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健康長寿 めざしましょう

前立腺肥大と戦うウォーキング

2016-02-22 08:00:37 | 日記
ヒートショックにならない為に

 暖かな布団を這い出て寒いトイレに行くと、急激な温度の変化とりきみで血圧が急変、
脳卒中や心筋梗塞の引き金になる。
これがヒートショック、十分注意しましょう。
最近こんな記事を良く見かけます。
 暖まった布団の中と暖房の無いトイレとでは30度前後も温度差があり、体に
かなりな負担を掛けてしまいます。
我が家のトイレは火の気が無いし、昔に比べて尿意で目が覚めるのも増えた、これは
他人ごとではありません。
 とは言えすぐにトイレの改造も出来ないし。
ならば我が身の排尿回数が今以上に上がらぬ様に、できる事をやりますか。

 毎週月曜日はウォーキングを通じて健康寿命を延ばす取り組みを記しています。
今週のテーマは「ウォーキングと前立腺」です。

 若い頃に比べるとトイレに行く回数が増えたと感じる方は多いのではないでしょうか。
排尿回数が昼間なら概ね8回、就寝時なら1回であればほとんど問題は無いと言います。
 しかし加齢に伴って回数は上がりがちです。
その要因のひとつに男性ならば前立腺の肥大が挙げられます。
50歳代で30%、60歳代で60%、70歳代で80%、80歳を超えると何と90%
の男性に肥大症状が見られるそうです。
 ただし治療を要するのは四分の一程度。
大抵の方は症状を悪化させない様に注意していれば問題は無いと言います。

アホの極み

 前立腺肥大の検査、私以前に受けました。
排尿までの時間を計ったり、尿の放射角度を調べたり、あげくに肛門に指を突っ込まれて
触診をされたり、できれば受けたく無い検査でした。
あの痛ましい経験を二度とせずに済むにはどうしたら良いでしょう?
それは生活の改善だそうです。
 大好きなコーヒーやアルコールを我慢する、刺激の強い食べ物は控える、便通を
良くする、適度な運動をする。
出ました、「適度な運動」
それはやっぱりウォーキングでしょう!

 ウォーキングは前立腺肥大の抑止に効果的だと多くの研究者が認めています。
例えば、骨盤内の血行が不十分だと前立腺が虚血に陥りがち。
放置すると症状が悪化するのでウォーキングで血行を良くする。
 夕方にウォーキングするとそれまで平均3.3回だった夜間の排尿回数が1.9回
まで減少する。
これは運動による適度な疲労が睡眠を深くし、膀胱の容量を増やした効果。
 前立腺がん患者2700人の調査では、中程度の運動を習慣的に行うと生存率が高い。
90分未満のゆっくりウォーキングよりも、90分を超えるやや速足ウォーキングの方が
効果が高く、死亡率は46%も低い。
などの様々な検証結果があるそうです。(獨協医科大の岡田教授HP)
 ウォーキングは前立腺の肥大を抑え、トイレに行く回数を下げてくれます。

 私、最近までとんでもない勘違いをしていました。
前立腺と例の海綿体の区別もつかず、「大きくなるのは結構じゃないムフフ」とアホな
笑みを浮かべておりました。
 今思えば前立腺の検査以上に恥ずかしい。
コメント
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