Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンダンスアイドル シーズン6 エピソード4

2010-11-18 16:41:22 | アメリカンダンスアイドル
今回のオーディションはアトランタ。

ゲスト審査員はリル・C。
ヒップホップやクランプが専門。
文語調でコメントをしたかと思うと、"It's buck!"「やばいよ!」などと独特の単語で、
称賛の気持ちを表す。
前シーズンで父親が自殺したという候補者に「君の気持はほんとうに良くわかる。
僕も同じ経験をしているから。すべてをダンスにぶつけて踊りに没頭するんだ。」
そんな辛い過去があったとは思わなかっただけに驚いた。
そして自分の体験をさらけ出し、候補者を励ましたリルの姿にも。

さてトップバッターは19才、ビリー・べル。
ヒップホップから入り、向いていないと気づいてバレーとコンテに転向したそうだ。
ナイジェルが悪い点を指摘しながら
「君ほどのレベルでこういった点を注意されたことがないはずはない。
自分でも気づいていると思うけれど?それとも直す気がないのかな?」
ビリー「はい、知っています。でも緊張した時に悪い癖がつい出てしまうんです。」

こういう何気ない受け答えはオーディション番組で大切だ。
これで審査員の評価が一気に変わってしまうことがある。
ビリーは確実に好感度を上げた。
「再審査はない。」と三人の審査員の意見が一致し失望した表情。
そこに航空券が出てきて、「ラスベガス直行!」満面の笑みに変わる。

アンバー。アフリカ系。
技術が素晴らしいのに魂が全く入ってないと指摘されて再審査へ。
その後も表現力が欠如していると言われる候補者が続く。

トラヴィス
ウェイド・ロブソン(振り付け師)にダンスを教わったと言うので、
いったいどんなパーフォーマンスを見せてくれるかと思ったら、
何も始まらない内に終わってしまった。全く技術も内容もなかったのだ。
しかし外見や服装の好みがアダム・シャンクマン(振り付け師、プロデューサー、映画監督)
に似ているというので大受けしていた。

あの双子が戻ってきた。
アンソニーとアントワン。
以前、この番組に二人で応募して片方が落選。
審査を通過した方が「自分よりも兄弟の方が巧いのに。」と言い、
もう一度、二人のペアのダンスをすることになる。
二人とも素晴らしい演技を見せたので、二人してラスベガス行きになった。
今回は最初からペアで挑戦。
ナイジェル、「ラスベガス行きは確実だけど、今後の勉強になるはずだから再審査を受けてくれ。」
ところが、アンソニーは好調だったのに、アントワンは社交ダンスでまさかの敗退。

ジェシカ、片腕のないダンサー。
一年半前に癌のため、片腕を切除。
手術して二週間後にはダンススタジオに復帰したという。
「パートナーと組む場面はどうやってこなしたら良いだろう?」
「だいじょうぶ、できるわ。」とジェシカ。再審査へ。

トーマス・ハミルトン。
麻薬の蔓延る町で薬物中毒の母親から生まれて叔母に育てられた。
薬物の影響を受けて生まれたために普通の学校には行けなくて
地域でもいじめにあったそうだ。「この町に未練はない。抜け出したい。」
前シーズンのブランドンに似ているところがある。
ナイジェル「自分のため、そして後半は神に向かって踊っていた。
ダンスは観客に向けて開かれるべき。」と再審査へ。

再審査の結果、トーマスはべガスへ。
ジェシカは「力不足。」とのことで敗退。
それでもナイジェルから「君は奇跡のダンサーだ。誇りを持っていい。」

4つの会場のオーディションを経て、優れたダンサー達がふるいに掛けられてきている。
次回の会場はニューオリンズ。
昨年7月にエッセンス・ミュージック・フェスティバル、
そしてエリックべネイファンの会合に参加した思い出の地だけに楽しみだ。