陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

美は乱調にあり 諧調は偽りなり 瀬戸内寂聴著

2014-11-08 04:19:29 | 
瀬戸内寂聴の寂聴だよりを読み終えたら回してくれる人があり
パワフル80代に唸ったり
なぜ仏門に入られたのか興味がわいたり。
そんなこんなで、
年金生活者お決まりの図書館通いの折、
寂聴さんの書架で立ち止まる事が多い。

ホームレス歌人の冬と断捨離の本を抱えた後、二冊抜いた。
昔からのファンではないので読んでないモノだらけ。
「蘭」「美は乱調にあり」

どちらも
主人公の奔放さが別世界へ誘う。
ところがところが、
「美は乱調にあり」は大杉栄と伊藤野枝の話であるのに、
妻と市子と野枝の三人にフリーラヴ実践を唱える大杉が市子に刺された「日陰の茶屋事件」ところでプッツン。
甘粕事件、大杉栄と共に虐殺された凄まじい話で読者の心を掴んでおいて、それはないだろう。

あとがきで続編があることを知る。
大杉栄の言葉で
「美は乱調にあり。諧調は偽りなり。」
から続編に題名がとってある。
さっそくAmazon検索したらもう絶本で中古のみを扱っている。
いざ、図書館へ。
田舎図書館の蔵書検索にはひっかっからない。
もしや?と、瀬戸内寂聴全集をあたる。
「捨弐」
に美は乱調とセットで収録。
分厚いのを借りてきた。
中に挟んである栞紐に誰も触れた形跡なく折りたたみあとまま。
私がお初かしら?
読む前からテンションが上がる。

どうも殺害した甘粕大尉に世の誤解ありとの投書が寄せられ
ちゃんと調べてからでないとあの事件に筆が進まなかったとの事。
全集は分厚すぎて扱いにくい、読みにくい。
好奇心の冷えぬ間に~🎵

川柳の締め切りが…
アッチイケシッシ^_^;
ではでは~最近は寒いので朝ウォークから朝読書に変更しとりますデス。

ついでながら
続いているこの二つの言葉。
正し過ぎることへの嫌悪感が強い私の気持ちにすっと入り込んで心地いいのデス。






この街で

2014-11-01 21:27:43 | Weblog


松山市民会館だったっけ?
床一面に手書き原稿。
これに曲がついているのを今日知った。
YouTubeで検索するといろんな人が歌っている。
もともとは公募の詩であったと聞く。



この街で
歌:新井満 作詞:新井満 作曲:三宮 麻由子
この街で 生まれ この街で 育ち
この街で 出会いました あなたと この街で

この街で 恋し この街で 結ばれ
この街で お母さんに なりました この街で

あなたの すぐそばに いつも わたし
わたしの すぐそばに いつも あなた

この街で いつか おばあちゃんに なりたい
おじいちゃんに なったあなたと 歩いて ゆきたい

坂の上に 広がる 青い空
白い雲が ひとつ 浮かんでる

あの雲を 追いかけ 夢を 追いかけて
よろこびも かなしみも あなたと この街で

この街で いつか おばあちゃんに なりたい
おじいちゃんに なったあなたと 歩いて ゆきたい

この街で いつか おじいちゃんに なりたい
おばあちゃんに なったあなたと 歩いて ゆきたい

いつまでも 好きなあなたと
歩いて ゆきたい