陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

姑は被害者か?

2006-11-30 00:09:07 | Weblog
霊感商法一斉捜索 「字画悪い」高齢者に印鑑 容疑で福岡県警(西日本新聞) - goo ニュース

本人に被害にあった意識はないだろうと思われる。

もし被害にあっているのなら
被害総額は軽く100万を越えているはず。

頼みもしないのに

  みかんさん用の印鑑が届いた。
  21日間の祈祷がすんだよ。

と言う得意げな姑の電話口の声を

きっぱり拒否して
にっくき嫁になってしまったが、
あれからもう10日経ったか?
何の連絡もしていない…と言うかできないでいる。

とうとう一斉捜索。
姑が買ったのがこの印鑑販売会社「新日本福寿」で購入者リストに載っていれば
捜査が入って、目が醒めるかもしれない。

以前、息子の同級生を名乗る営業が
床下換気扇工事を勧めに来たと言い
高齢者は親族の印が要ると頼まれた時に
他の地元業者に頼む方が安全と
押印拒否をしたら

  私のお金をどう使おうと勝手!

と、キレられてしまった。
夫の亡くなった今、他人とも言い切れないが
お金については他人であると思い知らされた。

その時は、私に拒否されたので
隣家の親戚で、20歳の娘にサインと印をもらったそうだ。
なんの事かわからず、頼まれるままにしたと、
その娘の親から後、私に知らせがあった。

私にも姑が元気なのを幸いに近寄らずさみしくさせている罪がある。
あるが…

表面上、にこやかにしていても
お腹の底で
夫の死の前後に向けられた
どうしても許されない姑の数々の言動が、
まだしこっている。

でもでも
姑は息子が信頼する大切なおばぁちゃんでもあるのだ。

これから先、
どうなるのだろう?どう関わっていけばよいのだろう?

息子には聞かせられないできごとだから、
今朝、始業前に職場から民生委員さんに
再度、見守りと声かけをお願いして置いた。

幸い我が家の事情を察して快く引き受けて下さった。
だだ、ただ感謝する。
とりあえずは民生委員さんだけが頼りだ。



そこにある日常

2006-11-28 08:12:50 | Weblog
先週火曜日に出勤して、水、木、金、土、日、と
事務所のデスクから遠ざかっていた。

いつも危うい月曜の仕事モード切替が、
ますます危うい感じで、
ちょこまか、やるべき事をやっている内に
ガツーンと脳天パンチを喰らわされるような
家族とご本人の軋轢のど真ん中に放りこまれて
一辺に仕事モードに戻った。

職場は全体に友好ムードのない、
腹の見えない場所ではあることに変わりはない。
あいつのおべっか使いも、こいつの陰口、うわさ好きも
ふと感じるのは
いつもほど、ビンビンに不快感が襲ってこない。

こう言うのをリフレッシュ効果と言うのだろうか?

それなりに慣れてきた職場。
職員のそれぞれの癖、性格も飲み込めて
軋轢を呼ばない対応が自然に出るようになってきた。

辞めたい病が少し引っ込んだ。
余所に変わっても、また一から職場環境に馴染んで、
諸所の細かな決め事、仕事の仕方を覚えるのは
環境順応に手間取る私の年齢ではいささかシンドイ。

ここに居場所のあること、職のあることへの感謝まで湧く。

旅行中、友がさかんに口にしていた『感謝』と言う言葉の重みと
頼ってやってきた我々に地元民として
あれだけの心使いともてなしの心が自然に湧き出る友の姿に
自分自身が恥ずかしくなった所為もある。

次に会う時まで、
もっとシャンとした自分でありたいようなそんな気分。

息子の食が落ちた。口内炎が悪化している。
私が居ない間(ちょっとなんだけど)
ロクなものを食べなかった所為もあるかな?
仕事も年末に向かって繁忙期と言っていたっけ。
いつもに増して昨日は、疲れ果てて寝てばかり居た。

『出されたものは、全部たべなければ』と

息子の頭には固くインプットされているから
夕食の時間を遅らせ、
途中でコタツに寝て、
復帰してまた食べようとまでしていた。

「無理して食べなくて良いよ」と言うと
なんどもごめんなさいを言う。
臨機応変が無理なんだったね。

今日は休みと言っていたから起さないで出勤する。
失った銀行のカード再発行へ行く元気があるといいなぁ~と
心配しつつ

今日は大腿部骨折で入院していまったあの人の
ご家族が来られそうな時間をねらって…と
仕事の段取りなども考えている。

いまここの日常に今日の我あるしあわせ
外はくもりだけど、出勤しよう


同窓会ってなんだろう?

2006-11-27 20:37:07 | Weblog
旅の翌日が高校クラス会だった。
しんどいだろうと欠席で返信はがきを出していたけれど
京都へ行く前の日の幹事さんの苦労を思うと
勢いで行ってしまえそうな気がして、参加の連絡をした。
ちょうど来れなくなった人が居て参加人数に変動がなくなり結果オーライ。

クラス会は確か
卒業直後と、息子がまだ小学生だったから15年以上前と3回目の出席。

15年ぶりの人、卒業以来の人、
どの顔もしばらく経つと面影が浮かんで分かってきた。
当時は化粧をしていなかったので、余計に分かりづらかった。

県外からわざわざ来てくれた人もあった。
3分の1の出席率はよく集まった方だろう。
良いクラスだったと記憶する。

当時の話はみんなそれぞれに覚えている事が違っていた。
記憶をパッチワークで繋げてゆく。
人の記憶って、案外、あてにならないみたい。

来年もすると言っていたけれど
来年の参加はどうするかな?

今回はクラスメートの交通事故死から、
『出会える時に出会っておこうよ』が発端で集まった。

なつかしかったけれど、
勝ち組を誇りたいがミエミエにちょっと鼻白んだり
う~~む

良く出来たお子様や立派なご主人様の話、
親の介護がお金のたくさんかかる介護施設へ入れましたって話に
流れるあたりから話題に入れなくなってしまった。


おバカな私は
ついつい負けじと不幸自慢をして、
『おかわいそうに』『運命だと思って』なんて
まるで対岸からのなぐさめのような言葉かけを
おない年でおんなじだけ生きてきた人たちからもらってしまった。

私は自分が不幸だと思っていない。
苦労自慢ってのも当たっていない。

ほんとうは
人生よくがんばってきたねと肩を叩きあいたかった。
みんな辛い事があったはず。
表面だけとりつくろって、
負けじと勝ちを誇っているような姿がちょっとさびしかった。

それで露悪的になる私ってのも・・・なさけない。

確かに偏差値教育だったし、成績ばっかり言われたり
競争心を煽る様な学校ではあったけど、
クラス団結して、合唱コンクールに燃えたこともあったもの。
運動オンチな私は応援専門だったけど
クラスマッチも今思えば良い思い出のアルバム。

ちょっと考えたら、人生に負けも勝ちもない。
なつかしい場所、安心できる人たちの中では
認められたり、許しあったりを期待する。
同窓会もまた、
現実からのちょっとひと休みを求めるものなのかもしれない。
私もまだまだ未熟者。

  未熟な私が
  非難の
  目付き
  赤面して
  ポストにおなり


歩け歩け京都の旅

2006-11-26 00:59:19 | Weblog

帰ってまいりました
留守宅の猫も息子も無事。
息子はありがたいことに友人が私に黙って気づかってくれ、
やたら上機嫌。芯からほっとする。
猫の世話の苦労話を息子が報告してくれた。
まずまず合格点の花丸。

京都は紅葉まっさかりだった。
残念なことにデジカメを1日目昼間は宿置きボストンの中。
よし!と持参したライトアップの永観堂ではバッテリー切れ。
充電したらスイッチの故障。

紅葉写真を撮ると意気込んでいたのにポシャン。
不思議な事に帰宅したらスイッチが作動。
考えたら以前にも充電後、スイッチが入らない事があったから、
一度修理に出そう。

出かけには雨が降ったが旅行中はずっと晴れ。
京都の友がめいっぱい紅葉のスポットを見せたいと
事前にコース検討や下見をしてくれていた。

健脚の友のナビで、とことん歩いた。
道路は渋滞。タクシーは人を掻き分けて走っている感じがあったから
歩くのが一番懸命な策ではあった。
日頃歩かないで車ばっかりの生活なので、いささかギブアップ。
家に帰って、今はなんともないけれど、
ふくらはぎが痛くなるのは明日か?明後日か?
ぴょっとすると貰って飲んだ『にんにく卵黄』が効いているのかな?

なんと言っても、
同寮生の所在県バラバラの4人が万障繰り合わせて、
元気で出会えたことに感謝。
家族もなんとか元気で、家族の理解があってのことでもあるが、
この歳になると、集えたこと自体に感謝の気持がわいてくるから不思議。

みんなみんな、順風満帆とはいかなかった時を経て
まぁるくまぁるくなったかも

しかし二十歳の時から30年、それぞれあの時の性格をもち続けて不思議。
たった2年しか一緒に過ごしていないのに、
気取りがいらないまるで姉妹のような仲間たちだ。

また来年の秋の学年の同窓会の後で由布院にでもと次の約束をする。
実現してもしなくても、
また会える日まで元気でいよう
みんなに恥ずかしくない過ごし方をしようと、
約束が気持の張り、弾みになる。

ではでは、かまねこさんのリクエストに答えてコース説明を~♪

【1日目】
  
  京都駅探索~地下鉄のりかえで蹴上着~南禅寺前の宿に荷を降ろす~
  タクシーで銀閣寺~法燃寺~哲学の道~南禅寺~宿(湯豆腐の夕食)~
  永観堂ライトアップ~宿泊

【2日目】   

  南禅寺探索~嵯峨嵐山駅~竹林の小径~大河内山荘~落柿舎~天龍寺
  渡月橋~嵯峨嵐山駅~JR亀岡駅~トロッコ列車~京都駅~駅ビル探索夕食
  ~駅前泊

【3日目】   

  市バスにて清水寺高台寺
  京都近郊在住の同窓生と小さな小さな京風ふらんす洋食完玄でランチ~
  京都駅までタクシー~新幹線~各自おウチへ

                


邪魔な苔

2006-11-24 06:02:51 | Weblog
京都1日目。南禅寺近くに宿を取る。京都駅に迎えた友はばっちり観光ルートを下見してくれていた。

駅のここからまず京都全景。地下鉄は1両目。降りたらすぐ通路向こうのエレべーターに突進。あれよあれよと言う間に南禅寺。

やたら人が多い。ならぶ手間を省こうと地下鉄回数券まで用意してくれていた。

宿に荷を置かしてもらって、タクシー捕まえて銀閣寺へ。

後は歩いて、歩いて哲学の小道経由で宿まで。

途中、喫茶も甘い物屋も込んでいると予想した京都在住の友が茶菓子に紙コップ。地図の入ったパンフと細やかな気遣い。ただ感謝。感謝。

人も多いが紅葉は見頃。こんなに色あざやかだったろうか?京都は寒暖の差が激しいので色がきれいだと友の説明。

紅葉のところだけ、陽が差し込んで燃えている。中を歩くと私が紅く染まってしまいそう。

銀閣寺を出たところで猿に遭遇。野猿と言う。山の餌不足で里に降りてきたか。地元の人には屋根を歩いたりアンテナを倒したり迷惑な存在と言われていた。もともと人間が山を荒らして猿に迷惑をかけている。猿ごめんよ、山にお帰り。

哲学の小道では、ちゃんと私の好きな猫グッツのお店とよーじやに寄る予定が組んであった。

立派な友のツアーコンダクターに頼りきって、ふむふむと説明を聞きながら、さすがに宿近くで、日頃歩かない足がギブ。

宿はボロいがおきまりの湯豆腐、京野菜の夕食を堪能。両方良いとこは、またいつかお金にゆとりが出来た時のために取っておこう。
帰る途中見た、永観堂のライトアップ入館の行列はそろそろ減っただろうとか、ギブの足も回復。せっかく来たのだからとエイ、ヤーと腰をあげる。

日常飲んで無理矢理元気を出していると言うA子のにんにく卵黄を飲んだせいだろうか?
ライトに浮かぶ紅葉はまたひと味ちがう。ぼぉ~とそこだけ紅い。和紙で覆ったライトに葉っぱが入り込んで風情がある。

たった2年間、18から20まで同じ寮で一緒に過ごしただけなのに、まるで身内のような。いろいろあった30年。いろいろあっても、その人らしく過ぎて本幹は変わらないものらしい。闇に浮かぶ紅葉の世界はちょっと感傷的な気分を呼ぶ。
私、宿のトイレに傘忘れ、風呂場には服忘れ、友のフォローがあった。なんと、銀閣寺に示してあった『邪魔な苔』わたしではないかな?『銀閣寺に大切な苔』『ちょっと邪魔な苔』の3段階。同じ苔に生まれて邪魔はかわいそう。同病相哀し。その苔は余所ではひょっとすると役に立ってるかもよ?

布団でごろごろしながら、指と指、腕と腕の組み方で性格が分かると言う話で盛り上がる。おもしろそうだったからと、仕入れた知識をわざわざ紙に書いて持って来た友がある。うれしいなぁ~

ちなみに私。右右。ゴーイング・マイウェイで熱しやすくあきっぽい性格だそうな。

う~ん、当たっている。

左右だったかな?ストレスを感じない性格だそうな。まぁ~感じない人はまわりにストレスを与えていると一同の中には居ないので、コキおろす。

こんなところで意見の一致をみるから、なかよし?

こうして観光シーズン真ただ中の京都に集えたことだけでもすごい。

変わらぬ友の少し逞しくなったように感じるイビキを聞きながら、感慨深い。昔と違って家族のもろもろや我が身の病や、支えているもの抱えているもの、背負い込んでいるものがみんな違うが4人4様にある。

集ってる間、みんなみんなぜ~んぶ小休止。
今日は嵐山方面。足は大丈夫かな?


旅に出ます~♪

2006-11-23 08:11:19 | Weblog
青春時代を同じ寮で過ごした4人が京都に集まる。
住んでいる県はバラバラ。
ひとりが京都在住で一度おいでと
この春から秋の紅葉時期にという約束だった。
なんとなく私が幹事で全員の宿泊チケットを持っている。
いかなくっちゃいけない。
行けば絶対楽しい。

昨夜はボロボロ。ボロ雑巾。
ほんとに2泊3日、家が空けられるか不安でしかたなかった。

仕事の方はなんとかケリをつけて、一応ケイタイ持参。

息子はクリスマスが近づくとクリスマス孤独に陥る。
そろそろ余波が押し寄せている。

銀行のカードをなくして、昨日再発行してもらう予定が
していなかった。
金銭感覚が危うい。食事のしたくも出来ない。
給料日がいつかも知らない。
おそらく25日だったように思うから、今、一番お金がない時期だろう。
母なし、金なしでは外食、コンビニ派は食事が心配。

私が帰って来る日は通院日にもなっている。
遠いからひとりで行けば公共交通機関料金もかかる。
美術館にもう一回、雪舟を観に行くんだとも行っていた。

お金を借りるのはキライだし、プライドはキズつけたくないし、
お金がなくて予定が上手くいかなかったら、パニック誘発の可能性もあるし、
お腹がすくと精神不安に成りやすい・・・
結局、いつももらってる食費の一部を
留守の食事用として置いておくことに。

猫のトイレもキレイにした。
3~4日は大丈夫。できたらウンチを取って欲しいけど。
嫌われながら、もう一度
猫の薬を朝、砕いて餌に混ぜるのを息子に頼んだ。

精神状態が悪くなると猫の世話をする余力がなくなる。
猫が居るから精神安定しとかなきゃって思うかな?
猫が居るからつらい時も落ち着けるかな?

心配しても始まらないから、ざっと掃除機かけて
いってきま~す


しばらく現実をお休みします

研修、研修また研修

2006-11-22 17:44:52 | Weblog
この春からなんやかやとケアマネに研修が義務づけられた。

ただ今、新任研修帰りの電車内。新任研修には、経験5年までに受けなくてはいけない現任研修掛け持ち組も何人か居る。

5年間ペーパーで突如今年から実務に就いた人たちだ。受けないと仕事が出来なくなるんだから、絶対に受けるしかない。

みんな仕事を持っている訳で、遠路、研修会場に仕事をやりくりしてやって来るだけで疲れている。

ああだこうだ建前の書類作りを習う。実際、要介護者35人、要支援者8人めいっぱい受け持ってたら書類作りだけで、手いっぱいになる。

監査では手落ちのない書類を要求される。形骸化した書類ではいけないと、血の通ったプラン作りを研修される。

しかしねぇ~実際にそれやってたら、一番肝心な利用者さんとのコミュケーションをちゃんと取る時間が危うくなる。

何度も何度もコンタクトとって、話を聞いてちゃんと支援しようと思い、書類も万全にと超人的働きで摩滅して…

定着率の悪い職種と言われてます。

もう辞めたい人手を挙げて~♪

何人か小さく大きく手が挙がった。私もなんだか燃えつき症候群に成らないように、気を抜いて…良心が傷んで…

研修義務が余計疲れさせてます。介護保険の改正がある度にケアマネの仕事は過酷になるみたい。

そしてどんどん、現実支援から遠い形骸化した仕事になるような気がするなぁ~

4つ目の開運印セットを姑が購入

2006-11-20 23:12:02 | Weblog
今夜もささいな事で息子の怒りがまたまた暴発。
なんとか治まってめでたく平穏な食事が済んだ頃
電話が鳴った。

何ヶ月ぶりかの姑からだった。
夫亡き後、この苦手な人との間にワンクッションがない。

息子に開運印をウン十万かけて作った。
続けて
娘にも作ったまでは聞いた。

シロアリ駆除の床下換気扇を回すソーラーパネルとやらが
軒下に2つ出来てから、
悪徳商法の餌食にならぬように、
独居高齢者を回られる民生委員さんにこっそりお願いしておいた。

今夜の電話はなんと私の印鑑を作ったと言う知らせ。

ここで『ありがとう』と言っては、
またまた一家中のなんたらにハマリそうでもある。
おもわず絶句の沈黙の後、
気の毒とは思ったが、きっぱり断った。

 お気持はありがたいけれど
 私はそう言うのはキライです。
 家に置いて置くのも重たいからイヤです。
 聞いてから作って欲しかった。
 もうこう言うのは終わりにして下さいね。

悪徳商法だろうとは言えない。
実の息子にたしなめられるならまだしも、私は他人。
本人にだまされている意識はないだろうし、
何日間祈祷をしたとか、信じる人にはありがたいのかもしれない。

悪徳商法でないにしても
私はおまじない系や霊の話が心底スキでない。
知らなければ、そんなものに逆に縛られなくてすむ事のように思う。

  何十万×4人分(姑、息子、娘、私)

出費は100万を越えている恐れがある。

なんともかんとも
善意に後足で砂をかけたような
後味の悪さが残っている。

なんだか群ようこワールドに出てきそうな話だわ
今夜はマイスリーのお世話になって眠ろう


負けない私   群ようこ

2006-11-20 08:07:15 | 
負けない私

角川書店

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『かもめ食堂』の余波で手にとった。
息子待つ迎えの駐車中の無聊をなぐさめるのにちょうどいい。
すいすい読める。
出てくる人々も全部そこいらに居そうな人たち。

めいわくいっぱいかけて、なお自己反省もなくわがまま路線を行く人
人の思惑はどこ吹く風、マイペース人間。
必要以上に気の弱い人。
頼まれもしないのに他人の事とほおっておけないで
しかたなくお守役をためいきつきつつしてしまい墓穴を掘る人等々

わがままは周りの我慢で成り立つ
迷惑は本人だけが気が付かないって図式。

あるある。
ふふふと笑いながら、
まっ、そんなもんでしょと
そこいらに転がっていそうな
まるで井戸端会議で聞かされた身の上話のような小話が詰っていた。

あの人も
この人も
この私も
端からみるとこっけいなことやって生きているのかな?

体からヘンな力が抜けて、人生の足取りが軽くなるような
群ようこワールドには不思議な力がある。



かもめ食堂     群ようこ

2006-11-17 23:02:01 | 
かもめ食堂

幻冬舎

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7月はじめに映画を観て、その足で図書館に原作を借りにいった。
20数人待ちだった。
忘れた頃に順番が回ってきた。

原作が色褪せるか?映画が色褪せるか?
かもめ食堂が流行らなくても焦らない生活のゆとりは
一億円の宝くじと言う
現実味があるようなないような後ろ盾があったのかと
原作を読んで謎が解けた。
活字を追いながら、全員の映画キャストが浮かんだ。
猫まで浮かんだ。

がんばらない。力まない。いやなことはしない。
結構、簡単そうで現実的でない3人が
自分の夢を果たしてくれているような気分になる。

最初はお気楽そうに見える
『サウナ我慢大会』とか『嫁背負い競争』『エアーギター選手権』がある
フィンランドと言うイメージでやって来たという。
住めば自然環境は苛酷で人々の生活は質素で」
ふだんジッと過酷なものに耐えている人たちの爆発かもと思い始める。

日本の中だって、結構、フィンランド状態はあるよなぁ~

最近、お疲れモードで映画館にも足を運んでいない

発芽をすっかり摘むいじめ

2006-11-17 08:27:11 | Weblog
研修へ向かう早朝のカーラジオから息子の主治医の声か流れてきた。

周波数はAMローカル局。最近のニュースからいじめについてのインタビューらしかった。

『大人ならイヤなことが起こったら、それを切ってすてて忘れたりの木の枝きりみたいな対処ができますが、子供の場合はそれがすべて。これから育つ芽が全部摘まれてしまうんです。』

全否定は育つことすらできない状態を作ってしまってたんだねぇ~。はぁ~息子の場合、いじめがずっとずっと大人になっても、生き方、考え方、ものの見方にまで、否定的な暗い頑なものがある。摘まれた芽のかわりに、ずいぶんいじけた芽が育ってしまったらしい。

アスぺの特有の事物理解+いじめが育てた特異な性格

息子がすっと前を向いて、自信を持って自己実現してゆける様になるまでには、まだまだ遠い道のりがありそう。

息子の主治医は時間がなくて土曜などに行くと診療3分間クッキングみたいで、薬出す人みたいだけど、ちゃんと良いセンセなんだぁ~

と、とりあえず信頼しとこう。

軍隊の次は核兵器が欲しい?

2006-11-16 06:33:56 | Weblog
必要最小限なら核保有可能 中川昭氏発言で政府答弁書(共同通信) - goo ニュース

教育の基本をこねこねとどう変えてゆくのか?
国民にご意見聞きますよタウンミーティングがやらせで、
政府路線浸透のためのミーティングで

安陪さんの中川さん核保有発言問題への発語は↓

核保有は憲法解釈よりも政策判断が大事=自民政調会長発言受け安倍首相(ロイター) - goo ニュース

うにゃらうにゃらと靖国参拝も肯定もぜす、否定もせず。
核にすいても『政策判断』と分かりにくい煙にまかれそうな表現で逃げている。

教育基本法の改案には、
『宗教に関する一般的な教養』の一項が加わっている。
靖国や神道が入ってくるのかな?

ついでながら前文にある
『われわれは、さきに、日本国憲法を確定し』
が消えて
『我々日本国民はたゆまぬ努力によって築いた…国家を…』
に変わっている。

今の憲法は戦後アメリカが置いた憲法。
『たゆまぬ努力』していないよね?
これから改憲に向けてするんでこう変えたのかな?

いじるのは九条。
『核』についても今からうにゃらうにゃらなのだ。

どうなるんだろう?
出生率の低下、自殺率の増加…
自然に滅びに向いているような?

自然界から津波もやってきた。
日本の国はあぶないわよと天の啓示か?


教育基本法そんなに急いでどこへ行く?

2006-11-15 19:26:02 | Weblog
教育基本法改正案、衆院特別委で可決(読売新聞) - goo ニュース

ぼぉ~と夕刻のけだるい心身で7時のニュースを見るともなく見ていたら
『教育基本法改正案可決』で目が醒めた。
タウンミーティングのさくらさくら~♪に税金謝礼まで使って↓

サクラ発言謝礼、25回で65人に 政府「問題ない」(朝日新聞) - goo ニュース

それほど民意が得られないと思ったか?
民意操作をしてまで変えたい教育の基本ってなに?

同級生すら愛せない、
自分すら愛せない子供たち。
自分の命すら大事に出来ない管理職、校長。
自分のしたことの非を認めることもできない学校体質。

こんなところに愛国心を持って来てどうするの?
愛する心は自由でありたい。
自分を愛して、友達を愛して、お隣さんを愛して、
ちょっと向こうの人も、う~~んと向こうの人も愛して
愛がどんどん広がって
日本もそして、世界も愛するこころが生まれてくるように思うけれど。

障害者自立支援法もバタバタ郵政民営化法案可決の自民党の勢い多数決で可決。
大事なことはいつも数だけで決まってしまう。

だから私は絶対に自民党に投票しない。
議論が尽くされる国にはならないから。
ブレーキのない国は右に舵が知らぬ間に傾きつつある。

原爆の爆風で吹き飛ばされ、
気がついたら腕が裂けていたと言う傷跡を
今日私は、たまたま見せてもらった。

 必死で腕からこぼれおちそうな筋肉を押えて、
 体は無数の硝子破片が刺さったままで
 地面には数十センチの硝子が落ちている上を
 靴をなくして裸足で駈け抜けていったら
 地雷が埋まって、
 何人も逃げる人が吹き飛ばされた…

いつまでも靖国にこだわって、狭義の愛国を教えて
いったいどんな未来を築くのだろう?

当時15歳で人間魚雷の部品作りをさせられていた少女の
心身に刻まれた原爆のキズは60年経った今日でも鮮明だった。

当時彼女が教え込まれていたのは
『逆らえない愛国心』だった。



でき続ける口内炎

2006-11-10 22:07:32 | ねこ
薬入りの餌は避けて食べる。
食べてくれればと言う飼い主ごころは無視される。

食べると痛いから、敵に攻撃されているように思うらしい。
ううううぅ~と唸る。
痛いところに餌が触れたら、ぎゃぁ~っと叫んで物影に隠れる。

母さんの手からなら大丈夫と思ってか
おそるおそる私の手から食べるが、
やっぱり痛いところに当たる。

おなかが空いているから、おねだりばっかりする。
大好きなかつおのたたきも痛くて途中から食べられない。

明日は全身麻酔で診てもらうように予約してある。
病院へ行くことが恐怖で、ストレス。
ごめんよ。

猫も人間も高齢になるとなんやかやと不具合が出る。

ふぃんふぃんは13年前の秋にウチの庭で鳴いていた。
生後2ヶ月くらいだったように思う。
トイレも一回で覚えた。
きっと飼い猫のお母さんと一緒に居たにちがいない。
二晩、外で鳴かした。
私には猫アレルギーがある。
しかも、死にかけた病気猫が家に居た。
家族の誰もが猫を飼うのはもうおしまいにしようと言っていた。
そして、家族全員
私が外で鳴いている子猫を拾うだろうと予測していた。

明日、悪いところの処置が成功して
食べ物から攻撃される悪夢から開放されて欲しいなぁ~
おやすみふぃんふぃん


いじめられっ子には個性がある

2006-11-10 12:46:08 | Weblog
休憩室に流れるお昼のワイドショー。見るともなしに金八先生に目がひきつけられた。

いじめられっ子には個性があるんです。

武田鉄也さんの言葉に拍手。

ほめられて良い個性だよ。

胸張って良い個性だよ。

死なないで生きてようよ。そんなつらい学校なんて行かなくってもいいじゃない?

学校に何年お世話になっても、その後が長い。学校の友達よりその後、知り合った人に出会って人生が膨らむ。
学校なんてちいさいぞ~

いじめる奴の心なんてアリより小さい。群れてないと何もできない。

弱そうな奴いじめてないと自分が落ち着く場所がない。

一番の弱虫はいじめっ子。

いじめっ子より大きな立派な個性。誇って学校の枠から飛び出そう。死なないで大人に助けを求めて。何か良い知恵が誰かにあるよ。
自殺予告。させてる周りの大人。誰か気がつかないかなぁ~

いじめってつらいよね。居場所がない感じ。でも、でも、目線を変えたらすぐ近くに分かってくれる人が絶対居る。

いじめられて居る事は恥じゃない。

我が子を守りきれないで、心にキズを負わせたおばさんの嘆きです。叫びです…