若き日の写真
1枚の写真があります。
黒々とした髪を長く伸ばし髭をたくわえ、陽に焼けた胸板は厚く腹筋は見事に割れています。
視線を移して鏡に目をやると、そこには40年を経た現実がありました。
生気を吸い取られたゾンビの様な顔、上半身の肉は落ちてへその周りに垂れ下がり、
食欲モンスターでも宿しているかの様にそこだけ膨らんでいます。
無為に過ごした時間はかくも残酷な現実を突き付けて来ました。
毎週月曜日はウォーキングを通じて健康長寿を目指す取り組みを記しています。
今週は「ウォーキングで上半身を鍛えよう」です。
部屋を整理した時に学生時代の写真を見つけ、よせばいいのに彼我の差を比べてみました。
予想以上の差にかなりガックリしましたが、今どきのオヤジはそんな事ではめげません。
長い間続けているウォーキングの成果で下半身、特にふくらはぎ等は昔とそれ程の
違いはないでしょう。
見る影も無い上半身だって今から鍛えれば何とかなるでしょう。
だからウォーキングをしながら上半身を鍛える方法を探ってみました。
出発前の筋トレと歩きながらの腕振り
現状は週に4~5回、時間はだいたい1時間半、途中の公園で腕立てなどの筋トレも
しています。
しかし効果は薄い様なので改善が必要です。
今と同じメニュー同じ運動量でもある点を変えるだけでも差が出ると言います。
変えるのは順番。
つまり出発する前に腕立てなどの筋トレを行い、それから有酸素運動をする。
こうすると今より成長ホルモンの分泌が増えて、筋肉も着き易くなるそうです。
腕立てなどの「押す運動」は体の前方や肩の筋肉を鍛えます。
一方懸垂などの「引く運動」は背筋を強化します。
いずれもゆっくりと、特に戻す時にゆっくりな動作にすると効果が倍増します。
では歩きながらする事はあるでしょうか?
軽いダンベルなどで負荷を掛けて歩く方法も効果はある様です。
しかしこのやり方、随分前にやって腰を痛めた苦い経験があります。
ダンベルウォークは私の場合、除外です。
すぐにできるのは、腕を90度に折り曲げて少し力を入れて後ろに引き上げる。
二の腕の筋肉が刺激されます。
その発展形でノルディックウォーク用のポールを使うのも効果大。
ポールで後方の地面を蹴る様にすると全身の筋肉の9割が刺激されると言います。
くだんの写真が言いました。
「40年経ったらその体かい?少しは鍛えろよ」
生意気な小僧め、そう思いつつも答えます。
「分かりました」
1枚の写真があります。
黒々とした髪を長く伸ばし髭をたくわえ、陽に焼けた胸板は厚く腹筋は見事に割れています。
視線を移して鏡に目をやると、そこには40年を経た現実がありました。
生気を吸い取られたゾンビの様な顔、上半身の肉は落ちてへその周りに垂れ下がり、
食欲モンスターでも宿しているかの様にそこだけ膨らんでいます。
無為に過ごした時間はかくも残酷な現実を突き付けて来ました。
毎週月曜日はウォーキングを通じて健康長寿を目指す取り組みを記しています。
今週は「ウォーキングで上半身を鍛えよう」です。
部屋を整理した時に学生時代の写真を見つけ、よせばいいのに彼我の差を比べてみました。
予想以上の差にかなりガックリしましたが、今どきのオヤジはそんな事ではめげません。
長い間続けているウォーキングの成果で下半身、特にふくらはぎ等は昔とそれ程の
違いはないでしょう。
見る影も無い上半身だって今から鍛えれば何とかなるでしょう。
だからウォーキングをしながら上半身を鍛える方法を探ってみました。
出発前の筋トレと歩きながらの腕振り
現状は週に4~5回、時間はだいたい1時間半、途中の公園で腕立てなどの筋トレも
しています。
しかし効果は薄い様なので改善が必要です。
今と同じメニュー同じ運動量でもある点を変えるだけでも差が出ると言います。
変えるのは順番。
つまり出発する前に腕立てなどの筋トレを行い、それから有酸素運動をする。
こうすると今より成長ホルモンの分泌が増えて、筋肉も着き易くなるそうです。
腕立てなどの「押す運動」は体の前方や肩の筋肉を鍛えます。
一方懸垂などの「引く運動」は背筋を強化します。
いずれもゆっくりと、特に戻す時にゆっくりな動作にすると効果が倍増します。
では歩きながらする事はあるでしょうか?
軽いダンベルなどで負荷を掛けて歩く方法も効果はある様です。
しかしこのやり方、随分前にやって腰を痛めた苦い経験があります。
ダンベルウォークは私の場合、除外です。
すぐにできるのは、腕を90度に折り曲げて少し力を入れて後ろに引き上げる。
二の腕の筋肉が刺激されます。
その発展形でノルディックウォーク用のポールを使うのも効果大。
ポールで後方の地面を蹴る様にすると全身の筋肉の9割が刺激されると言います。
くだんの写真が言いました。
「40年経ったらその体かい?少しは鍛えろよ」
生意気な小僧め、そう思いつつも答えます。
「分かりました」