電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

名探偵コナン 666話

2012-07-29 00:43:02 | TMS/手塚
「雨の夜の脅迫者」
脚本:宮下淳一、コンテ:西澤晋、演出:戸澤稔
作監:広中千恵美、デザインワークス:宍戸久美子
原画:スタジオ・ブーメラン
高橋徳詔、大原淳、吉見京子、瀬戸優貴、藤井栄美子、黒沢裕一
田中康勝、川崎真穂、永井久美子、瀬戸優貴、濱啓之、浅野淳子
増永麗、佐々木恵子
デザインワークス:宍戸久美子
動検:川崎真穂
動画
桑原幸憲、石川拓也、長田秀明、中島佑梨
谷口昌彦、松本祐美、岩佐千愛、宮岡美奈
はだしぷろ、きのプロダクション、中村プロダクション、DR MOVIE
色指定・検査:楠本麻耶、特効:林好美
仕上:Wish
上村貴子、滝川ひかる、砂原直子、寺島伸弥
厚見祐希、久島早映子、加藤明美、土岐智子
美術設定:高橋武之、美術:居垣宏
背景
小柏弥生、松永悦子、小野寺美由紀、近藤康敬
HIJIRI 小野寺美幸、秋山真理子、小磯龍
デジタルコンポジット:トムス・フォト(T.D.F.)
米屋真一、佐々木明美、川田敏寛、中谷修
押見綾、春原幸子、高橋佑樹、竹花祐介
文芸担当:小宅由貴恵、設定制作:下村弘樹
制作進行:仲間淳子、藤田珠生

コンテはZ戦士西澤。
TMSはたまにZ戦士が息抜きにやって来る感じ。
力は出し切れてない感はあるが。
ブーメラン回なんで、作画は安定なんだけど、今回も話が酷い。
殺されたのは、酒飲み運転で湖に落ち、亡くなった同乗者に罪を着せて軽い刑で刑務所に入っていた男。
犯人は亡くなった同乗者の妹。
千葉刑事を利用して、正当防衛に見せかけようとした。
それ自体は何ら問題ないんですが、殺された男が癌で余命半年、液晶テレビに映り込んだ殴りかかろうとしている犯人を見て殺意に気付いたが、甘んじてそれを受け入れた・・・というのが酷い。
罪を認めて償う気があったのなら、大人しく殺される必要はない。
事故に巻き込まれ命を落とした上に、罪を着せられ名誉を失った兄。
気落ちして失意の内になくなった両親。
婚約を破棄された妹。
その上殺人の罪を背負い、謝罪する意志があったとの推理を聞かされ、復讐の正否も微妙になった上に、兄の名誉回復となるはずが、結局は殺人犯の家族という結果にしか成らず、三重の苦しみから逃れることが出来ないというなんとも救いのない展開。

殺されることが償いになるなんて浅はかな考えが、彼女を更に不幸にした。
それすらも推理に過ぎないが、本当に気づいていたなら、なんとしても抵抗して、殺人犯となることを回避してあげるのが彼女のためであり、改めて謝ることが自分のためでもある分けなんだが、男は向き合うことから逃げただけ。
それを正当化するようなコナンの説明も、一方的に彼女だけを責めるような口調も受け入れがたい。

獄中から脅迫めいた手紙を送りつけていた男が、余命半年と知って似たような文面で反対の意味の手紙を送りつけてきてたってのもなんだかなぁ。
謝る気はあっても、面倒ごとは回避したいって事なのか?
その気があったなら手紙でも良いから即座に謝るべきだし、偽証したことを申し出るべき。
それをしなかったって事は、謝るだけで名誉回復はなされなかったかも知れない分けだよな。
何にせよ、そんな回りくどいことする方が悪いね。

悪党に対する復讐殺人て方が話作りやすいってのも分かるんだけど、たまには悪党がわり食う話も作ってほしいもんです。
不幸になった被害者家族が更に不幸になる話なんて、もう勘弁して欲しい。

今回のゲストヒロイン(というか加害者という名の被害者)役は永島由子さん。
先週のSHERLOCK2のゲストヒロイン役でもいい仕事してました。
願わくば、幸せになる役を演じて欲しいものです。(笑)



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