イタリアより

滞在日記

アリタリア・マイルの真実2

2013年10月17日 | 旅行

コリアンエアに乗って仁川(インチョン)空港到着


マイルと交換した韓国行きのチケットは、勿論アリタリアと同属のスカイチーム大韓航空の切符です。デスクの女性は、発着の空港と便名、そして時間をスラスラと読み上げ、いつでも変更は可能なので、と任意の日にちまで指定して、これでお取りしますね、と早口でそう私に告げました。羽田や関空発着もあるはずなのだけれど便数が少なくてどうもいい時間帯がないらしい。相手はプロだし、私のためには成田発着が一番いいのだろうとそんな風に解釈しましたが、そうなると、地方在住の私は東京までの移動も考えなくてはならないし、この時点で、止めるという選択肢もあったのだけど、東京ならANAのマイルが使えるか~と、この提案に承諾したのでした。      


久しぶりのソウルの町~近代的になっていて驚きました


よくよく考えると当たり前なのですが、この特典航空券には、ちょっとした落とし穴があります。発行されるチケットはあくまで飛行機の往復券だけで、空港の使用税等は含まれません。なので、私の場合、14800円の空港使用税他この切符に付随する諸費用を別途払わなくてはならないのです。デスクの女性はチケットを確保後、空港税の支払いの為にクレジットカードの番号を聞いてきました。ここでやっと海外旅行時に支払うことになる高いこの税のことを思い出したのですが、でももうほとんどあきらめモードで彼女のいいなりです(笑)思えば、これだけ散財するなら、19800円~で韓国へ行けるツアーがある。海外の特典航空券には、こうした裏があることをちょっと知っておいた方が良さそうですね。


ソウルの巨大複合施設コエックスの食堂街で食べたサムゲタンの美味しかったこと!


こうして、デスクの女性が変更可能な日にちを任意に指定してくれたEチケットが発行された訳ですが、一日経っても三日経っても一週間経ってもEチケットが来ない。

続く


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アリタリア・マイルの真実1

2013年10月10日 | 旅行

アリタリア航空ウェブサイト


長い間更新しないまま半年以上が経ち、いやそろそろ一年にもなりそうな今日この頃~この時期になりますと、むずむずとイタリアへの思いがわいてきます。毎年冬の休みが長く頂けるので、この休暇を利用してここ数年ローマ、フィレンツェ、ベネチアを始め、アッシジやチンクエテッレなど地方の都市にも足を伸ばして旅行を楽しんできましたが、どの町も見応え十分で名もない小さな街角にさえ旅情をかき立てられる、イタリアの魅力は尽きることを知りません。

そんなイタリアに行くときには、いつも直行便のアリタリア航空を利用するのですが、関空からローマまで約12時間。どの航空会社の飛行機に乗るよりも早く、何と言ってもその日のうちに現地に着くのがこの航空会社の最大の利点でしょうか。一年に一度だけ、それでも5年続けて搭乗すれば少しながらマイルも貯まっていて、ちょうど今年2013年6月末で期限がくるので交換することを思い立ちました。


いつだって心惹かれるベネチア


例えば、ANAであれば、サイトからログインして貯まったマイルが簡単に交換できるのですが、アリタリア航空では、東京のミッレミリアデスク(会員用デスク)に電話をしてその旨を伝えなければなりません。サイトからは自分のマイル数が確認できるものの交換は出来ないのです。今回期限が来る一ヶ月前あたりから、このデスクに電話を掛け始めましたが、これがなかなかつながらない。タイミングもあるのだろうし、期限を前に全国から電話が殺到しているのだろうとは思うものの、それでもこうもつながらないのは異常です。他の航空会社ではあり得ない。こちらも半ば意地になって時間が空けば掛け続けていましたが、やっとつながったのは期限の二日前のことでした。もうつながったというだけでこの達成感!!私はすっかり舞い上がってしまいました。


プチ留学中、毎日眺めていたフィレンツェのアルノ川


アリタリアのマイルの交換は特典航空券に換えられるのですが、その時点ですぐにEチケットが発行され向こう一年は何度でも変更可能です。なので、まだイタリアに行くことは決まってはいないけれど、とりあえずイタリア国内の飛行機のチケットに換えておこうと算段をしていました。具体的にはベネチアからナポリまでの往復航空券を希望と便名を伝えましたが、これがアリタリアのAZ便にもかかわらずコードシェアなので対象外だとあっさりと却下されてしまいました。そうなると他に欲しいチケットはすぐには思い浮かばす、電話の向こうでは、矢継ぎ早に「他国へはいかがですか、フランスやドイツへは?」と私の返答をせかせます。「う~ん」と思案する私…そしてイライラしている様子がうかがえるオペーレータに向かって私が発した言葉は、「では韓国へ行きます」ってなんでやねんっと後になって後悔することになるのですが、一カ月近く電話を掛け続けてやっとつながったこの奇跡!!そして、折角のチャンスを捨てては~というもったいない精神があだとなり…

こうして、明日韓国へ行くことになった訳ですが…しかしこれでは終わらないのがアリタリア・・・~(-゛-;)~ワナワナ

続く



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