叱責で自己改革なりうるか？

懲罰的教育が背景に…福知山線脱線事故で事故調最終報告(読売新聞) - goo ニュース

日勤教育ってなんだろう？
Yahoo辞典に出ていた。
どうやらJR西日本でだけ通用する社内言葉だったらしい。

信号違反や停車駅の通過などのいわゆる「運転事故」が起きた場合、
再教育を行うというもの。
期間は期間は1週間以内が70％を占め、1か月以上は6％とある。

さて、その教育内容だけれども
JR西労組が所属する運転士を対象に05年5月緊急アンケートから
たとえば反省文やリポートの繰り返しのほか、
一部にはトイレ掃除や窓拭き、ハトの糞処理などもあったという。
日勤教育を受けた４割の人が
「罵声を浴びたり、見せしめ的な扱いを受けたりした」
と感じている。

再教育のカリキュラムはなかったと言うことだから
教育する側の裁量に任されてきたのだろう。
旧軍隊を想像してしまうのは私だけだろうか？

怖いと言う意識は
人を縮み込ませる。保身しかさせない。
保身がウソを生む。

息子の郵便配達員時代を思い出す。
スピードと正確さが郵便配達の善だった。
運転が普通より難しいと言うバイクで
時給扱いのアルバイトは量を一定時間に配り終えて
帰局しないと
『遅い』と叱責をくらう。
誤配の連絡が入ると叱責。
事故ると叱責。

息子は早く配るために
法定速度は守っていられなかったと言う。
よく転んだらしい。
ミラー破損が度重なって、
自前でこっそり買って付け替えるようになった。
我が家には名残りのミラーが３個残っている。

クビに結びついた
曲がり角の違法駐車車両への追突破損事故では
上司への叱責が怖くて
相手方と示談にしようとしたのが私に発覚。
数時間遅れて、報告に連れて行った。

犯すまい思っても過ちを犯すところに人間らしさがある。
社保庁のずさんさまでくると庇いようがないが、
そこをどう回避して、最小限度に留めるか？
本人の努力と工夫による自己変革の注意意識しかないと思う。

この事故を教訓に
人さまの生命を預かっていることが第一。
正確さは二番目と言う大原則で
臨機応変な判断行動ができる運転士さんを教育して欲しいと願う。

くりかえすが叱責で縛り付けては
臨機応変なやわらかな
その場その時に何が大切かという
自己判断能力は育たない。

いくつまで働くか？

64歳になっても必要としてくれる？　まだごはん食べさせてくれる？――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

社保事務所へ納入記録確認に行ったついでに
私のこれからもらえるかも年金額を調べてもらった。

変動中に付き正しい額はもちろんでない。
現行では
遺族年金受給者は
６５歳からは中高年寡婦加配がなくなって
自分の老齢基礎年金がそれに替わってもらえる事になっている。

私は現在、
会社が半分負担とは言え、きついなぁ～と思う
厚生年金を給与から差し引かれている。
これがどう反映されるのかとても気になっていた。
高齢厚生年受給権が発生したら
遺族年金からその金額分は支給停止と
今年4月から決まったそうだ。

女ひとりの稼ぎは
特に安価な介護報酬設定の仕事に従事していては
どんなにがんばっても夫が稼いでいた半分にも満たない。
もし60歳まで働いて厚生年金を納めたところで
遺族年金の方が多いのだ。
じゃぁ～わが社の一応定年65歳まで働いたとしたら
ようやく試算額が遺族年金額をちょこっと越えた。

　　　じゃあ　納め損？！

と思わず口から出たら
応対の職員さんが

　　　年金は国民の義務です

さらに

　　　遺族年金はこの先、なんの保証もありません。
　　　男女平等の世の流れの中で女性だけの特例措置ですから。

でたでた。
遺族年金で甘えるんじゃないぞと言う脅し。
男女同額給与体系は公務員さまだけで
世の大半は男女格差がヒドイって現状の痛みをご存知ないから
こういう発言がすらすらでる。
社保さまは公務員であらせられる。

ボーナス返納　「積極的に応じるべきだ」と社保庁労組(朝日新聞) - goo ニュース

一部ボーナスを返上したところで
寸志程度の出るだけマシと押し頂く
私のボーナスの何倍が
社保さま懐に入るんだろう？

まぁ～我がことに話を戻そう。
ふ～～ん
年金に関するかぎり
65歳まで働かないと意味ないと分かってしまったのだ。

父親の世代は55歳定年だった。
最近60歳定年の後も、嘱託や臨時、パート雇用の形態で
給与は下がっても働き続ける話を良く聞く。

年齢が上がるに伴って
視力、記憶力が衰えてくる。
同年齢の同僚は年中、物探しをしている。
古い事は覚えていても新しい事が入り辛くなる。
介護保険制度は変わり続ける。
63歳で今年2月で辞めたケアマネが
この変動についていくのがしんどかったと漏らした。

働き続けることも職種による。
体力的にヘルパーには戻れそうもない。
高齢者とのお話し相手ボランティアならずっと出来そうだけど
それでは収入に結びつかない。

「まだごはんたべさせてくれる？」と言うタイトルは
働かざるもの食うべからずってこと？
しんどい…

とりあえず今日一日働いてきまっしょ。
一日、一日を重ねていくっきゃないでしょう。
今、お役に立てる仕事に従事できている事に感謝して
今日は木曜日。あと、金、土と働いて…今週日曜だけおやすみ…かぁ…

馬琴の嫁 群 ようこ著

馬琴の嫁 講談社 このアイテムの詳細を見る

裏表紙には猫が枕で熟睡している絵があった。
さすが猫好きな群ようこの本。
史実物でも猫なのだ。
うちの猫も私の枕でこのイラストのようにいつも寝ている。

これは猫の話ではなく
『南総里見八犬伝』の著者馬琴の題名のごとく嫁の話。
蝶よ花よと育てられ、親の言うなりに
嫁いで、婚家とはあまりに違う堅苦しい家風の中で
癇癪持ちで病弱な夫と姑の世話に明け暮れと
次から次の苦労話。

夫も姑も癇癪持ちと言うのは
パニックのことであろうか？
思わず息子と重ねて読んだ。

介護保険も保育園もない時代に
３人の子を産み
夫、姑、そして馬琴の最後を看取る。
水道も電気もガスもない家事をこなしながら
家業の薬作りの手伝いもしている。
働いて、働いて、
自分の事よりいつも家族第一。

一生の終わりにはごほうびのように
猫は迷い込んだ子に
ちりめんの端布で首輪を作って飼う。
今みたいに近所迷惑にならないように閉じ込めて飼う、
ペットショップで純粋種を飼うと言うより
勝手きままな正しい猫の飼い方の様に思えた。

猫が話のいい妙味になって
いままで苦労が帳消しになったような。

これは猫の話ではないけれど
役にたたないと言われている猫が重要不可欠な役目を果たしている。
だから猫の表紙絵なんだと読後に納得した。

ハーブと薔薇の季節が誕生日

息子の誕生日の前日がよく気の付く寡婦仲間の誕生日。
彼女は母の日に私のために


　　　ごくろうさま
　　　お母さんはたいへんです

と自分だって母親なのに花束を持って来てくれた。
人の誕生日は覚えられない歳になったけど
息子の前日、しかもちょっと先ゆく同級生なので
しっかり覚えていた。

薔薇が好きと言ってたから、
薔薇とかすみ草だけ前の日に用意。
グリーンは朝採りの庭のハーブに決めて、
お祝いアレンジメントを出勤前に届けることにした。

昨夜から職場の女性が挨拶をしてくれなかったと、
激しく落ち込んでいる息子に

　　薔薇とハーブが香る
　　ものすごく良い季節に生まれたね

話しかけながら作成。

落ち込んでも笑っても同じ一日が過ぎる。
認知症で１分も記憶がもたない利用者がこう言われた。

　　だれも１時間先はわからんよ
　　今こうして元気でわらっておられるんだから
　　あっちこっち痛いとこもあるけど
　　『よし』として喜ばにゃあ～ねぇ～

息子のとことん悩む性質は
深く集中できる誰にもマネできない良い性格だから
自信を持って胸張って生きて欲しい。

こんないい香りの季節に生まれたんだもの。

パッチギ！LOVE＆PEACE

パッチギの二作目がずっと気になって
まだかなぁと
一作目のあった映画館のスケジュールチェックを
していたけど、いつまで経ってもない。
どうやら上映しないらしい。
しかたがないので、
上映中でそろそろ終演の少々遠い場所まで出かけた。

探して辿り着いた映画館はう～～んボロイ。
小学生の頃、ゴジラを観た映画館のような。
お菓子の入ったガラスのケース越しに受付の人が居る。
券売機がスイングドアの向こうにあると案内してもらう。
お金が吸い込まれたらコトンと
昔の駅のキップみたいなのが出てきた。
さっきの案内してくれた人に半分モギッてもらって館内へ。

一瞬、場所を間違えたかと思った。
ガランと無人。目が慣れたらカップルが居た。
開演前の予告途中でドアが開く音が聞こえたから、
２００席は越える場所で観客は私を入れて４人。
確か日曜日の午後。もうちょっと賑わっても…

映画の方も映画館と同じ雰囲気の１９７４年。
場所は京都から東京へ移って
登場人物もちょっと大人の設定になっていた。

最初から
井筒和幸監督お得意の血みどろの乱闘シーンだけど
死ぬほどのダメージを与えないと言う
ケンカの暗黙のルールが一作目で感じられたから
バイオレンスは苦手だけど安心して観ていられた。

一方、
朝鮮で日本軍への徴兵を逃げたお父さんの回想では
ガバガバ人が死ぬむごたらしいシーンが続いた。
まるで藤田嗣治の戦争画の映像版のようだった。

しぶとく生き抜こうと
きたないことにも手を染めても
肝心な人として許せないことには
湧き起こった大きな怒りが
体当たりで吐き出され
痛快な思いが胸を降りた。

差別と反戦のメッセージが一作目より色濃く感じられた。
男たちの山○とか某右寄り都知事の特攻隊映画が
いたるところで上映されて観客動員しているのに比べて
ちょっとさみしい。
カンヌで賞をとった映画だって
モーツアルトとくじらだって田舎では観られない。

金や太鼓で作った
商業ベースに乗る映画ばかり上映しているようで
映画館へ足が向かなくなりそう。

育ての雨

雨が降りそうで降らなかったりと、
今年の梅雨は雨が少ない気がする。
外出はらくちんだ。

『雨が降るから訪問とりやめ』

なんて言うムカつく我が事務所ケアマネの言葉も
聞く回数が少なくて精神状態もいい。

雨が降ると緑が濃くなる。
また荒れ庭がジャングル化してくる。
日曜の朝、
幸い降り出しそうな空からまだ落ちてこない。

　ヨシ！

いつか出勤前に
ちょっとだけ除草のつもりが３０分。
気がつけば、１０ヶ所以上、藪蚊に咬まれていた。

息子曰く

『かゆくしなければ蚊にちょっとくらい献血してやってもいい』

献血はご遠慮申し上げたいので、
しっかり長袖、ぶら下げよう蚊取り線香とフル装備で
ガーデンシューズにはきかえたら、
ぽつん、ぽつん落ち始めた。
重装備とりやめの前に植えっぱなしの苗チェック。

先週、植えたバジルが少し大きくなっている。
うっとうしいけど、雨のおかげさまさま。

雑草と疎まれるガンガン頼まれもしないのに育つ草たちも
公平に雨は育ててくれる。

人には都合やら生きてきた環境やらなんなんだろう？
知らず知らず、心の色眼鏡。
子育ても
子どもが王子さまお姫様の下僕親をあちこちで見かけたり
悲しい虐待のニュースを聞かない日がないような。

育ての雨ってふうにシンプルはむつかしいみたい。

次から次の自分ちの儲け第一主義

ミート社長「自らの指示で７、８年前から」　会見で表明(朝日新聞) - goo ニュース

コムスン、NOVA、人相手の業界の人を食ったニュースの
お次は生協の牛肉コロッケ。
ひょっとすると私も食べた気がする。
生協って名だけで品質は信用しているところがあったし。

最初は、牛肉が足らなくて豚を混ぜたなどと
すぐばれるいい訳をしていたらしいところに
この社長の性格が見える。

生協のおわびには只、豚肉の混入とあるけれど
昨日の朝日新聞には混入材料メモが載っていた。
豚は豚でも豚の心臓、ひつじ、トリ、かも
クズ肉の味を分からなくするために
二度挽きの手法も使っていたとか。

食べ物業界では不二家のぺこちゃんの嘘つき舌が
反省して復活したばかり。

もう不衛生やら表示のごまかしをしているところは
他にはないのかな？

教師へとんでもない要求をする親は
我が子だけが良ければいい。

電車で化粧する大また開きの女子高生は
自分の顔だけきれいならいい。

政党は
選挙戦略ばっかり頭にあって
自分たちのことしか考えていない。
どうやら

　　自分だけ良ければいい

が
美しい日本に梅雨のカビのように増殖している気がする。
何か大事なものを忘れて平気な人種に変質してきているような？
気のせいかしらん？

ちょっとだけお隣さんを思うきもち
いたわりと優しみをちょっとだけ持ちあったら
お隣りからそのお隣へ
ちょっとづつそれが広がって地球をぐるりと回ったら
核兵器も戦争も
消えてなくなるんちゃう？

この国にない軍隊と言う拳を
今さら持つより温かい助けの手。

そんなことをいつか記事にしたら
こんな甘い人がいるからいけないとコメントが入ってたっけ。
わっ、論旨がズレてきた。
軌道修整

儲けがなくてはやっていけないワケで
もちろん最重要なことだけど
それだけを追求すると
こんな非常識を
『いけない』と思う気持ちまで
麻痺してしまうところまで行ってしまうらしい。

『人でなし』と言う言葉をおもう。
人としてあるまじき行為をする人のこと。
人ではない。

ではいったい？
われわれは亜人類？新種人類？
人類は進化に向かっているのか？滅びに向かっているのか？

たいせつなことはいつも強行採決

自民に公明がくっついて絶対多数与党になってから
野党は犬の遠吠えのよう。

安陪総理の思うがままの絵図が現実のものとなっていく。
彼に庶民感覚、庶民の痛みが分かるとは到底思えない。

紫陽花を愛でた日のできごと。
寺の建物内が、
地域の女性たちの手作りケーキとコーヒーが飲める休憩場所になっていた。
玄関でチケットを求めようとすると
『お席がいっぱいでちょっとお待ちを』

ぶらぶら近くをしていると
白いスーツに白いシャネルのゴロの目立つバックを持った女性が
お供か友人か連れて、
お席がいっぱいのはずの玄関を住職に案内されて通って行った。

しばらくして空いたので我々も中へ。
一番眺めの良い濡れ縁の緋毛氈に先ほどの白スーツさんが
紫衣の住職さんから説明を受けながら
コーヒーをお召し上がり中。

後ろの暗い簡易テーブルに案内された我々は
「あっちの席から庭が見たいよね」と言いながら
ちらりちらり
カジュアルな服の多い中でどえらく目立つ白スーツに目が行く。
耳はついついダンボ耳。

我らのケーキセットが運ばれたと同時に
かの女性が立って出ていった。
指にはでっかいエメラルドの指輪がはめられ
ストッキングも風合いが
グンゼ満足や３足入り○○円とは
一線引かれている逸品に見えた。

そこは厚顔無恥オバサンの本領発揮。
コーヒーを運んできた女性に
『あの方は誰ですか？』
とすかざず小声で聞いた。

某地元選出国会議員の奥様とのこと。
あの装いにスニーカーってことはないから
きゃしゃなハイヒールでぬかるんだ紫陽花の参道を歩かれたのかしらん？
と、ふと横に一般者立ち入り禁止の車道が見えた。

こういう時間の過ごし方から普通の人の感覚が育ちようがない。
政界サラブレッドと財界のお嬢様の組み合わせは
たしか安陪総理と同じだっだはず。

こんなことですべてを語れるとは思わないけれど
戦争で痛手を負わない特権階級の親から生まれた
戦争を知らないサラブレッドがめざす絵図は
どこかしら薄ら寒い。

まずは教育を変え、軍隊を持ち、戦地で活躍できるようにと
着々と数に物言わせて
骨太だ美しい国だ思うとおりの絵を描いてゆく。

　　かならずお約束します

何を？具体的にどうなの？根拠は？
自分に都合のわるいことは声が小さく玉串色にして
自分が音頭をとるぞとアピールの声だけは自信に満ちてデカイ。

この人を信じて選んだのは我々国民ってことになる。
次の選挙もちゃんと行く。
これっきゃ国政に物言えるチャンスはないんだから。
ちっぽけな権利だけど、まだこれは奪われていない。

もう数に物言わせての暴走は止めさせないと
日本は美しく滅びの道を突き進む。

全部だきしめて

全部だきしめて [SINGLE] KinKi Kids, 康珍化, 武部聡志, CANNA, 新川博, カラオケ ジャニーズ・エンタテイメント このアイテムの詳細を見る

KinKi Kidsと吉田拓郎のおかしなコラボで
もう終ってからかなり経つけれども
たしか番組の名は　
記憶が最近あぶないけれど、
『LOVE　LOVE愛してる』だったと思う。
このテーマソングが好きだった。
歌詞の中にこう言う一節がある

　　いいさ落ち込んで
　　だれかを傷つけたいなら
　　迷うことなく
　　ボクを選べばいい

　　さびしさの嵐のあとで
　　きみの笑顔を
　　さがしてあげるよ


愛の定義があるのならこれ以上のものはない様に思う。
息子ががむしゃらに言葉の暴力でぶつかってくる時
彼の中のさみしさを思う。
ぶつかる相手は母なんかじゃなくて
ほんとうは違う人がいいんだろうとも思う。

甘え許しあえる夫婦と言う存在は
失ってはじめて貴重だったと感じる。


昨日、職場で
『今日は２０日』と言い張る
６５歳の先輩職員の言葉を誰も否定しなかった。
私はその時、
手に『１９日』と記入した役所への提出書類を
持っていたから焦った。

最近、というか前からだけど
自分の記憶が一番宛てにならないのだ。

しばらくしてカレンダーを確認
やっぱり１９日で良かった。

後で、一緒に居た職員に真偽を訊ねたら
しらっとして『そうよ』と言う。
すべて納得した。
恐れい入りました。

定年があるかないか分からないわが社には
７０歳近い人が数人居る。
いろいろな良い知識を教えてももらえるが、
記憶間違いなど訂正しても聞く耳なく
自説をとうとうと続ける愛すべき特徴はほとんど同じ。
私もやがて近い将来あの年齢になる。

高齢の利用者さんにだけでなく
職員間にも受容のココロが大切なのだ。

わたしがいけないところも許して
抱きとめてもらいたいなら
わたし自身が他の人の
ちょっとメッ！と感じる部分を
やんわりと抱きとめられなくっちゃいけないらしい。


全部だきしめることって奥深い。

この曲を急に通勤の車で聞きたくなって、
たしかシングルＣＤがあったとさっきから探している。
出勤に遅れる…

ローマンガラスに魅せられて

ウインドウショッピングでぶらっと入った
アジアンテイストやアンティックっぽい雑貨屋さんで
不思議な石のネックレスを見つけた。

お店の人がローマングラスと教えてくれた。
紀元前1世紀～紀元後４世紀頃（ローマ時代）に紙幣の代わりとして
貿易で使われており、シルクロード近辺で発掘されたりするらしい。
付着している銀粉は発掘された時に自然についていると言う。
日本の気候風土ではこうはならないとか。

ちょっと見ると海岸に落ちている
波に洗われたガラスの破片のように見える。
色は緑のラムネ瓶の欠片より深い感じ。

シルバーアクセの作家さんがネックレスに仕上げたそれは
５万円をちょっと切るお値段。
私の財布のは痛い出費。
ちょっと付けて見て、棚に戻した。

ネットでもっとお手ごろを売ってないかと
検索、検索。
ステキお値ごろと思うと売り切れ。
写真だけだと止め具や色合いの本当のところが分かり辛い。
高い買い物はためらってしまう。
ついつい寝不足…

身につけるつけないは別にして
ちょっと手に持っていたい気がする。

他に扱っている店がないかと知っていそうな
おない歳の友人にメールしたら

　『モノが欲しいって気持いい傾向よ』

と返信が来た。
そう言う年齢になったから、
えらく古い、時間をくぐったモノに魅せられるのかもしれない。

たいさんぼく

年金調べ社保事務所の開くのは９時半と聞いた。運転下手もあるから駐車場が込まないように、洗濯だけ干したら家を飛び出した。

カーラジオはちょうど南こうせつの週末はログハウス。今の季節で一番好きな花はタイサンボクで薔薇でもないくちなしでもない何とも言えない良い香りとの話を聞いたところで、社保到着。整理番号２番。開始より１時間早い８時半から始めてもらえた。

気持ち悪いくらい低姿勢で丁寧親切。あの遺族年金手続きの時の人はどの人だろう？もう居ないのかな？

年金記録に亡夫も私も間違いはなかった。

ついでに、６５歳から変わる私の年金額について聞いたけど、制度がややこし過ぎるし、私が公務員だった時代の分は管轄が社保でない。

あっちが半分こっちが３分の２足せるとか、働いて厚生年金を納め続けても６５歳まで、明日にでも辞めたい今のところで働き続ければ、ちょっとだけ恩恵に預かれそうとだけ分かった。

ちょっと寡婦仲間に結果知らせのケイタイしたら、紫陽花を観に行こうと拉致されてしまった。

お茶しに入った処に大きな白い花が一輪生けてあった。朝はつぼみだったそう。花の名を聞けばタイサンボク。思わず花に近づいて香を吸い込んだ。

樹は寺の山門横とか。出て確かめたら大きな老木。花も一輪２０センチくらい。上の方に咲いている。メインの紫陽花がかすんだ。６月１７日、今日の花と住職が言っていたそう。

来年のたいさんぼくが観られるか？後、何回元気な足で観にこられるのか？命の限りはわからない。先はどうなるか？年金を貰う前に夫はあちらの世界へ行ったのだ。

『軽四は危ないからやめとけ』『きいろの車はヘンな奴が乗る』なんて言ってた夫の言葉をことごとく無視して買った今の車を走らすと、なんだかいつも助手席に夫の気配を感じる。

おかげさまで貴方の年金の一部頂いて、飢えないでなんとか過ごせてますよ。タイサンボクのまだまだずっと上に居るだろうあなた…

年金を確かめに行っても高圧的職員はもういない？

わが年金、大丈夫？　納付記録照会ルポ　電話、ネット機能せず　質問・相談は別窓口　追納できず不安増す(西日本新聞) - goo ニュース

ＮＨＫのニュースで
社会保険事務所で年金を調べてもらった人の
出口調査で５人に１人は何らかの間違いが分かったと言っていた。

私は遺族年金受給者。
亡夫は３回転職している。
だんだん不安になってきた。
仕事を休んででも調べに行こうかな？

安陪総理はエラク力強く、ちゃんとすると言ってたけど、
ついでに聞いた
『高圧的職員は辞めてもらう』ってなんだ？

夫の死直後、
遺族年金の手続きに社会保険事務所に出向いた時の
くやしい思いがよみがえった。

　　このまま年金で食べていこうなんて考えてちゃだめですよ
　　年金がこのままもらえるってこの先の保障はないですからね
　　若いんだからちゃんと働いて厚生年金を納めなきゃ

あの当時、私は長らく専業主婦だった４７歳。
亡夫の看病の日々は自分の事には気がまわらなくて
こんどは私自身の入院手術をひかえていた。
ちゃんと働くためにも体を先にちゃんとしようと
一切の収入がなくなって
不安で不安で居たたまれなかった。

とりあえず大学生の子を二人抱えて
何より頼りに思う遺族年金の手続きに急いで出向いたのだ。

悲しみの日から数日しか経っていない人間に
窓口職員の吐いた言葉は
７年経って厚生年金を支払う身になった
今も忘れてはいない。

自立支援法ができても
先の自立の見えない障害者の息子も居るのに
わずかばかりの遺族年金だけでは
言われなくても
のほほんとしていては居られないのだ。

そっか～
あの人だけではなかったのね。
高圧的な態度の人は。

しかし
社会保険庁職員は共済年金加入者で
今の大騒ぎとは無縁ってことでしょう？
考えれば考えるほど
年金を扱っているお役人にとっては

　他人事だったんでいい加減だった？かな？


ところで
私のもらっている年金額は正しいのだろうか？
確かめに行っても
もうイヤミを言われたりはしないよね。たぶん。

梅雨入り

遅めの梅雨に入ったみたい。しばらくうっとうしいのかな？大事な雨だけど。からからの地面がうるおう。

夢中になればきっと叶うかも

韓流にハマッテ居ると言う。
その人の部屋には、
息子ほど年が違う韓国のスターのポスター等がもういっぱい。
名前を聞いたけどヨン様以外は知らないし
なんだかみんなオンナジに見えて
聞いた俳優の名も記憶できなかった。

韓国には５度ほど行ったそう。
その内、２回はなんと懸賞で当たったんだって。

　こんどはいつ行くの？

と、聞いたら懸賞の旅は１１月から１月らしかった。
もうソウルの町を歩いている自分を想像しているとか。
もう２回当たっていて、
自分では確率が悪いかもしれないから
私の名で懸賞を出して良いかと聞く。
当たれば私の方は自費参加でいいから
一緒に行こうかと言う話になった。

　　パスポート持ってる？
　　持ってなければすぐに取って！

彼女の頭の中には当選以外の思考はない。
家庭内のごたごたがあって
一時、ものすごい落ち込み時期もあったけど
韓流にはまってから
ごたごたは解決していないけれど
あんまり気にならなくなったと言う。

なんとPCの韓国版ボードまで持っている。
韓国のサイトに入りたいために探したそう。
わずかおじゃましている間も
テレビが韓国のなんとかが出演タイムになったら
しっかり話ながらも見ている。
韓国語も英語も勉強中とか。」

私もすっかり韓国に彼女と行くことは
本決まりになった気分、
錯覚に陥って彼女の家を持した。

息子は息子で
廃盤になったアニマックなＣＤを探しあぐねて
やっと１枚ネットオークションで見つけたとか。
落札日はPCに張り付くと燃えている。

なんでも良い。
夢中になれるってすばらしい。

ケアマネとしてまだまだ未熟者の私。
職場不満ばかりに目を凝らさないないで
ちょっと気持を不満、不服からそらして
もう少し自分が一人前と思えるようになるまでは
この職場に止まって
やわらかな気持でいたら
何かあらっ？
と夢中熱中できることができそうな事が
向こうからやってきそうなパワーに感染してきた。

しかし、懸賞に当たって楽しんでいる自分を想像して
その気になりきるってスゴイ。
ご立派。
彼女はちょこっと私より年上だった。たしか。

ついつい見てしまうコムスンニュース

コムスンの外部譲渡を明言　折口会長、辞任は改めて否定(朝日新聞) - goo ニュース

落ち着くところへ売られてゆくらしい。
名の上がっている大手介護産業も
東京都での不正受給業者に名を連ねていたけど
スケープゴードコムスンの影で何にもなかった顔で
『おたすけしたい』

２４時間の訪問看護は引き継げないとか。
引き継げない人々への今後の介護は
尿が漏れないように
オムツを重ねて厚く当てることなどで
深夜介護はやぁ～めたって対応されるのだろうか。

施設に名乗りを上げた外食産業は
グループホームについては買うとは言っていない。
有料老人ホームで
認知症がひどくなって迷惑行為が起こったら
余所へ行ってよねと
退去を迫られるなんてことにはならないか？

しかし介護職の大半がパート、臨時で
正社員でも年収
１００万円台、２００万円と言う会社の本社が
ホリエモンと同じ六本木ヒルズってのは
本当に福祉をやっていない
働く人にも利用者にも
儲かったお金が還元されていなかった証明のよう。

家庭のことだった介護が社会のものとなって
一度も子自ら
動けなくなった親に
繦褓当てることもなく
体を拭いてあげることもなく
認知症の進んだ親に
子自らの生活を邪魔されまいと
血なまこになって入所施設を探したりが
当たり前の事として語られる。

かつては子育てと同じく家で行われていた
介護はプロのするもので
出来ないのが当たり前の風潮すらある。

家庭介護者への労力軽減で始まった介護の社会化は
すっかり家庭から介護を切り離して見る芽を育てた。

そのプロに支払われる介護報酬額では
介護のプロが食べてゆけない。
薄い報酬をなんとか死守して
事業として儲けをもくろんだ企業のなれの果てが
コムスンだろう。

コムスン関連のニュースには
『売上』『新規』と言う言葉が出てきた。

サービスを提供していることは『商品』で
うまみのあるとこをから買い手がつくらしい。

高齢になって人のお世話が必要になったら
商品価値として値踏みされる存在になるのかな？