絵本と児童文学

絵本と児童文学、子ども、保育、サッカーなどの情報を発信する

ベトナム人Jリーガー

2013-09-15 21:02:57 | サッカー
 8月からJ2のコンサドーレ札幌に、ベトナムからレ・コン・ビン(27歳)選手が加入した。東南アジア地域から初めてのJリーガーという話題性から、7月下旬にベタ記事で報道された。それに『サッカーマガジン』8.13号には、加入経過と選手紹介が詳報された。
 9月5日(木)の朝日新聞では写真も入った囲み記事で報じた。21日の愛媛戦で、後半40分から出場してCKを蹴ってアシストした。加えて『サッカーマガジン』9.24号(今週号)には写真を多く使った4ページに渡るインタビュー記事を掲載した。編集者がビン選手の内容を引き出して記事作りをしたのだが、よい内容で人柄もにじみ出たものだった。
 ぼくは自分でビン選手のプレーを見て確かめたいと思い、栃木戦をテレビで見た。あいにく出番がなかった。テレビを見た目的はかなわなかったので、彼のプレーを見るために今後とも札幌の試合を見ることになるだろう。

 ついでに栃木VS札幌は、点の取り合いとなり、ホームの栃木が4-3で勝った。栃木は監督を解任して、新監督である松本育夫の1戦目の勝利である。栃木がホームであるということと、監督交代というモチベーションが働いたようである。
 松本育夫といえば、メキシコ五輪の代表選手であり、解説、監督、クラブ経営等で50年余りにわたってサッカー界に尽くした人だ。ほぼ同年代のぼくは、地味でありながら誠実に仕事をしている氏の動向に注目し、ひそかに応援しているのだ。最後の仕事として故郷栃木クラブの経営、監督であることを知り、ほっとしたのであった。
 栃木としては多い4千人を超える観客で、試合終了後サポーターと選手が県民歌をうたった。そのローカルさに、サッカーが地域に果たしている力の大きさをしみじみと感じたのであった。


コメントを投稿