F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

ヒルクライムシリーズ十日町大会

2012年09月02日 | 大会
チャンピオンクラス 優勝
チーム優勝(安堵竜さん、nyoさん、自分)






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【行程】
0345 nyoさん号乗車
0355 キャップ宅
0605 会場着
0700 アップ開始
0745 パレードスタート、

【作戦】
・前日までの研修旅行による暴飲暴食で体重増、コンディション最悪
・前日の睡眠3時間半
・アップ時のローラーで300W維持できず
以上より、かなり状態が悪いことが明白であったので、中間点の牧場過ぎから徐々に上げる作戦。

【レース】
スタートと同時に勢いよく飛び出す、選手はおらず、スタンディング気味に出来るだけ遅く計測ラインを通過!ネットタイム計測方式だと後方スタートが有利という思惑から、はちゃめちゃ。この計測方式、やめた方がいいと思うけどなあ。

スタート後ははnyoさん、健太が先頭を引く2列戦隊。なんとなくけん制気味というか、ローテが回らず、ペースが落ちたところでよっしー選手アタック。ぐんぐんと離れていき、くまー選手、アダチン選手、nyoさんが追走でドッキング。後方はN崎選手、ANDY、健太、自分が追走集団となる。ここは考えることなく先頭にジャンプすべきところなのだが、如何せんカラダが動かないわ、気持ち悪いわで、プラン通り、時を待つことにする。

先頭集団との差はじわり、じわりと開いていき、中間点を前にして50秒にまで開く。この時点で、先頭のメンバーを考えると絶望的な感じになってきており、牧場を過ぎてからなどと悠長なことを言っている場合ではなくなる。

どうせダメなら行くしかないだろう、という格言に基づき、身を投げ出す。追走はなく一人で淡々と前を追う。牧場を過ぎてトラバース気味に斜面を登る区間を手前にして、nyoさんを捉える。先頭の状況を教えてもらいさらに前へ。間もなくアダチン選手が降ってきて、よっしー選手&くまー選手との鬼ごっことなる。しばらくして、2人がチラチラと見えるようになってきて、俄然勇気が湧いてくる。けん制しろーと、呪いに近い祈りを捧げつつ、徐々に差を詰めて、ラスト4~5kmぐらいでドッキングに成功!

そして気づく。ジャージは違えど2人ともCBな選手ではないか。うーん。このままゴールに行くと不利だなあと思い、勾配が急な区間を使って、自分の脚が死なない程度にペースを上げてみる。よっしー選手がやや遅れたような。集団1つになり、同じようにペースを上げてみる。ラインはできるだけ端をとるように。荒い呼吸が聞こえるので、みんな苦しいなのは間違いなさそう。

ラスト3km、直線的で比較的長く急勾配な区間で再度掛ける。車間が離れるのが確認できたので、振り向かずにモガテン開始。追いつかれたら相手が強かったという気持ちで。そしたら下り区間が出現…、インナーしかないのでcad140で回す。スタート前に冗談で言ったけど、本当に回す羽目に。ゴール手前の急勾配区間で、脚が限界に近づき、後ろの追走も確認。焦りだすものの、ゴールの横断幕が見えて、運よくそのまま先着。
いままでに無いような展開だったけど、結果的に勝てて良かったよかった。

そして、エントリーしていたチーム戦(安堵竜さん、nyoさん、自分)では、チームfinsを圧倒し(ウソ、1分の僅差…)、勝利を収めることができた。八方台の借りは返したぜえ!

ローカルな大会ながらも、面子が濃く、大魔王様も関東から降臨され、楽しいレースだった。そして狙っていた箱根HCの権利も無事ゲット。あれ?乗鞍…

【アフター】
ゴール後にキャップ、nyoさんと信越トレイルにGO!





なだらかな尾根は、ブナの林。
トレイルはふかふかで気持ち良し。