イタリアより

滞在日記

これで安心!「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」への行き方.その1.

2024年03月26日 | サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会行き方

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会前を散歩する犬たち

2023.12.20撮影

知ってしまえば簡単なことでも、初めて行く場所は心もとなさを覚えます。ましてや海外は言葉も不案内。何度も経験していますが、この国で道を尋ねると、時として「ウソ」をまことしやかに伝えてくれるから要注意です。知らなければ知らないと言ってくれればいいのに、何とかして教えてあげようとする、それがイタリア人の親切心。だから、例え間違った案内だったとしてもいつも笑って受け止めていますが、それでは困ることもあるので日本で得られる情報はしっかりとつかんで臨みたいところです。

どの観光本にも載っているし、ネットにもUPされているので今更という感はしなくはないのですが、それでも、「最後の晩餐」を鑑賞するサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(正確にはドメニコ修道院)へ行くに当たり、「ドォーモ前」から「16番」のトラムに乗車、それのみのリサーチで、私は失敗してしまいました。なんと逆方向の電車に乗ってしまったのです。すぐに気が付いて下車、幸い目に留まったメトロの入口に飛び込んで地下鉄でドォーモまで戻ってきましたが、まさかのミステイクでした。どういう訳かミラノのトラムは「循環」しているイメージがあって「16番」に乗りさえすれば教会前に着くだろうと勝手な思い込みをしていたのでした。

『ドォーモ前から16番のトラムに乗る』、確かにその通りなのだけれど、『ドォーモ前から5つ目で降りる』もその通りなのだけれど…。「成程!そういうことだったのか」と、こうして書いている私自身が納得するこの教会への行き方は2024.3月現在、以下の通りです。電停を降りたらすぐ目の前が教会なので、地下鉄で行くより簡単で歩かずに済みます。

『ドォーモ前から16番のトラムに乗る』
乗車する電停は、前述もしていますが、ドォーモを背にして左手に曲がった「ジュゼッペ・マッジーニ通り」にあります。電停名は「DUOMO M1 M3」/電停№11503」です。

そもそも、『トラム16番』は何ぞや?なのですが、この電車はミラノ市内、保育園や学校のあるエリア『M.t Velino』(モンテ・ベッリーノ)から『S.siro StadioM5』(サン・シーロスタジアム)駅を結ぶ路線を走っていて、いわゆる「上り」と「下り」があります。どちらが上りで、下りなのかは置いておいて、S.M.グラツィエ教会へ行く時は『M.t Velino→S.siro StadioM5』に乗車し、帰路はその逆になります。故に往路は旅行本にも説明がある「16番サン・シーロ」行きの電車に乗る、の説明に合点がいきました。要するに「教会」へ行く時に降車する電停は、『M.t Velino⇔S.siro StadioM5』の途上にある、ということ。地図で見れば漠然とですが以下のイメージです。

青い丸がドォーモ前
赤い丸がS.Mグラツィエ教会前

行きの電停は「DUOMO M1 M3/電停№11503」

「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」への往路の電停

名称:「DUOMO M1 M3」/電停№11503」

ここから「16番/サン・シーロ行き」のトラムに乗る

電停の後ろには
ピザ屋「スポンティーニ」や
時計店「VERGA」があります

-続く-

 

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