Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

CD千選vol.0002「SILVER」

2004年04月13日 23時59分59秒 | 音楽
さて本日の特集はCD千選なわけですが、
第2回の今回は、SILVER「SILVER」です。


(リンク先でamazonレビューが読めます)


バンド名を聴いても、ジャケットを見ても、
おそらくほとんどの方は、全くパッとしないと思われます。

それもそのはず、このSILVERは、
76年に1曲のスマッシュヒットとこのアルバム1枚を残しただけの、
活動期間のとても短いバンドなのです。

それでいて有名なメンバーもいません。
一般的にわかるレベルで言えば、
イーグルスのメンバーの弟がいるくらいでしょうか。

そんなバンドを私がどうして知ったかと言えば、
大学時代に聴いていた「CHAGEのTRESURE BOX」
というラジオ番組のオープニングに、
CHAGEの愛聴曲としてかかっていたのが、
SILVERの『Musician (Not An Easy Life) 』だったのです。

歌詞は「ミュージシャンは大変だね」という内容なんですけど、
透明さをも感じる綺麗なメロディライン、ハーモニーに聴き惚れてしまい、
ラジオ放送の翌日、すぐにCDを買いに行きました。

初めて行った馴染みでないCD屋で買ったのですが、
店長らしきおじさんが、このアルバムを好きだったらしく、
とても嬉しそうに話しかけてきました。
けれど対人能力の低い私は無言の笑顔で切り抜けました。

ただ、実際にこのアルバムを聴くと、
そうして好きな人を見つけると嬉しくなってしまうくらい、
いいアルバムであり、多くの人に出会って欲しいアルバムなのです。

ジャンル的にはAORなので、
派手さはないですけど、大人が聴いて楽しめて、心地が良い、
そんなアルバムに仕上がっています

なので洋楽が苦手な人でも、初めての人でも、
飽きずに心地良く笑顔で聴くことが出来ると思います。

私もこのアルバムを買ったときは、
まだ洋楽初心者の頃だったんですけど、
初めて聴いたとき、特に違和感も感じず、
それどころか心地良さまで感じられました。

CD1000枚も集めるほどの洋楽好きになったのは、
このアルバムがきっかけだったと言えなくもないです。

想像し得るアメリカ西海岸のイメージそのままの世界が、
このアルバムを聴くだけで広がります。

ビーチの傍にある木陰、海パン姿でハンモックに横たわり、
涼しい風を浴びて、冷たいカクテルを傾けながら、
夕焼けを眺めている。

このアルバムを聴くだけで、
そんな西海岸な生活を送ることが出来ます。

ぜひぜひご一聴下さい。

そいえばスマッシュヒット曲『恋のバンジャガラン』については、
シルヴィバルタン『あなたのとりこ』効果で結構売れた、
FINE」というコンピ盤に収録されているので、
聴いたことがある人は多いかもしれませんね。

『恋のバンジャガラン』は、
このヒドイ日本語題名に合わない、
爽やかで心地良い西海岸な楽曲です、
どうぞお楽しみに。

けど「バンジャガラン」ってなんなんでしょ?
食べ物かしら?

ちなみに、このSILVERというバンドは、
過去ちょっぴり流行った、女性歌手のSILVAとは、
なんら関係ありません。

けど両者ともどこ行ったんだろう。。。

つづく。

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