Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

2004年映画ベスト11

2005年01月13日 01時12分33秒 | 映画
昨年、私が観た61本の映画の中から、
良かった11本を選出してみよう、
という、お正月特別企画です。

本来的には昨年末にドーンと発表するつもりでしたが、
まさか引越しでADSLが繋がらないとは。。。

ということで、大晦日から14日間遅れての発表で、
さらに、もはやお正月でもなんでもありませんが、
固いこと言わずに、お付き合いいただければと思います。

とりあえずノミネートな61本は以下の通り。

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上半期(23本)

『バレット・モンク』
『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
『ミスティック・リバー』
『ラブ・アクチュアリー』
『ゼブラーマン』
『ドッグヴィル』
『スクール・オブ・ロック』
『イノセンス』
『APPLE SEED』
『KILL BILL vol.2』
『コールドマウンテン』
『CASSHERN』
『ロスト・イン・トランスレーション』
『トロイ』
『ビッグフィッシュ』
『ゴッド・ディーバ』
『キューティーハニー』
『デイ・アフター・トゥモロー』
『下妻物語』
『4人の食卓』
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
『真珠の首飾りの少女』
『花咲ける騎士道』

それぞれの感想はこちらから。

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下半期(38本)

『スパイダーマン2』
『スパイダーマン2(吹替版)』
『69 sixty nine』
『スチームボーイ』
『リヴ・フォーエバー』
『永遠の片想い』
『子猫をお願い』
『永遠のモータウン』
『マッハ』
『キング・アーサー』
『シュレック2』
『歌え!ジャニス・ジョプリンのように』
『ぼくセザール 10歳半 1m39cm』
『リディック』
『マインド・ゲーム』
『華氏911』
『誰も知らない』
『サンダーバード』
『ヴァン・ヘルシング』
『ヴィレッジ』
『LOVERS』
『アイ,ロボット』
『バイオハザードII アポカリプス』
『ヘルボーイ』
『スウィングガールズ』
『デビルマン』
『2046』
『モーターサイクル・ダイアリーズ』
『笑の大学』
『キャットウーマン』
『オールド・ボーイ』
『ハウルの動く城』
『ターンレフト ターンライト』
『パニッシャー』
『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』
『Mr.インクレディブル』
『ポーラー・エクスプレス』
『僕の彼女を紹介します』

それぞれの感想はこちらから。

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うわ、まだ迷います。
迷いつつ、挙げてきましょう。

もったいぶって11位からどうぞ。

11位:『スクール・オブ・ロック』

生まれて初めて試写会で観た映画です。
お金払ってない分、少し順位下げ。
普通にほのぼの面白いので、ご家族でどうぞな感じです。
ジャック・ブラック好きを再確認。

10位:『ドッグヴィル』

こんなに生の舞台っぽさを感じさせる映画、観たことないです。
床に白線で枠を書いただけで村とする、記号化されたセットの中、
狂気さえ感じられる迫真の演技に、ただただ圧倒されました。
この監督だからこそ、痛い作品も許せるんだろう。

09位:『ラブ・アクチュアリー』

英国的な笑いが随所に散りばめられていて、
ずっとニコニコ楽しめる、ステキなラブコメ。
たくさんの愛のカタチがステキ。
子供が頑張る姿に弱いと、とても思う。

08位:『永遠のモータウン』

音楽の素晴らしさ、楽しさを全身で感じられる映画。
その名演奏に、中途半端なライブよりも断然に興奮する。
出てくるバンドメンバーの陽気さもまた、楽しい。
モータウン音楽を聴かなくても、音楽好きならば観るべき。

07位:『マッハ』

ジャッキー映画で育った私達世代が、
心のどこかでずっと求めていた作品。
コメディーとスゴイアクションのバランスが小気味いい。
観終わった後、影響されて構えたくなる映画は必要だと思う。

06位:『ヴィレッジ』

今回もシャマランさんがやってくれました。
小さなことでドキドキさせようとする手法がやっぱり上手い。
オチについては、それやったら次どうするのよ、
と思えるもので、大いに裏切られて楽しめました。

05位:『スウィングガールズ』

正直、1位でもおかしくない作品。
観たら誰もが元気になれると思うし、
楽器を演奏したくなってしまうと思う。
決して『ウォーターボーイズ』の二番煎じではない、確かな作品。

04位:『スパイダーマン2』

これも1位に成り得る作品。
アメコミ映画好きだけど、やはりスパイディは格別。
小さな問題に苦悩する、大きな力を持ったヒーロー像がよい。
前作を遥かに超えて楽しめました。ヒーロー映画の最高峰。

03位:『マインド・ゲーム』

観て欲しい、という意味では1位な作品。
なんでもあり感と、力強いスピード感が心地良い。
アニメという表現はこんなにも自由だったのか、と衝撃を受けると思う。
20世紀を3年も通り越した、2004年という時代だからこその作品なのかもしれない。

02位:『ロスト・イン・トランスレーション』

ストーリー的になにかあるってわけではないけれど、
この映画に漂う雰囲気がホントに好きです。
人と人との間にある、微妙な空気を観客にしっかり感じさせる手法は、
ホントに素晴らしいと思う。ドキュメンタリを超えた、手触りのある作品。

01位:『ビッグフィッシュ』

ホラ吹きの親父と冷めたひとり息子っていう題材が、
もうズルイです。我家と一緒過ぎて感情移入しまくりです。
でも作品的にも素晴らしいので、誰でも楽しめると思います。
去年のベストな1本を聞かれたらこの作品になるので、そのまま1位に。

ということで、まとめ。
観た瞬間の生感想リンクつき。
(blog開設前の作品はありません)

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01位:『ビッグフィッシュ
02位:『ロスト・イン・トランスレーション
03位:『マインド・ゲーム
04位:『スパイダーマン2
05位:『スウィングガールズ
06位:『ヴィレッジ
07位:『マッハ
08位:『永遠のモータウン
09位:『ラブ・アクチュアリー』
10位:『ドッグヴィル』
11位:『スクール・オブ・ロック』
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こう並ぶと、当たり前ながら、
順当かつ納得な順位付けですね。

ただ『KILL BILL』が1と2で1作だったら10位以内だったのに、
と言いたいがために用意した11位が、すでに埋まってたのが、
自分的にはとっても面白かったり。

あと『花咲ける騎士道』入れかったんですよ、意外とペネロペにやられてて。
『オールドボーイ』『永遠の片想い』といった韓国映画も惜しいとこです。

もちろん、ベスト11に挙がってない作品も大いに楽しみました。
特に大作系は軒並み面白かったです。

てか、つまらない作品って、そうはないですからね。
少し気になる作品があったら、足を運んで安心してご覧ください。

映画はやはり、劇場で観てこそ、です。

さて、今年はどんな映画に出会えるんでしょうか。
もうすでに4本観ていることは秘密です。

どうぞありがとう。

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追記

大好きな『LOTR』のことを完全に忘れてました。。。
09位辺りと入れ替えたいかも。