エルミタージュ美術館正面
ウェッジウッドの陶器の色を思い起こしました
綺麗ー☆
5時間たっぷりと滞在して外へ出ると馬車が停まっていました
長い間、エルミタージュ美術館に行ってみたいとは思っていましたが、恥ずかしい話、この美術館に対してはサンクトペテルブルグ((旧レニングラード)にあるロシアの国立美術館という知識しかありませんでした。それが実際にこうして現地を訪ねてみると、どんな感想も陳腐な表現になってしまう…そのスケールの大きさと豪華さには息を飲むことになりました。
美術館に入った途端、目の前に絢爛豪華な世界が広がる
なんか、「やられたー」っていう感じ(^^)
なんか、「やられたー」っていう感じ(^^)
先年訪れたナポリのガゼルタ宮殿を思い出しましたが、いやぁキンキラキン度はこちらが断然勝っている。そもそも、このエルミタージュは、女帝エカテリーナ二世が、ドイツを皮切りに各地から美術品を買い取って自身のコレクションを飾り始めたのが始まりでした。時は1764年。フランスのヴェルサイユ宮殿が建てられた約80年後のことで、このエカテリーナの美術品展示室も明らかにヴェルサイユを手本にしたことが分かります。しかもエルミタージュとは、フランス語で隠遁者、世捨て人という意味らしく、この余りにも特異な美術品の収集には、どんなエカテリーナの思いがあったのでしょう。又々妄想に駆られそうです。
黄色の矢印がガイドさん、丸印が私たち
ぞろぞろ入場門に向かいます
ぞろぞろ入場門に向かいます
チケットを求める人たちの列を尻目に
私たちは予約の時間午前10時に入館しました
私たちは予約の時間午前10時に入館しました
荷物やコートを預けるクロークも大混雑
春休みに加えて、昨日は休館日だったため
今日は特訪れる人が多いらしい
春休みに加えて、昨日は休館日だったため
今日は特訪れる人が多いらしい
さすがツアー旅行だけのことはあって、膨大な館内の見どころや作品を効率よく案内してくれたのはほんとに助かりました。個人で来ていたら、とてもとても5時間では済まないし、ガイドさんの説明がなければ主立った絵画でさえ見切れなかったです。
「ラファエロの回廊」では皆一様に口をあんぐりと開けて見上げる
黄金の孔雀の時計のあるパビリオンの間
ボロカメラでは撮りきれない…(-_-;)
エカテリーナが個人の好みで収集し始めたコレクションでしたが、ベルリンの商人がロシア国庫に対する多額の負債を秘蔵のコレクションで返済したため収集作品は一気に増え、又、ヨーロッパ各地のオークションや画家の工房にある美術品が次々買い集められていきました。
ラファエロの聖家族
レオナルド・ダ・ビンチ、ラファエロ、ティツィーアーノ、カラバッジヨ、レンブラント等々枚挙にいとまがないほどの巨匠たちの作品が手の届くところに展示されていて、思わず本物かと疑うほどでした。
カラバッジョのリュートを弾く若者
レオナルド・ダ・ビンチの聖母ブノワ
中でも、ダ・ビンチはわずか11点ほどの作品しか世に残していないというのに、ここエルミタージュには二つも貯蔵しているというから驚きました。もう一つは「リッタの聖母」で、いずれも作品の前には人だかりがしていて、写真を撮るのも一苦労でした。
そうそう、日本の鎧、甲、茶道具なども展示されていました。
熱心に説明をしているガイドさんや聞いている人たちを見て、思わず頑張れニッポン!!でした(^^)
熱心に説明をしているガイドさんや聞いている人たちを見て、思わず頑張れニッポン!!でした(^^)
ルノワールのジャンヌ・サマリーの肖像
そうそう、自由時間に私の好きなルノワールも見つけました。それも「ジャンヌ・サマリーの立像」です。印象派の絵画も沢山あって驚きましたが、ちょっと嬉しくなってはしゃぎ過ぎました^^;。
旅行に出ると毎日があっていう間に過ぎて、もう三日目が終わりました。明日はモスクワです。多分あのバッタに乗って国内移動だと思います。
余談
マトリョーシカの専門店
ロシアのお人形、マトリョーシカ。ソチのオリンピックにも登場しましたが、そのルーツはなんと日本の箱根なのだとか。入れ子人形なので、中から一回りづつ小さい複数のお人形が現れます。町の土産物店でも勿論売っているのですが、どうかすると中国製だったり、余り安価なものを買うと、ふたが開けられなかったり、お顔がちゃんと描かれていないなどトラブルもあるのだとか。
必ず中を開けて、お顔もちゃんと描かれているか確かめる
そしてそして、思いの外、値段が高いのにも驚きました。いいなぁと思ったものは日本円で5千円~1万円。大きなマトリョーシカになると何万円もします。一つ一つ手作りなのだそうですが…^^;
アルママさんの旅行記拝見させていただくとほんとにわかりやすく、ふ~ん知らんかった~と教えていただくこと多いです。
マトリョ~シカはご自分に似ている子おりましたか?
いやはや豪華絢爛・・。美術館から出た時そこには何気に馬車が・・なんてまず日本ではありえませんよね。ロマンチック~。
ふふ、日本の鎧兜がんばってくれてますね。なんか日本男児ここにありきっという感じ。ではお気をつけて・・。
朝に、このアップを拝見したのですが、出勤前で
したので、今の時間となりました(笑)
ウェッジウッドのグリーン!!まさに!!
私の(?)イギリスのウェッジウッドグリーンですね。
バッタ?ゴーヤ?のグリーンとは、チト違う、
優しいグリーンです。
ロシアもご多分にもれず、女性がコレクションしたんですね~
ハプスブルグ家のマリア・テレジアも、たくさん
集めましたものね~ マリアとエカテリーナの時代のズレは
どのくらいあるのかな? アルママさんに聞いてみよ!
そして、どこでもラファエロとダ・ヴィンチは、人気なんですね。
確かに、知らずに行っても、やはり有名な巨匠たちの作品の
前には、自ずと引き込まれていきます。
ルノアールの前の日本美女の像も、人気を集めたでしょ?!
もーールチアーノがやきもきしますよ・・うふふ。
マトリョーシカ、家に2個、立派なものがあるんですよ。
昔、ご近所のご主人がソ連(時代です)に出張に行かれて
お土産に頂きました。
よくできていますよね。 何でも口に入れるのが趣味だった
娘が、一番ちっこいのを口に入れてしまって、なかなか
出してくれなくて、大焦りしたことを思い出しました(汗)
男子ショート始まったわー!!!応援しますね。
冷やしたぬきうどん、美味しかった?(意地悪おsachi)より
そうそう、マトリョーシカ、自分に似た顔は皆無です。やっぱりこちらは皆顔が濃い。何しろ典型的な平たい顔族ですもんね。目を細く、鼻低くして別注で作るという手もあるか~あーめちゃ可愛くない^^;
今日は、ゴーヤで移動してきましたが、あのゴーヤ、とんでもなかったです。何と私たちのたった8人のグループから3人もロストバケージですよ。信じられん。私の荷物は無事でしたが、空港に随分足止めをくらいました。やっぱりロシアは一人では絶対来られないと思いました。そして地下鉄の駅は、軍事施設扱いだそうで、撮影禁止なのだとか。カメラ没収の上拘束されると脅されました^^;いざというときの為の国民の避難所にもなるのですって。あ~危なかった。知らんっちゅうことは怖いものですね。
マトリョーシカ、それはさちさん、とても立派なものですよ。たかがこけし、と思っていましたが、認識を新たにしました。さちさんがお持ちのは、きっと塗りも違うし、大切にされて下さい。しかし、娘さんが口の中へ^^;。分かります分かります。子供って何でも口の中に入れますもんね。アルファが居たら完璧食べてますわ。それとたぬきうどん、もう恋しくなりましたよ。成田に着いたら絶対食べるんだー。