陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

続いていた戸塚ヨットスクール

2006-04-30 00:08:35 | Weblog
「体罰は教育だ」戸塚校長が刑務所から出所 (朝日新聞) - goo ニュース

不気味だ。
私は犬猫でも体罰でしつけるのはキライだ。
犬猫ではない、人に体罰を加えて、
恐怖で黙らせて従わせる事を教育と言うのだろうか?

教育=教え育てる

怯え萎縮させて、何が育つのだろう?
当時、
スクールに居た子の中に発達障害児がいたに違いない気がして仕方がない。

 なぜ、分からないのか!
 なぜ、みんなと同じに出来ないのか!

息子は公立の学校で体罰を受けた。
愛のムチと言われ、今のよう抗議もできなかった。

『あなたのため』

そう言って、従わせる事で
何かが心の中で死ぬ。

刑罰を受けて、尚、反省がない。
4人の命を奪って、また同じ轍を踏む気だろうか。
支援者がいて、今も戸塚ヨットスクールがあることにも驚いた。
スクールに居る子たちは今、大丈夫だろうか。
とても心配。
親の気が知れない。



詩 『自分の感受性くらい』   茨木のり子

2006-04-28 07:23:56 | Weblog

♪Purenaheartの青空散歩♪ さんがご紹介の詩があまりに今の私の気持にぴったりきたので、ココに置きます。自分の愚かさ、傲慢さに気づかないでいたみたい。

   自分の感受性くらい     茨木のり

 ぱさぱさにかわいていく心を
 ひとのせいにはするな
 みずから水やりを怠っておいて

 気難しくなってきたのを
 他人のせいにはするな
 しなやかさを失ったのはどちらなのか

 苛立つのを
 近親のせいにはするな
 何もかもへたくそだったのはわたくし

 初心消えかかるのを
 暮らしのせいにはするな
 そもそもがひよわな志にすぎなかった

 駄目なことの一切を
 時代のせいにはするな
 わずかに光る尊厳の放棄

 自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ


安心できる福祉国家になるならできる負担

2006-04-28 06:04:25 | Weblog
昨夜、薬の睡魔に襲われながら書いたので、大事は事を書き忘れた。

今みたいに負担感ばかりあって、
将来、本当に困った時に役に立たない不安のある社会保障費は
これっぽっちも出したくないのが人情ではないだろうか?

天下り先確保のような年金を使って作った施設運営がうまくいかず、民間への叩き売り。
しっかりお土産の工事をもっての天下り。
世の人より多すぎる共済年金と退職金をもらって、しっかり定年後の収入も確保。
役人天国と言われても致し方ない。

国会議員年金もあれからどうなった?

あっちもこっちも私利私欲で動いて、
安心出きる福祉国家からはどんどん遠のいている。

今の介護保険や年金では安心して老いることは出来ない。
まず要介護状態にならない自助努力を求める。
生きている間、一生努力せよとお国はおっしゃる。

楽隠居の世は去った。

障害者よ公費に頼るな。
自分で生きる努力をせよとお国はおっしゃる。

障害者が自立して生活が今、送れる世の状態ですか?

はっきりしたビジョンがあって、本当に困った状態になった時も
人らしい生活が維持できる保障があれば、
負担する痛みもやむを得ないと納得がいく。

米軍に出せる3兆円があるなら、国民負担を増やす前に使わないんだろう?
あるのなら、福祉に使って欲しい。

 貧困福祉国家脱却!


去年の秋の総選挙圧勝の勢いで可決されて4月から施行の法。
ようやく重圧を感じているみなさん。

郵政民営化は目くらまし。
改革、改革と言う言葉の美しさにだまされたと目を覚ましましょう。

しかし、どの政党に頼めるんだろう???


アメリカの軍隊には使える血税

2006-04-27 22:40:05 | Weblog
米軍再編、日本負担3兆円 内訳は?政府衝撃 米国防副次官見通し (産経新聞) - goo ニュース

この4月から介護保険利用の福祉の現場はおおわらわ。すでに利用先で5月倒産のヘルパーステーションが出た。利用する側の負担ばかり増えて、事業所も今年中には、ほとんどのところが収入減は明白。

多くの介護労働従事者は明日の我が身の心配をしている。
利用者の負担増、不利益もはっきりしている。

こんな時に、天から降って沸いたような3兆円負担。
何か順番が間違っていませんか?

アメリカが守ってくれる保障より、米兵がもたらす治安の悪さ、騒音。
国内の基地見学をされた方は、
ここが日本の国土かと思うくらい広々とした敷地に驚かれると思う。
日本であって日本でない。
日本のあちこちの住人に嫌われながら、国土を侵蝕されている。

どろぼうに追い銭みたいな。

弱い人にやさしい国なら、
隣国に砲弾を向けるより良い方法がありそうな気がするが・・・
ぼやいている間に眠剤が効いてきた。
もう寝ようおやすみなさい。

三年目に咲いたライラック

2006-04-26 07:23:22 | Weblog
実家の庭から稚木を掘ってウチへ移した。
持って帰った時は50cmくらいの高さで、直径はほんの数センチ。
根っこも地続きを切断してもらったから、
付くか付かないか不安だった。
毎年、冬は葉が全部落ちるし、
春に芽吹くかどうか?
どきどき。
枯れないで生きているだけで、安心していた。

花芽が付いていると、数週間前に喜んでから
日常の忙しさにかまけて観てやることもなかった。


どう思ってもメゲる。
上司のイヤミも傷付いていない振りしてやり過ごし…
上司のミスも私の見落としと言いつのられても頭を下げ…

これもあれも介護保険見直しの煽りをくって、
収入減が確実なのにも関わらず
私が採用されてしまった事にも起因しているらしい。

上司がしていたケースが私へと渡された。
おそらくケアマネ以外の忙しかったか?
難ケースを担当していると豪語しているから、
手がかからない利用者さん分は放置してしまっていたのか?
もらったケースの3分の1は
きちんとしたケアプラン他必要な書類がい。
眺めれば、眺めるほど
私はどこから手をつけたらいの
???????

いちいち裁量を仰がないと大目玉だから、
嫌がられても、スキをみては判断を仰ぐ。
第一
教科書通りでない応用編を最初からもらっても
戸惑うばかり。
とんでもない時期に、
とんでもない所へ勤め始めたみたい。

疲れ果てて家路に着いたら、
夕陽の下にライラックが開花していた。
ウチの土地は決して肥てはいない。
手入れも悪い。
根元にはいっぱい雑草が生い茂っている。
もう少ししたら連休。
手入れしてあげようね。


帰ってきた息子が手にしている品に
思わず微笑まされた。
きっと夕方になって頼まれたことを思い出して、
私が帰って来る前にと、大急ぎで買ってきたに違いない。

支援センターの名刺は電話器の上。触った形跡なし。
何事もあわてない。
騒がない。

きっと花は咲くとライラックが教えてくれているものね。



ひのき花粉

2006-04-26 07:22:38 | Weblog
桜が咲けば鼻汁、カイカイ目からは開放されてきた。
春はスギ花粉だけだった。

初秋はブタクサ、イネ科の植物が花を付ける頃
コレはなぜか
喘息を引き起こす。

時期に関係ないのは

ちょっとホコリっぽい場所。
野良ねことなかよくしてしまった。
犬にじゃれられた。・・・等々
猫犬は好きなんで自業自得だと反省しつつ、つい触ってしまう。

皮膚疾患は日光疹と青草の汁にカブレ・・・他

今年初めて、ひのきの花粉のアレルギーが加わったらしい。
黄砂と共に風が強かった日。
職場でPCに向いていると、鼻水がツー。
まぎれもないアレルギーのとめどない鼻水。
鼻の蛇口にティッシュをつっこんで、応急処置。

ストレスとアレルギーは関係あるとか?
まぁね。
新人さんは
ひとつくらいアレルギー反応が出て当たり前かもしれない。

最近は眠くならなくて、よく効く薬があって助かってるわ~

アスペな息子が新米ケアマネの私を育ててくれる

2006-04-25 07:16:44 | Weblog
ツバメが巣を作っている。私はかわいいと思うが、
フンが落ちるから大キライだと言う人も居る。

小言が多い人は

『こうでなくっちゃ。』

と言う決め付けが多い気がする。

アスペな息子と暮らしていると
私の『こうでなくちゃ』はモノの見事に粉砕される。

こう言う考えもありよね。
そうなのか、こう思うからこんな風に行動するのか?

アスペにあるマイルール。
二極で理解しようとする思考回路。

自分の考え、モノの見方が
絶対に正しいを止める訓練を
私は日々行っているようなもの。

世の中全体が求めている絶対価値みたいなモノって
案外、囚われだよ。

と、言うことに、楽々気がついてゆく。

『こうでなくちゃ!』

と、目くじら立てて、我が子を叱咤激励。
あるいは
自分自身を無理矢理奮い立てている人。

自分のルールに人が従わないから怒る人。どなる人。
さらには
自分の思い通りに動かない人をニクムひと。

アスペな家族と居るといろんなことに気づく自分に成る。

アスペを否定しない事から、
いっぱい真理が見えてくるような気がする。

そうだよね。
私にはまだまだダメダメ。

すぐに自分と違う考えの人を非難する気持が沸く。
非難せず、
従わず、
その人はその人と認めて、私は私の考えは捨てない。

私はツバメの巣が大好き。
通るたんびに子ツバメの成長が気になる。
フンが汚いと憤慨している人もおおらかに受け入れなくてはね。

あまりにキメツケで事を運ぶ人たちがいっぱいいる職場にカルチャーショック。
利用者さんの気持ちを踏みにじる言葉かけを
前任ケアマネがしている話を
ぼちぼちひとり立ちの私は聞かされる。

あまりに全面に押し出す愛社精神が
ケアマネの基本である
利用者本意から外れているのだ。


昨日、一日寝ていたと言う息子。
病院の薬が効きすぎなのかな?
期待している支援センターへの電話もまだかけていない。
ゆっくり待つよ。

本来、せっかちなんだけど、
息子のおかげでそっちも修行させられている。

息子と居ることがケアマネ修行に役立っている気がする。

息子の自己否定が止むことを切に願う。

君がいるから、
母さんはなんとか自分を立ち直らせているよ。

君のおかげで、
心や体や立場の弱い人の気持にどうしても目が行くよ。

80歳の母が言う。

  おてんとう様はちゃんと見ておられる。

私は自分にウソがつけない。
やわらかな心で、痛みのわかるケアマネになりたい。
いろんなことに気がつくのは、アスペな息子の母だからだ。

君に感謝


日本尊厳死協会入会申し込み

2006-04-18 22:12:04 | 終末医療
友人の脳出血で倒れた、舅に胃婁の話が出たと聞いて、急遽、私は私の身の降り方を回りに示して置かなくては。と言う気にやっとなった。

郵便局から朝一で入会金年会費3000円を払い込んだ。
まさかの時には、尊厳死、自然死を望んでいることを証明してもらえる。

  『徒に死期を引き延ばすための延命措置』とは 
   人工呼吸器や点滴による人工栄養補給を含めるのが普通です。

と、ある。胃に穴を開けての栄養補給も当然入る。

リビングウイルのカードが届いたら、
運転免許証と一緒に入れている臓器移植ドナーカードにもう一枚重ねよう。

喪主となった時、遺族となった時、
何がなんだか分からない精神状態で
いろいろな儀式を取り仕切らなければいけなかった。

死んだ当人がどうして欲しいと思っているのかとても知りたかった。
物言わぬ人となっては、いくた問うても無言で、
本当に困ったから。

子供達にはそんな思いをさせたくないから。

マイナス評価オンパレード

2006-04-18 01:02:57 | Weblog
聖人君子ではないから、私も悪口を口にしないとは言わない。
言わないが、延々と繰り返される職員の悪口、利用者の悪口。

プラス評価で語られることがない。

入った早々、明るく元気に早く仲良くなろうと
私が無邪気?と言うか
語ったことを
すべて、裏読みされている事実を知った時

愕然として、
それから私は職場では貝になった。

黙って与えられた仕事をしている。
PCを打ちながら、耳に自然と入ってくる会話は
どうしてこうマイナス評価オンパレードなのか?
職場の体質なのかな?

息子が極端に嫌うマイナス評価。
自分が正しく評価されそうもない雰囲気。
大きな誤解をされているような雰囲気。

言葉の中に『愛』がない。『おもいやり』がない。
阻害感ばかり感じてしまう。

福祉とはほど遠い企業利益で成り立っている事業所。
そうでなくては、民間は生き残れないのかもしれない。

仕事が教科書通りでない事は、百も承知だったけれど、
利用者優先ってここまで絵に描いた餅…

長く居られない職場だと、
早計に3週間で結論付けてはいけないけれど…


降りしきるさくら花びらの中に居ると浄化される気がする。
流れる清い水を眺めていたら浄化される気がする。

昼休みに
帰り道に
職場の近くの河川公園で深呼吸している。

なかなか新しい職場に慣れません… 

エヒメアヤメ

2006-04-18 00:01:41 | Weblog
山口、広島、愛媛、佐賀、宮崎の限られた地にしか自生していない。
国の天然記念物。
絶滅寸前を地元ボランティアの手で大事に守られている。
自生地は盗掘防止の有刺鉄線の柵に囲まれていて、
開化の時期にだけ昼の間開放される。

10数センチの身の丈で海を向こうに臨む山肌に点在している。
見学人が踏まないように、花や芽がある箇所には番号札が立てられて、
縄が張ってあった。

育てるボランティアさんが説明ガイドもして下さった。
蟻が運んだ種でないと根付かないと聞いた。
遠い昔、大陸と日本が陸続きだった証拠資料でもあるらしい。

人間だけだろう・・・

ごちゃごちゃと国境線を引いて、
殺し合いまでして場所を侵蝕されまいなどといじましいのは。

ストレス開放の日曜日。
少し肌寒い海風に吹かれて、雨あがりのみずみずしい花に会ってきた。
確か今日で閉門。公開おしまい。
来年まで、一般には門を閉ざされて箱入り娘で育てられる。

また来年、見られるといいなぁ~
まさか、テポドンが飛んできたり…
ってことは…
ないことを祈ろう。

末期ガンの人も介護保険の対象に

2006-04-14 07:22:33 | 終末医療
悪いことばっかりの今回の介護改正の中で、たったひとつ嬉しい改正がある。

仕事で夫が膀胱ガンから転移がわかるまで、足の痛みを訴えて、
巡り巡った病院を幾つか回わり、いろんなことを思い出した。

骨への転移は痛みを訴え続けて、
ちゃんと直してくれる病院を探しあるいたが、
どんどん悪くなった。
とうとう、最初にもどって一番最初に診てもらった町医者へ。
膀胱ガン手術先へ行って再検査をと言われた。
骨のレントゲンからしてガンの転移っぽいと。
半年経過していた。

毎月、泌尿器科へ杖を付いて歩行困難な状態で通っていたのに、
膀胱ガン以外の患者の全体は診て貰えなかったと言うのか。
夫は毎回、痛みを訴えていたと言うのに。

泌尿器科ではらちがあかないと思い、同じ院内の整形外科を受診。
即、骨転移ガンと判明。

なぜか原発の科が診ると言う決まりがその病院にはあって、
泌尿器科に入院。
さらに検査が続き胆管にも転移。
すでに、末期と言われた。

毎月の通院は何だったのだろう?
手術執刀の主治医は自信満々に膀胱の状態はきれいです、と。
自分の専門患部だけしか診なくて、人を診なくてどうする?

 『末期は貴方が招いたミスでしょう!』

おエライせんせに見放されたら入院は地獄。
おなかの中で毒付くだけにしておいた。

自宅で最後の時間を過ごさせたいと私は思った。
夫は一縷の望みをかけて苦しい治療を選択し、泌尿器科病棟へ入院した。
効くか効かないか賭けだという苦しい抗ガン剤や放射線治療が終ったら
私は家に連れ帰りたかった。
入院生活は6人部屋や4人部屋だった。
狭いベット周りにカーテンを引くだけで、
入院生活って結構、人に気をつかう。

予想どおり治療効果はなく、衰弱は深まっていく。
このままここで最後はイヤだと思った。
治療が終ったら自宅へ連れ帰りたかった。

夫は歩行が難しくなっていた。
杖やつかまり歩きしか出来なくなっていた。

家には病院のようなベットも風呂、トイレの環境も
退院して夫の生活できるような環境ではない。


進行性のガンは障害認定にもならず、
55歳では介護保険の適応にもなれなかった。

だれに相談したらいいのか?
これだけ大きな病院ならソーシャルワーカーが居るはずと
病院で訊ねたら、
支払いトラブル専門でしかない事務長が来た。

私でも分かる、
障害にも介護保険の該当しないと冷たく言い放った。

金のことしか頭になかったのか、
遺族年金は65歳にならないと出ないなどととんでもない事を言い
私は一晩、明けて間違いと言ってこられるまで、心配の坩堝だった。

どこにも救いがないのか!と
病室でいささか興奮気味の私に、

当時、自宅での最後を支援したい思いでそこの産婦人科医が作った
訪問看護ステーションから、
ステーションも受け持っていた総婦長の計らいで
看護師さんがベットサイドまで出向いて相談に乗って下さった。

退院後、介護保険適応でないから10割。相当高額になるが、
何かあったら訪問するし、
電話相談はくらでも受けるから
と心強い返答をもらった。

総婦長さんから中古のベットの心配をしてもらった。
これは今思えば、仕事以外の特別なはからいだったろう。
私は死にゆく痛みのある夫の傍で、半狂乱だったに違いない。
誰か彼となく、なんとかならないかと院内で喧しかったのかも。

後の必要品は、自分で電話帳で介護用品屋を調べて来てらった。
介護保険なら1割負担。
全額になりますがいいですか?

55歳。残してゆく家族は学生2人に、長く働いたこともない専業主婦。
自分にお金を使うこと、あれこれ高い購入品は夫が拒否。

ものすごい心痛で整えた自宅療養生活もほんの数週でピリオド。
その間、何度も皮膚疾患等で通院もあった。
医療がない自宅に居ることに夫が不安を訴えた。
あっさり再入院許可。

今も数少ないけれど、
往診体制のあるホスピス医や訪問看護が地元にあの時あったらと悔まれる。

この四月から
2号被保険者と言われる40歳以上の末期ガンにも介護保険が適応になった。
もし四年前にあったなら、
病状が悪化してゆく夫を抱えて、必死で策を練る苦労はいらなかっただろう。

夫の死後、地元のホスピス建設の行政を呼んでの集会で、

『働き盛りの少なくないガン死には何の救いもない。』

と、ついでに訴えたことも思い出した。
私のような小さな声もありこちで重なって、行政の重い腰がきっと動いたのかも?

ケアマネを目指そうと思ったのは、
あの時の私の様な人のお手伝いがしたいと思う気持ちもあったのかも。


一筋の光 気を取り直して

2006-04-14 07:05:34 | Weblog
昨夜、教育TVの福祉ネットワークだろうか?
今年から介護保険に取上げられた、
小規模多機能型施設の話があったらしい。
スイッチを入れると対談の最後のシーンだった。

大規模施設で働いて実力をつけて、
いっぱい大規模の持つ疑問に気が付く事が
小規模多機能型を立ち上げようと言う時に役に立つ。

新しい職場批判でなくて、しっかり身につけるものは身につけて、
私の次のステップにすればいいと、一筋の光が見えた。

私は福祉をやりたいとの思いが強い。
ひいては息子のような目に見えて分からない障害者を何とか楽にと。

命と元気のあるうちになんとか形のならないかな?
夢は夢でもいい。
今が地道な一歩と思えば、あらゆることに耐える力になりそうだ。

番組を見そこねて、損したか?
最後のひとことのインパクトが強くて、得したか?

割れ目のたんぽぽの根っこは深いのだ。
う~ん、今朝は空も明るい。
青天みたい~

どこの職場でもたぶん・・・

2006-04-12 23:29:37 | Weblog
げんなりしながら、自分の大甘ぶりにも呆れている。
私はどこか生まれっぱなしの裏も表もないところがある。
初対面から人の懐に飛び込むことを良しとしてきた。

要するに世間知らず。

たいへん入り組んだ職場環境で
正直どこの部署がどう繋がっているのか分からないのに
実にややこしい人間関係模様があるらしい。

コピー機ひとつ前の職場のとは違うわけで
『どないして動かすん?』
と言う新人おばさんのワタクシ。

コピー機は階下の診療所受付事務所にしかない。
使い方を傍の席のおばさんAに親切に教えてもらった。
なんと私の隣席のケアマネBとそのおばさんAは犬猿の仲なんだそうな。
まっ、それはいい。
私とそのおばさんAは窓から見える散る桜の美しさを30秒語った事が
すでに親しい関係にあるとケアマネBに伝わり、
ことある事にケアマネBの言葉の端々に
剣が見られるようになった原因のひとつと言う。

誰がそんなつまらない事をご注進なのか?
どうでもいいが、
またその裏事情を逐一、上司が私に伝えて来た。

そんなこんなをどうして上司が知っているのか、
血のめぐりの悪いワタシにも分かった。
私の居ない時に
ケアマネBが
ワタシのことをあぁだこうだと上司に言ってくれているのだ。
残りのスタッフもそれを聞いていたってこと。

知らぬはワタシばかりだった。

上司はワタシの動言を
なんでもかんでも悪く取るスタッフの性格を教えてくれた。

決定打は昨日、一緒に仕事に出て、
あまりに利用者さんに高圧的ケアマネBをさし置いて
やさしい言葉をしゃしゃり出てかけた事だった。

私は彼女より10歳以上、年上だけれども
仕事は彼女に習う後輩と言う立場。
マズイとは感じたけれど、やっぱりマズかった。
しかし…
あぁまでキツイ事を言って、相手の態度を硬化させて…
だが…
確かに彼女の立場はない。
私が悪い。

採用を決めた面接をしたトップがえらく私を買ってくれていて、
来る前にみんなに吹いたので
やっかみもあると言う。
仕事が出来るようになるまで、巧く立ち回って欲しいと。

2ヶ月タッチ差で先に入社したおない歳のケアマネは
歯の浮くおべっかを巧みに使って職場に馴染んでゆく。
私と部屋にふたりの時と、全員で居る時の態度の落差。
最初から素っぴんで話していた私も
なんだか腹の読めない奴だとようやく気が付いた。

上司に会社勤めの経験があるのかと聞かれてしまった。
確かに専業主婦歴が一番長い。
仕事上の決まり事や上下関係に鈍感なのだ。
何より正義が先に立つ。
バカだわ~

今日の休憩室。
デイサービスの職員は時間差で休憩を取る。
遅い休憩の人とたまたまヘルパーさんとふたりっきりになったら、
その人がぽつり。
ゆっくり利用者さんと話も出来ない。
なんと、ちょっと話をしていたら責任者から叱られたと。
採用されて4ヶ月目と言う彼女。

『こんなんでいいのかな?』

デイ・サービスは大所帯だし確かに人手不足。
入社してすぐに10日ばかり手伝ったから良く分かる。
私はゆっくり利用者さんと話をしてもOKだった。
要するに、ケアマネ採用の私はお客さま扱いだったのだ。
新人ヘルパーさんの疑問は正しい。
正しいが職場には職場のルールあり。
資格を取った時はこの人も私と同じ

『人の役に立ちたい』

と言う希望があったはず。
この人も長く務まるだろうか?
ようやく物言わぬ元気のない職員の多さに気がついた。

ごちゃごちゃとある各施設のトップは経営者ロイヤルファミリーで、
婿養子に娘に母に父に遠縁にと聞いても覚えられない。
それに群がってよく分からない腹の読みあいがあるらしい。

うっかり採用になって喜んだけれど、
前途多難な様相。
でもでも
趣味の会でも仲良しサークルでもない職場なのだ。

こう言う事に耐えるのも給料のウチ。
介護保険改正で、行く先の暗い介護の事業所。
辞めなくても、職場崩壊の恐れも充分にある。

魑魅魍魎の世界で、
言いたいことも腹に納めて、
亡夫は稼いでくれていたのだ。
ワタシと子供ふたりを養うために。
命を奪ったガンの進行はストレスも大きな要因だったろう。

上司から言い含められてから、
PC画面を向いて仕事再開したら、
仕事人間だった亡夫の生きていた世界を何にも知らなかった
おろかな自分に
思いが巡りはじめ
涙が転がってあわててトイレに駆け込んだ。

コミニケーションになんら障害がないはずの私がこれだけシンドイ。
アスペルガーの息子がどれだけ辛かったか?

結構、無邪気で今日まで来た。
ケアマネの一員となって2週間も経っていないんだ。
私の欠点は私が一番知らないで
鈍感なのだろう。

私は居るだけで誰かをキズ付ける存在なのかもしれない。
もう、無邪気では居られないわ~

とりあえず無駄口はストップ。
分からない事はとにかく聞いて、覚えて。
イヤミも強風も馬耳東風。
一人前にならなきゃね。

おべっかだけは使えない。
そこんとこはしゃ~ないわ~






ふぃんふぃんまたまた口内炎

2006-04-12 00:13:44 | ねこ
大雨の中、仕事から帰って急いで動物病院へ連れて行った。

キャリーを棚から下ろした気配だけで、ふぃんふぃんは逃げ出す。
1ヶ月に一回しか出来ない口内炎の注射を何度も打たれている。
外が怖い。
動く車が怖い。
病院には他の猫も、もっと怖い犬もやってくる。

逃げても無駄。
ネットで捕まえて包んで、キャリーにそのまま入れる。

口内炎が悪化するとキャットフードを食べてはギャッ!と飛び上がる。
敵に攻撃されたかのように、部屋の隅に固まってうなる。
食べたいのに食べられない。

出来たら大キライな病院へ連れて行きたくない。
飲み薬でずっと予防している。
だましだまし2ヶ月。
とうとう餌が食べられなくなった。
ちょっぴりで高カロリーな猫缶も病院でもらっている。
おそるおそるそれを食べることも無理になった。

しかたがない。
病院へ連れて行くっきゃないのだ。

注射が済んだら、
行く時は入りたがらないキャリーに一目散に入る。

獣医さんの話では、
しっかり食べると口内炎になる確立が減る可能性もあると。
一生、完治はむつかしいようだ。

保険の利かない猫の診療代、飲み続ける薬代。
歯のない老猫のための軟らかなキャットフード代もバカにならない。
痛みをこらえているのはかわいそうだから
気持を落ち着ける作用のあるフェロモンも切らさずに点けている。

私は猫のために稼いでいるような?

息子の気持も柔らかい手触りや、勝手気ままな行動で和ませてくれる。
お猫さま、長生きして下さい。

しかし毎度、注射は大雨の日になるなぁ~

医療系と介護福祉系のケアマネ

2006-04-10 23:47:08 | Weblog
まだ始まったばかりの仕事グチは止めとこうと思ったけれど・・・

医療系からのケアマネと介護福祉畑からのケアマネはカラーが違う。
勤務先は医療法人の居宅支援事業所。
看護師からの人が多い。
元の職場は全員ヘルパーからのケアマネだった。
知らず知らず同じ部屋で仕事をしていたので、ケアマネの仕事ぶりを眺めていた。

だからどうと言う訳ではないが、
利用者さんへの語調が若干きつく感じる。
はっきりと決めつけて指導的。
同じく利用者さんの事を思っての言動だとは思うけれど、
馴染めない。

市立や社会福祉協議会、商工会会議所等を渡り歩いて、
気がつけば純然たる民間に勤めるのも始めて。
しかも入社して知ったが親族経営。
会社のトップはロイヤルファミリームードにもなんだか馴染めない。


今夜は久々にうれしい人から電話がかかって長話をした。
ふたまわり年上の同じ午年の友人。
馬はは跳ねっかえり。
フラッパーと言う懐かしい言葉は馬のことだそうだ。
いいことを教えてもらった。

『歳をとると妥協点でいいかと思うようになったよ。』

『過去は忘れていいの。新しい事が入らない。』

自分は自分だけれども、馴染めないと投げないで、
教えてもらうべきはしっかり聞いて身につけて、
まぁ~あせらずぼちぼち。
妥協点を求める姿勢が大事かもしれない。

石の上にも3年はガマンしてみよう。
そのうち良い所が見えてくるかもしれないし、
しっかりワタシが出せるようになるかもしれないし。