エリック・ベネイonグラミーレッドカーペット

Eric Benetのグラミー授賞式のレッドカーペット上のインタビュー。
話題は娘のインディアの事が中心。
スカパーでもWOWOWでも放映がなかった映像。
しかしながら、誰もエリックにノミネートされた感想、
受賞したら、どう思うかなどという質問はない。
マニュエラも沈黙している。

昨年の春頃のファンクラブでのインタビュー、
「まだ手に入れてない物で欲しい物は？」と聞かれ、
エリックは一瞬、間があり、そして口ごもりながら言った。
「グラミー、グラミーが欲しい・・・」

エリックがグラミーにノミネートされた時、
私は、ものすごく嬉しかった。
ノミネーションの発表された日は、
私の誕生日でもあり、エリックに、
「最高のバースデイプレゼントをありがとう！」
とメールすると、「お誕生日おめでとう、そしてありがとう！」
と返事を貰った。

授賞式を見るためにWOWOWまで加入した私は、
エリックベネイがグラミーを受け取る瞬間を見ようと、
2/9、家で待機した。

グラミー予想というのを何人かの方がされていた。
エリック・ベネイの名前に×や―を引いている人もいた。
音楽評論家、ソウルサーチン、吉岡正晴先生は、
アルファベット順に名前を書かれ、本命には◎、
次点には○を書かれていた。
さすがたしなみのある方は違うと思った。
私は今後、人の名前に絶対にバッテンをつけたりするまい、と誓った。

グラミー授賞式の寸前にR&Bメールボーカリストはニーヨに決まった。
クリス・ブラウンは前日のプレグラミーパーティーの帰りに
パートナーに怪我をさせ、出演できなくなる。
パーフォーマンスの依頼があったアーティストが有力と見られいた。
ニーヨ、ジェミー・フォックス、ジェニファー等の出演が決まっていたが、
エリック・ベネイに依頼は来ていなかった。
それでも最後まで期待していた。
ジェニファー・ハドソンがR&Bアルバム賞に選ばれた時、
ブログでは平静を装って、彼女が相応しいと書いたが、
実際は放心状態だった。

「こういう時は、それに相応しい場所に行き、不平不満をぶちまけるんだ。」
夫に連れて行かれた先は「養○の滝」だった。

1/20のオバマ大統領のイナギュラルボール、
エリックベネイは歌える事を楽しみにしていた。
それが今年、早々にキャンセルになる。

グラミーもせっかくノミネートされたのに逃してしまった。
次のチャンスはいつ巡ってくるんだろう。

ワーナーのグラミー候補者の曲を集めたアルバム、
2009年度版にエリック・ベネイの曲は入っていない。
2部門にもノミネートされたのにこれはいったいどういうわけなのか？

そんな話を「養○の滝」でした。

その後のエリック・ベネイ、
2月～3月にかけての日本、ヨーロッパツアーも好評のうち、終了。

3月末、マイアミのミュージックコンフェレンスではデビッド・フォスターや
他のアーティスト達と親交を暖める。

オバマ大統領の特別機エアフォース１、６つある機内音楽のチャンネルの一つに、
Eric Benet"Love&Life"が収録される。

4/15は、ロサンジェルスのドジャーズスタジアムでのオープニングゲーム、
アフリカ系の野球選手ジャッキー・ロビンソンが初めて登場した記念日に
国歌斉唱。
その時のアナウンスでは「グラミーに3回のノミネートをされたEric Benet。」
と紹介される。

5月から始まる全米ツアーは、すでにチケットが売り切れている会場もあり、
好調な滑り出しだ。

グラミー賞、残念ながら受賞は叶わなかったが、
2部門にノミネートで通算3回のノミニーになり、評価も上がった。
今年もエリック・ベネイ、着実に一歩ずつ前に進んでいる。

Grammy Awards Eric Benet