陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

風邪の職場マナー

2012-11-30 20:05:43 | Weblog
狭い事務所内でゴッホゴッホ。
明らかに風邪の症状でしんどそうなのに、
責任感のカタマリになって意地でも出勤し続けるあなた。

ついに隣席が罹患。
あなたの替りに2日も休んだ。

3日目に月末だからと出勤してきた彼女の口にはでっかいマスク。
咳が時折出る。
負けずに私も反対隣ででっかいマスクで顔を覆ってデスクに座る。
風邪保菌第一号が涼しい顔で

  あら?うつしました?

うつしましたぁ~?じゃないだろ

マスクしろ!!!

きっぱり言ってやったのさ、

  予防です

外から帰ってきたら、
嫌味ったらしくコップを持って手洗いへ。
手洗い、うがいもきちっと励行する。

やっと気が付いて保菌第一号の口もマスクで覆われた。

風邪を引いたら、自分だけの事でなく
逃げられない密閉された空間を共にせざるを得ない人の事も考えて欲しい。
無理してがんばっている方が仕事熱心そうに見えるって
点数稼ぎで出てくるんだけはご勘弁。




     本日の歩数 16,585歩

           
           




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『鬱川柳』    淡路獏眠 著

2012-11-29 21:33:39 | 
某大会で著者の呼名を耳にした。
ネットでしか知らないご本人だ。
まさかまさかのお名前に厚かましくも終わってから挨拶に行った。
近々、句集を出すので贈ってあげようと言う申し出を
これまた厚かましくお受けした。

とくしま国民文化祭の会場には出版の新葉館さんの書籍ブースがあり
この句集がたくさん平積みされていた。
思わず買いそうになって、贈って頂くことを思い出し手をひっこめた。
その時、出来たてのほやほや~数日前に出来あがったばかりと聞いた。

待ってましたね。わくわくと。
ちゃんと、贈って頂きました。

獏眠さん ありがとうございます。

    

仕事を終えて帰宅、郵便受けに見つけてから
もう夢中で読んだ。
クスリとも笑えない句集だと前もって聞いていたけれど、
川マガの特集で御病気をされた事も知ってはいたけれど、
まさか、鬱病に罹患されていたとは!

発症から治療、休職、寛解、そして新たな出発と
その時その時の気持ちの発露がここにまとめ記されている。

発症の一番最初の句から、私の気持ちの代弁ではないかと思わず惹きこまれた。


  乗り過ごして行ってみたいと思う朝

月曜日から憂鬱。
行きたいと張り切って出社する日は一日もない。


  疑問符を殺してしまう宮仕え

  こっそりと自分の本音を仕舞う胸



なんと専業主婦時代は無邪気であったことか?
職場では本音など出すものでないと悟るに、少々時間がかかった。
言えない本音が出口を探して今も暴れる。


  ドクターにタオルを投げてもらう鬱

  間違わず三度薬を飲む日課

  致死量の薬を持ってふと思う

  何が効くのか分からぬが皆試す


闘病の辛い句が並ぶ。
そしてやがて灯りがみえてくる。

  広告紙に一句認め風呂上がり

  鬱病は三寒四温だと悟る

  自殺より自分を許すことにする



もう安心。


  焦っても駄目と自分に言い聞かす

  完璧を捨てて心が楽になる



分かりやすい、素直な言葉で詠まれた句が多い。
素直は言葉や技巧にはしるのではなく、自分の気持ちに正直な句であること。

その時、その時の思いはその時にしか書きとめられない。
あっちこっちに書き散らして、投稿した時点でスカッとして句自体を忘れる私。
こうやって句集にまとめるパワーにまず脱帽。

それからそれから、鬱脱却、おめでとうございます。


  生きるには希望がひとつあればいい

ほんとうに
タイトルは重いけれど、
落ち着く緑色の装丁も、イラストも題字のまる文字も軽めなのがいい。
川柳仲間にもPRしよっと~♪

      * 淡路獏眠さんのサイトは 獏眠の独り事
   



さて、私の希望…ちいさなのひとつ?はてな?


 
       本日の歩数 21,152 歩

           今朝はいつものノルディックウォークにスロージョギングもしてみた。
           当面の目標は来年5月4日の萩往還35キロ。


           




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竹久夢二・高畠華宵とその時代 大正ロマン昭和モダン展

2012-11-28 23:04:49 | Weblog
所用があって、午前中おやすみを取った。
用事が早く済んだのでちょっと気になっていた美術館へ寄った。
大きな銀杏の樹の黄色が目に鮮やかだった。
写メで全景が撮れない。

   

ああでもないこうでもないアングルを決めていたら、後ろから
  「お嬢さん入られますか?」
おなじく写真を撮りたい人のワタシおじゃま虫だったのね。
さらに、箒を持ったお掃除の人が私が立ち去るのを待って居られた。
早々に立ち去って、館内にてチケット購入。

予想どおりきれいきれいな絵がいっぱい。わくわく。
竹久夢二しか知らなかったが、どこか懐かしい。
乙女チックな気分が充分に満たされ、気分は乙女。

どれだったか雑誌の挿絵に夢二作の短いお話が載っているページが展示されていた。
近眼レンズを外して、昔の小さなポイントの活字をじっくり目をこらして全部読んだ。
夢二さんはなかなかの書き手でもある。
もっと読みたい気がして出た後でミュージアムショップを覗いたが、
残念ながら童話以外はなかった。
読んだそれは、大人の男と女の短編小説だった。
展示してあった年鑑によると恋多き男性であったらしい。
人間、竹久夢二に興味がわいた。
この辺はおばさんやねぇ~^^;

Amazon検索。探せばあるもんです。
解説によると
 《恋人は逢えば嘘ばかり言い合う。別れてかえれば真実のことも考える》大正のボヘミアン・夢二の恋愛観…
なるほどねぇ~

竹久夢二、恋の言葉
石川 桂子
河出書房新社



月の沙漠の作詞とイラストも同一人物。
絵が描けて詩が書けて、天は二物を与えるものらしい。

平日に優雅な時間。
館内はほぼシニア女性。
中にはシニア御夫妻。熱心に観ているのはやはり女性の方。
展示の絵と一緒に人間ウォッチングしてしまう悪い癖だ^^;

さらにどうでも良いが気になった情報。
美術館のシニア割は70歳からだった。
なかなかシニア割の特典の栄誉に浴するわけにはいかないらしい。

月の沙漠は好きな歌。
陽水と由紀さおり姉妹のどっちも捨てがたいので両方置いておこっと。

月の沙漠 由紀さおり・安田祥子


井上陽水  月の砂漠





       本日の歩数  9098歩




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映画『長崎ぶらぶら節』と『夢売るふたり』

2012-11-27 22:50:22 | 映画(DVD)
ウィークディになると、とたんにブログネタがなくなる。
ちょっと、日曜日に観た映画のことなど書いておこう。

12月いっぱいで、小さな街に映画館の灯が消える。
デジタル化ができず休館との知らせが聞こえてきた。
『閉館』とはいわない。『休館』の中に『いつかきっと』の思いがこもっている。
その街で小さな映画祭が催された。
自主的に映画祭が行えるほど映画ファンの多い街から映画館が消えてしまう。
残念だ。

川柳仲間で実行スタッフのひとりから一日チケットを買っていた。
がんばれば一日3本くらいそのチケットで観ることができたが、
以下の2本で気持ちの容量がいっぱいになった。


長崎ぶらぶら節(プレビュー)


映画『夢売るふたり』予告編



どちらも人の淋しさ悲しさ愚かさがビンビン伝わって、
どうにも余韻を他の種類の映画で消したくないような
しばらくは気分の中に浸っていたいような
枯れ葉の季節にぴったしかんかんの気分だった。

長崎ぶらぶら節の方は実話。
なかにし礼「長崎ぶらぶら節」(長崎県観光)


悲しいセリフがあった。
いしだあゆみ扮する妻が夫の使いで丸山芸者の愛八を訪ねて来て
夫が愛八に対して「自分に良く似ている」と家で良く言っていると、

  「私にはそんな事は一辺も言ってくれたことはないんですよ。」

さらりとちくりと、言葉を残して
妻が辞した後、愛八が

  「あの方にはあの人が傍についているけれど、私はひとりぽっち」


『夢売る…』の方はドタバタなストーリー展開の中に
結婚詐欺にひっかっかってしまう心底孤独な女性がこれでもかこれでもかと登場。
ちょっと身につまされてしまった。
私結構、突っ張って生きている。悲しいかな自覚がある。
まっ、しかなたないことだし、そこはそれ、飼い馴らすしかないし、
その分、自由とも言えるわけで、特別、どうこう思わないけれども
こう情けない女たちが登場してくると、
ついつい、自分の弱いとこの投影のような気がしてしまうのだ。
おしまい。


まだ週半ば…今日は寒かった。もうすぐ落葉樹は裸になる。




       本日の歩数  13,784歩




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川柳マガジン 12月掲載句

2012-11-26 20:02:53 | 川柳
前句付 課題「全ての道はローマに通ず」    江崎 紫峰 選

  
  佳作  政権はジャンケンポンできめましょか


     (冗談で作った句で、まさか本気でおっしゃる方があるとは露知らず(*^_^*))



雑詠  願法 みつる 選


  佳作  常識を客に差し出す丸い盆



課題 「純白」  田辺 進水 選


  佳作  純白の下からちょろり赤い舌



必勝柳壇 題「板」  二宮 茂男 選


  秀作  乗せられて踊ってやがて板につく



めずらし4句も選されるなんて\(^o^)/ 
どうりで明日は寒波がやってくるらし   来月は全没だったりして…





     本日の歩数  8,930歩

             雨のため家の中を3000歩スロージョグ・昇降台 10分





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スロージョギング2日目の筋肉痛(;_;)

2012-11-25 21:37:30 | Weblog
『 田中宏暁教授のスロージョギング講座 Part 2 』in 福岡大学


息があがらない程度で、45歩走ったらちょっと歩く、
目標は週に180分。
毎日30分くらいで1回はお休みできるペース。
全然、無理がないんだけれど、大腿四頭筋が筋肉痛^^;

ほぼ毎日ウォーキングしていて使ってない筋肉だって事が判明。
脚の前の筋肉を使うって先生のお話、ほんとうだ\(^o^)/

続けてみよっと。


    
       本日の歩数  13,239歩





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がんばらない運動

2012-11-24 22:35:17 | Weblog
スポーツ嫌いな癖にスポーツフェスタなんぞに参加した。
お似合いのがんばらない系を選択。
ピラティスとスロージョギングの講座を受けた。
途中、会社のケータイ当番のため何度も中座。
実に落ち着かなかったけれど、基本の基の入り口くらいは覗いたかな?

ピラティスはまた名前を失念。
受付で講座名が言えず、
  「あの~そのぅ~ヨガみたいな、あれ」
と言うことで通過^^;

ゆっくりゆっくり背骨をひとつひとつ、先生の言葉を借りれば開いてゆく。
骨盤矯正にもなるらしい。
頭のてっぺんから足先まです~っと一直線を意識して体を動かした。
吸って吐いて~ヨガマットに寝てゆっくりが結構きつかった。
本当はもっと細かい指示がありそうで、入口でちょっとご遠慮かな?
先生の言われる事は半分も理解できなかった。
覚えの悪いというか、床運動みたいでちょっと苦手な感じがした。
マット運動は前回りしかできなかった子供の頃を思い出した。

スロージョギングは、
ためしてガッテンですっかり有名になった発案者の福岡大学の田中先生が講師だった。
愉快な先生で、
とにかく無理をしない。
ノンストレスでニコニコが大事だとか。
ゆるゆる動いてて、ウォーキングより効果があるそうな。
ありとあらゆるダイエットのまつわる常識を『嘘ばっかり』と斬って斬ってきりまくる。
夜食べると太るもウソ、走ると膝を傷めるもウソ、
なんだそうな。

この超のろのジョギングで筋肉が付いてきたら、
どんどんニコニコで速度が上がってゆくと言う。
最終的には立派にランナーになっているって事らしい。
スロージョグとウォーキングを交互にして、息があがるような事まではしない。
少し、続けたら私みたいな運動オンチでも走れるようになるかな?

先生はもうひとつ、スローステップを勧められた。
高さ20センチの昇降台の登り降りも効果があるそう。
これの台は我が家にある。

    

我が家に来た日にモコがガリガリ。
愉しい爪研ぎグッズになってしまった。
ステップを踏むとおかげて足の裏にザラザラが当たって気持ちよくなんで
ショールで包んだ。
これ以上爪研ぎは出来なくなったが、年中、モコが寝ている。
今現在、モコの寝場所以外役に立っていない。宝の持ち腐れだった。
話を聞いたからには、モコに遠慮してもらおう

愉しい気持ちを持ち続けること。
無理をしないこと。
田中先生は65歳だと言われたが、そうみてもその年齢には見えなかった。

スロージョギングは脳の活性化にもなり認知症予防に、鬱の改善に
代謝がよくなってお肌つるつると、
ここまで言う?と思うくらい効果が並べられた。
半分、冗談?
まぁ~ノルディックウォークにも手を染め、
スロージョギングにも心惹かれているワタシ~運動オンチのウンチが変れば変るもんだ。





    本日の歩数14,090歩






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歌に私は泣くだらう: 妻・河野裕子 闘病の十年   永田和宏著

2012-11-23 23:07:49 | 
歌に私は泣くだらう: 妻・河野裕子 闘病の十年
クリエーター情報なし
新潮社


闘病物は避けたい。
しんど過ぎる。
思い出してしまう事が多すぎる。
そう思いながらも、またも図書館の新刊コーナーで見つけたとたん手にしてしまった。
この夫婦の歌に触れるのは何冊目になるだろう。

2002年9月20日、私の夫の死、2日前から闘病記は始まっている。

    左脇の大きなしこりは何ならむ二つ三つあり卵大なり

そして22日。著者の勤め先である京大病院で乳癌の告知を受ける。
同日10時頃、夫は息を引き取った。
膀胱癌から大腿骨への骨転移、胆管癌と河野裕子さんとおなじく癌に蝕まれて逝てしまった。

凡なる我ら夫婦には何も残っていないが、
ちゃんと歌が残されており、
その時、その時の夫婦の気持ちのずれなど、
知ってしまえば尚辛いことまで赤裸々に表出されている。
まるで相聞歌のように配してある。
夜眠れないことによるハルシオンの薬害からか
裕子さんが著しく精神均衡を壊した時期の事も克明。
この辺り、
狂気の世界へ渡ってしまった人を早くこちらの世界へ戻したいと焦る家族の気持ちが
実体験として、手に取るように分かる。
障害ゆえに、時にパニックや怒りに支配される日常を持つ息子と共に暮らしているから。

すべてを世間に晒し出して、著者に救いはあったのか?
今、残されて闘病記をまとめた事で少しはふっきれた思いになられたのだろうか?
この一点が気になる。

NHKのBSでこの辺りはドラマ仕立てにされて放映されのを先に見ている。
読み進みながら、あのシーンだと絵が浮かんだ。
イメージがはっきり固定されてしまうので、
先にドラマを見た事がちょっと邪魔な感じ。


返さなければいけない図書館本なので、
これはと思う歌をノートに書き写しながら読み進んだ。
悲し過ぎる。
辛すぎる。
生き残るも逝くも辛い。

残されて10年を経ても、ひとりぼっち感は突然襲ってくる。
今日の事、子供たちが通った小学校の校庭に並んだ銀杏が鮮やかな黄色で、
しかも地面まで散り敷く落ち葉で、だんだん夕暮れが近づく時刻で、
美しいとおもったとたん、
いったいなんでウォーキング最中にいきなり悲しくてやり切れなくなるのか?
ひとりで生まれてひとりで死んでゆく、いっしょに同時には夫婦だって無理というもの。
なんの不思議もない現象の中に居るだけのこと。

ノートに残した歌を幾つか置いておこう。


    明日になれば切られてしまふこの胸を覚えておかむ湯にうつ伏せり

    ああ寒いわたしの左側に居てほしい暖かな体 もたれるために

    歩くこと歩けることが大切な一日なりし病院より帰る

    文献に癌細胞を読み続け癌には触れざりし君は

    この人を殺してわれも死ぬべしと幾たび思い幾たび泣きし

    薬害に正気を無くししわれの傍に白湯つぎくれる家族が居りき

    あの時の壊れたわたしを抱きしめてあなたは泣いた泣くより無くて

    一日が過ぎれば一日減ってゆく君との時間もうすぐ夏至だ

    この家に君との時間はどのくらゐ残ってゐるか梁よ答えよ

    歌は遺り歌に私は泣くだろういつかは来る日のいつかは恐る

    相槌を打つ声のなきこの家に気難しくも老いてゆくのか


  死の前日口述の歌

    手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が

    さみしくてあたたかりきこの世にて会い得しことを幸せと思う







    本日の歩数12,277歩






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映画 『メメント』 

2012-11-23 00:40:02 | 映画(DVD)
メメント [DVD]
クリエーター情報なし
東芝デジタルフロンティア


記憶や思い出(=メメント)
記憶が10分しか持たない男が妻をレイプした犯人を探す話。

「メメント」予告編



実際にそういう障害を脳に受けた人も担当する。
高次能機能障害の話を息子にしたら、即座にこの映画が出てきた。
さっそくDVDを借りてきた。

映画では記憶を補うためにポラロイド写真やメモを使う。
そのメモが分からなくならないよう体中に刺青でメモを刻む。

退院に向けて自宅生活を円滑にするために
映画と同じようにメモ帳の活用の習慣付けリハビリが行われているのを見学した。

私は残酷シーンがダメ。
横になって目を閉じてスルーしていたら本気で寝て映画同様記憶が飛んだ^^;

実は職場の飲み会があって後、DVDをオン。
車で行って素面で一次会でとっとと帰ったんだけど、気疲れはあったらしい。
半分寝ながら、主人公同様に記憶が途切れながら
意地で頑張っていたが、気がついたら終わっていた(-"-)

ストーリーはいったりきたり、いや、過去にさかのぼる構成か?
少々複雑。
じっくりと腰を据えないと分かりにくい。もう一回、明日観ようっと。

当事者の恐怖、不安が
この映画を通して少しでも追体験できればと思っている。


  年末までに職場の忘年会もあるなぁ~憂鬱zzz



     本日の歩数  16,386歩






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介護施設の見学 どこを見る?

2012-11-21 21:59:21 | Weblog
本日、2か所の介護施設を見学した。

見学したひとつはデイサービスだった。
利用者さん同士の会話が賑やかで、
電動車いすであっちこっちに移動している人もあった。
職員さんに車椅子はもういらないジャマだと言っている人もある。
私に、リハビリ機器が面白いから使ってみてと声かけする利用者さんもあり。
椅子でうたたねの人も見えたが、全体に活気が感じられた。
スタッフと利用者さんの区別が一瞬つかない。
スタッフは大きな施設名の入ったTシャツを着ていることで見分ける感じか?

片や、まだオープンして間がない有料の老人ホーム。
入居料金の安さで気になっていた施設。
高齢者専用賃貸住宅(高専賃)と1年ちょい前は言っていたが、
最近は、サービス付き高齢者住宅(サ高住)と言う。
なんでも良いが、国の基準が変とネーミングまで変わり、ますます分かりにくさが増す。

話がそれたが、入ったとたんに排泄物の匂いが漂った。
入居の人たちはほぼ寡黙。生気がない。
新しい割に雑然としている。
ドアが開いている居室の空ベッドはどこも乱れたまま。
ドア外の通路へポータブルトイレが置いてある。匂いの原因の一つかもしれぬ。
犬の鳴き声が聞こえた。
どうやら館内に居る。
案内の施設長名刺をくれた人にそれを聞くと「すいません」と謎の返事。
入居生活状況などを細かく聞きはじめると、
「ケアマネさんは通常、料金を聞いてこられます。」
とのこと。
生活保護を受けられないお金に困っている人の受け皿になっているとの説明が続いた。
生活保護受給者になれれば、しっかり守られる事が出来るのにと思うケースがある。
その隙間を救うために出来た施設…確かに助かる人もあるはず。
ここではコストダウンの努力が尽くされているらしい。
介護の沙汰も金次第って現実が突きつけられる。

いささか憂鬱でここを出て、
ふとデイサービスを辞す時の、玄関先のやりとりを思い出した。
猫が施設内に入ろうと隙を狙っているからと、
「利用者さんが玄関の自動ドアスイッチを切ってしまったので手で開けてください。」
と案内スタッフさんから言われ、手でガラスの自動ドアをこじ開けて出た。
スタッフがどここうでなく、
利用者さんの思いがここでは優先されている事も覗えた。

外に出ると
生後1ヶ月くらいの子猫が2匹ころころじゃれ合っていた。
黒で鼻から口にかけてと足先だけが白いおんなじ模様の2匹。
一匹は三角耳がピンとして尻尾が長い。
もう一匹は耳折れしてて顔がくちゃっと平たい。
スコティッシュの血が混じっているかんじ。
案内スタッフさんの話によるとこの子は『ドンくさい』
何匹か生まれて職員が自宅へ連れ帰った子もあるとのこと。
『ドンくさい』と聞いて、思わず我が家へ連れ帰りたくなった。
もう一匹とじゃれていたから、連れ帰るなら2匹いっしょだとまで一瞬思った。
仕事中で、
利用検討のご家族をお連れしている自分の立場をころっと忘れるところだった。

デイサービスの方は野良も阻害されてはいない。
『ドンくさい』というくらい見ているってことだ。
もう一方、施設内で鳴き声が続いていた犬は中型から大型の感じだった。
施設長が飼い主か?
「すいません」ということは施設のアイドルではなく、
密かに連れてこられて閉じ込められている?
衛生上の事をつつかれそうで「すみません」なのか?
鳴き声だけで姿は見なかった。
ここの運営には「すみません」がいっぱい隠れているやもしれぬとふと思ったりもした。

人への接し方と小動物への対応に、どこか共通項したモノがあるや否や?
命は尊ばれるべきものだというのは、単に観念論か?





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三匹のおっさん ふたたび   有川 浩 著

2012-11-21 21:35:08 | 
三匹のおっさん ふたたび
クリエーター情報なし
文藝春秋


三匹のおっさんの続編。

三匹のおっさん (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


続編が出たと聞いて、図書館に予約しておいた。
人気らしく20数名待ちだった。
おっさんより周辺の嫁や孫、妻の方へ主眼が移った話で構成されていた。
まず書きたかったと言う深層の嫁が、一年発起してパートで働きだす話は面白かった。
働くとは、お金を稼ぐとは、どのくらいの我慢が必要か?
正直、専業主婦歴が長かった私の働き始めの気持ちとクロスするところが多かった。
後ろに庇ってくれる人亡き後、
いかに世間知らずで守られて生きていたかと思い知らされもし、
我慢からか顔に帯状疱疹が走ったこともあった。
などと、感情移入した第一話だった。

後は1作目ほど愉しいとは思えなかった。
高校生の孫の恋物語が主で、おっさんの心理描写を期待した分、裏切られたかな?

肩こりせずに気楽に読めるところは買う。


     本日の歩数  11,176歩




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猫のうた   戸辺好郎川柳句集

2012-11-20 22:23:50 | 
猫のうた―戸辺好郎川柳句集
クリエーター情報なし
新葉館出版


川柳大会会場で売られている本をつい買ってしまう。
川柳は短歌、俳句に比べて書店での扱いも少ない。
と、言うのもあるが、
まいど川柳マガジンに広告が載っており
投句の封筒に注文を書けば送ってもらえる本であることも分かってて
手に取るという行為が購入へと至らしめる。

この本は猫ちゃんのイラストが誘った。

全ページ猫川柳かと思ったら、第6章まであって猫句は2章だけだった
ちょっとがっかり。かなりがっかり。
その中で、気に入った猫句を置いておこう。


      世は愉しぞっこん愉し猫飼えば

      「ニャンニャン」と鳴きさえすれば餌が出る

      かくれんぼ来るなと言えば猫が来る
 



残念ながら、
2章だけの猫句は寒川猫持猫短歌に負けている。
気ままな猫には人間の哀愁悲哀がよく似合うと私は思う。
猫さまは人間の苦悩など鼻で嗤っているような気がしている。

そんな川柳が詠めたらなぁ~(遠い目になる)

人から選ばれない川柳しか作れない昨今。
川柳ってなんだろう?と疑問がわいてきている。
人さまの句を読み込んでお勉強いたしませう
 


大会が終わって、駅まで徳島城跡公園をそぞろ歩き。
しっかり身の詰まった猫みっけ。
誰かに餌をもらっている?飼い猫?
カメラを向けても全然、動じない。人慣れしている。

  


モコもそうだけれど、野良も洋猫が混じった子が増えているのかにゃん=^_^=
どこへ行ってもまず猫が目につく習い性



  ↑
君はライオン猫と命名しよう



    * 本日、ケータイ不携帯にて歩数測定なし



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LEDと私の寿命とどっちが長い?

2012-11-20 00:08:24 | Weblog
お風呂の電球が切れた。
9時少々前に気がついた。
外した電球を握ってスーパーに走った。
どれが合うんだかまず機械オンチの私には分からない。

切れた順にLEDにしようとは思っている。
棚で迷う。
誰かに聞こうにも店員さんの数も客もまばら。
適当なのを手にレジへ。

レジの女性に聞いたけれど、私と同じく???
分かりそうな人はもう帰ったとのこと。
エイ!ままよと買ったら…合わなかった(-"-)

電球のソケット?っていうんだったっけ?
家のネジネジと買ったのとでは径の大きさが違っていた。
ためしにと
ちょうど、切れっぱにしていた玄関ホールのひとつにはめたら、
ぴったんこ。

無駄にはならなかったが、お風呂は暗い。
ろうそくにしようかとの思ったけれど、いずれ要る。
再度、もう少し大きなスーパーへ走った。
金口のなんとか言う番号で合う、合わないがあるらしいと今度は、
口の大きさだけ、じっくり見て決めた。

たぶん合いそう。不安(~_~)
レジでまた聞く。
レジの女性はまた同じ???な反応。
詳しい人が残っていないかアナウンス。
待つこと1分、老眼シニアな男性がやってきた。
中身を開けて、私の持ってきたのと比べて、太鼓判。
持ってきたのはゴミに出して置こうとまで言って持ち去った。

今度は、
バッチリ明るくなった\(^o^)/やっと入浴。

しかし…疲れた。
旅疲れの仕事疲れの~レノレノレ~

LEDの箱には寿命40000時間と書いてある。
毎日お風呂に入る時点けて、何年?

私の寿命間に、もしかしたら取り替えることはもうない?



  本日の歩数14,069歩 
   
         
   


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お留守番はさびしいにゃ~(=^・^=)

2012-11-18 22:30:22 | ねこ
我が家に辿りついた。
一泊でもさびしさの極致に居たようにモコが甘える。

ふう~っと日常を離れる時間は持ちたいけれど
お留守番モコを思うと、
長い旅行はできないような気がする。

気の置けない川柳仲間との旅は心底くつろぐ。
くつろいだ分だけ、祭りの後のような寂しさが襲ってくる。

待っているモコのぬくもりに安堵。

来年の国民文化祭は山梨の甲府。
みんな行く気で解散。
もう少し長く家を開けるようになる…
なやましい…


   
      本日の歩数   19,074歩 
   
         朝30分ホテル周りを探索。後、投句から披講までの間に2時間ほど観光。
         意外に旅は歩くものらしい。


   


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二度目のとくしま国民文化祭前夜

2012-11-17 22:57:20 | Weblog
この前は2007年。
あの時は、ケアマネになって最初の事業所に勤めていた。
辞める気だった。
青臭いが会社の方針がイヤだった。

忙しくて行きの新幹線でまだ句が出来てなかった。
仲間の輪から外れて独りで唸っていた。

なんとか浮かんだ当日投句予定をその夜、仲間に披露したら微妙な反応だった。

それしかないからエイヤー!と投句。
なんとそれが抜けた。

あれから五年。未だに、一番の私の代表作として、近郊の同好の士の口にのぼる。

課題は『わくわく』だった。

わくわくと地雷踏んじゃえピンヒール


仕事を辞める気持ちのそのものだった句。
実はもう一句選ばれたけど、こっちは誰の記憶にもない。

それから何度目か参加した国民文化祭。
もう入選はない。
今回も、
偶然あの時と同じメンバー。

同じように、明日の投句をああでもないこうでもないと、
自分の句を披露しあって勉強会もした。

まだ投句が決まらない阿波の宿。
課題は『泥』『進化』『ふらふら』
川柳会メンバー四人四様子の発想があった。
どんな句が出てくるか、それも楽しみ。

アトラクションは今回も阿波おどりかしらん?
格調高いのに驚いたっけ。

ではでは~
おやすみなさい(-.-)zzZ


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