャリーに洗濯ネットで捕獲して、無理矢理入れて、動物のお医者さんへ。車中は心配して、キャリーを息子が抱っこして同乗してくれた。やはり口内炎の大きなのが口の端左右に出来ていた。体重もちょっと減っていた。診察台では固く固まって、足の裏に汗までかいてにゃんとも鳴かず、ズブッと注射に耐えていた。明日から飲む抗生物質をもらった。痛みからオドオドがひどいので、猫のフェイシャルフェロモンも貰った。蚊取りリキッドと同じような感じで猫の気持が落ち着く成分が拡散するらしい。口はまだ痛そうだけど、少し餌を手から食べた。今、私の膝に座っている。口内炎は出来ては薬、出来ては薬のくしかえしなんだろうか?猫も歳を重ねるとたいへんだ。猫には保険がない。飼い主の財布は軽くなった。

キラーストリート

2005-10-16 18:31:02 | Weblog

サザンのアルバムを息子が貸してくれた。車に入れて走行中に聞いている。アルバム発売の日に新聞に全面広告が載っていたそうで、息子はその記事が気にいって購入したそうだ。見開きいっぱいの広告も息子が探して見せてくれた。このデカイ広告にも母は記憶がない。新聞読まない日もあるものなぁ~最近…

 …なんかね、”いびつなもの”とか”かたよったもの”とかの中にこそあるロックやポップミュージックのいい加減さ…

 いろんなことが分かってしまった上でもう一度無邪気になるーそれは最も難しい生き方であり、最もヤバくて快感に満ちた生き方だ。

 枯れてくるものは枯れてくるけれど、歳を取ることは本当に美しく素晴らしいものだって発想に切り替えたんです、僕は。そんな秋の樹木のような色鮮やかさが、このアルバムを聴いてイメージしてもらえればって気持があるんです。

広告文をちょっと抜粋。サザンは息子年齢でなく母年齢。息子はどこが気に入ったのかな?鮮やかに紅葉して散りゆく果てまで連想してしまう母年齢には沁みる部分も多いけれど。

「国民は、要介護状態になることを予防するため、加齢に伴って生じる心身の変化を自覚して、常に健康増進に努めること。要介護状態になった場合は、進んでりはびりテーション、保険医療サービス、福祉サービスを利用し、能力の維持向上に努めること。」

などとノタマウお上のお言葉を覚える事の空しさに、サザンの曲は効く。そんなこんなで、ケアマネ試験はヤバそう。壁に『要介護認定一次判定樹形モデル』など貼りつけて、眺めてはいるモノの…


ラストスパート

2005-10-14 07:29:01 | Weblog
ケアマネ試験が迫って来た。昨日帰宅すると、自宅模試の結果回答がポストに入っていた。不出来とは思ったけれど…遙か合格点に及ばず…ケアレスあり…読み違いあり…。

最悪なのは、設問にまったく記憶がない!というシロモノ。

「短期記憶が衰える」とテキストにあったけ。初老の表現にはメゲルけど、中年には間違いないワタクシ。『火事場のクソ力』を筋肉マンさんにお願いして、集中!集中!

息子の精神状態はアップダウン。ダウン域の方が多いけれど、最近、自分で自分を律してパニックを耐えている。見ていて辛い。成長しているんだろうなぁ~

息子に関わりながらのラストスパート。神経性下痢かな?ストレスにも弱いワタクシ。

最近どうも、出社拒否気味な気運あり。腰痛ベルト、膝、肘サポーターを装着。一新一掃して行くゾ!


出かけるまでヘッドホンでロックを頭いっぱいに満たして、気合いを入れている息子と私と、だんだん相似~♪親子だぁ~。



叱られる

2005-10-12 01:58:41 | Weblog

息子が言う。「何を怒ってるのか?」ちょっと大きな声を出して二諧に向かって呼びかけただけでもビクついている。叱られる事ばかりで育った後遺症か?アスペルガーの感じ方や思考に無理解なまま育ったのだ。そんな病名すらこの世になく、分かった時はもう成人していた。

 私も職場でお叱りを受ける。いい歳をして。内容の大半が、ケアレスミス。幼少時からそそっかしいので、いまさら直しようがない。注意に注意を重ねて、チェックにチェックを入れて尚漏れがある。 試験問題集を今解いているが、分かっているのに記入ミスなどのケアレスミスが必ずある。自分ながらなさけない。

職場ではどうしようもない自分の欠点を毎度叱られる訳で、だんだん気持ちは萎縮の一途。

〔ほめられる事が足らない〕

と息子のカウンセラーに言われてから、どんな些細な事でも息子をほめ続けてきた。 叱られる度、息子の叱られる気持ちが分かる。彼の場合は叱られる事の意味も不明で不安がいっぱいな事も多かったに違いない。

息子の「何を怒ってるのか?」を聞く度に、叱られる気持ちの持って行き場のなさと『緊張を思う。

『利用者を叱ってきた話』や『利用者が良く自分の言う事を聞く』と大声で話すヘルパーにはお咎めがない。瑣末な見えるミスは見逃さないが、そう言う事を笑顔で聞き流すサービス提供者の下で働く事に少々、嫌気がさしている。仕事が滞りなく回る事を第一に考えている内に、彼女は何か見失ってしまったのか?

いろんな人の人生に触れる事が楽しいから、ヘルパーと言う仕事が好きだから、まだ辞めずにいる。


裸蛍光灯の下にサザンの流れる

2005-10-08 06:25:48 | Weblog
仕事でドジ踏み、家ではテーブルの上に乗って蛍光灯取り替え損ね、カバーごと落下。こっぱみじん。相当、メゲメゲ

ためいきやら無意識に漏れる情けないつぶやきを息子が聞きとがめて、

「オレのせいか!」

と怒りだした。毎度の事だけども、私に受容のゆとりがなかった。息子の怒りは余計に私を落ち込ませる。

「かぁさんだって、いつも機嫌良くはない!」

「自分が情けないだけで、キミには関係ないから、気にしないで自分のしたい事の続きをしたらいいわ!」

おっぱらって、散乱した蛍光灯の破片の始末をした。部屋中に危険破片が散らばっている。ボロ掃除機がなかなか吸い込まない。息子は音がウルサイのも苦手。いつもなら掃除機は息子の不在か、かなり気を使って使うところだが、今夜はかまっていられない。

物事の中断にものすごいストレスを感じる息子がイライラしながらたびたび覗きにくる。

「手伝いはないか?」
「疲れているか?」

しまいには掃除最中の母に

「肩ももうか?」

相変わらずズレている息子なりの気遣いなのだ。口調は怒りに満ちている様にしか聞こえないところも息子らしい。お手伝いは正直、足手まとい。アブナイからシッシ。

なんとか片づけが終わった頃、息子の用事も終わったらしい。サザンの曲が流れるテレビを香ばしいそば茶すすりながら、ふたりで観た。サザンは母との数少ない共通項だ。わずらわしいコト、気疲れするコト、通じ合わないコトだらけの息子とふたりきりの家庭も悪くないや~ハレルヤ~

蛍光灯取り替えは息子がした。最初から身長150cmのチビ母が無理しないで息子に頼むべきだった。頼むタイミングを掴めず4日も切れたまま、部屋の隅には取替え用蛍光灯が用意してあった。エイヤーがイカン。何事もせっかち、細部に神経の周りかねるところが私にはある。

机に上がって、爪高立ちで、めいっぱい手を伸ばして、足元不注意。片方外して反対を外そうと移動したら、足元に机の面が無かった。カバーとチカチカがうるさいので数日前に緩ませていた替える予定の蛍光灯が私と一緒に落下

仕事のドジの大半もそこら辺りから発生する。家ではユルシがあっても仕事にないのがユルシだ。サルでもする反省を一応深くする…

部屋がやけに明くなった。当分はこのままカバーなしで過ごそうか。欠陥母子の住む家にはふさわしいかも

ケアマネ受験票

2005-10-06 06:34:58 | Weblog
やっと届いた。介護経験年数はかろうじて足りているけれど、大半は介護保険前の訪問ヘルパーだから、申し込み先の県から履歴については職場に問い合わせもする等不穏な電話もあり、勉強しつつ、ちゃんと受験資格があるのか不安だった。

ああ良かった
受験番号が000・・・45
【よい機嫌】
【良く合格】

そしてオイショカブで勝ちの目だぁ~

座って勉強すると腰が痛くなり、転がると3分で寝てしまう
若くは無い頭で、やるだけはやってきたつもり。
後は運だけ。
夫も仏壇に手を合わせとこっと
さぁ~ラストぱーと

るりがくえんでも虐待

2005-10-05 06:38:15 | Weblog
朝刊を見て唖然とした。
”うべくるみがくえん”と山口市の”るりがくえん”は
100キロと離れていない箇所の知的障害者施設。

  入所者の服を破ったから
  同じ痛みを分からせるためと
  自ら自分の服を破らせて二日間下着で過ごさせた。

  暴れたから止めるために
  職員が殴って前歯を折った。



上記2項について保護者に謝罪をしたとの記事が出ていた。
入所者の荒廃ぶりが垣間見える。
職員の暴力支配が日常的だったのではないだろうか?

その事から新しい事実が出てきた。

この施設の記録映画『るりがくえん物語』(02.3発売)には

なんと施設長が仮入所者の自閉症者に
両手を拘束してビンタをしているシーン

が入っていた事が発覚した。
殴られている自閉症者は親への暴力があったと説明があった。

目には目を、みたいな方法の何処に療育が見えるのか?
園長には正しい療育の観念が根強い感じを受ける。
かつての戸塚ヨットスクールを彷彿とさせる。

ポロポロ出て来る事実。
福祉土壌の育たない地域なのだろうか?
たまたま重なったのか?

閉鎖空間の不気味さを感じる。
みんながする事で感覚麻痺で出来上がるの職員気質がコワイ。
表に出て来た事実はどちらの園についても
氷山の一角の様な気がしてしかたがない。

さらに気にかかる事がある。
人間関係のつき難い自閉症者は虐待が日常化した時、
一番のターゲットされやすくはないだろうか?
戸塚ヨットスクールの犠牲者の多くは自閉症児だったと聞く。
当時、知的障害のない発達障害は、

 わがまま
 親のしつけが悪い

とされていたのだ。
この園長はこの時代から頭の切り替わりはされなかったらしい。
今、現時点でもこの施設は
福祉施設としてハンディを持った人たちが暮されているのだ。

謝罪の後は
この気質は改善がされたと信じたい。

*事件の把握にあやまりがあり一部訂正しました(10・6)

ピンクリボン

2005-10-02 07:03:58 | Weblog
キャンペーンのリボンだけの設置方法がよく分からなくて、テンプレートごと替えました。書いている内容と何となくピンクが不具合で、落ち着きが悪い感じがするけど。考えたら「陽だまりのねごと」もなんだか、そうのどかな事ばかりのBLOGでもなし、内容にそぐわいような。そもそも、のんびり陽だまりのねこBLOGの予定だったんだったっけ。どこでどうしてこうなたのかな?

乳がんは結構身近な病気。30代の若いママと同級生とここ数年で友達が病に見舞われた。術後の体調不良、薬物治療の副作用の辛さなど聞く。一番つらいなぁ~と思うのは、手術で大切な乳房を失って尚、10年間は再発の不安にさらされて暮すこと。早期発見、早期治療と理解はしても、乳がんの検診のレントゲンは痛いし、検診に行くのにも一大決心がいる。私自身、今年はまだ。検査技師の人がせめてこのピンクリボンの様にあったかくやわらかであって欲しいなぁ~