陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

寡婦10年の履歴

2011-08-30 21:33:36 | Weblog
どちらかと言うとワーカー・ホリックだった夫が
呑気に朝の連ドラなど観たのは、後にも先にも病に伏せっていた時だけ。
一緒にほぼ全部観た。
「元気になったらちゅらさんの海へ行こうね」と言うのもお決まりだった。

姑の家を片づけていたら私の新聞投稿切り抜きが出てきた。
47歳の10年前の私だ。四十九日も来ないうちだと記憶する。
これを読んで知ったと、亡夫の同級生が晩秋に弔問に来られた覚えがある。

テーマ「一人旅」に投稿したもの。


【ちゅらさんの海へ行きたい】

  夫は55歳で独り旅立った。
  20歳すぎの学生の子どもたちと私を残して。

  少し高いところにあるお骨を
  「あなたが居なくなってなんと面倒な初めての仏事。早よう出てきて手伝うて」
  「だれが逝きたいかよ」
  と返事が返ってきそうだ。

  命のはかなさ。
  体内に巣くったがん細胞が思ったより早く夫を連れていってしまった。
  再発は分かった6月から夫の手足になることだけを考え、私のことは忘れていた。

  これから私の前に続くのも一人旅。
  しばらくは現実を忘れ、本物の一人旅に出かけてみたい。
  病室でいつも見ていた「ちゅらさん」の海に。
  涙を捨てて、私自身を取り戻すために。



なぁ~んて、カッコつけて書いてしまったけれど、
実際には、葬儀直後に
夫の看病をするために注射で誤魔化して子宮筋腫が急に悪化。
手術をする羽目になった。
学費の要る残された子供への事などで不安もいっぱい。
術後の回復ままならぬうちから、
とにかく誘われたパート勤めに出始めた。
心は旅と休養を欲していたのかもしれないが、おっちょこちょいは止まらない。

ぼんやり専業主婦から、精神不安まっ只中での
慣れない販売の立ち仕事。
心身ボロボロになるのに半年もかからなかった。

一旦、仕切り直し。
とにかく仕事を辞めて、ようやく沖縄へ旅をする気になった。
旅立ちは一人だけれど、ちょうど友人が夫の転勤で沖縄に住んでいた。
友人を訪ねる旅でもあった。

そんなこんなでその半年後、ばっさばっさと髪が抜け始め
止まることを知らず丸坊主。体毛という体毛を失った。
まつげの最後の1本が抜けた日は、さすがに鏡の中の自分が涙でぼやけた。

帽子をかぶり、ひどくなってからはカツラを被り
単発で人からお誘いがかかる仕事へ出て、
さらに、きちんと介護の仕事に就こうとヘルパー2級講座へも通っていた。


脱毛は円形脱毛の酷いものだと言う診断だった。
結局、原因は不明。
一時、血流が止まって毛根に血が通わなくなったんだろうと、
心療内科から紹介された皮膚科で言われた。
子宮摘出のためのホルモンバランスの崩れも加わったのかもしれない。
心療内科では投機芍薬散包という更年期の薬が処方されていた。

夫を亡くして後の2年間は、いま思っても赤面もの。
私の精神状態はマトモではなかったと思われる。
多くの方々に心配してもらい、甘え、
無理難題をきいてもらってなんとか自分を立てていたような?
ハチャメチャだった。

ご迷惑をかけた皆様、ごめんなさい

仕事もいっさい止めて、家でリラックス。
やがてひよひよと発毛。
また半年間限定の仕事が来た。
ひよひよ毛は白髪メッシュだった。
堂々とそのひよひよ白髪メッシュのベリーショートで仕事に就いた。
その仕事が終わった頃、初めて美容院へ行けるほどの長さに髪が成長していた。

いよいよ普通のショートカットに髪を整えて、介護の世界へ足を踏み入れた。
そして…軟弱にも足腰を痛め、
現場からケアマネ職へと移り現在へ至る。

あれから
気も毛も強い。
一旦、禊が済んだ?もしかしたら、夫共に一度死んだかな???


沖縄に居た友も、今は私と同じ寡婦。
あの時に夫婦揃って歓待してもらった、あのダンナ様も癌に罹患。
あんな思いは私ひとりでたくさんだと思ったのに…
神様は、時に意地悪ではなかろうか?



≪追記≫

  たみちゃんから夫の事を語ってとリクエストがあり、
  物を丁寧に仕舞いこむ姑の習癖が回顧のスイッチを押しました。

  脱毛についてはカテゴリー「円形脱毛」に
  2005年秋から2006年新春までの記事には
  常勤ヘルパーしつつの介護福祉士とケアマネの試験奮闘?が
  駄文にて書き連ねてあります。

  思うに、
  2004年9月
  いったん全部抜けた毛がひよひよと生え始めたリラックスタイムに
  このブログは始まったみたいです。
 





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川柳マガジン 9月号 掲載句

2011-08-30 07:09:46 | Weblog
今月もかろうじて全没は免れた。
片隅に載った句を転記しておこう。

   読者柳壇 『雑詠』 土田欣之選

     佳作  本心を見せない言葉やわらかい


   新葉館Web川柳句会
     題『プロ』   選者・本田智彦

     佳作  原発のプロはいったいだれでしょう


「本心を…」の句は職場の特定人物を指して作った。
ハッハッハ(*^_^*)
悪口以外の何物でもない。
こんなこと書いてこんなとこに投稿して、溜飲を下げているって、暗い楽しみか^^;
声のトーンを聞くだけで虫ずが走る。
いったいコイツの本心はどこ?

まだ火曜日…職場に行く憂鬱の一因がコレ。
仕事でなければまったく接点を持ちたくない人物。

  誰にもいいところがある。
  いいとこだけ見てつきあえばいい。

何度も思うが、声聞くだけで、
作ったようなソフト声を聞くだけでゾゾゾゾゾォ~
どうしてもダメ。
どうしてもこう思ってしまう。

  50代のおばさんのかわいこぶりっこ声ってどうよ?
  ていねいに親切気な言葉ばかり吐いて、口先だけってのがミエミエ。

おなかの中を想像してしまって、気味が悪い。

単に私の許容範囲の狭さ。
あかんたれは自分の方なのだ

ほんとリップがお美しい立派な方って、いずこにも居られます。
よりによって、毎日顔を合わせる職場にねぇ~
この4月からお越しでみんなはちゃんと慣れて、
いつぞや上司から

  「やさしいいい人に入ってもらってよかったね」

と、同意を求められ、
ハイといった時の顔がたぶんひきつっていた

今朝、散歩で出会った野良くん。
近所のおくさんに餌をもらっているが、まだ人が信用しきれていない。
なんだかな~中途半端だね。
私も君も。

さっ~仕事いこっと






   
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真逆で生きてきた姑と母

2011-08-29 07:19:39 | Weblog
昨日、母の誕生日。
認知症が入ってきて分ることと分からないことが混然一体。
記憶も5分と持たないことがあるかと思うと10日経ってもはっきり覚えている事もある。

85回目の誕生日。
記憶が危ういからプレゼントはよそうかと思ったが、来年がもしなかったら…
アレルギーが多く、小麦粉に最近よく反応を起こしているから洋菓子系はご法度。
服や持ち物は多すぎて妹がせっせと処分している。
プレゼントに悩む。
花屋でちいさな胡蝶蘭を見つけ、コレに決めた。

持っていったら、ちょうど婿ドノと妹と3人でお出かけするところ。
行く先は妹もプレゼントに困ったらしく、お誕生祝いランチ。
婿ドノと母は折り合いが悪い。
妹は渡りに舟と私を誘う。
しかたなく混じる。
婿ドノはパーキンソン病の薬の副作用で実は食欲がない。
胸がつかえて食べられないそうで、痩せてきてもいる。
会話ももともと無口に病気が拍車をかけている。
たしかに3人では話題がない。楽しく盛り上がりは難しい様相。

しかたない。
車内でも食事中も、せっせとピエロを演じてしゃべりまくる。母をいたわる。

海辺のお店で母は和食お昼膳完食。
婿ドノは言葉少なに食後のお腹をさすっている。母の機嫌を損ねないように無理して食べてくれたらしい。
母は3人従えて上機嫌。
妹がデイサービスで撮ってもらったかわいい写真をついでに見て帰れという。

  『知らん間に撮られて』

立派にピースされとりますが
隠し撮りではないでしょ^^;
これをご遺影にしようよ妹をふざけていたら、

  『私が先とは限らん』

確かに^^;そうなった時は母よ~どうすんの?
ほんに、周りの気遣いに囲まれておしあわせ。それでいい(*^_^*)       


その後、姑のケアハウスへ。
こちらは部屋で、雑巾を手縫い中。
することがないと言ったら、糸と古タオルが施設から渡されたらしい。
仕事に励んでいる方が落ち着くと言う。
針目正しくと丁寧。性格を表して、すでに5枚縫いあがっている。
この調子だとアッと言う間に施設中の雑巾を縫い尽くす。

でたらめな食生活から栄養状態の良い食事にかわった所為か
顔がふっくらして色艶も良い。

  『ここは三食ごちそうを食べることだけが仕事』

なんだそうな。

姑が自分で手洗いするとことを希望した下着類が部屋の中に、残りは外のベランダに干してある。
見れば下穿きは薄くなってすだれ状に穴が無数に開いている。
着替えが入っている籠にあるのも似たりよったり。
穴あき了解を得て捨てさせてもらう事にした。
たった3カ月でこの状態とは
きっとここに持ってくるまでも風雪流れ旅の代物だった可能性が高い。
もう幾枚か持たせたて来たはず?
探したら3枚使用可が出てきた。
しかし耐用年数を超えて箪笥に仕舞ってあった物かもしれず、
近くのショッピングモールに追加を買いに行った。
細かな気づきは家族に施設でも求められる。当たり前か^^;

ここでは衣類に全部、記名しないといけない。
仕事がなくて困っているのだから、「自分でしてね」と頼むに留めた。

施設の人に秋物のパジャマとショーツの持たせた事を伝え、
様子を聞くと
用事がないのはもったいないから

   『内職はないか?』

と言ったそうな。
歩行困難、記憶にやや障害の要介護1の91歳。
最後まで『時は金なり』稼ぎたい意欲満々。
さすがに老人介護の施設。障害者授産施設とは違うワケで内職の斡旋はむつかしい。

苦肉の策で、
原爆記念館へ折り鶴を持ってゆくのでそれを頼んだら、もう折り鶴みたいな複雑なものは無理。
それで雑巾縫いとなったそう。
針は確認しているとのこと。
なるほどそれで1本しか縫い針はなかった。

思えば目からウロコの発想だ。
介護されるばっかりでなく有益な出来る仕事をしてもらう。
財政圧迫のお荷物ではいない。労働力に成り得る潜在能力は生かしてあげなくては。

内職ねぇ~?探してあげようか?

女手ひとつで私の夫を育て、家まで建てた。
成人した夫が家を出てゆき、
結婚して一時期、同居をしたものの
不承の嫁が嫌って一年足らずで息子まで連れて出て行き、以後ふたたび独居。
生計は一貫して理髪業で誰にも頼らず賄ってきた。
節約第一。無駄はまったくなかった。

息子の死後、積極的に悪徳にだまされ続けた。
やっとお金を使うことに目覚めたというところだったのかもしれない。寂しかったのかもしれない。
すってんてんになる前におせっかい嫁の計らいで、こうしてケアハウス入所。
費用もかろうじて自分の蓄えでまかなえる。
入所の前日に履いていたショーツも洗い替えの幾枚かも、全部複数個所のパッチワーク(継ぎあてともいう)が施してあった。
姑の辛抱の日々を垣間見た気がした。

記憶がおぼろを幸いに、姑の話は都合よく修正がされ続け、
幸せだった自分にうまい具合に脚色され続ける。聞く度にグレードアップしてゆく。
しあわせ脳と言っていい。
私はもちろん否定も訂正もしない。
知らなかった昔話へ、初めて聞く自慢話へ熱心に耳傾ける嫁を演じる。


一方、母はずっと専業主婦。
50代で夫を亡くした後も、成人した娘2人が財政援助をし自分はパートでちょっと働いたのみ。
後は妹の結婚と同時に婿ドノを養子とし、自分は無自覚に当然のように養われてきた。
浪費はしても稼ごうなど婿ドノと暮らすようになって思ったこともない。
しかも、常にだれかの世話の手があった。
貯蓄などほぼない。
気前も良かった。
ちゃんとした会社勤めの父だったから退職金も死後そうとう出たはず…

実のところ夫没後、
家計においては母が私の反面教師になっている。

入所など出来ない相談だけれど、
どうしても必要となったら母の遺族年金で足らないところは妹と私で折半か?
本人は至って能天気。なんの心配もしていない。
妹が乳がんの再発でもしたらあり得ない話ではない。




母と姑、
どちらも記憶不確かで足元がおぼつかない。
そして、どちらも顔も手も艶やか。

仕事の話になるが訪問時
あるデイサービスでネイルアートを施したのを幾人かに見せてもらったが、
どなたの手も美しかった。
私の手を隠したいくらいきれいだと褒めたら

   『働かない手だから』

そう言われたのは元農家の主婦。
さて、私の手もやがて終章には美しく蘇る?



    

   
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どこまでも田舎風景 結構好き

2011-08-28 07:30:46 | Weblog
早朝6時、実家にむかって高速道路と並行するとりつけ工事のために作られた道を行った。
しばらくはデジカメを忘れてひたすら歩く。
リュックには着替え。
行き先は実家だからシャワーを借りるつもり。
この前は汗だくになっていて、見るに見かねた妹が着替えを出してくれそのまま貰ってしまったのだ。
栗を発見。

その向こうにお地蔵さん 
誰が手向けるのか花がいつも供えてあるらしい。

   

ブログをみてくれているちょい遠くの町場に住む友が
ここにある田舎風景を見ると気持ちが落ち着く、住みたいとまで言っている時期があった。
たまたまその頃、ちょっといらいらするできごとの最中だった所為だったんだろうと最近は言う。
気まま好き勝手更新のブログが多少のお役に立ってくれたとは、喜ばしい。

とりたててかさついた気持ちはないけれど、この道を行くとのびのびしてくる。

早朝から農作業の人にも幾人か会う。
のんきに無駄な体力消費の散歩姿に恥じ入るが、庭すら手入れしできない気力。
歩く元気があるのに、そちらへの気力は別モノらしい。
姑の畑のついに荒れ地と化した。

わざわざ人気のない山道を歩く楽しみのひとつに出会う草花がある。

       小川にはミズスマシも居た。

里山にクマ騒動があったりしてひとりでは入るのが怖くなった。
と、いうのは言い訳でお誘いがあれば重い腰があがるが、ひとりではもう登る気力がわかないのが本音か?
その代償行為がこういう道を選ばせているっぽい。

途中、高速道路のパーキングエリアでトイレと朝食休憩。
ここでしか売っていないとラベルにあった地産地消ドレッシングを土産に買って
8時前には実家到着。9000歩弱。

夏盛りは過ぎたか?前回ほど汗まみれにはなっていない。
せっかく着替えを持ってきたから、シャワーを借りた。

さっぱりして
母にデジカメ写真を見せてバカ話で笑わせて、
デイサービスで作ったらしきフラワーアレンジメントを褒め、
枯れかけた花を抜いて、庭から取ってきた花で生き返らせて喜ばせる。
半分、仕事モードで母と接している自分を感じるひとひき。
この時間が長いと母はデイサービスを休むと言い出す。
妹は困る。
絶妙なタイミングを実は計っている。

やがてデイサービス迎えが来る。
妹と並んで職員さんに頭を下げ、母に手を振る。
発車が止まって窓が開く。
帽子を忘れたと母。妹が取り入る。
母曰く

  「あんたがおしゃべりじゃけぇ、忘れ物をした」

なんで???私の所為?
ははぁ~母君はおしあわせ(*^_^*)
妹とふたり、ひたたび最敬礼でお送りする。

やれやれ~行ってくれた。妹とホッとティータイムになる。
介護疲れの妹の愚痴を聞く。母は妹を親代わりのように頼っている。
外に居る私ではもう代わってやれない。
申し訳ない気持ちでほとんど聞き役。
妹の買い物に付き合った後、我が家へ送ってもらう。
後は、モコとだらしない時間を過ごした。

与えられた役回りで、休日も過ごしているらしい。

これから姑のケアハウスへ長袖パジャマを届けよう。
あの近くに公共のコテージが設えてあり公園になった沼がある。
帰りにはいつもちょっと寄る。前回行った時は鷺の群れに遭遇した。

有機農法をして自給自足やとか、ご近所と篤くお付き合いしてとか、
絵で描いたような田舎暮らしを満喫をしてはいないし出来もしないが、
ちょっとそこらに広がっている田舎風景は確かにお腹いっぱい堪能している。
なんにもないココの暮らしが結構気に入っている。
慣れ親しんだ所以外はもう疲れる。前進めはもうやめて、守りに入ってきたのかもしれない。
娘の住む都会のケアハウスにするか?姑みたいなここらのケアハウスにするか?
先々のことを時折考える。
最後は誰かの手が要るようになる・・・たぶん…








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私のこと、好きだった?    林 真理子著 

2011-08-27 16:24:23 | 
私のこと、好きだった?
クリエーター情報なし
光文社


図書館で久々に読んでいない林真理子を見つけた。
だいたい結婚してからの作は面白くない。
華やかな外側コーティングの価値観で人をランク付けしていて、
わかりやすくてバッカみたいと思いつつ、毎度読んでしまう。
なんでだろう? 

これもご多望に漏れず、東京キー局とわざわざ地方局とランク分した女子アナが主人公。
アラフォーの女の眼からみた『しあわせになりたい』がテーマか?
「しあわせになりたかった」と夫に迫る専業主婦が出てくるが、実にベタで下らない。
と、作者も思って登場させているんだろうが、
アラフォーの主人公キャリアウーマンもベタ。
肌の張りとか持ち物のブランドバックの年代物だとか、ランクづけの目線が細かにめぐって、
相手になる男性の職種も面白いくらい同じ。
医者にマスコミ関係者。ここでもランクづけし、TVと出版社では出版社を上に持っていっている。
医者にもいろいろあるわけで、
ここでは数冊の専門書と新書を出して、名の知られていない大学で週2回教えているとの但し書き。

全部、林真理子氏の人間微細ランク付け表に照らし合わせて、上位の人間だけで構成されている。
選らばれた人間がそれに似つかわしい厳選された場所でドラマを展開してゆく。

最後の最後のオチっといっていいか?
人間性が問われる選択。
主人公に、人として正しい方を選択させた。
おそらくここからが正念場の物語が始まるところで小説は終わっている。

ドラマか映画になっても面白いかも?
めずらしく読後、爽やか。

今のブームはTVドラマになっている下流の宴かもしれない。
下流の宴
クリエーター情報なし
毎日新聞社

↑こっちはさすがに棚になかった。



  ≪お断り≫

     読み終えたら取りあえず記憶フレッシュなうちに、ここへこうして記して
     もう一度図書館でうっかり同じ本を借りることの防止策になればと
     単なる私の備忘録です(*^_^*)
     別に、おすすめ本ではありません…私のひまつぶし本^^;





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今日はなにしよう?

2011-08-27 05:55:51 | Weblog
休日の朝は気持ちのびのび~♪
まっさらな時間がぱぁ~と広がっている。

にも関わらず3時半には目覚めておりおり…
今日はお昼寝も可だからと
毎度の本などめくり、PCでネットめぐりなどしモコとじゃれ~
とりあえず洗濯機だけは回しておく。

天気良好。
シーツ類など大物から干し上げて~あとは?

実家までひさびさに歩こうか?
デイサービスのお迎え前に私が来ることにしている母が居る。

そろそろ朝夕は秋の気配。
ケアハウスの姑に合物のパジャマを見繕って持って行こうか?

すっかりお隣との境問題ですねて、放置していまった庭をきれいにしようか?

気になる映画会も今日だった。
ちょっと遠いかな?
そこまで行くと美術館にも寄れる…どうしよう?

こうやってあれこれ考えるこの時間が至福の時か?





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おりこうさんのお返事は2番目

2011-08-26 05:21:08 | Weblog
むかっとくる。
大体が人の顔色を見て、空気を読んでから自分の意見を遠慮がちに口に出す人ばっかり。
人に嫌われることを極度に恐れている。

  ワタシ 何色にも染まりますの

むかし、むかしの花嫁は従順を求められた。
女なるもの出しゃばる事なかれ、親に従い夫に従い老いては子に従い。

毎度、世界の狭いワタクシ。
職場と家の行ったり来たり。
また職場の話だ。
この前の週末が研修だった分、休んでいない気がしてやたらだるい。やっと金曜日。

関連事業所の人が持ってきた○○大会チケット。
全員、義理のポケットマネーで買っている。
あの時もみんなシラ~っとして、
ノルマがあって多分、困っておられた感じに耐えかねて
口火を切って買ってあげたのはワタシ。
後、以下同文…ぞろぞろ財布を開いた。
あなたたちに「買ってあげてよ」とはひとことも言ってないからね。

その大会が明日、明後日の土日。
私は講師に興味も持てないし、仕事関連で休みをつぶす気が失せてしまった。
昨日の帰りがけに

  私は大会はパス。行きませんので。

と、言ったら、
なんと

  ワタシも ワタシも

2名が続いた。
あんたたちねぇ~
私が行かないって言わなかったら、右へ倣えでシブシブの内心を隠して参加したんでしょ

こういうおりこうさんに成れなくて、
スパスパ物言うと疎まれている自分も知っている。
余計、こういうタイプにムカつく。

職場を離れたら二度と付き合う人たちではないわ~辛抱、辛抱~
さぁ~大手を振って、スタスタ~ウォーキング~♪


きのう、やっぱりの葛の花に遭遇。

確実に秋。
咲いたらハラハラ散ってゆくこの花も好き。
儚い。潔さがいい。
桜みたいに好まれもしないし
夏はうねうねと大きくてたくましい葉があちこち這いまわり嫌われるけれど、この花をいつも待つ。
香りも好き。

     

ウジウジしているのは人間も花も嫌いなのかな?






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白百合の季節

2011-08-26 04:53:11 | Weblog
実家にいっぱい咲いていた。
家を建てた時に球根を掘って我が家におすそ分けしてもらった。
どこということなく咲いてくれる。
適当な管理の庭に絶えることがない。

ウォーキングコースの山肌に舗装道路の隙間にも、今、ちゃんと花を咲かせている。
この清楚な花は結構強いらしい。


もうじき夫の命日が来る。
末期の末期、近くの総合病院から遠くの緩和ケアへ転院しての最期だった。
棺に入っての帰宅。
車窓に続いた真っ赤な曼珠沙華の葬列がまだ焼き付いている。

にも関わらず、
白百合の白は亡夫への献花としてのイメージが強い。

お棺に祭壇に白菊がいっぱい使われた。
もともと好きでなかった菊があの日から大嫌いになった。
家には絶対飾らない。
替わりに
お供えにとたくさん頂いた百合の方へイメージがすり替わったらしい。

墓参りには我が家の庭から決まって持ってゆく。

私が死んだらお棺は百合の花にしてもらおうか?
時期でなかったら残った人に迷惑。
夫同様、何も言わず残った人にお任せしよう。
葬儀は残った人のためにあると誰が言ったか?

10年目、何かしら節目が来たような気がする。

   あっという間?
   長かった?

涙のエアポケットに落ちる時が確実に減った。
この先、どこまでひとりでゆくのか…




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泣き言になってしまったけど^^;



シンスケとカダフィ

2011-08-25 05:47:25 | Weblog
震災直後のACの連続放映からこっち、
テレビがだんだん付かない日が増えた。
原発事故は何を言っているのかワケがわからないし、
政治屋さんたちの菅さん降ろしにうんざりし、
最後の砦だったニュース番組も熱心に見なくなって久しい。

国内ニュースも上の空だからリビアってどこ?というくらい世界情勢には疎い。

勝手に流れていたニュースが語った
リビアには、40年もの独裁政治に議会も憲法もなかったという事に衝撃を受けた。
カダフィがすべてで、逆らえば死?
(お上に逆らえばクビ?わが社に似ている^^;)
首相がコロコロ代る日本がすごくのどかに見えてくる。

ニュースを検索していたらこんな書き込みがあった。

   シンスケとカダフィって似てるよね。

顔のことかな?態度のことかな?雰囲気ってこと?

昨日、出社したとたんに同僚の

 「伸介が辞める。すごいショック」

という言葉が振ってきた。
それから喧々諤々。
多くの司会番組はどうなるか?
伸介プロデュースはどうなるの?
久々に喧しい。
何にも知らん???
耳をダンボにして、にわか伸介情報収集。

利用者さん宅でBGMの昼のワイドショーも伸介一色。

  「この人ほど毒舌を吐いて嫌われない人もめずらしい」

などと利用者さんも伸介通。
一時、芸能界以外の仕事にも有能な話を傾聴。

芸能ニュースだけかと思ったら昨夜のNHK7時のニュースでも
シンスケとカダフィが並んでいた。

少し世の中のことを知らねば…タダでも古い記憶ばかりが蘇って懐かしむ傾向の我が脳。
伸介も若い漫才時代の勢いあるしゃべりなら良く知っている。
そこで止まってちゃ…やっぱりイカンでしょ

テレビはいつから嫌いになったんだっけ?

外が明るくなる時間が遅れてきた。
ウォーキングの出発時間がだんだん遅くなる。

   ♪~時はなが~れぅ~♪

また古~ぅい歌のワンフレーズが脳を占拠した^^;







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凍河  五木 寛之著

2011-08-25 05:04:15 | 
凍河
クリエーター情報なし
平凡社


1974年~1975年に朝日新聞に掲載の小説。
精神病院が舞台。
当時のままでは合わなくなった精神医療の部分については加筆された改定版2008年発行の物を読んだ。

モラルがきちんとしていて古き良き時代の匂いがした。
今の若い人の目からみると随分異質であるかもしれない。
ワルにも性の扱いにも一本筋がちゃんと通っていている。
30年でこんなにも価値観は変わってゆくのかと感慨深い。

差別観や自由を語るに作者の、少し青臭い力みもみえる。
大河の一滴の五木寛之氏の原点か?
凍りついた大河の下には見えないけれど水が流れていて、
いつか堅い氷も解ける
という意味で付いた題名らしい。

飲酒バイク運転もそう取り締まり罰則も厳しくなかった時代。
飲酒運転シーンを削ってはストーリーにならないからそのままだっし、
当時には今のように少量で副作用の少ない抗精神薬もなかっただろうし、
今とは精神治療法も違っていただろうし、詳しくはわからないけれど
精神分裂症を統合失調症と言い換えても、
加筆部分が逆に違和感を覚えるような?いっそそのままでも良かったような気もした。

たまたま若い青年医師を手玉にとる境界性パーソナリティ障害の女性の話など聞いたばかりだったので、
主人公の新米精神科医が惹かれる女性はその手の病気なんだろうかという興味も手伝って、ページを急いだ。
ここにもチラっと731部隊の影が出てきた。
森村誠一氏は虚構に使うにはあまりに重たい事実として、マルタの手記を書いたあれ。
目の前にいる善人以外のなにものでもない人と戦争が為せた惨忍さとのギャップ。
戦後生まれての我ら世代までが親世代の戦争体験を聞いて育った。
付け焼刃の民主主義で世の中が変わりつつあり、戦前の価値観の変革に戸惑う親の考え方の矛盾に
必死で抵抗していた時代であったのかもしれない。
シラケ世代と言われた我らが今の若者よりうんと熱かった事を思い出させてくれた。

わが子をみていると、たしかに無理をしない。
なんでもすることに真っ向から反対する親の姿もない。

その子たちが親になるこれから30年後、どんな御世がやってくる?
その頃、私はかろうじて生きているかな?どうかな?

世間に生きにくい少数派は正しくないのか?
精神病院の内と外と何をもって狂気というのか?

今のも通じる提言がちゃんと書かれていた。

最初にドキドキして読んだのは『青春の門』だった気がする。
それは、この小説に出てくる世間知らずの大人をハラハラさせるナツキくらいの歳だった。
昔の作品の方がうんと好き。
ちょっと時代をワープしたかも?




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今朝の出会い

2011-08-24 07:39:44 | Weblog
五木寛之の30年前の小説を読み終えて、頭の中は横浜のままウォーキング。
一瞬、目の端に違和感。
立ち止まって心臓がドキン。

のんびり合鴨親子がもう数十センチのところへ座っていた。
何年もここを歩いていて、初めての出会い。

   

写メなんか構えた私が脅かしたらしい。
仲良く並んで田んぼの中へ消えていった。

ごめんね。
雨上がりを楽しんでいたとこだった?
合鴨農法をやっている田んぼだったみたい。
知らなかった。


朝食後追記:

   初めての出会い…のような気がしたけど…
   近くの田んぼを所有者と合鴨農法の話を聞いたようなかすかな記憶が…
   前にも見た?
   最近、自分の記憶が一番あてにならない^^;

まぁ~いいや
合鴨ちゃんに、また会えるかな?




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花火上手に撮れちゃった♪ブログトーナメント 2011 錦帯橋水の祭典&ミニ同窓会 厚かましくも3回戦に残りました 

窓の外は雨

2011-08-23 05:15:55 | Weblog
イルカの歌を思い出す。

  イルカ 雨の物語


窓の外は雨、雨が降ってる~♪本日は歩けない。
そんな訳で、昨日の早朝散歩写真。
雨上がりで気持ちがよかった\(^o^)/

足元にオッ!
一瞬、藤の花かと思ったけれど、季節柄、葛でしょう? 
もうそんな時期がきたのかと上を見、横見たけれど咲いている花は見つけられなかった。
違ったかな?

  

帰ったら
モコがねんね。あったかいとこが良くなった?

ねんねに飽いて、見つめる外にうろこ雲  

確実に秋。
すこし早くない?まだ8月だ。
夏も唐突にやってきた記憶がある。

そして退職の年月をまた数え始めた。来月になったら2年と5ヶ月。
いつの間にか2年半を切る。
来春には1年と何か月ってカウントするようになるんだわ。
そんなに先じゃない。
定年を過ぎたら嘱託として、同じ仕事が低賃金で続けられなくもないが、充分堪能した。
10年前には働いてもいなかった無芸大食三食昼寝付きのおばしゃんを正社員に雇ってくれている今の会社の有難さ。
後少しなんだから頑張ろう

いきなりくる有無を言わせぬ上意下達
なんでこんな思いして仕事を続けているんだろう?
元一家のドン(我が家はかかぁ天下だった^^;)で言いたい放題、やりたい放題の私でよかった時期が懐かしい。

職場に行くとメゲルのだ。
まっ、雨のち曇りでまた晴れる

退職後の人のブログによくこう書かれている。

   『これからは好きなことしかしない』

語られていない、そこまでの宮仕えいろいろ。
お疲れ様でした。
ほんとに何十年も同じ会社で…私はその人たちの何分の一の時間にしか過ぎない。
もう少しだからね。
最後までこのくらい続けられなくてどうする?甘いよね。
亡夫はこうやって私たち家族を養ってくれていたのだ。
一人残ったら、働いて食べてゆくから心配いらないと豪語する私に
はぁ~夫の遺言…になったねぇ~ははぁ~

   お前は飽きっぽから、
   仕事を始めたらすぐに辞めないこと。
   我慢して続けないといけないよ。

私を良く知って、わがままいっぱいさせてくれていたのね。
ありがとう。
雨のち曇りでまた晴れる\(~o~)/今日も行ってきまっしょ。雨に濡れると花びら模様が浮き出る傘で~♪



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夏ふぇす ブログブログトーナメント - 音楽ブログ村夏ふぇす ブログブログトーナメント  現時点 過去記事の朝から満天の星がベスト8に残っています。
初戦撃沈記事も多いですが、更新たびに古くなる過去記事にもう一度陽の目を浴びさせたくて、各種トーナメントに参加させています。
あら?記事がわが子みたいですね^^;

こういう人が増えている?

2011-08-22 04:31:23 | Weblog
精神障害者支援の2回目研修。
日曜日を潰して行って来た。
途中、すさまじい豪雨。
ライトを点けてもワイパーを目いっぱい振っても、前が見えない恐ろしい状態の中を走行。
『まぁ~公務になっちゃったから』
『代休はお盆に先もらいしてしまったし』
と、20歳年下の同僚と雨音ニモ負ケズ大声で日曜出勤の文句たらたら研修場所へ参りましたとさ

前回、眠いの極致だった。
講師はひたすら配ったプリントと同じパワーポイントを読み上げるのみ。
はてはて今回は~
職場への復伝は若い衆に任せる。
前回は一人だったから私が報告している。今回はお任せよ~ん♪

今回は統合失調症とパーソナル障害、アルコール依存症の3つの説明をざっと。
ざっとで聞いただけで、支援可能になるような病気ではないだろう?
つっこみを胸に仕舞って、どうも講師の声の調子が眠りへと誘うzzz

65歳を超えてからは自立支援法から介護保険の適応へと移行されるから、
『知らないわ』と、逃げるわけにも行かない。
実際に担当してもいる…ちゃんと聞かねばならんでしょ^^;


統合失調症とアルコール依存症はメジャーだけど
パーソナル障害って何?
聞けば聞くほど、精神病と正常域のボーダーに位置する。
境界性パーソナリティ障害とも言うらし。

世の中を震撼とさせた訳のわからない理由でのあの事件、この事件の犯人がかもしれぬとの説明あり。

   思い通りにならない他者を別の意思を感情をもった存在として認められない人
   自分の思い通りになる存在だけを愛し、思い通りにならない人間は攻撃の対象となってしまう

理由としては自己否定、自己愛が育っていないこと。
有名人では尾崎豊やマリリンモンローがあげれた。

こういう人が増えてきてるとか?

  ●何を考えているのかよくわからない
  ●まわりの人と馴染もうとしない
  ●訳も無く怒り出す
  ●他人を利用ばかりしている
●変な趣味や好みを持っている
●自分の自慢ばかりしている
●すぐばれるウソを平気でつく
●こちらの話を聞いてくれない
  ●意地が悪い
  ●潔癖すぎる
  ●融通が利かない
  ●変なオカルトを信じきっている
●態度や意見がころころ変わる
●自分では何も決断できない
●一緒に喜んだり悲しんだりしてくれない
●いつも責任転嫁する
●出身をひけらかす
●嫉妬深い
    ●疑り深い
    ●すぐ暴力をふるう
    ●動物を虐待する
    ●極端な性的嗜好異常を持っている
    ●「玉の輿」願望にとりつかれている
    ●身なりをまったく気にしない
    ●金銭的にけちくさい
    ●自分の仕事の仕方を周りに強要する
    ●部下に仕事を任せない
    ●いつも自分が中心にいないと機嫌が悪い
    ●他人の親切を素直に受け入れない
    ●ありもしない悪口を言いふらす
    ●自分を特別扱いにすることを要求する

この辺で隣席の同僚が

  「ウチの職場にこんな人、居ますよね?ねっ、ねっ!」

そういっているあんたは●自分では何も決断できない●融通が利かない
第一、誰にでもすぐお友達感覚ってどうよ?

自分のことは分からなくても、人のことは良く分かる。
例として、職場の皆さまの実名を入れて報告書を書いたらどうですか?

そう言っている私もどっか、大なり小なり当てはまる項目がある。
心底、職場に馴染みたい気もないし、時に意地悪い。

みんな違ってみんなヘン。
それでいいんじゃないでしょか?

苦情の多いモンスター利用者もこの障害に当てはまると、
講師は、一筋縄でいかない利用者さんたちご家族を乱暴にひっくるめてパーソナル障害と言ってしまった。

   こういう人はどうにもなりません。
   変えようとしても無理です。
   出来ること、出来ないことをきっぱりと告げ、無理無茶を聞き入れない事です。
   巻き込まれて振り回されないことです。

なんて、おっしゃいましたがそう簡単にいけば苦労はない。
支援側も言ってしまえば相当へんな性格を持っている訳で、切り口、接し方はみんな違う。

障害の、普通の、って
線引きはどこにあるのよ?

どうでもいい。
どんな人にだって仕事なら
利用者も同僚もバイバイってわけにはいかないんだもの、うまくやっていくしかないわ~

さぁ~週明け5日間ノンストップ。
エンヤラトット
今朝一は…健康診断だった
朝ご飯食べちゃいない。ウォーキングはどうしようかな?






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友だち母娘

2011-08-21 05:57:01 | Weblog
ミニコミ折り込み紙で『銀とガラスのハンドメイドアクセサリー展』を見つけた。
ダイヤモンドなど高価宝石にはさらさら興味がないが、銀とガラスの輝きには目がキラキラ。
さっそく出かけた。

入口で手織りショールを羽織った女性と目があった。
どこかで見たようなお顔。
会釈をして作品を見て回っていたら、名前が呼ばれた。

  あら?

  仕事場以外でお声かけをためらったんですが…

彼女が名乗って、やっと気がついた。
衣装もメガネもお化粧まで違う。
教室の先生と生徒さんの作品展で、彼女は生徒で会場係をしていたのだ。
私の方もいつも働くおばさん服ではないので、一瞬、違うかな?と思われた様子。

PCソフトのサポートセンターのお嬢さんだった。
毎度、毎度、SOS電話でお世話になる。
おばさん連のもう初歩の初歩がわからない画面が凍った事態に、いつもやさしく即答解決。
われらの救世主さま。

彼女の作品展示ブースに案内してもらう。
そこだけ渋い布が敷き詰めてある。
着物古布を裂いて織られたっぽい。

私と同年齢くらいの人を「母です」と紹介された。
素敵な手編みのベストに目がいった。
尋ねるとやはり自作の手編み。

私もたまたま手編みレースのスカーフを巻いていた。
お互いに「お世話になります」あいさつの後、
お母さんの方と手編みの話に花が咲いた。

お母さんは手編みと手織りが趣味だそうで、
ガラスや銀細工の作品をひきたてている布はお母さんの作品とのこと。
もう一度、そちらもじっくり見せてもらう。
古い絹を裂いて織ってある。なかなかの色合い。
銀細工の先生はお母さんの同級生で、家も近いので一緒に習い始めたという。

  母は銀細工は下手で下手で

と、言うことで今は娘である彼女だけが続いているらしい。
お母さんの耳と胸も彼女作のキラキラが飾ってある。
彼女はカラーセラピストの資格も持っていると言う。
私の好きなオレンジはどういう性格か尋ねる。
好き嫌いがはっきりしているそう。う~~ん当たっている。

趣味の方の名刺も頂いた。
色からのお悩み相談も土日にしているんだって。
 
  裏のお仕事名刺ね

ここまで聞いたら、他の人の作品より彼女の作品を買ってあげたい。
と言うか…何かひとつ買わずに帰れない^^;
銀より今はガラスに凝っていると聞き、ガラスは私も大好きと言ってしまい…
鏡の前でつけては外し、彼女の先生にまでお見立てしてもらって…

  ハイ!お買い上げ\(^o^)/

画して、私の娘の言うおもちゃ箱にまたひとつ物が増えた。
仕事でキリリとしてる彼女の内面を見てしまったような?
支えられている家族模様を垣間見たような?
そして、そして、
母娘同居で、なんだか楽しそうな母娘関係がちょっぴり羨ましくなった。

うちの娘は写真が趣味。
母は言葉を紡ぐのが好き。
合体したら『フォト575』になるなぁ~なんて妄想が広がった。

お互いの生活が見えない距離だし、
今回の帰省時は、なんだかだんだん責任が重くなる仕事に娘は少々くたびれて見えた。
我が家は、母娘のお友達ごっごをやっている場合ではなさそうだ。

  『仕事だけしてちゃ つまらない』

ガラスの彼女とおんなじ事を娘も言っていた。
せめて
娘の趣味仲間との写真展には、いつか行ってやろう。





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子供の世話はいくつまで?

2011-08-20 07:26:07 | Weblog
私がサバサバし過ぎなのか?

ウォーキング途中でおなじ歳に出会った。
PTAコーラスetcで長く古い顔見知りのおひさしぶり。

休日につき私はコース変更。
夫の菩提寺と八幡様を通ることに。
寺から八幡様の石段へ出たところでばったり。
並んで石段を登る。
歩きなれた足取り。  
彼女はここ1ヶ月定期コースだという。

  娘が勤めに出るからお弁当作りがね…

夫に加えて、もっと早く出勤する娘の分の弁当作りがあるため
ウォーキング時間が取りにくいと、漏らす。

私は私の世話しか基本しないから、朝からお気楽?

昨日のこと職場にて、
年中、『娘が…』『夫が…』と賑々しいのが
昼休みにダッシュで出て、午後の勤務ギリチョンに帰って来た。
ナースの娘の午後出勤アッシーをするために家へ帰って来たと言う。
彼女は朝も娘を病院へ送って来るので1番乗り。
遅くまで居残りの時も娘迎え時間調整。


思えば、帰省してきた娘が帰る朝、
私は自分の出勤を優先した。
娘には家でバイバイ。
彼女は当然のごとく一人で新幹線に乗り帰路に着いた。

夫の死後、ふたりぽちの家で娘に言い渡した。
娘20歳。学生。

  これからは大人と大人。
  お父さんに守られている時は終わったから、
  お母さんも主婦でなくなった。
  おたがいに自由な大人同士の付き合いにしようね。

娘は当時、肥満していたからダイエットの本を買い込み
自分でカロリーオフ弁当を作って学校へ行っていた。
母はいきなりショッピングモールのパート店員になった。
閉店まで勤務の日は帰りが9時前になったか?
娘が自然に夕食を作った。

成人した社会人の娘のお世話で、へとへとになっている50代後半。
自分の体調も下降気味というのに、いつまで面倒をみるのかな?

季節は秋に突入しつつある。

     

きれいに見えて写メした、白い朝顔が物悲しい。



これから
子が『老いた親をみて当たり前』と思っている母のところへ行って顔を見せに行く。
土曜日の朝、母は、デイサービス前に私が顔を出すものと決め込んでいる。
認知症も進行している。忘れられても困る。習慣変更は混乱のモトにもなる。


親ってなんだろう?
親子ってなんだろう?

猫にはベタ甘で…ワタシ、子には距離を置き過ぎ?




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