Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『大奥』(舞台挨拶付試写会)

2006年12月30日 23時00分47秒 | 映画
2006年12月18日、会社帰りに愛する人とおふたり、
東京国際フォーラムホールAさんにて、19時の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
現実にあったであろう悲恋を題材にしつつも、
ドラマファンがニヤリとしそうな場面が多々含めて、
大奥特有のドロドロ感、映像美を映画サイズに表現したっぽい作品です。

感想が伝聞系なのはドラマを一度も観たことがなく、
今回大奥に触れるのが全くの初めてだからだったのです。

ということで、あくまでイメージの上で、物語も、いびりも、
もっと濃い作品だと思ってたのですが、わりとあっさり仕上がってました。

その辺は大奥ファンな愛する人も感じていたお話なので、
やはり2時間では深く表現し切れないかな、とも。

とはいえ、それは東京国際フォーラムという広過ぎる空間が、この作品には適せず、
作品世界に入り込みづらかったのが要因な気もしつつ。。。

実話ベースのお話でも、もう少し娯楽性を高めて、
上手に裏をかいてもよかったのかな、とも。

ちなみに舞台挨拶では上映前スクリーンが上がり、後光が指す中、
出演陣が横一列に歩いて登場する場面が、どえらいカッコ良かったです。

特にミッチーさんは自分が出来ていて、
しっかりとミッチーを演じていて感動しました。

後から出てきた倖田來未さんが普通な登場過ぎて、
少しカワイそうになるくらい。

なんにせよ、大奥という世界に2時間旅立てる、
映画をつくりたくてつくった、しっかり世界を築き上げた作品でした。


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