電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

クロスゲーム 42話

2010-02-20 03:45:02 | シナジー
「それぞれの夏」
脚本:土屋理敬、コンテ:こでらかつゆき、演出:鈴木孝聡、作監:近藤優次
原画
松本朋之、近藤優次、山本勉、佐藤直人、三船智帆、狩野智香、加藤綾、大場絵理、高田和典
動検:山本勉
動画
一條美菜、津坂周太郎、飯田一人、佐々木浩司、熊谷香代子、及川春香、岡崎有香
西尾愛美、湯浅聖也、橋詰彩央里、市岡美和、町田浄、駒井香、阿部智仁
色指定・検査:奥田珠衣
彩色:奥田珠衣、清水直樹、佐藤陽子、遠藤歩美
撮影:山中仁、大山夏美
背景 スタジオちゅーりっぷ
山崎大門、後藤匠吾、浜松豊、近藤梓、伊藤正、原田亜矢子、池田学
制作進行:鈴木一功

座円洞のグロス。
シナジー作品の大黒柱的存在。
マー以降、ハヤテ、絶チルと、川口敬一郎監督のシナジー作品には皆勤で、安定した出来できっちりローテを守れる優良グロススタジオという印象だったのですが、それを買われてなのかこの作品では近藤さんがキャラデザ、松本さんがサブキャラデザで参加。
絶チルからクロスゲームに引き継ぐに当たって、キャラデザ、総作監、3名が抜け、自社回の作監が総作監に繰り上がり座円洞回以外のグロス回の面倒をみることになり、コクピットの西尾さんが面倒をみているアクタスも三文字グロスにチェンジ、更にはアームスのフル三文字グロスが加わり、自社回スタッフはベイブレードなどに取られるなど、作画ラインは目に見えて弱体化しています。

近藤さん、松本さんは、キャラデザをやりつつ以前と同様グロス参加。
近藤さんが総作監で参加するのが理想ではありますが、安定している座円洞のローテを崩されたら目も当てられないので、現体制は致し方なし。
座円洞は近藤さんと松本さんが交互に作監を務める以外は、毎回同じクレジット貼り付けても間違い無いんじゃないかってくらい固定されたスタッフで、撮影までこなせるし手が掛からなそうだなという感じでクレジットもスッキリ。
ちゅーりっぷのスタッフを載せてもほらこの通り。(笑)

この作品の監督は関田さんですが、関田さんは殆どコンテを切らないで、手の早いコンテマンがローテで参加。
しかしながら、誰のコンテ回でも、映えるBG onlyカットが目にとまる。
これは関田監督の方針なのでしょうね。
この作品の原作はサンデーに連載中で、そろそろ最終回を迎えそうな感じですが、アニメも4クールで切りの良い終わり方が出来そうな良いペースで作られていますね。
原作を読んでいれば色々不満も覚えようものですが、私は構成・演出には不満を感じない。
むしろ、原作は好きと言うほど好きなわけでもなく、整った絵柄で淡々と進み、とにかく読みやすいというのが最大の長所と感じている作品だったのですが、アニメの1話をみた時、やられたなぁと思っちゃいましたね。
近藤さんがキャラデと知り少なからず期待はあったのですが、映像的演出が加わるとこれ程面白くなるものかと、良い意味で裏切られましたね。

女子野球を推進するわかさ生活がスポンサードしている作品なので、原作にはない女子野球推し展開が目立つ感じなのですが、星秀野球部に残るという選択をした青葉なので、それこそ構成的に崩壊する危険性をはらんでいるのですが、さほど無理が生じる展開にはなっていないですから、良いバランスが保たれていると思います。
そういう原作では描かれていない要素も少なくないのですが、自然に受け入れてしまえるのは演出の妙ってやつかな。
中西の彼女とか、割りと絡むシーンが多いですが、ああいうのは好きですね。
今回にもありましたけど。
元ジャーマネのその後とかも。
あと、赤石が泣かせてくれる展開がいい感じなんですよね。
原作をいい感じに膨らませてくれてる感じで、赤石と光、あかねと青葉、そして東の微妙な立ち位置が、凄く雰囲気出すんですよ。
あだち作品なので結末は予想出来ますが、誰を選ぶかとかじゃないんですよね。

「お前の球を捕れる奴なんて誰だ?月島か?」
「まぁ・・・外れちゃいねぇなぁ」
こういうとこ好きだ。
確かに、紅葉も月島には違いねぇ。(笑)
紅葉の絡み方も良い雰囲気作るんですよね。
何気に光の良いところを一番知っているのは紅葉なんじゃないかって思ったりするので、紅葉ENDも全然アリだよなとか思ったりして。(笑)






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