エリックとパパラッチ

この映像を見た人はエリック・ベネイを感じの悪い人、
と思ってしまうのではないか？

アメリカ東部を訪れたエリック、
短い映像だが、食事をする様子が２回も出てくる。

最初、エリックはワインを飲みながらドラムスのウェスと食事中。
クール＆ギャングの「セレブレーション」を口ずさみながら、
その様子をカメラで追うパパラッチ。

食事を終えて出てきたエリックに彼は話しかける。
エリックも適当にいなして答えている。
そんな時でも通り掛った年配の女性のために
ホテルの入り口のドアを押さえてあげるエリック。

そしてまた、ホテルから出てきたエリックを追いかけるパパラッチ。
待っていた他のメンバーとのテーブルに付くエリック。
パパラッチはデモンテに向かって「あんたも有名なの？」
なんて聞いてくる。
２回目の食事、という事はずっとホテルの前で張っていたのだろうか。

これ以上やると警備の人や警察を呼ばれる限界のところで、
パパラッチしているのかなぁと思う。

Eric Benet、アメリカ国外にいるときの方が、
リラックスできるのかもしれない。

昨日のブログに載せた陸軍病院を慰問した後の会話、
ケビンが「彼らはあんなたいへんな思いをしているのに、
『自分はやるべき事をやっただけだ。』って言うんだよね。
そして早く元気になって現場復帰するって。」と話すと、

エリックは「僕のやる事といったら、走って隠れているばかりだ。」
なんて言って「今はちょっと感傷的になっている。」と付け加えている。
この映像のパパラッチに対して平静のように見えるが、
「まだ追っかけられるのか。」という気持ちが尾を引いていたのかもしれない。

エリック・ベネイ、今は自宅に戻りスタジオで、
"Chocolate Legs"のリミックス版を製作中。
自宅周辺の住民達はプライベートな時間は、
そっとしておいてあげようという心遣いがある。