勝村顕飛さんの生活の柄
焼締めの磁器に線象嵌のうつわを制作されている勝村顕飛(あきと)さん。
焼締めの磁器ってどうゆうこと?
という方も多いかもしれませんが、釉薬を掛けていないうつわという事です。
掛けていはいないのですが、磁土の中に釉薬が混ぜてあります。
見た目はマットで、シミが付いてしまいそうな印象ですが、磁器自体も吸水性がなく、プラス 釉薬が練り込んであるので、醤油などの色の濃いものでもシミになりません。
電子レンジも食洗器もお使いいただけます。
幾何学模様が印象的な勝村さんですが、展示タイトルの生活の柄に合わせて、陶芸道具が描かれたうつわを出品してくれました。
在廊時に描かれた道具の話を聞いていたら「あれ、これなんだっけ?」って自分で分からなくなっていました(笑
奥様の川島いずみさんは、全部わかっていましたよ~
そんな柄は、線象嵌で描かれています。
うつわを成形後に細い針で模様を彫り描き、彫った溝を黒い色で埋めていきます。
焼成後には、粗さの違う3種のペーパーヤスリで磨きをかけています。
釉薬が掛かっていない事もあり、描かれた柄と共に白さも際立つうつわです。
展示も残り2日。
明日は、奥様の川島さんが在廊。
最終日の午後は、相上暁美さんが在廊。
勝村さんもどこかで遊びに来ると思います。
お出掛けください。
生活の柄
-6.8.sun.
11:00-18:00(最終日16:00)
web展示
-6/8(日)16:00
https://alpinoginka.thebase.in/
ギャラリー樟楠