陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

一日で編める小物

2008-12-08 05:36:22 | Weblog
寒い、寒い日が続く。
どこへ出かける気にもならない。
こんな日は冬ごもり。



編み物がしたくなる。
糸を買って編み方レシピをもらっておいた
手芸屋さんにあったあの指のない手袋と編みだした。
手先の出た手袋は車の運転に買い物にとても便利。
外すと必ず失くす私には
スーパーに運転して行って商品を手に取る時も支払にも外さないで車に戻ってこれるこの手は必須アイテム。

ちょっと糸があまったので手芸屋さんでじっくり見本を見て
編み方を盗んできたミニマフラーもついでに。
けっきょく糸が足らず、寒いのにショッピングモールの手芸屋に一玉買いに出ることに。
のっている時にガァ~と編んでしまいたい。
化粧なし着替えなし。コートで全身隠して誰にも会わないようにすっ飛んで行った。
編み方をもう一度じっくり見たら違っていたので頭に覚え込んで一路駐車場へ。
脇目もふらず急ぎ足してたら目の前で手が振られた。
近所の息子の同級生の専業主夫の画家おいちゃん。あら、後ろにそのおしゃべり妻。
多少美意識あり、センスの良いこの二人にノンメークで、このようななりふり構わない格好の日によりによって。
そう言えば近所とは言え1年くらい会っていない。二言三言。四言五言…

帰ったら思い出し思い出しさっそく編み替え。
ふっふっ結構覚えていた。


縁編みは、ちょっと幅が狭いようなのでピコットをくっつけてみた。
編みかけ放置の何物にする気だったか不明の物をほどきつつ
いい加減な目分量で始めたら、もうちょっとのところで糸が足らなくなった。
母にもらった古糸の袋を漁って、さし色ぽいのに決めた。
たぶん遥か昔、私が20代に亡くなった父のセーターをほどいたシロモノ。

適当、適当。
誰にあげるわけでなし。自分用なのでいいのいいの。
お暇つぶしの1品です。

本日は姑買い物ディ。さっそく付けてみよう。少しあったかいかも?

イジ女  春口 裕子

2008-12-08 05:06:59 | 
イジ女(め)
春口 裕子
双葉社

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『イジ女』はイジメと読ます。
8つの女の短編で成り立っている。
若い独身女、もしくは幼児程度のママ年齢の女たちの美しくないドロドロの部分ばっかり集めてある。
全編に共通は
人を気にしすぎ上手くとり繕いたいが過ぎて破たんがくる話。
どこにもありそうな一皮むけば的な。

作者は1970年生まれ。ホラーサスペンスの分野の人らしい。
ありふれた人たちの内心はホラーでサスペンスかもよと思わせる。
軽く読めて、ゴシップ好き、ミーハー気分を満喫させてくれる。
人のどうしようもないトコを上手く掴んで楽しませる。お見事。