只今、銀花ギャラリーでは、帽子展の搬入中ですが、ちょっと昨日の秩父を思いかえしてみます。
はじめに会ったのは、水村健治さん。

小鹿野で人気の水村とうふのご主人で、無農薬の畑を耕し詩を詠みます。

隣に住むのは田島昭泉(しょうせん)さん。

自分が10代の頃から影響を受けている方です。秩父に移り住み、この地の自然や人々の暮らしを守り、子供たちに大切なことを伝え続けています。
憧れのタガメにも会え、震災後の食物放射線測定も見させていただきました。


秩父神社の近くで「百果店ひぐらしストア」で店番をする足立さんには残念ながら会えず、でも会えなかったから地場産業の絹糸に見惚れる時間がつくれました。


最後に訪ねたのは、影森で陶芸を続ける田中猛さん、しもゆきこさんご夫妻。
ゆきこさんは「まんが日本昔ばなし(TBSテレビ)」で、42作品の演出・美術担当・作画をされていた方です。

田中さんは、現在 作陶のペースは落としていますが、まだまだ作りたいモノがいっぱいあるようです。
丁寧に茶葉まですりおろしながら入れていただいたお茶と 黒米が入った手作りのお餅、うまかった。

秩父でモノづくりを 続ける方たちの歩んできた道、時間に触れた一日でした。
晩酌に、水村さんの寄せ豆腐。なにも添えず、なにもかけず、豊かな豆の味を愉しみました。

皆さん ありがとうございました。