「雨の日と月曜日は」

ゴールデンウィーク中はあいにくの雨模様だったが、
カーペンターズのカレンの声が印象深い"Rainy Days & Mondays"
エリック・ベネイが姉リサとカバーした曲、
'92に二人の出したアルバムに収録されている。

エリックベネイ、この頃のプロモーションビデオやテレビ出演した映像がある。
いかにもアイドルという感じで売り出されているが、
ヒットにはつながらなかった。
そしてリサは家庭に入り、エリックも表舞台から退く。

歌って踊ってそれなりにカッコイイ。
この時点でも、クラブにずっと出演してきて、経験も積んできているはずだ。
しかし、その後のエリックベネイにおきた様々な出来事が、
彼の歌にスピリチュアルな深みを加えていくのだろう。

この時のマネージャーをしていた女性が後にワーナーに移籍し、
彼女にデモテープを送った事から、
一作目のアルバム、'96、Eric Benet"True To Myself"が生まれた。

エリックベネイ"True To Myself"の１曲目、アルバムタイトルそのままの
"True To Myself"（業界の第一線から離れてバックコーラスをしていた不遇の時代に、
エリック・ベネイが、かつての志を確認するために作ったメッセージソング）
では、姉のリサも参加している。

リサは今は音楽を退いているが、
昨年7/2、ミルウォーキーのエリック・ベネイのライブでは久々にバックを務めた。
「リハーサルの時間が足りなくて。」と心配していて、
ライブ中もEricBenetが姉を気遣っているのが何となくわかる。

今後は兄弟で歌ったりしないのかと聞かれ、
エリックベネイ「身内は皆それぞれの事で忙しくしているよ。」