Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

エリック、傷痍軍人病院を慰問

2009-05-13 00:06:09 | エリックベネイの日々&KyteVideo
コンサートのためアメリカ東部を訪れているエリック・ベネイは、
午前中の時間を使って、ワシントンDCの陸軍傷痍軍人病院を訪問した。

行きのタクシーの中、付き人のケビンと一緒のエリック。
若干、緊張の面持ち。
慰問に病院を訪ねるのは初めてだそうだ。

病院のスタッフたちとの記念撮影。
大勢の職員達に取り囲まれている。
いわゆるアメリカの病院スタッフの制服の他に、
迷彩服のユニフォームを着た人達もいる。

エリックは写真撮影で待たされるのが苦手。
何度もカメラが作動しない人がいて、
カメラの使い方をチェックしてあげたりしている。
和やかな雰囲気。

帰りのタクシーの映像。
雨が降っている。

エリック「今日は忘れられない体験をした。
たくさんのインスピレイションを貰ったよ。
ほんとうに人生観が変るほどの経験だった。

彼らは僕が行った事を感謝してくれたけれど、
僕こそ、ほんとうに感謝している。
言葉でいくら言っても足りないほど。
また、この慰問を繰り返したいと思う。

両足を失ったニコラスという若者に会った。
彼は足が吹き飛ばされてから病院に着くまで、
ずっと意識があったそうだ。
『自分の足の筋肉が残っているのは、
不幸中の幸いだった。』なんて言うんだ。

病院には肉体的なダメージだけではなくて、
記憶を失ったり、精神的に障害を受けている人、
男性だけでなく、女性の兵士もいた。

ニコラスは僕にこう言った。
『僕はだいじょうぶだよ。元気だから。
もっと辛い思いをしている隣の人のところに行ってあげて。』

もちろん以前から兵士達に感謝の気持ちは持っていたけれど、
彼らに実際に会う事ができて、直接、目を見て、
『ありがとう。ほんとうにどうもありがとう。』と言う事ができて良かった。」

サングラスをしたエリックベネイの表情は読み取れない。
が何度か言葉に詰り、咳払いをした。
こみ上げてくる気持ちがあることは充分理解できる。

その日のショウにEric Benetは、何人かの患者とスタッフを招待した。

http://www.kyte.tv/ch/113570-eric-benet/434990-mobile-show-155