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日々の愚問:サッカー三昧

2023-11-25 06:29:49 | 日記
週休3日制導入

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問
を取り上げています。
今週は「週休3日」に関するハテナです。
 知らなかったけれど、世の中では週休3日制導入が始まっているそうな。
子育てや介護を抱える世代の離職防止、あるいは休日を利用してリスキリング
(学び直し)でスキルアップを狙う、などがその背景。
 労働する側にしてみれば休みが多いに越したことは無いけれど、世の中
片方を持ち上げれば片方にしわ寄せが来るのが道理。
実態はどうなのか、気になるところです。

 週休3日制には種類がありました。
<休日を増やしても週の労働時間を変えない「圧縮労働型」
労働時間が減るために給与の減額が起きる「給与削減型」
休日は増え労働時間は減るが給与は変わらない「給与維持型」>
 当然ながら最後の給与維持型をお願いしたいところ。
実際にこんな調査結果がありました。
<職を持つ589人の社会人対象の調査では「週休3日制導入賛成」は
92.3%>
<正規雇用者800人対象の調査では「収入が減るなら利用したくない」と
答えた人が78.5%>(引用はいずれも 信濃毎日新聞 より)
 休日は欲しいけれど収入の目減りは許せない、それが偽らざる本音です。

大企業中心

 調べてみたら日本の実態は週休3日制の議論は時期尚早、それ以前の
週休2日すら完全に浸透していない状況でした。
 <「週休2日制」とは月に少なくとも1週間は2日の休みがある制度。
これと異なるのが「完全週休2日制」、毎週必ず休日が2日貰える制度。>
 悲しいことに完全型の導入は一部の業種に偏ります。
<厚労省の調べでは完全週休2日制は金融・保険業で95.9%、情報・
通信業で85.3%、医療・福祉で58.1%。
運輸・郵便・宿泊・飲食サービス・生活関連・娯楽業は週休1日制が高い業種。>

 業種の隔たりと共に企業規模でも格差がありました。
<完全週休2日制導入は全体では48.4%。
だが従業員が千人以上の規模の企業では66.7%>(スタンバイ より)
 それを下回る企業では<300~999人が60.0%、100~299
人が53.7%、30~99人が45.0%>(人事労務ニュース より)
先ずはここから手を付けるべき話です。
 こちらは年金頼りの毎日が日曜日型。
世の中の休日が増えようが関係ない暮らしです。
 とは言え日本の働き方が今のままでよいとは微塵も思いません。
他の先進国とは随分違っているし、発展途上と言われる国々の人々の生き
生きとした表情もありません。
 別にサッカーやフットボールが趣味じゃないけれど、「蹴球3日」を
気兼ねなく楽しめる日常に浸りたいものです。


コメント
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