電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

クロスゲーム 47話

2010-04-02 01:44:33 | シナジー
「ウソついてもいいか?」
脚本:土屋理敬、コンテ:東海林真一、演出:羽原久美子
総作監:小丸敏之、作監:Kim yongsik、西尾公伯
原画
沖田直美、吉野真純、福永智子、南部広海、富永里都
井元愛夕、富家真弓、Kim yongsik、Kim myunghyun、秋仁徳
動検:稲尾佳奈、近藤舞、色指定・検査:藤井瞳、制作進行:伊佐岡将人、山崎香子
動画:池永陽香、岩野一将、滝本賢児、福田裕樹、本田健斗、寿門堂
彩色:藤井瞳、板倉有希、寿門堂

三文字少なめアクタス。
めちゃモテで見る名前も何人かいたり、西尾さんが来てたり、ちょっとやる気出して来た感じですが、西尾さんが来てた割りにはちょっと不安定だったかな。
しかし、作画は兎も角、脚本・演出が素晴らしい。
いやもう、じ~んと来るよ。

「何だっけ?あの時の喧嘩の原因」
「あの時はあんたがぁ!・・・何かしたのよ、きっと」

らしいね。(笑)

「そんな夢みたいなことが待っていると分かってたら、もっと中学時代・・・」
「おまえさぁ、月島青葉のこと・・・好きだろ」
「ああ・・・お前のこともな」
~~~
「ありがとな」
「なにが?」
「嘘でも嬉しかったんだよ」

千田弄りが何気に良い感じ出すんですよね。
お調子者で普段誰からも相手にされていないようでいて、結構受け入れられている。
で、そういうエピーソードの後に、ちゃんと落としてキャラを入れる・・・けど、嫌いじゃないんだぜみたいな、そういう匙加減が絶妙。
青葉と光の関係にしても、壁はないけど距離がある、距離はないけど距離がある、同じ温度、濃度なのに混じり合わないみたいな、絶妙な距離感がたまらなく気持ちいい。
れでぃ×ばと!の秋晴みたいに、相手の好意には全く気付かないけど世話を焼いてしまうみたいなのもいいんだけど、光みたいに言葉には出さないけど相手の気持ちとか分かっていてさり気ない気遣いを欠かさないというキャラも凄く良いですよね。
言葉の一つ一つに含まれる相手の思いをくみ取って・・・いるにもかかわらず、それを表に出さず軽い調子で返してやる。
茜ちゃんとかは光の言葉にしない部分まで分かってるから、言葉のやり取りがじわっと来ますね。

あだち作品は行間を読んでくれみたいなセリフの組み立てというか、キャラ作りをする印象があるかも。
説明するにしても倒置的にセリフを使って来ることが多い気がするし。
それを上手い具合に演出しているから、この独特な雰囲気が作り出されるんでしょうね。
そして、音楽・音響効果も良い仕事してるんですよね。
BG onlyカットが映えるのも音響面の演出の良さに支えられているからかな。
セリフ無しの試合当日の家の前での様子を撮したカットとか好きですね。
喫茶店、蕎麦屋、スポーツ用品店、それぞれに臨時休業なんだけど、そこに含まれる意味合いが微妙に異なることを暗示しているんですよね。

紅葉フライング。(笑)





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