息子のいない夜

仕事から帰って、即
土曜日から不調のふぃんふぃんを病院へ連れて行った。
血混じりのよだれを垂らし、痛がって餌を食べないから
出来たら休んで朝から連れて行きたかったのだ。
用事がしっかり待っていたから、休むに休めず出勤
退社時刻にもうあせって帰ってきた。
また口内炎の悪化。
注射をしてもらうと一旦は治る。
前回してもらってからちょうど１ヶ月経っていた。
体に無理をさせる強い薬とかで月に1回以上は打ってもらえない。

以前は大暴れの大鳴きだった
キャリー閉じ込めで車に揺られての通院にも
ブスッと刺さった注射針にも
にゃんとも言わない。
数日、食が落ちているから衰弱もあるだろうけれど老化を感じる。
体重は0.1ｇ減っていた。

猫が済んだらやっと残り物ひとり飯。
息子が居ないから、
息子が嫌いで私が好きなものでもと思ったけれど
作るのも買いにでるのも、まして食事に出かけるのもめんどくさい。

安陪ちゃん続行批判やら、早くも自民、民主の舌戦やら
これからおもしろくなりそうとＴＶを見ながら
冷蔵冷凍からチョイスして食べ始めたら
じぃ～～～っとふぃんふぃんの視線を感じた。
餌が食べられそうな雰囲気。

あわててスーパーに走って閉店間際の半値刺身を購入。
テーブルの下に隠れるふぃんふぃんに
ちょっとづつ刺身を千切って食べさせる。
まだ痛みは完全に引いていないから、
ちょっと食べてはぎゃぅるるる～とうなる。
なだめすかしてかなりの時間と労力を費やしたら
自分の食事はどうでもよくなった。

政権交代劇もおんなじ事を繰り返しが続き飽きた。
ごろんところがったら…
ゴミ出し・猫トイレの始末・洗濯物片付け…
用事はいっぱいあるのに体が動かない。
週明け早々、えらく疲れている。

息子から電話なし。
今夜は明日の放送大学試験に備えて、
会場近くのビジネスに泊まっている。
『見ぬもの清し』
連絡なしって事はまぁ～順調に過ごしているのだろうと。

息子が居ない夜は超楽チンな気持がしていたけれど
逆にてきぱきパワーがしぼんでだるぅ～～い。
なまけ者の本性が出るだけと判明した。

休みには山と貯まった家事が待つ

選挙と買い物を涼しいうちにと済ませた。

選挙は人出が多い感じがした。関心が強いのかも。買い物はスーパーは開いているけど、生鮮食品は入れ替えタイム。品薄だった。

いつもより多い洗濯はこれから。横で寝ていたふぃんふぃんが血まじりのよだれでシーツを汚していた。

ここのとこ口を痛がって食が落ちていた。ここまで悪いとは。月曜は最後の有給を使って病院へ行こうか？息子の土曜通院にも出来たら休みたい。連れて行った方がよさそうな精神状態。欠勤するかなぁ～

時間にしばられなかった主婦の時代が偲ばれる。

なにやら私の頭も痛んで吐き気までしている。休みは体も休むんだ！…早く用事を済ませて…ブログなんか書いてるところが気分がダレているワケで…

光市母子殺害

「信じ難い弁解」と不快感 集中審理を終え本村さん(共同通信) - goo ニュース

犯人は息子とおない年
もう８年が経つ。

父親は暴君的で
実母が自殺し
その後、フィリピ-ナの継母との狭いアパート生活。
帰るべき家が帰りたい家ではなく
友だちの家を泊まり歩いていたとも聞く。
劣悪な環境下に居たことには違いない。

本当に最初は
乱暴目的でなかったのかもしれないが
『ドラえもん』うんぬんは
弁護人が考えたストーリーめいて
真実味を感じさせない。

精神鑑定は精神科医が
１００人居たら１００通りありそうで
いつも本当はどうなのか素人目にはわかりづらい。

被害者の家族の本村さんの口惜しさは
犯人が死んだら帳消しになるのだろうか？
あの時までのあの幸せな家庭は
どう言う判決が下っても戻っては来ない。

裁判が長引くだけ
蒸し返し繰り返し辛い時間が
彼によみがえるだけのような気がしてしかたがない。

いじめられ記憶が決して癒えないで
そっくりフラッシュバックしては苦しむ
我が息子の姿と
裁判に臨む本村さんと
なぜか重なって重苦しい。

レモングラス

どくだみに続いて
レモングラスも摘んでみた。
朝摘みのフレッシュでは
ちゃんとレモンの香りがするけれど
自家製乾燥は大丈夫かな？

鉄分を多く含んでいるらしい。
かつて貧血気味の頃は
せっせと飲んでいたっけ。

放置していた庭に
目が向くようになっただけ
私にゆとりが出来てきたらしい。

精神状態はどうであれ
息子は今朝も
もう出勤。
さぼる、やすむ
と言う
選択肢は彼にはないらしい。

ニキリンコさんの
『スーパー律儀』の言葉が浮かぶ。

刻んだレモングラスを
窓辺に置けば
少しは香りが立つかもしれない。

寝苦しい

枕元に猫２匹。
夏毛に生えかわりの時期。
毛を取る粘着テープローラーが必需品だ。
本の上に寝るのは
遠慮してもらったけど
猫の毛アレルギー持ちは
さっきから目が痒い。

息子は静かにバイクで出かけ
静かに帰って
静かに薬を飲んで
静かに２階へ去った。
なにやら孤独が張り付いている。
キレないだけに
深刻そうで立ち入れない。

一人で耐えている。
それだけ大人になったと言う事か。

麻生外相のアルツハイマーまた失言

麻生発言など批判　社民党・福島党首が演説　久留米市(西日本新聞) - goo ニュース

数日前のニュースだけれど
『アルツハイマーの人でもわかる』と言う差別的発言に
またかとげんなり。
ほんとうのアルツハイマーをご存知ないらしい。

麻生外相の失言でネット検索していたら
こんなBlogに出会った。

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英国ガーディアン紙の過去ログを見ていたら、麻生外相のこの前の失言「青い目、金髪は駄目よ」が取り上げられていた。忙しくて触れる暇がなかったけれど、英語にして改めて読むとそうとうに恥ずかしいものがある。

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麻生さん、人としてどこか間違っていませんか？

こんな人を
外相に選ぶ人が広告塔になって

『改革だ、出来る事しか言わない』

と、
熱烈な政党コマーシャルしているけれど
肝心な九条や集団的自衛権について語らない。
靖国参拝についても語らない。
やましいからじゃないの？

久間防衛相の
『原爆はしかたない』退陣後
小池さんは
就任の日に何度もお色直し。
来てゆく服が気になったと発言しており
自分が映る場所の背景を映りが良いものに変えて
『テレビの出身ですから』
などと言っていた。
自分の見栄えが第一なの？

人の痛みが国政をあずかる人たちに
ちゃんと痛みとして伝わっていない気がしてしかたがない。

選挙が近いけれど
言っていることの裏ばかりがどの政党も気になって
迷っている。

四つ葉のクローバー

しあわせは
すぐそこにあると
足下に
ほら
四つ葉のクローバー


昼やすみ。公園の吾妻屋でお弁当を開く。夏の日差しに光っている白つめ草が目に止まった。寡婦仲間に四つ葉が好きな人が居る。私にも『しあわせが来るように』と四つ葉のケイタイストラップをくれた。ひょっとすると…と探したら、大小５つ見つかった。あんまり簡単に見つかるんじゃあ御利益薄いかも？
今度、彼女に会った時にあげようとティシュに包んで、お昼休みの友の本へ挟んでおいた。

危険から守られ過ごす夏休み

久々に朝から夏空
梅雨はあがったのだろうか？

洗濯干しに出たら
隣の児童公園に集合する
ラジオ体操の集団が
家の前を通り過ぎた。
子供だけでなく
付き添いの大人も居る。

児童公園は
ラジオ体操が終わったら
もう誰の姿もなくなる
時折、わんこの散歩があるのみ。

今の子は夏休みは
どこで何をして過ごすのかな？

日本の食料自給率の低さが
最近、心配されている。
ふと、畑を耕して自給自足生活を
夢みたりするが、
今までしてきた
庭の管理にさえ
手を焼いている
体力のなさから自信がない。

戦争経験者の庭には
ちょっとでも野菜が
花木の間に作ってある。

家族が他界や独立で
一人となった時
洗濯は手でした時代に
主婦であった人には
また手洗いが復活する。

昔の人が持っていた
生きる力が
私世代にはもう薄まってきている。

さらにその子、またその孫と
どんどん薄まっているような。

真っ黒になって
年齢を越えた集団で
遊びを生み出していた
我々世代。

そして今は
大人の管理下で過ごす子等。

夏空の下
今日も選挙カーは
かまびすしいだろう。
これからの日本の行く末は
どうなる？

棘までも薔薇ゆるされて咲きほこる

雨が降りだしそう。
蜘蛛はあちこちに巣をかけている。
せっかく大きくなったバジルは
半分だんご虫にかじられてしまった。

手入れの悪い
未消毒の薔薇は
せっかく咲いてくれたから
玄関に取り込んで愛でることに。

おもいっきり指を
棘で刺してくれた。

トゲ多き我が身は
太っ腹おばさんとなり
見目麗しくからは遠ざかり
なかなかトゲに
お許しがない昨今。

いいわよ。
吐いた毒は
我が身で
責任持とうじゃないの。

CT検査の最中に思ったこと

ガンの骨転移で
ちゃんとベットに寝ることすら苦痛でいた夫に
何度も
レントゲン撮影の指示が医師から来た。
最初は車椅子を押して、最後はストレチャーで
増改築で迷路のような病院内をレントゲン室にまで運んだ。

その度に技師が
痛いのに無理をさせるといつも怒っていた。

ちゃんと指定された角度の写真を撮るのが技師の仕事だろうが
たいてい患部の写真なので
レントゲンを撮る事に痛みを生じるのだ。

レントゲンのドアまでは付き添って痛くないように
気づかいしてやる事ができても
それから先は、付き添いは立ち入り禁止。
技師がどう扱おうと見ることも意見することも出来なかった。

夫は痛い箇所をぐっと押されて激痛が走ったとも言っていた。
しかも、『痛い』と言ったら
技師がニヤっと笑ったんだそうだ。

ハラワタが煮えくり返っても医療関係者に逆らえない
命を預けているのが患者。

ＣＴの検査時間はレントゲンより長かった。
『息を止めて』が何回もあって
吸えるまでの時間の長いこと。

『もう止めなくてよいですよ』
ではなくて
『楽にしてください』
と声が聞こえてくる。

両手は頭の上にあげた身動き取れない状況で
どうやって楽にするの？
『楽にしろ』とは『息を止めるのを止めていいよ』
と言うことだと気が付くのに
数秒かかった。

アスペにはひょっとすると意味が通じない人がありそうな表現だ。

私の担当利用者に背中の曲がった人が居る。
この前から
『病院に行っても、ちゃんと検査を受けられないかもしれない』
と、何度も言われる。
腰痛がひどくなって座っていることも
寝ていることも息をするのも痛いんだそうだ。

ＣＴに拘束されながら、
亡夫が浮かび、この利用者さんが浮かび、
いろんな思いが頭を過った。

検査ひとつ取っても
患者本位からは遠い医療現場なのだ。

この度、
地域に緩和ケア病棟説設立を求めて居た市民運動が実って、
夫に手ひどいレントゲンをしたあの総合病院に
緩和ケア病棟が出来る運びとなった。

緩和ケアが出来ることによって
ホスピスマインドが
病院全体への種まきをなることも心から願う。

CT検査の結果異常なし

ご心配をおかけしました。
胸部レントゲンの影は
なんでもなかったそうです。
ＣＴでは異常なし。
じゃぁ、いったいなんだったのか？

　　筋肉かな？
　　よくあるんです。

と言う医師の所見でした。
筋を取って『お肉』
もしかして

　　　　脂肪？


ついでに影のあった胸の反対箇所に
ぷくっと膨れて
触ると痛い鎖骨の上のあたりの事を利いてみました。
マッサージを受ける時に
痛いからそこは触らないでとお願いしている箇所で
ずっと気になっていました。

私の手をそこに置いて
どんな感じかと医師が問うので

　　ドクドクしています。

なんと普通は奥に引っ込んでいる動脈が
皮膚近くに
どう言う訳か出ているのだそうです。

　　首をケガすると血が吹き出る。

バイオレンスシーンを思わず想像。

　　簡単に死ねますね。

と笑ったら医師は無言

しかし、朝７時半から受診の順番取りをして
さんざん待たされて、
医師の指示が出てＣＴ検査室前でたんと待たされて
また医師の受診を待って
『なんともない』と言う結果を告げられて
支払いを待たされて
全部済ませて病院を無罪放免になったのは
正午を過ぎ。

待たされる以外に
総合病院は
受診手続きがどうしてこうややこしいのか？
患者の９０％は高齢者だというのに。

介護保険では病院内の介助はみとめられていません。
病院内は病院がちゃんと受診の世話をする建前になっているんだけど
建前が建前であるのはみんな周知の事実。

あっちで待って、こっちで待って
いつ名前を呼ばれるか分からないから
トイレにもおちおちいけない。
ノドが乾いても
自販機までうろうろといけない。
読みかけの本を持っていったけど、

　○○さま～ぁ～　○○さま～ぁ～

人を呼ぶ声が自分でないか気になって集中できない。
病院は元気でないと行けないところらしい

たまには病院を患者側から見るのも
良い社会勉強だったと言うことで
安くない検査料も少ない有給休暇の消化も
無駄ではなかったとおもいましょ

保守王国が生んだ共産・宮本元議長の死去

共産・宮本元議長が死去、９８歳＝「平和革命路線」を追求 (時事通信) - goo ニュース

宮本顕治さんの生家の隣りの町に確か
なぜノーベル平和賞が授与されたか謎の佐藤栄作元首相の生家がある。

山口県は歴代の首相を多く産出し
安陪首相のお膝元県でもある。

なぜか
わずか１００万台の県民人口の県に
新幹線駅が５つもある。
道路は他県から転居された方がびっくりするほど
山の奥まで整備されている。

そんな保守王国で
彼の選挙はいつも全国区だった。

共産党トップに４０年君臨＝武装闘争放棄、「光と影」の権力掌握－宮本顕治氏評伝 (時事通信) - goo ニュース

↑生きてこられた軌跡などいまさら知りながら
冥福を祈ります。合掌。

震源断層 原発直下へ

思わず朝日新聞１面トップの見出しに
息を飲んだ。
大惨事一歩手前だったのだ。

東京電力って！？
東京の電気があやうい？

過疎地に原発
利用は過密地

老人施設は
過疎地ににょきにょき
なんだか似ている構図だ。

ふるさと納税に
反対している大都市へと
家族から一人は
働き場所を求めて
出ていっている
過疎地に住み
なにやら複雑な思いがする。

胸部レントゲンに影

３月の会社の健康診断でＣＴを撮るように言われ
ぐずぐずしていたら
毎日、顔を合わせる職場の看護師が心配してくれて
もう一度レントゲンを撮ろうと言うことになり
また影が発見されてしまった。

たかが胸の影

　『あなたの悪心、邪心が写っています。』
　『秘めた恋がばれましたね。』

ってことにはならないらしい。

ほっておくのは信じられないと
周りがやかましいので総合病院に電話。
受診日は金曜に決めた。
後２日しかない有給を使ってとうとうＣＴ。

検査、検査と
自覚症状がないのに不安要因を与えてくれる。

何か病気が見つかって
入院ってなことになると
家を空けなければいけない。

歯がない老猫に
毎日、抗生物質と
様子を見ながら痛み止めを飲ませているし
餌は気まぐれに合わせて
食べやすい形状に擦ったり、ほぐしたり、種類を変えたりしている。

こんな事は息子には頼んでも無理。
猫トイレだって臭いに過敏反応するから取替え不能。

第一、息子自身が
昨夜ポロッともらしていたけれど、
ご飯の用意があって声をかけてもらうから
食べられる時がある。

疲れている時は食べないで寝てしまう。
精神的に落ち込むと食べることをしなくなる。

この落ち込み回避の声かけも
最近、私の重要な役割になっている。

なんだかんだ家を空けるのは
２泊３日が限度なのだ。
最近、検査だってこのくらいの日数と言うのがある。
ＣＴの結果、
再検査って言うことだってありうる訳で…

こう言う心配をして
結果
『なんでもありません』
『しばらく様子を見て、数ヶ月後にまた検査を』
と、言われている人を何人見たことか。

私には長生き願望がないけれど

猫たちが生きている間の世話は
飼うことにした私の責任だろうと思っている。

息子については…
息子より長くはたぶん生きられないから
その先は
いわゆる福祉の社会資源に
頼ってもらうしかないだろうと思うしかないだろうと思う訳で…
歯切れ悪い…

たかが検査を受けることで
結果が出るまで、
こう言うことを考えてしまうのがイヤで検査アレルギーなのだ。
やれやれ

働くおばさんに戻りまっしょ～♪

台風が通りぬけ
新潟では地震が起こり
雨はやっぱり
降りやまず

主婦モードが
戻ったような休日はやっぱりいい

ちゃんと時間に追われず
食事の支度を
息子にしてやれ

気の向いた
家の内外の片づけに
体を動かし

読みかけの本を
転がって開き
ふぅ～と
意識が遠のいて
うたたねに入ったり

息子がぐっと
気分の悪い出来事を
飲み込み
自分ひとりで
消化している姿も
みてしまった

寝てばかりの猫たちを
こちょこちょしたり

これって
毎日でないから
いいのかなぁ～

いつくるか分からない
天変地異

とりあえず
今、自分に与えられている事を
悲観せず
楽観せず

さもしい気持ちにならず
機嫌よくこなしましょうか

さて本日、出勤
働くおばさんモードにスイッチ切り替え。