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健康長寿 めざしましょう

健康長寿:がんと闘うウォーキング

2023-11-20 06:29:49 | 日記
早期発見早期治療

 私の願いは健康長寿。
お迎えの来るその日まで自分の足で歩いていたいもの。
そこで頼りにしているのがウォーキング、毎日1時間歩いています。
ついでに毎週月曜日にはこのふたつに関連するテーマで駄文も綴っています。
今週は「がん検査とウォーキング」です。

 新聞の折り込みチラシにこんな物がありました。
「新しいがんリスク検査があなたの街で始まります!」
たった10分の検査で男性なら大腸・胃・肺など6種類、女性なら乳・
子宮頚・卵巣など9種類のがんを識別できる。
10mlの採血だけなので10分で終わり費用は16500円。
名付けて「メタロ・バランスがんリスク検査」とありました。
 がんの検診と言えばレントゲンにバリウムに検便が付き物。
それが採血だけで済むとは魅力的な話。
いったいどんな仕組み?

 これは経済産業省の研究助成金を受け神奈川と千葉のがんセンターの共同
研究で生まれた検査法。
血液中の17種の金属元素濃度を調べがんに罹っているリスクを判定します。
 微妙な話ですがこれはあくまでがんの可能性を調べる検査であって、がんの
有無を診断するものではないそうで。
<確定診断するためにはCTやMRIなどによる精微な画像診断、細胞を
調べる生検査が必要。>
 結果はA~Dのランクで判定されます。
<A判定はがんリスクが一般より低いと評価。
D判定はがんリスクが相応に高く注意が必要と評価。>(Metallo-balance より)
 20歳から79歳の日本人では800人に1人が胃がんか肺がん、500人
にひとりが大腸がんに罹る確率だと言います。
早期発見早期治療ががんとの正しい付き合い方、頼れる検査法の誕生は
ありがたい話です。

夢物語

 あるいはがんに罹らないための努力を続けるのもひとつの選択。
毎日やっているウォーキングで何とかならないものかと夢みたいなことを
考えました。
すると、夢物語じゃない、そんな話が見つかりました。
 <米国ガン研究所などが19歳から98歳までの男女144万人を対象に
11年を掛けて行った大規模調査により、ウォーキングなどの活発な運動
を週に5日以上する人はほとんどしない人に比べてがんの発症リスクが20
%も減少することを確かめた。>

 夢物語じゃないのでエビデンスもありました。
<ウォーキングがインスリンの効果を高め分泌を抑える働きをする。
また活性酸素やフリーラジカルの産生も減少させ細胞の老化を抑制する。>
 これを知ったらますますウォーキングにのめり込みそう。
でも何事にも良い面があれば逆もあるもの。
<ウォーキングの頻度が高い人ほど皮膚がんのリスクは高まる。>
(糖尿病ネットワーク より)
 悲しいオチが付いていました。

コメント
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