![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/e3/5097c6662f4ac8880f6d64e9283203a2.jpg)
記事には関係ないけれど
シルミオーネにて
2018年12月23日
シルミオーネにて
2018年12月23日
さて、前頁でトランジット(乗り継ぎ)では、同じ飛行機に乗り継ぐから、出入国手続きはなく“ただ待つだけ”と書きましたが、今回のようなトランジットというか正確には経由地ということになるのでしょうが、日本からは国際線になる為に、最初の寄航空港、今回は大連ですが、中国への入国審査を受けることになります。既に、機内で貰った入国カードに必要事項を記入して用意しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0c/1e1c7a92ba2ba2341be045d6c76be487.jpg)
大連周水子国際空港
入国審査では、自動で撮影された顔写真及び両手の指紋認証を受けました。日本でも、テロの未然防止のために入国審査時では、外国人に指紋や顔写真の個人識別情報の提供が義務化されましたが、こうして入国時の登録が、帰国の折には、スムーズな手続きとなって時間の短縮になるのでしょう。が、そうは問屋が卸さないのがこの国です。果たしてこれが、わたしの帰国時にはちょっとしたトラブルになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/bf/42913924f04d7601ea82a6c72b039079.jpg)
帰国時の北京国際空港にて
全く違う列に並んで・・・
実は大ドジを踏みました
全く違う列に並んで・・・
実は大ドジを踏みました
ハイ告白します^^;
★話が前後しますが、2018年12月29日帰国時の北京空港にて
私がかざした器械が指紋を読み取らず、係の女性がいらついて、ついには怒りだしました。$∞∀∋∨§⊇!~中国語だから何を言ってるのか分からなかったのは、幸いといえば幸いでしたが、余りの激高ぶりに男性が二人駆け付けて、私の腕を握り、もう一人は、私の指を力任せに押さえ付けます。クニクニと指の方向も変えながら、それでもなかなか反応しなかった器械でした。どうにかこうにか、やっと認証出来はしましたが、何だかなぁ~犯罪者になったような気分でした・・・ふぅっーこれが、中国はやめておけと言われる所以(ゆえん)の一端か。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/fd/7463455edb1061d7cc2af6512f0f50c0.jpg)
入国審査後、上階へ
このエリアに搭乗口があります
このエリアに搭乗口があります
話が迷走し始めましたが、大連での乗り継ぎは、実に簡単でスムーズ、拍子抜けするほどでした。それはこの空港のわかりやすさとコンパクトに設計された構造にも起因していると思いますが、何よりも人も少なかったので、入国審査もあっという間に終わり、この先は目の前のエスカレーターに乗るだけでした。上階に上がれば、すぐそばにある電光掲示板で、大連から北京まで搭乗する飛行機の搭乗口を確認します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/2f/32662d3103cbbd572db86921168a5a65.jpg)
あった!搭乗口22A!。小さなエリアなので、搭乗口もすぐのところにあって、やっと安心できました。これで第一関門突破です。なお、搭乗する際は、あの黄色い乗り継ぎカードは、搭乗口で回収されます。機内に入れば、元の自分の席に座って、これから北京へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e0/b53a51a07f0dc0117b5ccbbebc52c750.jpg)
搭乗口
余談
先に、中国人旅行者の、衝撃的な光景を見たと記しましたが、大げさであるならごめんさないm(_ _)mペコペコ。でも、わたしは目が点になりました。そんな光景でした。
2019年12月30日/帰国時の北京から大連までの国内線機内でのことでした。ミラノから北京に到着し、上記の指紋認証の他にもすったもんだの末(このお話は又後日)、やっと乗り換えが出来て、機内の所定の席に駆け込みました。時間が押していたのです。見回すとビジネス席は、どうもわたし一人のようでした。CAさんにお願いをしたウェルカムドリンクを、それでもほっとしながら飲みました。今年の旅行もついに終わる、行きたい場所にも行けたし、充実した旅が出来た、などと、訪ねた町をひとつひとつ振り返りながら感慨にふけっていました。
どのくらい時間が経ったのか、後方の席に人の気配がして、振り返ると一人の男性が、ビジネス席にあぐらを組んで座り込み、食事をしている姿が目に飛び込んできました。えっ-?どうやら彼は、エコノミー席で既に配られた機内食をビジネス席まで持ち込んできて食べているのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/86/a6b05dcd01290758d87d4b81bf77f9ec.jpg)
ご飯にフォークを突き立てたまま
何かを取りに自分の席に戻った男性・・・
一枚だけその時に撮った写真ですが
あの光景は幻ではなかった・・・
何かを取りに自分の席に戻った男性・・・
一枚だけその時に撮った写真ですが
あの光景は幻ではなかった・・・
クチャクチャと音を立てながら、身をかがめて食事する様子に目が点にもなり、けれど見てはいけないものを目撃した、いや、もしかしたら、これって幻?、私、疲れてる?とも思い直し、もう一度振り返ってみましたが、やはり同じ光景がそこにはありました。更に信じがたいのは、CAの誰一人として注意もせず、この男性を看過していることでした。何か特別の理由があるなら致し方ないけれど、後で覗いて見れば、エコノミー席は人も少なくて、3席合わせて寝そべっている人も居るほどでした。少なくとも、席がないわけではなかった・・・
日本人なら決してしないだろうこんな行状に、この国の民度を見た思いでしたが、同じ平たい顔族の節度のなさには恥ずかしさも沸いてきて、ここに欧米人が乗って無くて良かったとも思った次第でした。