ギャラリー樟楠の庭にある樟楠養蜂所。
8月に入って、スズメバチやムシヒキアブの襲撃が増えてきました。
気が付いた時は、網で捕獲して退治しているのですが
仕事中ずっと見張っているわけにもいかないので、
そろそろ、スズメバチ捕虫器の出番かと思っております。
先日、内見チェックをしようと巣箱に近付くと
ランディングボードに蜂のドームができております。

もしかして!
と思い、一枚写メして作業をしていると
蜂のドームがランディングボーから下に落下して移動しています。


作業を止めて、しばらく観察していると
段々動きがなくなり、ミツバチがばらけてきました。
すると中からオレンジ色の物体が!!!

スズメバチです。
日本ミツバチは、蜂球を作って、熱でスズメバチをやっつけるとは聞いていたのですが
樟楠養蜂所では、西洋ミツバチを飼育しています。
日本の環境に慣れて、西洋ミツバチもスズメバチをやっつけるようになったのでしょうか?
そして、熱でやっつけると言っても、茹で上がるような高温になれば
ミツバチも死んでしまう訳ですから、ちょっと気になって調べてみました。
スズメバチは約45℃で活動が停止するそうで
一方、ミツバチは約50℃で活動が停止るそうです。
自分が見たドーム(通常は蜂球と呼ぶ)の中は、ミツバチが体を振るって46℃位を保ち
スズメバチだけがやっつけてしまうそうです。
でも、日本ミツバチ独自の攻撃方法ということで、西洋ミツバチはやらないと!
たまたまかと思ったのですが、巣箱のまわりをよく見ると

3匹のスズメバチが。
西洋ミツバチも進化するんですね。
今後も観察していきたいと思います。