Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

熱い野心と温もりある手触りをもって

2005年01月01日 23時54分59秒 | 1分間スピーチ
あけましておめでとうございます。
しめましてごめんなさい。

中学生の頃から変わらず、
お正月はこの挨拶な気がします。

なんとなく語感が好きなんですよね。

…と、まぁ、どうでもいいお話から入りつつ、
今年1年、こんな感じのことを基準にして、
言動や行動を決めていこう、
っていう、1年の主題を発表します。

「熱い野心と温もりある手触りをもって」という、
どうにも長い、曖昧文章な感じです。

その伏線は去年からあって、例えば引っ越し先とか、
元々、退寮後は横浜駅前なんて場所でなく、
もっと遠い、田舎なところを狙ってたんですね。

通勤時間が長い方が、移動中の考え事もまとまりますし。

でも、会社に合わせた部屋選びをするのは、
守りというか、閉じこもってる感じがしてしまって、
それより、次の一歩が出やすい場所にしようかな、と。

具体的に転職どうこうではないんですけど、
居住地まで従順するようなことはしたくないな、と。

今まで自分に全くもって欠けていた、
いわゆる野心を持って、攻めの姿勢で行きたいです。

他人と争うくらいなら、と挑みもせずに諦めていたものを、
自分の手にしようと努力してみたりだとか、
誰とも争わないものでも、欲しがることに遠慮する場面があったので、
そこはもう、ガツガツと、野心剥き出しで行こうかと。

その野心が熱ければ熱いほど、
今までの自分らしくなくていいかなって。

ただ、あまりに野心に執着し過ぎると、
本当に大事なものを忘れるというか、
結局、人と人との縁の中で、
自分って生かされてると思うんです。

それは0と1で管理できるものでもなく、
言葉を超えた、温もりある手触り、のようなものなのかな。

…と、ご両親様の夫婦喧嘩の解決具合を、
目の当たりにして思ったわけです。

泣けましたね、なんか。
大事なのは、相手を想う心かな、と。

就職して横浜に行って、ひとり暮らしを乗り切る中で、
心でなく物や素振りで満たすことに夢中になって、
それが正しいと間違って思い込んでたかな、と。

で、心だと抽象的過ぎてなんだかわからないので、
せめて、温もりある手触り、にしとこうと。

その方がなんだかわからなそうですけど、
自分の手で自分の頬を撫でた時に感じるもの。

この感じるものが人と人との繋がりの間にも存在するんだって、
そういうことを忘れずに、生きていこうかな、と。

例えば、こうblogなどなどのネットワークを通して、
今後出会っていく見知らぬ人がいると思うんです。

で、そのひとりひとりに対して、
たとえ会うことがなくても大切に想いたいわけです。

結局、繋がっていくのは、
温もりある手触りであるってことを忘れずに。

なので、熱い野心を持ちつつも、
誰にでも手を差し伸べられる人間でいる、
というか田舎時代と変わらない自分でいる、
そんなふたつのものを持てる1年でありたいって思うんです。

大事なものをたくさん抱えたい欲張りな私ですから、
ひとつふたつ、どこかで取りこぼしても、
どうぞ大目に見てください。

…なんて、結局は例年通り、
みなさんの優しさに頼る、そんな1年になりそうです。

あけまして、おめでとう。