陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

朝のニュースななめ読み

2005-03-31 06:38:31 | Weblog
自衛隊明記「意見が分かれた」 参院憲法調最終報告案 (朝日新聞) - goo ニュース


すんなりと行かなくてホッとする。すぐに数の論理で国会を通る事が多く政治への関心も薄れる昨今。先を見守りたい。

4月29日を「昭和の日」、「みどりの日」5月4日に (読売新聞) - goo ニュース

昭和天皇の誕生日をみどりの日。また一転。元首制などの発言もある時期だけに、あれ?と思う。みどりの日は5月4日になるそうだ。国民の休日となって間がない。祝日がコロコロ変わり、つじつまあわせの「みどりの日」っていったいなんだろう?
4月29日に毎年日比谷の野外ステージである南こうせつのコンサート「グリーンパラダイス」は来年から日が変わるのかな?迷惑だろうなぁ~コンサートでオイチャンは何てボヤクんだろう?

祝日が増えた分、安いパート、アルバイトに仕事が回る。何でも24時間サービスはバイトが居なければ成り立たない。介護の現場も休みがない。ホームヘルパー私にとっては、かかりつけ医院が休んでいて、事務所が閉まっていて、とっさの応援が頼めない、不安と背中合わせの孤独な仕事の日が増えるだけ。

祝日を増やすのなら、休める労働条件改正もなければ、賃金格差に労働条件格差が重なって大きくなっただけだ。Oh~♪貧民は休まず働けグループホームでこれから資格を採る若いホームヘルパーがひとり夜勤の日に虐待死に至らしめた事件を思う。ゆとりのない場所に光を、休日を

ブチブチ言っている間もなかった。今日は早めの仕事だった。安い労働力稼動。いってきま~す

元気か~い?

2005-03-29 18:34:40 | Weblog
田舎の新幹線口で「じゃあね」と手を上げて行ってしまった。ぽつんと改札口手前にひとりになった。当たり前か^^;

  券売機片道キップ軽く吐き

お父さんを亡くした二十歳から二年間、母と二人暮らしだった。突如として泣きの涙に呉れる母で、良い母ではなかった。今更、反省しております。

時に、娘と連れ立って出かけるショッピングも食事もドライブも楽しかった。
昔は母が娘にお化粧を教えたものだけれど、当節、逆でたくさん知識を貰った。そう言えば最近、チェックしてくれる娘なく、楽チンに流れて化粧も服装も最近は手抜きだなぁ~

卒業式には母の古い振袖を着てくれた。こんなに嬉しい事とは思わなかった。祖母もまた喜んでいた。女三代で食事をした日。あまりに大雑把な所や好奇心の強いところが三人揃いも揃ってそっくりで、ばか笑い。おそろしや血の流れ~ふっふっふ。残念でしたエレガントではなくて。

なんだかんだと夫没後、崩れないで歩き始められたのは彼女のお陰が大きい。

もう都会の水に慣れただろうか?
仕事にも?
ひとり暮らしにも?

旅立ち直前に、一緒に甘い物を食べたお店に飾ってあった「お花のごちそう」写真を見ながら一年の時を思う。頼りない母にしっかり娘ではあったけど、生活が見えないだけ、つい余計な心配をしてバカ母。母の心配、要らぬ心配。わかっているのに、骨の髄まで母は母。

アスペな兄の一番の理解者で、ツウカーで分かり合える唯一の家族でもある。入れ違いで戻った兄との暮らしに、時々、一緒に居てくれたらとも思うけど、しっかり自分の人生を歩んでもらう方がずっと良い。故郷は心配ないこともないこともないけど…それなりに何とか、かんとかじゃぁ~♪   

「死ね」と言う言葉

2005-03-28 05:28:40 | Weblog
ある講演で紹介された写真集「水からの伝言」に驚いた。水の入った容器にいろんな言葉を書いた紙を貼って、一定時間置いて凍らせた結晶の顕微鏡写真集。

「ありがとう」の言葉と「死ね」と言う言葉。
綺麗な言葉の結晶は綺麗な形に結晶し、聞くのもおぞましい言葉の結晶は、形が崩れている。

体の大半は水で出来ている人間。
汚い言葉を発する側も受ける側もその時の体内の水は、グジュグジュと崩れた水で満たされているのだろうか?

ガン治療の免疫力アップに「笑い」をよく聞く。
「ありがとう」と言う言葉も免疫力をアップするそうだ。実際、おまじまいの様に日に何度も何度も口にしていると言う、成長途中の子も妻もある教員が居られた。ガン細胞が消えるように、小さくなる様に、せめて大きくならない様に、その方は本気だった。

いじめっ子に多く投げかけられた言葉を払拭するには、どれたけ多量の愛に満ちた、おもいやりに満ちた言葉がいるのだろうか?

軽度発達障害の子をイジメル土壌の水はどうなのだろう?
汚れた大気から降り注ぐ今日の春雨はどうなんだろう?

だからどうだと、科学的根拠は知らない。

「死ね」と言う言葉を投げかけられた息子さんの事を書かれている無邪気な瞳さんにTBします。
(表示されない^^;ブックマークから入れます)

ここ写真はhttp://www.hado.com/IHM総合研究所から童謡「みかんの花咲く丘」を聞かせたものを借りてきました。真ん中がほんのり色づいています。

今年の花粉(;_;)

2005-03-27 07:36:42 | Weblog
今年は1月から未だに花粉に泣かされている。
薬でブロックすれば事足りていたのに…
春さくらが咲く頃には毎年おさまっていたのに…

泣いてますわあなたのために目を腫らし、
帽子、眼鏡にマスクして
銀行強盗いつでも出来るスタイルです。

歯医者に行って口を開けたら、鼻が詰まって息出来ず、何度も治療ストップで…
顔にカイカイ湿疹。皮膚科医は花粉かな?それとも日光疹かも?と言う。

これって異常気象と関係ないのかな?温暖化、地震の多発。
地球から人間エゴへの警告か?

便利は急に止められない。
ぽかぽか暖房の部屋でアイス食べ、薄着で外出車乗り。

すみません。地球さま。
杉花粉の犯人に一役買っていたのは、わたしデス。
反省の涙流してます。ハハッハ~お許しを~
  

イラク復興支援は布石だった!

2005-03-25 06:18:31 | Weblog
新憲法草案「自衛軍を保持」明記 九条二項を全面書き換え 自民方針 (産経新聞) - goo ニュース

イラクの自衛隊派遣には、みんなの出来ない危険な地域へ行って役立つのだから賛成との意見も多かったが、懸念した通りの展開となっている。

他国の軍隊に守られてまで、復興支援はアメリカブッシュへのご機嫌伺いから、もう軍と呼んでもいいのではないか、軍隊持とうよと、まんまと九条を保持したい国民の目を欺くのに成功している。
考えて見て欲しい。
もし、アメリカ大統領にブッシュが負けていたら、日本はイラク自衛隊派遣をここまで続行しただろうか?

九条の書き換えから軍国へと様変わりは容易な気がしてしかたがない。
徴兵制度が出来てからでは遅い。ニートが増えている。軍隊で鍛えようなどと、筋違いの人心操作は簡単な気がしていまう。イラク派遣始めを思い出して欲しい。

イラク派遣は戦いに行くのではない、人道支援だよと、言いながら、他国に守られているのはねぇ~、発砲されても撃てないんじゃねぇ~、武力行使もいいんじゃない?、じゃぁ~いっそ軍と呼んだ方がすっきりする。

イラク派遣は人道支援だった。
なぜ?自衛軍に昇格してしまうのだろう?

軍国への道、安易に許すまじ!
被爆国ニッポンから争いにNOと言おう!

小泉純一郎氏は「テロに屈しない」の一言で、人命を尊ぶ国民性を踏みにじり、証生さん24歳命を奪いました。

人殺しはたくさんです!
殺し合いはたくさんです!

天皇元首制を盛り込んだ中曽根案は、併記の形でまだ没にはなっていない。きな臭さは強まっている。
しっかり、だまされない眼を開けていよう。


ホスピス設立への思い

2005-03-20 08:38:24 | 終末医療
近所の主婦で地域にホスピスを設立しようと言う草の根運動をしている人がいる。彼女自らも胃、甲状腺のガン患者。会のサイトが出来たのでブックマークに入れている。そこに古い会報が載っていた。

会にかける
情熱の根底には
4歳で発病6歳で命を終えた
息子さんへの思いも
込められているのだ。

彼女は会をはじめて多くの人に出会う。講演依頼も来る。ガン末期の人からの相談事もひとりで受ける。超多忙。近所のよしみでスッピンの彼女にもお目にかかるし、体調の不具合な時もあると聞くが、何よりあの小さな体から出るパワーに圧倒される。いろんな思いの人が集まる会の気苦労も多いだろうが、心身共に活力がみなぎっていて、ガン患者自身である事を感じさせない。

ウジウジとメゲル自分。イカンなぁ~
一歩前を見て歩む。あえて試練を受けて立つ。
言うは易し、行うが難し。
凡なわたくし・・・
せめて会を応援しています。会に助けられもしました。

アルファ波

2005-03-19 21:37:48 | Weblog
ゆっくり複式呼吸をして
右手を膝に置き
「右手が重くなる」
「心が軽くなる」
と唱える。

「お母さん疲れてるね。」
と、教えてくれた。
息子がカウンセラーから習ってきた自己催眠?
これをするとアルファ波が出るんだって。
ほんとうかな?

猫をじゃらしている息子の顔が柔らかい。
穏やかに一日が終わる。だぶん…

情けない…

2005-03-18 00:13:02 | Weblog
帰るといきなり[出ていってくれ]

二週間前に電話カウンセリングの予約をそう言えばしていた。母が居ると話づらいと言うから、家を空ける約束だった。
彼の雨天配達用の防水靴など物色して時間を潰す。三ヶ月間、雨の日は足びしょ濡れ。自分から濡れない靴を買う気なし。ずっと気に成っていた。登山用合羽のゴア・テックスと同じ繊維で出来ているスニーカー発見。防水スプレーも購入。母の日給二日分を越える買い物。こんな計算をするトコがイヤらしいなぁ~

約束時間に靴を買って帰宅。電話カウンセリングは上手く心のコリを取り除いてはくれなかったらしい。陰気な顔でエアコンの吹き出し口に立っている。靴など見もしない。

これから先は…私の応答がわるうございました。手元のコップがフローリングに叩きつけられてこっぱみじん。
今は…なんとか鎮静。後は長時間おだやかにおだやかに話ましたとさ。入浴後、まだ残っていたガラスの破片を拾って、自分の部屋へ去った。

「話を聞いてくれて、ありがとう」を残して。
しかし、なんだかかんだかねぇ~情けない。
息子は明日休み。病院のカウンセリングが予約してある。私は仕事あり。もう寝よう。今夜はPCを開ける気にも成らずケイタイより~


地元のパッチ・アダムス

2005-03-17 05:54:29 | 終末医療
夕食の仕度をしながら、ローカルニュースを横目で見ていると、黄色いニワトリ?の被り物をした医師が映っている。
なんじゃこりゃ?
白衣でない医師は精神科に多いが内科のようだ。
手を止めて見入ると総合病院へ大きなぬいぐるみを持って、
自分の患者さんにお見舞いのシーン。
父親がガンになって医者の自分がガン患者の家族になった時、
医療従事者の自分でも不安を感じたそうで、
自らパッチ・アダムスになろうと決意、
実践されているそうだ。
全国一高齢者率の高い島、
周防大島の「おげんきクリニック」岡原医師。
着ぐるみの子供さんを待合室で患者さんと遊ばせている。
医者も患者も笑っているのがいい。病気ってだけで重い。
身近になんだか良さそうな話。
YABの「ステーションY」4回シリーズで3回目だった。
今日が最後。1、2は見損ねたけど、今夕も見よう。


Blogに本音

2005-03-16 01:14:24 | Weblog
Blogは九月半ばに開設。
gooの簡単HPをうっかり開設。
タグって何?と言うくらいHPの事を知らなくても自分のHPになってしまった。
内容があまりに無い所へBlogの存在を教えてもらった。
最初は猫の写真がUPできる事が嬉しかった。
コメントが入ったりTBが出来たり、始めると結構ハマル。
他のBlogを読むと、たくさんの軽度発達障害のご本人、家族が居られる。
次第に、アスペな息子の話を書く様になった。
私の子育てに終わりが見えない。
どの親も子は気がかりであろうけど、目も手も離せない部分が彼にはある。
誰にもオープンなネット上にココまで赤裸々に自分や家庭を晒すつもりはなかった。

Blogのカウント数を見る度に、本音の自分を書き記したくなる。
息子との生活に満たされない本音をココに置いておきたくなる。
アスペの彼には言葉を選んで、母のホントウを言えない事が多い。

言葉の理解が難しい部分もある。
あいまいな心の機微は説明するより感じてもらいたいモノだが、
具体的で筋道の通った話でないと混乱の原因になる。
うっかり気を抜くと、パニックの引き金にすらなる。

夫を亡くし、心おきなく話して気持ちが軽くなるパーツを失った。
ココに記す事はそれの代わりなのかもしれない。
ココを誰かが見て下さる事が、
誰かに話している事の替わりになって気持ちが軽くなるような。

息子よごめんなさい。
きっとこんな所に自分が登場している事を知ったら、怒り大爆発に違いない。
こんな所に吐露して、お母さんは気持ちの均衡をはかっている。

「アスペでいかんのか!」
君の怒りがこだまする。
なんで、アスペは楽に息が出来ないのだろう?
君の苦しみは母の痛みになる。
君が分かって貰えない焦燥を持つように
母にもアスペな親が世にストレートに理解されないイラダチがある。

ミーハーで観たピカソ展

2005-03-13 05:30:28 | Weblog
最終日と言うことで、焦って観に行った。まさかのチケット売り場から、会場入り口、絵の前に列が出来ている。ゆっくり観る雰囲気はない。順不同で人気のない絵から観て周った。この美術館はゆったりしてるから好きだったのに。ブツブツ…

一月から開催していて何度も館前を通過していたのに興味もわかなかった。
「観てもわからない絵」の先入観があった。「観にいこう~っと」に転じたのは毎夕のローカルニュースでの学芸員さんの解説だった。時下○○億円のひとことにクラッときた。冥土のみやげに観て置こうと言う気になってしまった訳デス。

晩年の絵にくったくがない。子供のらくがきみたいにも見える。一筆で描かれているのびやかな線は凡人でない証拠だろうなぁ~と感心した風を装って観る。こんな絵を描いたってコトは幸せな人生だったに違いない。精神病院を入退院のゴッホを対極か?

ピカソ、その瞳に恋してを読むと随分とわがままな人、こだわりの人だったらしい。
わがままな人には周りに支える影の人あり。
ピカソには数多い妻、恋人。ゴッホには弟。

私は何となく影・黒子の役回りが回ってくるような?
イヤイヤ選択して来た訳ではないからイイんだけどね。



円形脱毛治療の副作用

2005-03-12 12:33:50 | 円形脱毛
広汎性が治って半年後にチビ円形脱毛が発覚。やっとそれも完治。始めの広汎性の時、薬品でカブレをおこして、リンパ球を集めて発毛を促す治療を受けた。
腕に原液を一度付け、薄め液を頭に毎週付けてもらった。
この腕の原液が2年過ぎてもまだ体に作用している。
1ヶ月前まで上腕にカブレが広がって痒みも強かった。
かなり鎮静した湿疹の芯を取ってもらった。
しばらく放置して治るのを待つそうだ。放置も治療とか。
自分が儲からない治療を勧める医師を私は信頼している。
花粉症の薬もココでもらっている。

ホリエモン氏のファッション

2005-03-11 05:40:52 | Weblog
ライブドアのホリエモン氏をTVで見ない日はない。
わざとカジュアルにこだわっているのか?
けっしてオシャレとは言い難いアレが彼の社会通念に挑戦する鎧、
コケおどしなのかな?

国会議員のワイセツ辞職。
かっちりスーツを着用する人はアレですけべ心を隠しているのかな?
あのワイセツ君は直接的スケベ心だっだけど、功名心、金儲け、
超個人主義的な…
まぁ~いろいろありますなぁ~

ホリエモン氏がただ単に楽チンな服が好みで、ココまで来たとしても、
常識枠で行動しない彼を分かりやすく人に印象付けている。
ステレオタイプ思考のあの人、見栄っ張りのあの人…
そうやって周りを見れば、
居る居る。わかり易いファッションの人。
あれ?自分もかな?
友人の含み笑いが見えたような?
ハイ、私、あんまり人目を気にしないで自分のスキな服チョイスしてマスです^^;



骨折?にインフルエンザ検査?

2005-03-09 06:01:46 | Weblog
昨日の続き。ベットから落ちて2日目。訪問するとすぐ救急車を呼んでくれと本人に言われた。事務所に連絡。ケア・マネがそちらに行くから、もうすぐ往診の医師の指示を待てと。往診の開業内科医を待つ。同居の伴侶は、何だかんだだと外出したがり心配しているのかいないのか?待つ事30分。ケア・マネが来てやがて医師。

待ちに待った医師は、病状変化も聞かず、医療の説明もせず、昨日と同じ点滴準備。点滴を吊るす器具もないので、壁に押しピンで薬液の袋が止められる。麻痺側から落ちて、いつもは真っ直ぐの足が九の字に曲がって、オムツ交換も痛みで出来にくい状況と体温など聞かれないけど言ってみた。
「熱が引かないと移動はさせられない。後、点滴を抜きに来た時、昨日マイナスだっだが、インフルエンザ検査をもう一回する。」と。点滴が漏れない様に支えて置くように依頼されて、医師は帰った。

手を持ってしばらくしていたら、体に振るえが来て持っている手をギュッと握って来られた。呼吸が荒くなり、鼻が詰まって息が苦しいと訴えられる。自宅でナースコールもない。同席の他事業所ケア・マネが枕を落として気道確保しようとしたが、本人拒否。やがて収まった頃、医師が看護師二人とやってきた。点滴は漏れていた。呼吸困難と体の振るえを伝えた。「もう、帰っていいですよ。」と私に。再度、病状説明を求めたが応答なし。家族ではないのでしつこく聞けない。医師は鼻に試液を突っ込んで、インフルエンザ検査中。

次のお宅を訪問して事務所帰着。心配な事後を聞いた。救急車を呼んで総合病院へ運ばれたそう。心底ホッとする。丸二日間の不安とご本人の苦痛は何だったんだろう?

介護保険って安心?

2005-03-08 06:52:44 | Weblog
ベットから落ちた。落ちている。朝一にヘルパー室に通報が続く。一人では無理なので二人で駈けるつける。

ある家族の居る家。落ちた箇所に痛みあり。発熱。唇蒼白。なぜか家族が内科の往診を頼む。家族はオムツ交換をまったくしないお宅だ。大腿部に激しい痛みを訴えられ、「ごめん。ごめん。」と言いながら医師の来る前に、二人掛かりで頼まれたオムツ交換。私に出来る事は傍に置いてあったまっすぐなストローを折り曲げて、お茶を飲ませてあげた事。せめて濡れタオルをしぼって頭に置いてあげた事。寝たまま起き上がれくなった人に「まっすぐなストロー」…気持ちがその方にまったく向いていない証拠品のようだ。

後、点滴のみで入院を勧めず医師は帰ったと報告を聞いた。

ポイント、ポイントのケアにしかヘルパーは入れない。介護保険の点数内のサービスをケア・マネージャーが決めて、依頼のあった時間とサービスのみになる。多少の突発は請求しないでボランティアに転じるしかない。人道的に知らん顔が出来ないから。医療行為の出来ない、医療関係者との連携がはっきりしない訪問介護の仕事は年がら年中、不安が付きまとう。単身、独居の家にも行くのだ。

さて、本日も転倒のお宅へ訪問担当。気が滅入る。痛み止めは出ているのだろうか?骨粗鬆症も疑われる年齢なのに、骨は調べないでいいのだろうか?痛みがヒドイのに、エアーマットも柔らかなモノが何も敷かれていない普通のベットに寝かされて…これって拷問ではないか!

家に居る事が幸せ?
介護保険が入ったばっかりに家族が介護からまったく手を引いている現状が増える。
介護保険は介護からの脱却を図る為リハビリ、出来る事を失わない回復へ誘う自立支援へ方向転換する。介護保険も年金同様、将来パンクが見えるらしい。ますます、現場は混迷の一途。
老いてしあわせに~絵に描いた餅でもいい、どんな餅が描けるのだろう。

昨日から体の疲労より心の疲れを感じる。